たっぷりの日射しの春らしい日、荒川尚也さんのガラス展がはじまりました。
京都丹波に工房を持つ荒川尚也さん
札幌の豊平ガラスで、薬瓶や金魚鉢など、同じ大きさの製品を、多い時には1000個作るなどして、職人としての仕事から吹きガラスの技術を学び、1981年に晴耕社ガラス工房を立ち上げられ、何人もの若い人達を育てながら制作されています。
荒川さんのガラスと言えば、気泡を思い浮かべる方も多いと思いますが、閉じ込められた気泡に偶然性はなく、しっかりとした意匠が込められているのです。
ガラス作品に合せる鉄などの金属もご自身で制作されています。
美しいだけでなく、道具としての使用感も格別です。
(DMより)
荒川さんの工房がある京都丹波の山間を流れる水を思い出させる宙吹きのグラス。
綺麗なだけではない 流れの中に生きる いのちの存在を感じさせるオブジェや 灯り。
何年も そこにあるような佇まいのキルンキャストのうつわ。
耐熱ホウケイ酸ガラスの茶器。
旨い酒を呑む
眺める時間を大切にしたい
季節の素材を使った料理を盛る
茶道を愉しむ
理由は何でもよい
自分と向き合えるガラスに出会う春。
荒川尚也 ガラス展
2015年3月26日(木)~4月5日(日)
11:00 ~18:00(最終日16:00まで) 3/31火曜休み
作家在廊日4/3(金)
あるぴいの銀花ギャラリー
330-3835 さいたま市大宮区北袋町 1-130-9
TEL 048-647-2856