ギャラリー樟楠&あるぴいの銀花ギャラリー日記

作家の紹介から展覧会の様子。 ギャラリーのあるアルピーノ村の季節のお知らせ。

鍛鉄作家 成田理俊さんの工房へ

2012年03月09日 19時31分04秒 | お知らせ
追記:2012.4.12
成田理俊さんのDMができました。
発送希望の方は、ご連絡下さい。
メール 

20126naritahp
成田理俊 鉄の道具展
2012年6月7日(木)~6月18日(月) 11:00 ~18:00 6/12(火)休み
作家在廊日 6/9・10・17


 
 
先日の菜花は、軽く湯通ししてから、オリーブオイルをひいたフライパンで
少し焼き目を付けて いただきました。

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湯通ししたら、ボリュームが寂しくなってしまったので、茄子と南瓜、
ソーセージを一緒に焼きました。
 
 
味付けは、塩 胡椒のみ、菜花はやさしい苦味で、春をしっかり感じさせてくれました。
おひたしでなく、焼いたのが大正解でした。
 
 
 
使ったフライパンは、成田理俊さんの作です。最近 とても出番が多いです。
野菜を炒めるのではなく、じっくりと焼きあげると、野菜本来の旨味が
グッと出てきます。
 
 
 
今年、2012年の6月には、あるぴいの銀花ギャラリーでの
初個展も予定している鍛鉄作家の成田理俊さん。
1年半前に工房を 訪ねた時の様子をご紹介いたします。
 
 
工房があるのは群馬県。近くの道の駅で待ち合わせして
成田さんの作品を使っているカフェ「マッチ絵の家」さんへ
椅子やテーブル、暖炉も成田さんの作品です。

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そしてフライパンや匙を見せてもらいました。

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肘をついているのが、成田さんです。

鉄の匙は、独特のラインが魅力的。

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手の出演は、一緒に工房を訪ねた、ガラス作家の新田佳子さん。
 
 
成田さんは、ステンレスのうつわも 作ります。ステンレスは、とても固くて加工するのに苦労するので、敬遠する作り手が多いのですが、時間がかかっても全て叩いて製作されています。

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そして工房へ
 
 
目の前の景色

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半年かけて手作りされた工房。

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小さく見えてしまいますが、結構広いのです。

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鉄を真っ赤に熱するためのコークスの炉も当然あります。

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あたりを見回すと製作途中のフライパンや匙があります。

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一切手を抜かず、作れるモノは何でも作るので、
フライパンと取っ手を繋ぎ止めるリベットも自分で作ります。

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鉄の作品たちを作ると言う作業は、材料の鉄の丸棒を 真っ赤に熱し
ハンマーで叩いて、また真っ赤に熱し、ハンマーで叩く。

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Photo_21  Photo_22

納得いくまで、繰り返して、製作されるのです。
 
 
 
この時は、デモンストレーションの感じで製作してくれたので、コークスの炉には
火が入りませんでしたが、トタンで囲われた工房は、結構な暑さになっていました。
真夏はとても大変そうです。
この工房で、日々製作されている、成田さんの鍛鉄作品。
さいたまの皆様には、はじめて見られる方も多いと思いますが、
成田さんの打ち出す綺麗なラインやデザインだけにとらわれず、
芯の強い、こだわりの美しさも感じてもらえると嬉しいです。
 
 
 
成田理俊 個展
2012年6月7日(木)-6月18日(月)
あるぴいの銀花ギャラリーにて
 
 
 
 
 
 
この時製作していただいた「釘フック」

Photo_23

あるぴいの銀花の僕の引出しに入っていますので
見たい方は、お声かけ下さい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

コメント (2)
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