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なでしこ一歩及ばず

2008-08-22 15:16:36 | サッカー
 ドイツとの3位決定戦でのなでしこは、よく戦ったが後半2点をゆるし、0-2で敗れました。
 前半はディフェンスラインを上げ中盤をショートパスでつなぎ、何回も得点してもおかしくないシュートをしましたが、180センチを超えるGKが立ちはだかり得点を奪うことはできませんでした。圧倒的に日本優位で進み、ドイツは動きが鈍くときおりファルでしのぐほどでした。それだけ試合を支配したが、先取点を取るというゲームプランどおりいかったのが、後半ひびきました。
 後半の立ち上がりも日本は攻撃的なサッカーで挑みましたが、ドイツは早い段階で選手3人を交代し、チームをリフレッシュさせました。24分右からの高いクロスを180センチの選手にあわせて、そのこぼれたボールをゴールされました。身長差15センチのディフェンスではいかんともしがたいものでした。
 ドイツが長身選手をそろえているのをチームの特長として、フレッシュな選手の動きもともなって、試合のペースの主導に転じたのでした。なでしこの運動量の低下はいかんともしがたく、42分に追加点を許したのでした。

 なでしこはラインを上げてコンパクトにしてボールをつなぎ攻撃するという、すばらしいチームでした。戦術的な力ボールテクニックなど、世界のトップクラスといっていいでしょう。もし課題があるとすれが、対戦チームによってゲームプランを変えることと緩急をつける展開といったことかもしれません。
 ダイレクトで3~4本ぐらいつながってシュートをしてもGKにキャッチされるといったシュートが何回もあったのでした。プレーにスピードがあっても意外性がない場合、世界のトップクラスのディフェンダーやGKは、プレーの展開を読めてしまうのだということではないでしょうか。
 何はともあれ、今回にチームは沢選手のゲームリーダとしてに力もあるが、佐々木則夫監督がこれまでないレベルのチームに育てたことは、賞賛されてよいでしょう。

 なでしこの試合が終わってNHK総合にチャンネルを変えたら、女子ソフトボールの決勝アメリカとの試合が続いていました。
 ピッチャーの上野が2日間で3連投という信じられない力で、強豪アメリカを3-1で破り優勝を獲得しました。

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