Tom Petty & The Heartbreakersさん「Hypnotic Eye」を聴く。(アルバム)
年を重ねたからこそな意味での重みと、鳴り響く音の物理的な意味での重み、双方あるのがステキ。響きは変わっても変わらない確固たるPOPの美学、そこに加わる躍動感を耳に出来て嬉しくなった。
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The Pains of Being Pure at Heartさん「Days of Abandon」を聴く。(アルバム)
80年代風味を色濃く散りばめつつ、様々な音の流れが積み重なる今だからこその構成でつくられた面白さ。音を聴き込んで楽しめる上に、ファッションに使えるほど心地良いPOPさも。
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Jenny Lewisさん「The Voyager」を聴く。(アルバム)
暗い夜から明ける朝日のような、おだやかながらまばゆいほどの光が感じられる、とってもPOPな1枚。美しいメロディと透き通る歌声が心地良く。時代を感じさせる音をただ鳴らすだけでなく、空間をつくりあげて響かせているのがステキ。
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Joeさん「Bridges」を聴く。(アルバム)
誰もがそう感じられるだろう最大公約数的な、大人の色気漂ういい音楽。そんな軸からブレない、多彩な楽曲が並ぶ、アルバムとして楽しめる1枚。今の音、80年代な音の散りばめ方が上手く。音に合わせた様々な表現が必要だからこそ、歌声の魅力が強く感じられる。
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Siaさん「1000 Forms of Fear」を聴く。(アルバム)
いちいち驚いてしまうほど音で遊んでいて、全曲ドラマチックな音づくりを徹底しており。ひたすらにカッコイイ。1曲1曲が時代の異なる1本の短編映画のよう。美しさや力強さを示しても、どこか影が感じられる歌声にも心を惹きつけられる。
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The Hoosiersさん「The News From Nowhere」を聴く。(アルバム)
ひねくれPOPさは保ちつつも、前作ほど飾り過ぎない生音中心で、美しいメロディを真っ直ぐ届ける、今作もステキ。明るく楽しくだけではなく、心の機微に寄り添って聴き込ませることもできることを証明した1枚。
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Tom Vekさん「Luck」を聴く。(アルバム)
音ありき、と思えるほどのこだわりがありながら、歌モノとしてのPOPさがしっかりとあって、じっくり聴き込めるのにまず聴きやすいのがステキ。90年代後半に鳴っていた音がまた鳴り始めたかのような印象が残る部分も多く。その時代感がとっても心地が良い。
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Spoonさん「They Want My Soul」を聴く。(アルバム)
楽曲ごとに異なる、様々な時代の音を鳴らしながら、全編に渡って独特の渋みがしっかりと漂っているのがカッコイイ。聴きやすさがある中で、この流れならこういう音が鳴るだろう、という予想に対して良い裏切りがたくさんあるのが面白い。
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※つぶやいてないCD多数。基本、新譜の生感想。
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