F(t)麒麟山Racing 女池支部の記録

社会人になって始めた自転車ロードレースの成長の軌跡と、シクロクロス全日本チャンピオンへの道のりを綴るブログ。

2Days Race in木祖村

2009年05月23日 | 大会
結果として完走できませんでした。
応援、サポートしていただいた皆さん、ありがとうございました。

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初めてとなるステージレースに参加した。
本大会では、3レースの合計タイムで順位を争う。

事前に発表されたエントリーリストには、
国内トップのアマチュアレーサーの名が連なる。


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初日の朝、Hnd君と4時10分に待ち合わせ。
会場には狙い通り9時ぐらいに到着。
さっそく、超人倶楽部やふともものメンバーにご挨拶。
合宿ぽい雰囲気でとても和やか。
miyakenさんが妙なオーラを放っていた。笑

1周だけ試走してみた。
タイトコーナーあり、だらだら登りあり。
三国川ダムよりテクニカルな印象。
最後の登りは薬科大側のブルボン峠のイメージに近い。

<ステージ1a:8.5km タイムトライアル>
ローラーでアップ。
回転10分、徐々に負荷を上げてアウタートップまで10分。
脱力を意識していろんな回し方を試す。ダウン10分。

ビールケースで作られたスタート台から発車。
レースでは序盤を抑えつつ、フォームを意識する。
登り区間は粘ってやり過ごすように通過。
下りではしっかりと加速する。
最後の登り、思ったより加速できず。
トップ差1分20秒ぐらい、13m10sでゴール。

おっぴえさんは13分半ば、umiさんは14分台、Hnd君がほぼ同タイム。

<ステージ1b:81km ロードレース>
序盤から自分にとってハイスピードで展開。
脚を休める暇がなく辛い状況が続く。
加速も半端じゃない。
そして最初の登り、アウターで突っ込むがギアが重たすぎて、
脚へのダメージが凄い。

2周目以降もなんとか先頭集団内に留まるが、
最後の登りが非常に辛い。
早々に脚も攣り始めた。最終的にほとんどの部位を攣った。

登りでは、インナーで回すも、集団のペースに付いていけない。
集団の前よりで進入し、頂上では集団オケツでクリアを繰り返す。
そのうちHnd君の姿が見えなくなる。超人も・・・。
しかし、ふともものメンバーはみんな元気。
登りもサクサクっとこなしていく。

いつもなら登りで挽回できるのに、今回は登りでハンデを負う。
そして5周目あたりだったか、山頂で開いた差を埋められず、ついに千切れた。

グルペットに合流するまで、水やエナジーを補給し体調を整える。

合流後も何度か脚を攣ったり直ったりを繰り返す。
ただ、ペースは落ち着いているので、体への負担はだいぶ減った。
登りも抑えたペースだったので、なんとか集団に留まることが出来て、
先頭集団から遅れること6分半ほど、なんとかゴールできた。
Hnd君も無事に完走。
おっぴえさんとumiさんは残念ながらDNF。
途中の補給ではumiさんからはボトルを渡してもらい助かった。

超人はバモさんと下鬼さんが完走。
ふともものハンさん、イサさんは先頭集団でゴール。強い!

<ステージ1b:124km ロードレース>
レースのスタートは12時。
その前に前日DNF選手による残念レースが行われた。
なんとそこでumiさんが2位!
すぐに行われた表彰式には参加できず。ゴメンナサイ。
前日のコンベックス効果か!?
umiさんの最後の登りの軽やかさは素晴らしかった。

ステージ2bは定刻にスタート。
天気はなんとかもってくれていて、路面はほぼドライ。
登坂力不足を前日に確認し、この日もとにかく登りは集団前方で入り、
集団内で頂上をクリアすることが課題となった。
ペースは前日より落ち着いている感じだが、急加速させられる場面もあり、
登り以外でも確実に脚を消耗する。
Hnd君は集団の半ばで終始位置取りしていてイイ感じだ。

3周目ぐらいに、右膝に「ピシッ」と、嫌な感触。
その後、定期的に発生し、ついには痛みを伴うようになってきた。
踏めない・・・
そうなると集団内での位置取りも非常に難しく、
最後尾を走らざるを得ない。
バモさんも最後尾を走っており、背後で粘る。
最後尾になって1回目の坂はなんとかクリアできたが、
痛みが強くなり、2回目の登坂は断念した。
5周でリタイア。

Hnd君は集団から遅れ、フィッテの選手となんとかローテを回したが、
最終周を前にして収容。もう少しだっただけに残念。
バモさんは粘りの完走。感動いただきました。

ふともものハンさん、イサさんは今回も先頭集団でゴール。
実力の差を強く感じる結果だった。

<ちなみに夜の部>
バモさんのあまりに美しい脚筋に悶絶する。
最後はミゲさんと残った酒を飲みつつ完走を果たす。
ミゲさんは人をやる気にさせる熱い人だと判明。

<まとめ>
この大会のために、例年とは練習方法を変えて、
できるだけ距離を乗る、集団練を行うようにした。
初日のロード81kmでは、ヘタることなく完走できたので、
練習方法を変えた一定の効果はあったと思う。

しかし如何せん、登れない。
たった延長500mの登り区間だったが、ここが全てに感じた。
ここで余裕がある選手とそうでない選手では、
勝負に絡めるかどうか、大きな違いがある。

ここのコースで求められる能力は、
・密集した中での走行能力
・3時間以上を走りきる持久力
・幾度と無くあるストップ&ゴーに耐えられる脚力
・5%程度の登りを脚が疲労した状態でも20km/hで巡行できる登坂力
・勝負に絡むには25km/h以上で巡行できる登坂力
等が挙げられる。

これらを得るには、1月、遅くとも2月ぐらいからトレをスタートしないと、
おそらく間に合わないだろう。

とにかくレベルの高い大会だった。
凄く興奮したし、参加しただけでも得るものはあった。
大会の運営も素晴らしかった。

遠からずこの悔しさを晴らしたい!

5月odo 687km+ツーリング456km