誕生日です。
誰の・・・?
あるぴいの銀花ギャラリーの誕生日です。
1987年11月25日にオープンして今日で24年!
来年は、25周年の記念企画でも開催してみたいものです。
11月23日、あるぴいの銀花ギャラリーは、
宮沢賢治の世界 ふたり展の初日でしたが浜さんの教室の方がお手伝いに来てくれるというので、スタッフの木村さんにギャラリーを任せて、秩父まで行ってきました。
今日のブログは、かなり長くなる予定。画像&リンクも貼りまくりますので
お茶かコーヒーでもテーブルの隅に用意して下さいね。
まず訪れたのは、ブックカフェギャラリー
「PNB-1253」。
今年2011年のゴールデンウィークに開催した「秩父の作家たち展」に
参加してくれた
「Upuuziora」のキャンドルとフェルト 月白展を見に
行ったのでした。駐車場に付くとUpuuzioraの美智代さんとお子さんも
在廊の為に到着したところでした。
店内に入ると、まずはギャラリースペース。
美智代さんのフェルトと裕さんのキャンドルが 空間を生かして展示してありました。
大きなキャンドルに子供たちは興奮して、中を覗き込んでいました。
暗くなると、火を灯してくれている様でした。午前中に行ったので灯している所には
出会えませんでした。残念!
美智代さんのフェルトは、色の組み合わせがとても素敵で、濃い色を使っていても
とても やわらかいイメージを受けます。また、さいたまでも見せてもらいたいです。
子供たちが調子にのりだしてきたのでカフェへ移動して、ちょっと腹ごしらえ。
そば粉のガレットは、写真を撮る前に4等分にされてしまいました。
コーヒーは、カップやソーサーによって、ティースプーンも変えているようでした。
次はどんなティースプーンで出てくるのか楽しみです。
薪ストーブのある店内。角度を変えて もう1枚
ストローベイルの壁の落書きがかわいい。
お庭への看板も イイんです。
その庭で少し遊んで次へ向かいました。
Upuuzioraさんの展示は、12月13日(火)までです。
140号線で秩父へ行く方は、お立ち寄りください。
アルピーノ村の野の花やさん内の逸品屋で、段々と溜ってくる発泡スチロール。
その発泡スチロールは、小鹿野で
お豆腐を作っている水村さんに届けています。
今回も、車に発砲スチロールを詰め込んで行ったのです。
水村さんは 昨年、あるぴいの銀花ギャラリーで、版画家の高橋清一さんと共に
詩を発表してくれた詩人でもあります。昨年の展示がきっかけになり、
来年2012年5月に詩集の販売が決定しました。嬉しい事です。
お住まいに着くと、次々回分の大豆が玄関先に干してありました。
輝く大豆。日本人には、なくてはならない大切な食材です。
次回 仕込み分の大豆は、すでに水の中。
残念ながら、水村さんには会えませんでしたが、そっくりになってきた息子さんが
お豆腐を売ってくれたり、仕事場を見せてくれました。
近い内にテレビでも紹介されるそうですが、探検気分で探してみて下さい。
秩父の小鹿野にありますよ。
お隣に住む、
田島昭泉さんにも ごあいさつ。
今年のゴールデンウィークもお世話になりましたが、もう20年以上の
お付き合いです。来週からは、長瀞で作品展を開催するそうですので
DMをご紹介します。
天然氷のかき氷が 評判の超有名店です。
昭泉さんの家を出発して、向かったのが、木金堂。
素敵屋さんやお菓子やさん髙島屋店で使っている紅白のコーヒーカップを
作ってくれた
市川良夫さんの奥さんが、ご自宅を改装して作ったギャラリーで
木曜、金曜、土曜のみ営業している木金堂です。
看板や階段の手摺りは、
PAGE ONEの西田光男さんの製作です。
入口が山側にあるので、コケが生えていて 雰囲気がイイです。
中へ入ると、市川さんの陶がお出迎え!
最高です。このセンスは、市川さん以外考えられません。
どこに展示してあっても、市川さんの陶は すぐに分かります。
小さなギャラリーですが、付当たりが窓になっていて、広く開けた景色が
とても奥行きを感じさせてくれます。
展示品の中には、
但馬木彫 松田一戯さんの招き猫や、
金工の山口みちよさんの時計、午膓公男さんの屋久杉卵など
見馴れた作品もあり、うれしくなります。
かわいい鉄のオブジェも発見。
もう少ししたら、記念展示を予定しているそうですので、お楽しみ。
内容は、まだ秘密だそうです。
贅沢にも、市川さんのカップでお茶をいただきました。
窓辺の緑もやわらかくて、すっかり和んでしまいました。
今度は、市川さんが居る時にあそびに行きたいと思います。
木金堂から5分ほど走り、先週まで、東京都の王子で陶展を開催していた
猪又謙三さんを尋ねました。時間が合わず、陶展は見に行けなかったのですが
なんと、DM作品があり、旧作を含め、久しぶりに見る猪又さんの陶を
じっくりと たっぷりと 堪能してしまいました。
DM作品は、ご購入された方の希望で、桐箱を用意する為に 置いてあった様です。
傾きだした陽に照らされながら、美味しいお茶と たのしい話は、
懐かしくも、有意義な時間でした。なにより、猪又さんの笑顔に会えた事は
とても嬉しかったです。
お部屋の中には、小さな点点がいっぱいありました。何かと思いよく見ると
てんとう虫です。この時期になると、家の中にいっぱい入ってくるそうですが
もう少し寒くなると、いつの間にか居なくなってしまうそうです。屋根裏にでも
越冬場所があるのでしょうか?
震災後、初の窯焚きは、苦労の連続だったそうです。
元々、窯を小さく改造している時の震災。崩壊はしなかったそうですが
いざ、窯を焚いてみると、目に見えなかった隙間が多くあって、
なかなか温度が上がらなかったそうです。貴重な薪を予定より多く
使ってしまったそうです。
薪は温度が高く上がる松のみで、6日間 焚くそうです。
急な訪問にも笑顔で迎えて下さって、大切なお野菜まで分けていただき
本当にありがとうございます。おふたりの笑顔は、本当に人を幸せにしてくれます。
今すぐにでも、また会いたいです。
最後に向かったのは、
「たべものや 月のうさぎ」
2Fスペースを「ギャラリーne」としてオープンしたばかりです。
そのオープニングに、やはり今年のゴールデンウィークに、あるぴいの銀花の
企画展に参加してくれた「
ツグミ工芸舎」さんが選ばれ、個展を開催しているのです。
階段は とても急で、靴下だと滑りそうで 恐る恐るでしたが、2Fにあがると
古いお蔵なのに、天井も高く、灯りも落ち着いていて、すごくイイ雰囲気です。
ツグミさんの作品も、よく合っていて、自然と気持ちが豊かになってくる
作品展でした。タイトルの「あのね」も、会場と作品に 教えてもらっているというか、
いろいろと気付かせてもらった感じです。
アバウトな ものさし。
これ、とっても素敵です。今の自分の心の中に、とても必要なモノ・コトでした。
ツグミさん ありがとうございます。
1Fの月のうさぎ 店内では、ワークショップの開催中。本当はワークショップが
始まる前にお邪魔しようと思っていたのですが、まさにワークショップに合わせた
時間に着いてしまいました。準備が忙しい最中にスイマセンでした。
匙とスプン、大切に使わせていただきます。使う度に 今回感じた事を
思い出させていただきます。
ツグミ工芸舎さんの展示は、11月27日(日)まで
週末に秩父に向かう方は、立ち寄ってみて下さい。
たべものや 月うさぎさんは調べていただければすぐに発見できると思います。
今回の秩父の旅は、これで終了。
秩父の地で、子育ても含め、頑張ってきた作家たちと
今、まさに子育ての真っ最中な、秩父に育った若い作家、そして
新たに やって来た作家や 暮らしを楽しむ人たち。
新しい出会いも 発見もあったり、
もう一度会いたかったけど会えなくなってしまった人もいましたが、
近年 訪れた秩父で、とても印象深く 心に残る旅でした。
通いなれた気でいましたが、秩父の魅力、まだまだあります。
これからも生まれます。少しでも紹介できれば・・・・
少し偉そうですが、そう思っています。
そうそう、ここまで書いて思い出しましたが
まだ、あるぴいの銀花ギャラリーの名が付く前
アルピーノの空きスペース(レストラン内では無いです)で開催した
初展示は、
「若き秩父の芸術家展」でした。今年はその2011年版も
開催して、参加してくれた作家さん達が、こうして活躍してくれていて
さらに うれしさが込み上げてきました。
みんなで頑張って成長していきましょうね。