ギャラリー樟楠&あるぴいの銀花ギャラリー日記

作家の紹介から展覧会の様子。 ギャラリーのあるアルピーノ村の季節のお知らせ。

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2010-09-29 | お知らせ
ちょっと悲しいニュースが届いた。

前の日記に、井村さんの事を書きましたが、その日記を更新していた、まさにその時間。

瀬戸内国際芸術祭の会場のひとつ、男木島で、火事がありました。

ニュースでは、詳しくわかりませんでしたが、もしかして・・・ 嫌な予感がありました。 調べると、井村さんのカラクリンが・・・


展示してあった作品 全てではありませんが、火事の被害として

井村さんの名前 そして カラクリンと。



井村さんが、作品を作っている時の姿。一体、一体に込める思い。

一瞬にして、頭の中に、井村さんの言葉や、笑顔が浮かんできました。

今、どこに居て、何を考えているだろう。

知らせを聞いて、どんな思いで、現場に向かったんだろう。

起きてしまった事は、なくせませんが、

なぜ男木島で、なぜ、カラクリンの展示してあった地域で!

この火事で失われた作品は、カラクリンだけではありません。

なにより大切な人の命も。 今の自分には、何もできませんが、この先、井村さんや、他の作品を失われてしまった作家さんが、新たなる素晴らしい作品を生み出してくれる事を祈ります。

そして、何より楽しい時間を過ごしているはずの男木島で失われてしまった命の、御冥福を深くお祈り致します。


ついでとしては、真に申し訳ありませんが、ボクの大好きな魚釣りの世界で、ひとつの時代、スタイルを作り上げた、則 弘祐さんが、今年の夏に永眠されました。併せて御冥福お祈り致します。


阪健志

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便り

2010-09-26 | お知らせ
昨日の朝 テレビで、またも瀬戸内国際芸術祭の特集がありました。男木島の「幻のうどん」が紹介される中、後ろには 井村さんのカラクリンが映っておりました。
井村さんといえば、修理に出ていたカラクリンが直り、お客様のところに無事にお届けしてきました。そのカラクリンが送られてきた荷物の中に、井村さんから ちいさなプレゼントが入っていました。
「七色の厄除け袋を 虹色に包んで送ります」
井村 隆 2010年9月
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井村さん ありがとうございます。大切にします。

縁が色えんぴつで虹色になっています。井村さんが 色えんぴつを塗っている姿を想像して、こころも晴々 虹色になりました。


続いて届いた便りは、今年6月にガラス展を開催してくれた、新田佳子さんからです。
2012年に企画展を予定している、鉄の作家「成田理俊」さんと新田さんの2人展のお知らせでした。
時間をみつけて、のぞきに行きたいと思っています。
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2010年10月2日-10月10日 4日・5日休み ギャラリーみずのそら


西田光男とPAGE ONE 鍛鉄展も 明日で最終日。
10日間 みなさんをお出迎えしてくれた「KAZUKO」ちゃんともお別れです。
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ちょっと、淋しい。




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鍛鉄デモンストレーション2010

2010-09-23 | イベント
 20日(月)敬老の日の夕刻、個展開催中の西田さんとハンガリーから来日中のガボーさんのデモンストレーションがありました。
 鉄をコークスで赤く熱し叩いて形を作るのですが、そのコークスを炉に入れるスコップをお忘れになったので、平たい棒からスコップを作ることから始められました。

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 槌音に誘われるように、人が集まりだし、スコップも完成したので、正式にデモンストレーションの開始です。

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台に上った西田さんから、開始の挨拶と、工程の説明があり、見ていた皆さんも、集中しだしました。

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ガボーさんが葉っぱ型のお皿を製作した後、3人の勇者が選ばれ、鍛鉄の体験です。

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飛び散る火花も気付かない位 集中している2人目の勇者

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デモンストレーションが終わると、じゃんけん大会。優勝者には、ガボーさんの製作した葉っぱ型のお皿をプレゼント。

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決勝戦は、大人対子供でしたが これは大人も譲れません。真剣勝負で大人が賞品をゲット。

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ミニパーティーもスタートして、楽しい時間が過ぎてゆきます。と、ここで「カンッカンッ」と再び槌音が響きだしました。
叩き足りなかったのかガボーさんとPAGE ONEの慎ちゃんが、ヤットコ(ペンチやプライヤーの大きい奴)の製作を始めたのでした。デモンストレーションに間に合わなかった方や、音に釣られて出てきたのに、見れなかった方など、大喜びで見入っていました。日も暮れて、製作はしんどいみたいですが、暗がりに浮かぶ炎と真っ赤に熱せられた鉄の美しさは、この時間ならではのモノでした。

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またいつの日か見せてもらいたいです。今回来れなかった方も、次会をお楽しみに。


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無事終了。

2010-09-20 | イベント

「西田光男とPAGE ONE」 鍛鉄デモンストレーションは、無事終了いたしました。

楽しい一時、大勢の皆様と過ごせてうれしかったです。

画像は後日UP致します。

ご来場下さった皆様、ありがとうございます。

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今日の「KAZUKO」ちゃんと明日

2010-09-19 | 企画展・立体

本日は、アルピーノで結婚式&披露宴がありました。

ギャラリーの2階で、式を挙げ、記念写真前にフラワーシャワーがありました。

一人たたずむKAZUKOちゃんの前を、しあわせいっぱいの2人が、祝福されて通りました。

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記念撮影まで、ジッと見つめるKAZUKOちゃん。

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西田さん、いつの日か、相方を作ってあげて下さいね。

 

明日は、鍛鉄デモンストレーションの日です。今のところ、天気も大丈夫そうなので、ちょっと安心しています。

鍛鉄?デモンストレーション?

良く分からない方の為に、3年前の様子を紹介します。

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西田さんの作品は、鉄でできています。鉄と言うと鋳型を使ったフライパンや、鍋を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんが、西田さんは鋳型は使わずに、材料の鉄を真っ赤に熱し、槌で叩いて形を作って行きます。

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鉄を熱するコークスの炉

火を灯し、下から風を送ると、こんな感じになります。ここで鉄を熱します。

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真っ赤になった鉄が冷めない内に、叩きます。

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時には2人掛りで叩きながら、形を整え、作品を仕上げていきます。

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熱して柔らかくしても、それは鉄。とても力のいる仕事です。

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明日は、17:00スタートです。

カンカンと鳴り響く 槌音が開始の合図です。デモンストレーション終了後には、ちょっとだけのミニパーティーも予定しています。是非おでかけください。

在廊中、シャツを着ている西田さんもカッコいいですが、やっぱり作業用のまえかけが、とてもお似合いです。

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動物たち

2010-09-17 | 企画展・立体

西田光男とPAGE ONE 展がはじまっています。鍛鉄の展覧会です。

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門扉を通ってギャラリーへ。

ギャラリーの中には、動物たちがたくさん。ちょこっと紹介します。

入り口には、カバどん。

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大きく口を開けているので、中まで見て下さい。

ギャラリー内を、チョロチョロしているネズミたち。

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踏まないように気を付けてあげて下さいね。

次は、ウサギのペン立て。

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踏ん張って人参を抜こうとする、表情が!

まだまだ紹介したいのですが、今日はここまでにします。

かわいい動物たちに会いに来て下さい。ひょっこり顔を出したモグラも、探して下さいね。

Photo_5 「陽射しが まぶしいぜ!」

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KAZUKOちゃんがやってきた。

2010-09-15 | 企画展・立体

今日は、ちょっと秋らしい天気で、体も楽でしたね。昨日の夕方6時まで兵庫県にいて、車で帰ってきた自分には、とても助かりました。

さらに、鍛鉄作家 西田さん の搬入日でもあるので、力仕事が待っています。本当に助かりました。

午後2時半頃、トラック2台に作品を載せて、西田さんとスタッフ2名が到着。

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挨拶もまともにしていないのに、搬入がスタート。

先日、飲酒運転の車に、事故を起こされてしまった西田さん。いつもの車が修理に出ているので、今日はレンタカーです。夜8時までに返しに行かないといけないので、猛烈な速さで作業が進んでいきます 。

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ある程度、ギャラリースペースが落ち着いてきたので、駐車場に置いておかれたKAZUKOちゃんを迎えに行きました。だっこするのは男4人がかり。だっこしている途中で、写真撮らなくちゃ! と思い出したですが・・・・  

無理でした。

27日までの10日間、「首長竜KAZUKOちゃん」の居場所も決定。

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お菓子やさんのウッドデッキで、皆様をお出迎えする事になりました。2人でベンチに座ると、真中にKAZUKOちゃんの顔が!さっそく記念写真を撮っている方もいました。学校帰りの小学生は、「ウォー、恐竜だ!すんげー。」と興奮していました。

テラスから写真を写して、気持ち良い風に当たっていると

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フランス料理アルピーノのソムリエ 米村さんが!

ワイン呑ませてます。

20日(月)17:00からは、西田さんとハンガリー人Gáborさんの 鍛鉄デモンストレーションがあります。おたのしみに!

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夏休みの旅④ 仁城義勝さん

2010-09-10 | たけしの工房探検
   

2013.4.11:追記

仁城義勝展示情報/2013.11.7 - 11.18 作品展決定いたしました。

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高知への旅の帰り道にどうしても寄りたい所、会いたい人がいました。

あるぴいの銀花では、すでに3回 作品展を開催していただいた 仁城義勝さんです。

木地師でありながら、自身で漆の仕事もする 仁城さん。うつわも大好きなのですが、人柄や考え方、うつわ作りへの姿勢など、とても尊敬しています。会期中にも、いろいろと話を聞かせていただいたのですが、どうしても工房を尋ねてみたいと思っていました。

仁城さんの住まいは、岡山県。それも広島県との県境に近い井原市です。せっかく高知まで行くので、このチャンスを見逃したくなかったのですが、本当に行ける時間が作れるかわからなかったので、連絡もしていません。

下本一歩さんの住まいから山道を下り、鏡川を渡り、一番近インターから高速道路にのりました。途中で、一度高速を下り、香川でうどん。食べたら すぐに出発です。瀬戸大橋を渡り、進路は西へ。山陽道の笠岡で高速を出て、いざ仁城さんの住まいへ。

釣りの好きな僕は、途中にある池や沼が気になりましたが、竿を振っている時間はありません。イイ感じの池に気を取られながらも、何とか到着しました。仁城さんの車も停まっていて、一安心。

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出迎えてくれた奥様に ご挨拶。やわらかい笑顔の奥様は、染の仕事のなさっています。仁城さんは、2階で仕事中。ひと段落するまで、外にある材料庫を見せてもらいました。

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中には、栃や栗の板が所狭しと並んでいます。しばらくすると仁城さんが来てくれました。仕事の手を止めてしまい申し訳ありませんでした。話を聞いていると、材料庫の奥の方には、20年も寝かせてある材があるそうですが、設計上のミスで、奥の材に手が届かないそうです。

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下の写真は、うつわになると、木目のきれいな栗材。昨年の展覧会でも、その木目に惹かれた方がたくさんいらっしゃいました。

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そして仁城さんのうつわと言えば、栃です。我が家で使っている碗も栃。本当に気持ちよく 毎日使っています。

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やさしい栃材、たくましい栗材。そして、蜂。

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大きな獲物を捕まえて、重たそうにフラフラ飛んでは、休憩。

そして、木地の仕事場へ案内してもらいました。

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手前に、息子さんの逸景君のろくろ。奥が仁城さんのろくろ。逸景君にも会いたかったのですが、なんとナント何と、友人と釣りに出掛けてるそうです。(ウラヤマシイ)

仕事場の中には、粗削りのうつわが、あちこちに並んでいます。

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これから、削りの仕上げに入るそうです。

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逸景君のろくろの周りには、削り出した木の屑(クズといっても大切な屑)がいっぱいありました。木を大切に想う仁城さん。うつわを切り出す時に出る木端は、小さな作品を作る阿部太郎さんに渡し、カトラリーに。作品にならないくらい小さな木端は、薪に。削り屑は、畑の肥料などにも。

「木には無駄な所など無いんだよ」

仁城さんの仕事や暮らしを見ていると、前に聞いた話が、あふれるように思い出されてきました。

「値段の高いうつわを作ろうと思えば、大きな材の中の一番いい所だけ使い、高い漆を何度も塗れば、良いかか悪いかは別として、高いうつわはできる。しかし私は、高いうつわも、キレイな作品も作る気はない。手にした材をすべて使いたい、うつわになれない所は別の人に使ってもらう。うつわになっても、木の曲が出る時もあるが、その曲が出たところを好んでくれる人もいる。漆を塗るのは、木地師として削った うつわを使ってもらうのに、漆を塗るのが一番長持ちするから漆を塗るのです」

「1年間の仕事は、自分の都合ではなく、木には木を削りやすい時期があり、漆には漆の塗りやすい時期があって、乾かしやすい時期もある。だから私は、仕事のできない時期が、うつわを売る時なんです」

何度も思い出し、お客様に伝えた仁城さんの言葉。想い。この仕事場を見させてもらい、あらためて、仁城さんと 仁城さんのうつわ に惚れてしまいました。

秋から年末にかけて、仁城さんの展覧会は、日本各地で一斉にはじまる。僕の訪ねた8月上旬、木地の仕上げと、漆の塗りはじめ。今年のうつわは、まだ ひとつも出来ていなかった。

今年の漆塗りをスタートしたばかりの、塗りの仕事場も見せていただいた。

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今は、たくさん使ってもらって、漆の薄くなったうつわの塗り直しや、修理。

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そして、小皿などの小物の1回目の塗り。

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この小皿たちは、この後、ヤスリをかけて水で洗い、乾かして、また漆を塗る。

その仕事をする部屋の床は、滴った水跡が模様になるほど。

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季節を追いかけての仕事は、一気に忙しくなるそうです。

来年、2011年11月 あるぴいの銀花ギャラリーに、仁城さんの想いの詰まったうつわが届く。

まだ先の話ですが、今から楽しみです。

そして、仁城さんの笑顔にも また逢える。

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帰り道、気になっていた沼に、一艘のビニールボートが浮かんでいます。

もしかして・・・・  マジで・・・・

大きな声で 「逸・景・君~!」

「はーい。誰?」

遠かったですが、無事会えました。

2011年11月10日(木)より仁城義勝 木のうつわ展開催予定です。

詳しくは、あるぴいの銀花ギャラリーHPをご覧下さい。□

     

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まだまだ暑い

2010-09-06 | アルピーノ村・素敵屋さん(洋食)

朝晩は、少し涼しく感じられるようになってまいりましたが、陽射しが出ると堪りませんね。

夏休みの旅(岡山編)も 未だ写真の整理が出来ていないので、もう少しお待ち下さい。必ず見せたい 「作家さんの笑顔」× 3 があります。

アルピーノ村の素敵屋さんでは、10月にオーストラリアフェアーが開催予定です。

オーストラリアのお肉、いわゆるオージービーフを使い(普段の素敵屋さんは国産牛のみ使用)いつもと違うメインディッシュが、食べられるようです。昨日は、その告知ポスターの打ち合わせで、カメラを片手に素敵屋さんへ。

昼の営業時間が終わりましたが、まだ店内にお客様が居るかもしれないので、裏口から入ります。素敵屋さんの裏庭と言えば、秋が楽しみな「ざくろ」があります。

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あと少しの辛抱ですが、今週は台風が上陸するかも知れないので、今ついてる実が落ちないか 心配です。が!雨が全く降っていないので、こちらは降ってほしいですね。宜しくお願いします。

ざくろの足元には、ミント。いつもは踏まないようにしているだけですが、ちょっと気にして見たら、カワイイ花が咲いていました。

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セミの抜けがらも並んでいました。

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素敵屋さんでの用事を済ませ入口から外へ出ると、枕木の道が気持ち良く感じました。

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少し傾いた夏の陽射し、暑いけど木陰の有難さを実感します。

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田端優子 彫刻展 -たまゆら-

2010-09-03 | 企画展・立体

田端優子さんの 彫刻展 -たまゆら-がはじまりました。

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今回は、ちょっと大人な雰囲気で、作品一点一点を ゆっくりと見ていただきたいです。

作品の多くは、乾漆造です。漆に木粉(とのこ)、米糊をまぜあわせ、麻布に塗り重ねて造られます。田端さんから生まれる作品は、なぜこんなにもやさしさに溢れているのでしょう。

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表面を削ったり、多少は着色もされるそうです。

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シルエットだけでもステキです。

1点だけ陶の作品もあります。素材が違うだけで、どこか力強さも見えてきます。

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DMは、抽象作品でしたが、ボクは 人物作品が好きです。特にテラコッタは、美しいだけでなく、見ている自分が、フワッと浮き上がって その空気感に 吸い込まれそうです。

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壁面には、パステルやアクリル絵具をメインに描かれた作品も並びました。

お気に入りは

Photo_8 「山の月 谷の月」

今回の中では、少し落ち着いた感じです。他の作品は、やさしさのある明るい絵が多いですよ。

今週、来週共に、週末は田端さんが在廊されます。やさしさに包まれた銀花ギャラリーを感じに来て下さい。9月13日(月)までです。火曜定休

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