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「時事通信」が小沢バッシングの先鞭 通信社が憶測記事、毒まんじゅうか?
アメリカの形振りかまわぬイラン経済制裁とホルムズ海峡をめぐる警告合戦のコラムを書こうと思っていたが、以下の時事通信の記事が目についたので、今夜はこちらを優先する。イラン情勢は、時と場合によるとギリギリの攻防だけに、今後の推移を含め一触触発の危険もありそうだ。
≪ 小沢元代表、復権厳しく=集団離党で戦略練り直し
民主党の小沢一郎元代表が復権に向けて新年のスタートを切った。昨年は政治資金規正法違反罪で強制起訴され、8月の党代表選でも完敗を喫した。野田佳彦首相の消費増税路線に対する反対派を糾合して 主導権確保を狙うが、求心力低下には歯止めがかからない。自身に近い議員の集団離党で、数を頼みとする戦略の練り直しを迫られており、元代表の前途は険しい道のりが続く。
「官僚支配を根本から改める。何としても(衆院議員)任期中に厚い壁を乗り越えないといけない」。元代表は3日、岩手県宮古市 で地元首長にこう語り、自分こそが真の改革の担い手であると強調。この後、陸前高田市で記者団から消費増税について見解を問われ、「旧来からの主張は変わっていない」と改めて反対の立場を示した。
元代表はこの日、東日本大震災の発生後、初めて地元岩手県の被災地を視察した。津波で大きな被害を 受けた自治体の首長と意見交換し、仮設住宅にも出向いた。被災者の感情を考慮し、元旦恒例となっていた都内の私邸での新年会開催は見送り。2日夜には久慈市内のすし屋で側近議員の一人だった達増拓也知事と会食し、「今年は大変な1年になるぞ」と、「波乱」を予言した。
元代表は昨年秋以降、首相の任期が切れる今年9月の党代表選での復権に狙いを定めていた。12月に自身を支持する党内3グループ合同で新たな勉強会を発足させたのも、代表選戦略の一環だった。元代表が消費増税への批判を繰り返す一方、離党には慎重姿勢を崩さなかったのは、「数こそが力」と知り抜いているためだ。
だが、一部の議員は元代表の制止を振り切って離党届提出に及んだ。元代表はやむなく、新党結成を陰で支援して影響力を残したものの、多くの離党者が出たことは痛手だ。首相周辺は「元代表は内閣不信任決議案への対応に頭を切り替えている」と、代表選に向けた多数派工作は放棄し、野党が不信任案を提出すれば同調の構えを見せて政権を揺さぶってくると警戒する。
しかし、小沢氏が描く復権への道筋は、4月にも予想される判決で無罪を勝ち取ることが大前提。今月 10、11両日の被告人質問が今年最初のヤマ場となる。≫(時事通信)
上記の憶測記事は、田崎史郎或いは直参の子分が書いた記事だろうが、登石判事同様、推認と憶測と捏造に満ちた、悪意だらけの解説記事である。通信社である同紙が何故このような政局分析記事を書くことになったのか、結構謎である。まるで“週刊文春”か“週刊新潮”の記事と見紛うばかりだ。
*8月の党代表選でも完敗を喫した。(誰が完敗したのかな?)
*求心力低下には歯止めがかからない (充分求心力があるように窺えるがね)
*元代表の前途は険しい道のりが続く (プロパガンダだね) *東日本大震災の発生後、初めて (被災地訪問が初めてを咎めているな・笑)
*9月の党代表選での復権に狙いを定めていた (小沢にインタビューしたのか?)
*離党には慎重姿勢を崩さなかったのは (ポーズだよ、民主党で闘えるとは思っていない。選挙のプロだぜ!)
*元代表の制止を振り切って離党 (目が黙認していたのだよ)
*代表選に向けた多数派工作は放棄し (初めから、民主党代表選は狙っていないよ。選挙のイッシューを固めているだけ)
*政権を揺さぶってくると警戒する (おいおい、プロなら、主語を間違うなよ・笑)
*判決で無罪を勝ち取ることが大前提 (一審有罪も政治勢力は保てるぜ。小沢は既に司法に挑戦しているのだから、推認判決も選挙のネタにするだろう。民主党内のコップの嵐にかまけていては、日本の政治刷新は出来ないと小沢は判っているよ)
時事通信が電通配下は周知の事実だが、野田官房機密費がついに振舞われた。手始めに時事通信、田崎史郎に奮発されたと推認できるような、怖ろしく推測に満ちた記事である。 最近、読売も朝日も、小沢に関してはアンタッチャブルだっただけに、今夜の時事田崎?の記事は、毒まんじゅうの臭いプンプンだ。つまり、裏を返せば、小沢一郎の勢力が激しく動いている証左だ。
今後の政局は、小沢が最近執拗に「中央から地方」、「官僚統治の打破」を主張するあたりに、官邸が敏感に反応、一番簡単に毒まんじゅうを食べそうな連中をターゲットにしたと見る事が出来るだろう。今後、産経・毎日がどのような小沢復権厳しいと云う記事を書くか、朝日・読売が追随するか、非常に見物である。毒まんじゅうが盆に盛られ、藤村が配るのだろうが、イヤハヤである。
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