シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

ちいさいけれどキラメク名作・・「トリュフォーの思春期」

2006-06-09 19:51:11 | Weblog
76年フランソワ・トリュフォー監督作「トリュフォーの思春期」

これは公開当時、東京みゆき座で見ました。スケッチ風の名作。

トリュフォーの作品はどこか上質なお菓子を感じさせる。
美しく、甘い・・けど、ほのかな甘さ。
「野生の少年」「アメリカの夜」など好きな映画ですね。

この作品は1回しか観ていないので、細かいところの記憶はないけど、かわいい女の子がメガフォンでアパルトメントの窓から「おなかがすいた~~」とがなったりするシーンが印象的。

小さな物語をつむいでいるこういう作品は結構好きですね。
ポスターの女の子と男の子が話している絵も、少女の髪が美しくなびいてキレイ。

確か、ラストは男の子と女の子の初キスだったような・・

最近DVDが出たらしいので、見てみなきゃ。


余計な話だが、高校生だったころ、「初キス」の体験をすませる子がまわりにチラホラ出始めて、あせりましたね~今から思えば、人生長いんだから、別にそんな子供のころにあせらなくてもいいのにさ。
「この前、キスされたの~~泣いちゃった~~」と友達から告白されて「初キス=泣く」らしいという固定観念が。

そんな体験、人それぞれなのに、おかしいよね。