Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

centric TV-Eric Benet As Written

2010-12-10 00:00:55 | "Lost In Time"発売後
アメリカで先週放映されたcentric TV "Eric Benet As Written"のフルの映像。
アメリカのファンクラブの会長がアップしてくれた。
その後、アクセスが殺到して接続が巧く行かなくなったのか、
今は短縮版がアップロードされているようだ。
http://yfrog.com/n6rrvz

20分余りの映像。
今までのエリック、今のエリック、オンのエリック、オフのエリック。
すべてがそこに描かれていると言っても過言ではないほどの映像。
ステージで歌うエリック、家族と寛ぐエリック、従兄のジョージと語り合うエリック、
ライブの前のリハーサル、終わった後の会話。オープンカーを運転するエリック、
彼女のマニュエラと過ごすエリック。娘のインディアと歌うエリック。
お母さんや姉達と一緒の画像。映像。

「ソングライティングは自分にとっては最高のセラピーなんだ。
楽しい時も、そして何があっても。辛い時も曲を作ることで自分を立て直し、
気持ちを切り替えることができる。」

「ステージに上がると歌詞と曲に集中する。
ステージに出る直前は、目を閉じて深呼吸する。」

「今までの人生を振り返ってみると何もかも意味があった。
子供の時から音楽が大好きで、曲や詩を書いていた。
家族みんな音楽が好きだったけど中でも従兄のジョージは特別な存在だった。」

ジョージと二人の映像になる。
「初めて二人で作った曲は何だったっけ?」
ジョージ「ジーナだよ。」
「あー、あの曲が最初だったね。(早速歌うエリック)
あの頃は僕たち、スティービーとアースが大好きで良く聴いていた。」

「"Femininity"は女性の素晴らしさを歌った曲だよ。
そう、"Chocolate Legs"もね。」

「"Lost In Time"のアルバムは自分のキャリアを掛けて作った。
このアルバムのスピリットはR&Bの魂、それをパッケージにしたもの。」

"Take It"のリハーサル映像。
バックコーラスの女性に「もう一度、サビの部分を歌おう。
こういう風にやって欲しいんだ。」と歌ってみせる。

「"Sometimes I Cry"はジョージと話し合いながら最初に歌詞、
そしてメロディーが付いてきた。」

韓国ライブの映像。
「この時は観客との間に素晴らしいコネクトを感じた。
エネルギーが交差してお互いに理解し合えたと思った。」
楽屋に入って来て「最高だった!」と一言。
エレベーター内の映像。
「僕の今回のツアー、後何日残っているんだ?」と言いながらも、
それをメロディーに乗せて歌っている。

スティーブ・ハーベイのショウに出演する前の映像。
「スティーブはインタビューが巧い。
話しているうちにこっちも考えがまとまって来て、
あらためて自分の知らない部分に気づける。」

オープンカーを運転してビーチに行ったエリックはそこで話し始める。
「人間の素晴らしさはどんなに傷ついてもそのことを通して強くなれることだ。
人生で何度かどん底を味わった。
その中の一つはインディアの母、タミ―が亡くなった時だった。
インディアの母親のタミ―、とっても可愛くて優しく正直な人だった。
決して人を傷つけたりしない、思いやりがある女性だった。
それはインディアにも受け継がれている。
インディアは部屋に入ってきた途端、周りを和ませるような雰囲気を持っている。
それは彼女の魂の純粋さがあるから。
インディアは歌の才能がある。声もいいしね。」
レーシンググローブを付けた手で何度か涙を拭いながら心の内を語るエリック。

「レコードレーベルと95年から契約を更新してきて、信頼関係を深めることができた。
今回も『新しいレコードを作りたい。今度はもっと予算を取って欲しい。』
と率直に言えた。」

映像は"Take It"のスタジオ録画に変わる。
このスタジオでかなりな映像を収録している。
これはいよいよライブDVDの発売があるのかとちょっと期待。

「15年間のソロのアーティストとしての旅が"Lost In Time"へと繋がった。
このアルバムは音楽に対してのリスペクトも表している。
70年代へのオマージュでもある。
人の心の深い部分、繊細な気持ちも描いたつもり。
作ることで僕にとってはセラビーになったが、
これを聴く人の気持ちをきっと豊かにできると思う。」

映像は同じスタジオで歌う"Something Wrong"になる。
やはりDVDを作っているのではと期待が深まる。

今まで観た中でもエリックのすべてが表現されている映像、
これがアメリカで週末に放映されたとは。
今回のCDのプロモーション、ワーナーも本気でやってくれている。