週末を原村で

非日常性のユッタリした時の流れを信州は原村で。音楽を聴きながら星を眺め!最近は海外の旅の記事もアップします。

#314 -’21. みちびきを載せたH-ⅡA 44 号機の打ち上げ成功

2021年10月27日 18時02分47秒 | 日常の出来事(日記)

日本版GPS・みちびき初号機の後継機を載せた、H-ⅡAロケット44号機の打ち上げに成功しました。打ち上げ10分前頃からユーチューブをLIVE配信で見ていました。現在H2Aの驚異的な成功率を誇っていますが、ライブとなると少し心配しながら独特なカウント・ダウンを聴きながら見つめていました。

昨日・26日に鹿児島県種子島宇宙センターから午前11時19分37秒と言う何とも中途半端な感じのする時刻での打つ上げです。その37秒に向かってのカントダウンに胸が弾みました。

 

タブレットで見ていた画面のスクリーンショットをアップします。興奮のあまり一枚目のスクリーンショットがこちらの画面です。発射後5分10秒、秒速3.1キロ、高度175.71キロです。

地球の重力から抜け出るのに必要な速度(第一、第二、第三宇宙速度)は秒速何キロかご存じですか?自転や公転などの影響を受けるために赤道に近い方がロケットの速度が稼げて有利なのです。東から太陽が昇りますので、自転の速度も利用できる東に打ち上げるのが有利なのです。

 

画面に自分が登録している通知がアップされて画面が写り込んでしまったときにスクリーンショットを撮影してしまいました。本来はライブ画面には有りません。私の画面のみに表示されています。打ち上げ10分後です。

新しいみちびきが自動運転など、日本での位置関係を計測する制度が確実に上がり、省力が効率化が格段に上がり便利な世の中になる筈です。

全世界即ちグローバルに利用可能なGPS衛星を補完する日本からオーストラリアまでに特化しあ8字を描く、日本の準天頂に位置する事を目的とする衛星です。「みちびき」が「準天頂衛星」と呼ばれる所以です。

みちびきの切り離しも済んで、コントロールセンターで拍手が湧きました。

H-IIAロケット44号機に搭載された「みちびき」は打ち上げから28分6秒後に正常に分離し、所定の軌道に投入されました。10日ほどかけて準天頂軌道へ到達し、機器の調整やテストなどを行ったのち、2022年3月から運用が開始される見込みです。

10日ほどかけて準天頂軌道へ到達します。各種機器の調整やテストなどを行ったのち、2022年3月から運用が開始されるそうです。ドローンで自動で目的地へ配達したり、畝を数センチ単位で確認したりして自動収穫も夢では無いかもです。(科学の進歩と軍事利用は紙一重なのが・・・)

初号機との交代で、四機体制に現在の所変更はありませんが、将来的に七機体制になり精度が増すようです。

追記:自分はライブで見ていました。ユーチューブ動画に同じものがアップされていましたので、時間のある所だけでもご覧ください。8分51秒迄飛んで頂くと画像が開始されます。

H-IIAロケット44号機打上げライブ中継 / Live streaming for the launch of H-IIA Launch Vehicle No.44

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