シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

うっとりする美しさ・・「白雪姫」

2006-09-20 20:26:48 | Weblog
世界初のカラー長編アニメ、37年のディズニーによる「白雪姫」は今でもドル箱の作品だ。

原作は知らない人はいないグリム童話、女の嫉妬の恐ろしさを描いている。

鏡に聞く王女(魔女)「この世で一番美しい人はだれ?」鏡は答える「それはあんた」・・そう言われていたうちはよかったんだが、ある日「赤い唇、雪のような白い肌をした白雪姫」と答えが返ってくると「キィ~~~~~」

継母である彼女は姫暗殺を命令、恐いんだ、この人の顔。

でも命令を受けた家来もさすがに姫を手にかけることができず、さりとてもう城に連れ帰ることもできず森において帰ってしまう。森に取り残された姫のシーンも恐いぞ!

そして7人の小人が住む家にかくまわれる姫、小動物たちがまわりを戯れるシーンのなんという美しさ、かわいさ。

でも一番すごいと思ったのは姫が井戸に向かって歌うシーン、「いつか王子様がくる」みたいな歌詞でした、それを井戸の底側から撮っているので姫の顔が水にユラユラとゆれるのよ。

なんつ~~映像なんだ!心の底からびっくし!!だって、70年前の作品だよ。

すべてのキャラの動きの素晴らしい滑らかさ、当時なんでこんなことができたんだろ??

まあ、結局は美男美女がくっつけばいいのか?というオチには「お約束感」のみ・・だけど、いいの、いいの、この作品はひたすら美しい映像に耽溺すれば・・