追記:2019.5.26
ブルーノ・ピーフル 陶展10/3-10/14 開催致します。
DM等 ご希望の方は info@alpinoginka.com までお知らせください。
DMが完成いたしましたら 発送させていただきます。
宜しくお願い致します。
山形県大石田町で作陶する、ブルーノ ピーフルさんの作陶展がはじまりました。
ピーフルさんは、フランス人ですが、1980年より、益子焼の人間国宝
島岡達三氏に師事、その後 大石田町に築窯。
現在は、大石田の白土のみを使って製作しています。
他の人が作らないカタチを追いかけているピーフルさん陶には
驚かされることが多いのですが、初めて作品触れる方が驚くのは
うつわの軽さです。会場にいらしたら、絶対に手に取って見て下さい。
薪窯で焼成しているのですが、薪の灰がかかった自然釉の焼締めを
メインに、自分で作っている灰釉を掛けた作品も作られています。
おもしいカタチの爪楊枝立てですが、自然釉と灰釉の違いがわかります。
平皿は縁が無いのですが、水気の無い料理は何でも盛って欲しいと
テーブルから取りづらくない様に、取っ手も付いています。
カップを真上から覗くと、独特なカタチがわかります。
同じカップを横から
そして、ユニセラと名付けられたシリーズも
ユニセラとは、ユニバーサルデザイン セラミックの略です。
文化・言語・国籍の違い、老若男女といった差異、障害・能力の如何を問わずに
利用することができる施設や製品の事をユニバーサルデザインと言うのですが
上の画像は、4本指でしっかり握れるカップと、スプーン等で すくい易い皿です。
残念ながら、カップの方は、本日の初日に売り切れてしまったのですが、
皆様に知ってもらいたく、ブログに乗せました。
このうつわ達の事は、頭の何処かに引っかけておいて下さいね。
いつでも、相談して下さい。
しっかりとした修業があるので、面取りのうつわも綺麗。
鉛筆立てに鉛筆を立てると、ハリネズミのように楽しめます。
製作は、轆轤(ろくろ)がメインです。
はじめの方に紹介した平皿も轆轤。
やわらかなラインで、使い易すそうなピシェ(ピッチャー)
ひとつ欲しいです。実際に使ってみたくなります。
一部ですが、ピーフルさんの陶を紹介しましたが、お時間がある方は、
是非 ピーフルさんに会って、楽しいお話を聞いてほしいです。
会いたい方は、在廊日をご確認ください。
ブルーノ ピーフル 作陶展
2013年2月28日(木)~3月11日(月)
11:00~18:00 3/4(月)・3/5(火)休み
作家在廊日 2/28~3/3・3/10・11
数年前に訪れた ブルーノ ピーフルさんの仕事場。
道中に秋蕎麦の花が咲く季節でした。
フランス生まれのピーフルさんは、母国で陶の仕事に出会います。
来日後、益子で修業。その後、僕が訪れた山形県大石田に築窯。大石田の白土を
使うピーフルさんの陶は、使い勝手を考えながらも、唯一無二のデザインと アッと
驚くようなアイデアが盛り込まれ、独特な形の薪窯で焼成されている笑顔が生まれ
る陶です。
震災から2年を迎える3月11日が最終日。東北で頑張る ピーフルさんの陶から、
忘れてはいけない大切な思いを 感じ取ってほしい。
あるぴいの銀花ギャラリー FaceBookページ□
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