新年度予算などを審議する2月定例県議会がいよいよ今日から始まりました。
冒頭、佐竹知事から所信表明と予算案などの提案説明がありました。
昨年4月に知事に就任した佐竹知事にとって初めての予算編成であり、力のこもった説明でした。
現状認識を「今後の秋田の帰趨を決する分岐点」と位置づけ、新たな挑戦を意欲を歌い上げていました。
その意気や良し。是非言葉だけに終わらせることなく、より効果を実感できる施策になるように、これからの議会で議論していきます。
施策の中心は新たに策定する「ふるさと秋田元気戦略」がベースです。
新エネルギーによる新たなる産業創出や対岸の中国、ロシアとのビジネス、脱少子化やがん対策、地域医療充実のための支援、など意欲的な施策が並びます。
これらは、何も目新しいものではなく、これまでも行われてきたものですが、今一度光りを当てて発展の起爆剤にしようとするものです。
政策は結果を伴うものでなければなりません。
そのためには、県民が成果を実感できる数値目標が大事です。
今後の議論でその辺を中心に議論していきます。
ところで、今日行われたバンクーバー冬期五輪のスピードスケート男子500メートルで日本の長島圭一郎選手が銀、加藤条治選手が銅メダルを獲得し、今大会初の2個メダルをもたらしました。
ここまで、あと一歩のところでメダルを逃してきた日本選手団にとって待望のメダル、しかも2個も同時に獲得して、見事な戦いを見せてくれました。
後の戦いに勇気を与える奮闘でした。
スキー複合団体の秋田出身選手の活躍を期待します。