シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

ま~~~この画像、なつかしい~「ジェーン・エア」

2006-06-19 19:54:27 | Weblog
70年デルバート・マン監督作「ジェーン・エア」

少女時代、誰もが読むシャーロット・ブロンテ原作の4度目の映画化はジェーンにスザンナ・ヨーク、相手役ロチェスターさん(だっけ?)に名優ジョージC・スコットで手堅い作品になっとります。

音楽もジョン・ウィリアムズのスコアが素晴らしく、サントラのドーナツ盤をもっていましたね。

これは原作が超好きで、何度も読んだな~前半は孤児であるジェーンの悲惨な生い立ち、後半は家庭教師として仕える富豪の家の主、ロチェスター氏との恋愛を描いてる。

これがまたね~~込み入った事情の家でね~~なかなかふたりは素直に愛情を表現できまへん。

原作を読んだのは小学校4年くらいで、あまりのラストの展開に興奮、眠れませんでした。

映画はリアルタイムで劇場で鑑賞、大層感動、このポスターのジェーンの横顔を絵に描いたことを覚えています。

スザンナ・ヨークは美人ではないけど、この時代の女性を演じるにはしっくりきていましたね。彼女はこの後、エリザベス・テイラー、マイケル・ケインと「X、Y&Z」という作品(邦題違いますかね)に出ていて、まったく雰囲気の違うヒッピーファッションの女性を演じていますが、それもそれで違和感ないので、やはり達者な女優さんってことになるのでしょう。

ブロンテ姉妹では、エミリー・ブロンテの「嵐が丘」も70年代の映画化作品を劇場で見たけど、こちらはまるでホラー映画のようでまったく生理的にNGだったっす。

いずれにしても「嵐が丘」は映画化の難しい作品なのかも。エミリー・ブロンテはまったく男性と交際の経験がない状態でこの作品を書いており、彼氏いない歴生まれてからずっとっていう状態で、よくヒースクリフのような男を着想したもんです。