フェデリーコ二世が建てた聖堂内のプレゼピオ
石造りのそれはそれは見事なプレゼピオでした
アルタムーラにて
2022.12.27撮影
楽しみにしていた三年ぶりのイタリア旅行もついに明日帰国となります。今回はプーリアを周ろうと予定を組みましたが、机上の空論に終わらず良かったです。けれど、いつも夫から聞かされる言葉「地図は現地ではないよ」は身に沁みました。すぐ近くだと思った場所がどんなに遠かったことか。
ホテルの朝食会場になるレストラン入り口
そうそうイタリアは毎年12月27日あたりから、観光客が一気に増えますが、私が滞在しているホテルでも同様です。今朝は朝食に向かうと大勢の人が既に居て驚きました。皆さん、バーリを拠点にプーリアやバジリカータの見どころを周られるのでしょう。話す言葉からすると、大抵の方がイタリアの各地からの旅行者ですが、中にはアジアからだと思われる方たちも居て実に賑やかです。きのうまで寂しかったホテル内が活気を帯びた気がします。
旅行者が一気に増えて
今日は、お掃除をしてくれる係の人に断りを入れました。部屋を綺麗にしてくれるのは有難いのですが、そのためには、散らかした諸々を片付けて、自分でも周辺を整えなければならないから(^^;一人の部屋はそんなに汚れはしないし、持参したゴム手袋をして、これも日本から持ってきたタオルとティッシュでちょちょっと拭けば済む。
心付けを渡して、そうお願いをすると、彼女の怪訝そうだった表情が一気に破顔一笑して、快く承諾してくれました。この国では、まだまだチップは大切なナマーのよう…
余談
アルタムーラのパン
この町の有名処
「フォルノ・アンティーコ・サンタ・キアラ」にて
2022.12.27撮影
今回の旅行を考え始めた頃は、帰国するのに現地での陰性証明書が必要でした。そのために余分に一日を取らねばならなかった訳ですが、その必要がなくなって余裕が出来ました。実はバーリで検査と陰性証明をしてくれる病院を自力で探し出し、予約のやりとりをしていたのですが、もしも未だこの証明書を求められていたならば、昨日はドキドキして結果を待っていたことでしょう。お陰で、アルタムーラのパンを大口開けて心置きなくかぶりつくことが出来ました。
こちらはインフルが3年ぶりに全国的に流行期に入ったよう。
帰るまでが遠足と小中学校では昔は言われていたけど、帰るまで気を抜かぬよう(´ε` )
私は職場で体調不良者が出て、ギリギリまで仕事漬け、異国の旅の情報見るだけで旅行した気分で楽しめました♪
無事に帰国、願ってます。
お仕事はご苦労様です。こんな時、どうしても優秀な出来る人材にしわ寄せが来るのですよね。忙しいのは良いことですが、ちささんもお身体はお大事にしてください。帰国したら又会いましょう!
無事に帰国されましたか。
3年ぶりのイタリア、今回は特別な感慨と共に満喫されたことと思います。毎日のレポートを楽しみに読んでいました。
忙しい旅でこんな本格的なエッセイを日々仕上げていってしまうなんて凄すぎです。
僕は毎日簡単な日記を書き(といっても結構時間かかる。。)、Facebookに簡単なコメント付きで写真を上げるのが精いっぱいです。
これまでの旅レポートもこんな風にリアルタイムで書いていらっしゃったんですね。
文才もあるし(kazuさんの文章はとても読みやすく、情報としても役立つし、何より心にスッとはいってくるんです)、
自分もまたイタリアを旅している気分で、行ったことのない東海岸側の町に思いを膨らませながら楽しく読んでいました。
レポートで僕のことも紹介してくださってありがとうございます(#^^#)
特に印象に残ったのは、異彩を放つカステル・デル・モンテとその印象、青空に映えるトラーニ大聖堂、レッチェのバロック建築の写真とそれに添えられた文など…
結局、オートラントの大聖堂は間に合わなかったのでしょうか。。
小さなハプニングも自分のことのように感じながら読んでいました。旅には付きものですよね。
旅の疲れはあとからやってくるもの。日本は寒さもピークを迎えていますので、お身体に気をつけて穏やかな年末年始をお過ごしください。続編レポートも楽しみにしています。
最初、お聞きした時は、長い旅路を少し心配しましたが、無事終えられて、楽しまれて、本当に良かったです。
安心して涙が出そう(*^^)v
pocknさんも書かれていますが、毎日散策の後に、ホテルでこんなに素敵なブログを書かれて、本当に尊敬します。
おかげさまで、一緒に楽しませていただきました。
ありがとうございました。
良いお年をお迎えください。