ギャラリー樟楠&あるぴいの銀花ギャラリー日記

作家の紹介から展覧会の様子。 ギャラリーのあるアルピーノ村の季節のお知らせ。

拝宮和紙 中村功

2023年06月25日 20時12分11秒 | たけしの工房探検
 

 
 
徳島県那賀郡那賀町拝宮轟
拝宮和紙
中村功
 
地元産の楮(コウゾ)や糊空木(ノリウツギ)を使い、手漉き和紙を漉く。
 
鹿の食害などもあり、使える原料は少なくなっている。
 
75歳になる中村さん。
今後、どれほどの手漉き和紙を残してくれるのだろうか。
 
 
旅の思い出
ギャラリー樟楠
阪健志
 
 
 
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酒井敦志之さんの窯出し

2019年01月24日 19時14分38秒 | たけしの工房探検



現在、下北沢 織部さんで個展を開催中の酒井敦志之さん。
先週、水戸の季器楽座さんへ竹下鹿丸さんの展示を見た帰りに、笠間の酒井敦志之さんの工房へ寄り込むと、個展に向けて塩釉の窯出しをしているところへ遭遇。







窯出しを終え、工房に移したうつわに 一喜一憂している姿を見れて幸せ。
店先に並ぶうつわとは違う、手入れ前、正真正銘の焼きたてです。









よく見れば、明らかに酒井さんのとは違うモノもありますが、それは窯焚きだけでなく、この日の窯出しも手伝いに来ていた穂高龍児さん。





きのみのさんも加わって、あれこれ言い合いながら、出てきたうつわをチェックしていきます。



事前に釉薬をかけたもの、塩釉だけのもの、薪窯で焼成したものを再度、塩釉窯にいれたもの。
その違いだけでなく、窯の中の場所でも色々と変化があります。



火口ではなく、塩を投げ込む口の近くにあった ぐい吞みは見込に溶けた塩が溜まり、独特の艶を発していましたが、これは水に浸けておくと剥がれてしまうそうです。





方口や後ろ手の急須も かっちょいい。


 
個展には、塩釉だけでなく、焼き締めや釉薬のかかったもの、耐熱の土鍋などもあるようです。
展示を見に行きたいけど、ちょっと難しそうなので、ご覧になった方は感想を聞かせてくださいね。


 
酒井敦志之個展『土のぬくもり』
1月19日(土)〜27日(日)
織部下北沢店にて
https://www.facebook.com/oribe.shimokita/
 
 
ちなみに穂高隆児さんは、3月末にギャラリー樟楠に登場予定です。
 
 
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2018.夏の思い出⑥ 伊藤千穂さん

2018年11月02日 18時37分18秒 | たけしの工房探検


2018.夏の思い出⑥
伊藤千穂さん
 
愛知県瀬戸市に工房を持つ伊藤千穂さん。
2019年3月にギャラリー樟楠に初登場。
 
女性らしい柔らかな印象のうつわながら、煌びやかさも併せ持つ、細やかな仕事が魅力的。
 
今年の暑さが収まってから、工房に設置されたエアコン。
次回は、その風に吹かれながら見学したい。
 
夏の思い出も6件まで来ましたが、信楽、奈良、和歌山、大阪(納品)、愛知と2日間の旅でした。
その後、八ヶ岳、銀座と立ち寄って帰宅。
皆さんありがとうございました。
 
 
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2018.夏の思い出⑤ 森岡成好さん

2018年11月02日 17時40分34秒 | たけしの工房探検
2018.夏の思い出⑤
森岡成好さん


 
森岡さんの工房を訪ねる時、ついつい背筋に力が入ってしまう。
でも、この笑顔で出迎えられると、心地良い緊張感にかわる。
圧倒的な仕事の量、衰えぬ情熱、知識、そして緩さ。
 
画像、いっぱいですが、和歌山県、高野山のふもとの暮らしを想像しながら見てください。





















































日々を楽しく、豊かに暮らす。
陽が登ったら起きて仕事、暑ければ服を脱いで水を浴び、夕暮れに盃を傾ける。
充実した日々から溢れる笑顔に憧れる。
 
 
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2018.夏の思い出④ 吉岡萬理さん

2018年10月29日 17時51分47秒 | たけしの工房探検


2018.夏の思い出④
吉岡萬理さん
 
え!もう萬理さんは見飽きたって!!!
そんなこと言わないでくださいよ。
夏旅初日のラストに訪ねた奈良の工房で嬉しそうにシーサー(八咫烏版)を制作中。
スプライトのような爽やかな笑顔が運転疲れを癒してくれました。


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2018.夏の思い出③  堂本正樹さん

2018年10月29日 17時33分35秒 | たけしの工房探検

 
2018.夏の思い出③
堂本正樹さん
 
うつわは何度もご紹介している堂本さん。
工房を訪ねるのは2回目ですが2回ともアポなしで、2回とも会えた。
新色のテストも兼ねた窯出しに遭遇。
2019年もご紹介いたします。
 
 
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2018.夏の思い出②  文五郎窯 奥田章さん

2018年10月29日 17時27分16秒 | たけしの工房探検

 
2018.夏の思い出②
文五郎窯 奥田章さん
 
逞しさと繊細さを併せ持つ奥田さんのうつわは自宅でも愛用しています。
基本に忠実に、しかし新しいことにも意欲的に挑戦する 格好良い男。
 
 
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2018夏の思い出① 篠原希さん

2018年10月29日 17時21分00秒 | たけしの工房探検



2018.夏の思い出①
篠原希さん。
 
暑い暑い今年の夏にも負けない暑い男。
2019年3月、ギャラリー樟楠「おいしい器」展にて、男らしい焼き締めをご覧いただきます。
 
 
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時の記念日に在廊してくれる 小泉すなおさん。

2018年06月09日 19時52分53秒 | たけしの工房探検
銀花ギャラリーで開催中の時を刻む作品展は、明日の6月10日、時の記念日に合わせて企画されています。
そんな時の記念日に在廊してくれるのが、小泉すなおさん。
以前に訪ねた工房の様子をUPしていなかったので、ご紹介します。



女性作家がひとりで作陶するのに、丁度良いサイズの工房は、きれいに整頓されおり、いつでも作業ができるような状態です。工房の中には、今回出品されいるモノと同じタイプの時計や焼成前の一輪挿しも飾ってありました。





大きな窯はガス窯です。



住宅街の中にあるのにこんなに大きな窯を焚いても大丈夫なのかと思ってしまいます。
作品は、素朴さを感じるマットなテクスチャーで、シンプルな作りに良く合っています。洋風な現代の家庭の中に新たに加えても、ずっと前から存在していたように馴染みます。



時計の他、カップ&ソーサーと角の菓子皿、一輪挿しが出品されています。
在廊に合わせて追加作品も届くという噂。



作品共に、すなおさんにも出会っていただきたい。
 
〜大切な時を重ねて〜
時を刻む作品展
2018.6/8(金)~6/18 (月)
11:00-18:00(最終日16時まで)火・水休み
 
あるぴいの銀花ギャラリー
さいたま市大宮区北袋町1-130-9
048-647-2856
 
 
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鍛鉄鍋敷

2018年02月01日 15時21分42秒 | たけしの工房探検
 
耐熱のうつわ展の名脇役、鉄の鍋敷をご紹介します。
 

 
木のボードと組みあわせた鍋敷、鉄を編み込んだ鍋敷、
そして、鉄を裂き広げた鍋敷が登場しています。
 
展示のお知らせに写っていたものもありますが、ボード付きは旅立ってゆきました。


 
鉄の鍋敷き・・・・
熱がテーブルに伝わってしまうのではと思う方も多いと思います。
そこで、鍛鉄工房PAGEONE(ページワン)の西田光男さんに聞いたところ
「鉄に熱を加えるのは、コークスの炉やバーナーの火であぶって、とても高い温度にしなないといけないのです。沸騰したお鍋の温度くらいでは、鉄の表面を温めるくらいしかできないんですよ。」というお言葉をいただきました。
 
手で直接持つのは危ないかもしれませんが、鍋敷として使うことには問題がないそうです。
鉄のある暮らしに挑戦してみませんか。
 
 
さて、鍛鉄工房PAGEONEで、西田さんを中心に数名のスタッフがお仕事をされています。
今回の耐熱のうつわ展は、女性スタッフに制作をお願い致しました。
 
先日、作業風景を見せていただこうと工房を訪ねましたが、2名いる女性スタッフの内、佳代さんはご実家に帰省中とのことで、佐藤優子さんの作業風景を撮影させていただきました。
 
工房があるのは、埼玉県の秩父です。
工業団地の中にあって、ペンションかと思ってしまうほど、素敵な工房です。


 
メインの作業場は、男性スタッフたちで、門扉などの大きな作品が制作されており、優子さんがいるのは別棟の作業スペースになります。


 
動物や草花など、小さめの作品を手掛けることが多いですが、真っ赤に熱して、叩いて、削ったり、溶接したりと作業内容は大きな作品と変わりありません。
 












鉄粉が飛び交うのでマスクとゴーグルは欠かせません


 
細やかな作業が多く、ハンマーの種類もいっぱいあって楽しい工房探検でした。
鍛鉄工房PAGEONEは、9月に個展も予定しておりますので、お楽しみに!
 
 
耐熱のうつわ展
2018.1/20(土)~2/4(日)
11:00 ~18:00(最終日16時まで)
火・水定休
 
ギャラリー樟楠
さいたま市大宮区北袋町1-147
TEL 048-641-9156
 
 
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