絵本と児童文学

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珍しいコンサート

2006-10-01 16:33:33 | 音楽
 最近はめっきりコンサートに行かなくなったが、29日(金)には、和楽器と中国の楽器をなどの編成で、主としてクラックを演奏する六華仙というグループを聞きに行った。
 古楽器集団と銘打っているだけあって、薩摩琵琶、三味線、二胡、中国琵琶、三弦、フィドル、シタール、古典ハープ、マリンバ、打楽器等の編成であった。曲がウィリアムテル序曲、セビリアの理髪師などであり、主宰者である神津善行の編曲によっていた。
 編成が編成だけに、なんとも不思議な響きの音楽に2時間あまり耳を傾けたのだ。琵琶の演奏に中村メイコの語りのものもあった。本格的な琵琶の演奏をはじめて聞いたので、感心するとともに貴重な体験であった。菅原洋一の歌も3曲ほどあって広く楽しめるように構成されていた。
 このグループを始めて10年ぐらいしているようだが、珍しさと今後の可能性も感じることも出来た。
 神津善行が司会をしたが、この種のコンサートにありがちな、仲間内の社交辞令にさらに飾りをつけた話であり、それによって一流のものを聞いているのだと思う人もいるだろう。わたしはへそ曲りのせいか、言葉の飾りはほどほどにして音楽を聞きたいと思ったものだった。