今年3月から策定を始めていた地方創生の取り組み、羽後町版総合戦略が成案となり確定しました。
役場の若手職員で構成する「人口減少対策プロジェクトチーム」が様々な議論の末に素案を提案し、役場内の創生本部や第三者機関である審議会等の提案も入れて、先日の合同会議で成案として策定いたしました。
重点プロジェクトは2つあり、1つは新たな「ひと」の流れを作ること。いま一つは若い世代の結婚・出産・子育ての希望を叶えること。
当然ながら、若い人の定住のためには「しごと」と魅力ある住まいの提供が必要です。また、交流人口の拡大のための新たな取り組みも行なう予定です。
結婚・出産・子育て支援では、さらなる経済支援や広域的結婚支援、保育環境の充実などによって、現在85人前後の年間出生数を5年後には118人まで増加させることを目標にしています。
面白かったのは、婚活事業に友人などが一緒に出席する「セコンド付き出会い事業」に取り組むというものです。確かに友達が一緒に出席すると話も盛り上がり、成婚に結びつくかもしれません。
なかなか一朝一夕には成果は出ないと思いますが、何より優先して粘り強く実施しなければなりません。
次はどう予算を確保するかが重要になります。