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ハリル監督解任

2018-04-09 20:18:55 | サッカー
 庭のヤマブキが、たくさん鮮やかに咲いている。今年はシュンランが咲いたし、エビネも少し増えて咲きそうだ。ある時期に住んでいた、キジが家のそばに来て鳴いていた自然環境を思い出す。


 W杯2カ月に迫ってのサッカー代表ハリル監督解任が発表されて、驚いた。アジア最終予選段階から解任論を唱える人がいたが、協会はハリル監督への期待は持ち続けていた。切羽詰まったこの機に及んでの決断だから、技術委員長である西野氏が責任取る形で解任を決めたのだ。西野氏の方が、チームが深刻な事態進行を食い止めて正常化し、よりましになるというぎりぎりの選択なのだろう。

 ぼくはハリル監督が伝えたもので、Jリーグが変化したことがあるとみている。それはディエルである。Jリーグはボールを奪い合う攻撃的になり、面白くなってきているとみている。
 それに縦への素早い攻撃である。このような攻撃的なクラブが増えたようにとらえている。

 どちらかというと日本サッカーはポゼッションに関心があった。それを強く否定してのディエルであった。ポゼッションが攻撃につながらなけばならないということだろう。
 しかしディエルもサッカーの戦術の一部であり、チームカラーになったとしてもチーム戦術あるいはチームづくりと結びつかなければならないのだ。

 ハリル監督は、育成も視野に入れたチームづくりというよりは、選手個人の力の集合体で戦うというようにぼくは解釈している。その辺が日本選手のメンタリティーとのずれができていたのかもしれない。
 旧ユーゴ出身で内戦体験しているが、人間としては当初はトルシエ監督と似たフランススタイルという感想を持った。試合中に審判の判定にたびたび猛アピールするのが気がかりだった。

 代表監督というのは難しい仕事だ、と改めて思いしらされた。


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