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進化する魂

フリートーク
AKB48が中心。
気の赴くままに妄想をフル活用して語ります。

【お詫び】 メール頂いた皆様、大変申し訳ありませんでした

2012-06-15 21:42:24 | ブログ情報(News Release)
お詫びです。

プロフィール欄のところでメールアドレスを公開しておりながら、実はメールを読んでおりませんでした。

(普段使っているのは実名アカウントの方でございまして、こちらは全く・・)

大変申し訳ございません m(_ _)m

今さきほど1か月半ぶりにgooメールのメールボックスを開いたのですが、

何通かお誘いのメールを頂いておりまして、それこそずっと放置している案件も幾つか・・

当ブログをお読みいただいて、さらに気に入って頂いた結果として、お誘い頂いているものと考えております。

にも関わらず、返信が遅れましたこと大変心苦しく、ここにお詫び申し上げます。

今後は、定期的に確認するようにいたします。



しかし、私はエンターテイメント業界に関しては素人でございますので、お力になれることはあまりないかと思います。

ただ、知恵を出すことや、対話や議論をすること、みんなで一つのモノを創り上げること自体は好きですので、機会が合えば(もちろん素人として)やれることについては微力ながら協力したいという意思は持っております。

とりわけAKB48には日頃楽しませて頂いておりますので、AKB48のためになることなら、協力したい気持ちは強く持っております。

ただし、それもあくまでも素人としてです。
(誰もそれ以上のことは望んでいないと思いますが)

ご理解頂けると助かります。

【AKB48】わるきーの開拓する「釣り師マーケティング」、略して「釣りマ」

2012-06-14 23:31:55 | AKB48_軽ネタ
いいね!





こういうボトムアップの企画を思い立ってすぐやれる体制があれば、ググタスとの組み合わせで、AKB48として提供する最高のソーシャル・ネットワーク・サービスになるだろう。

どんな体制なのか知らないが、どんどん現場に権限と予算を渡してやらしてみてはどうだろう。
まずはNMB48やチーム4あたりで実験してみよう。

この人は頭がいいよ。
AKB48全体でトップクラスだと思う。

わるきーは「釣り師」と呼ばれるが、これは一般的に見たら「マーケティング」
なので、当Blogでは、これを「釣り師マーケティング」、略して「釣りマ」と呼ぶことにする


やっぱり、わるきーは切れ者だ。~形無しではなく型破り~
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/e7ba8e4cd40407146e15b5eaeab4818a


なにアピールなんだろうこれは・・






指原莉乃の交際? そんなわけがない [追記]

2012-06-14 23:17:49 | AKB48_軽ネタ
「週刊文春」で指原莉乃の交際が報じられる
http://akb48matome.com/archives/51826630.html


ウケたw

すごい勢いだ。

総選挙効果が出てる。

4位になった以上に、最も注目を集めたメンバーだからね。


話題の「芸能人」として認知されたってことだな。

芸能人になったんだな・・指原よかったな。

スキャンダル報道に内心喜んでたりして・・芸能人になったんだ自分みたいな。

指原以外にも内心喜んでるやつもいるだろ



ただ、盛り上がってるところ悪いけど、ガセでしょ。

どう見たって。

証拠?

ないよ。

でも「週刊文春」側にも証拠ないじゃん。

あんな情報じゃ証拠にならない。

どっちも証拠なしなのだから、どっちもどっちレベル。

だから、結局はどっちを信じるかという話。



ただ、観てたらわかるでしょ。

全く悩まなかった。

指原にそんなことができたわけがないと。

ないない。


この件に便乗してアクセス数を上げたい気持ちもあるが・・(笑)


早くコメントだした方がいいよ >指原


◆◆◆◆◆◆


ついでだから恋愛禁止について過去のエントリをどうぞ。


「恋愛禁止条例」はAKB48の理念を表している ~ アイドル教AKB48派 ~
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/fb518f6221cfa532af9d4b1469b53676


「恋愛禁止条例」はAKB48の理念を表している [補足説明]
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/ba840f94f972945974968a742e827fc9


アイドルの恋愛禁止がそんなに特別なことかね。なら浮気も不倫も許してくれ。
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/770847507c98a5e6485e9ea1fb2838ff


アイドルにとっての「第3の道」
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/fed92786ec90a268969920f504b60e21


◆◆◆◆◆◆


誤解されないために言っておくが、私は指原を信じているわけではない。

ただ、指原をなかなか頭のいいやつだと思っているだけだ。

だが、「週刊文春」に出てくる話やメールの内容などを見ると、ここに登場している指原は頭が悪過ぎる。

アイドルにとって恋愛するのがどうこうと言うつもりは全くない。

指原が恋をしようがしまいが、そんなことは知る由もない。

単純に、いくら恋に溺れたとしても指原こんなに馬鹿じゃないと私は思っている。

この話はストーリーをベタに作り過ぎてる。

信用するに値しない記事である。

ただそれだけ。

田野しいやつらが引き起こす創造的摩擦 ~イノベーションのジレンマを超えるバリュープロポジション~

2012-06-13 23:18:46 | AKB48_イノベーション
面白い。

期待通りだ。


■田野しいやつら

【G+まとめ】山内鈴蘭と永尾まりやが無事和解
http://akb48matome.com/archives/51826391.html








■限定合理性


釣りがいいとか素がいいとか、下品だ上品だとか、ぽんこつだとか優等生だとか、AKB48に限った話ではありませんが、対立する意見は世にいろいろあります。

哲学的な話がしたいわけではありませんが、どれもアリだし、どれもナシです
何でもアリだと言いたいのではありません。
物事には必ず多面性があるということです。
ある角度から見ればアリなものが、ある角度から見ればナシになったりしますし、その逆もまた真なりです。

つい先日も書きましたが、同じ人が同じ物事について判断するにしても、状況によって結論は変わります。
空腹な状態でスーパーに買い物に行くのと、満腹の状態で買い物に行くのと、買うものが変わってしまうでしょう。
そのくらい、人というのはある一定の枠の中でしか合理的に振舞えないのです。(限定合理性)


「変化」も重要だが、本質的な「絶対量」を忘れてはいけない。いつだって基本が大事。
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/bdf7548f7139201858d41566e5880152


■何が良くて何が悪いかを決めるのは顧客


経験を積めば、ある程度は筋の良い悪いはわかります。
やることの方向性が良いのか悪いのか、上手に判断できる人も中にはいます。
しかし、最終的に何がアリで、何がナシなのか、それを完璧に予測できる人なんていないのです。

なぜなら、何がアリで、何がナシなのかを決めることができるのは「顧客」であり、その顧客は上で述べたように限定合理的に振舞う「人間」だからです。
それも、一言で「顧客」といっても、顧客は一様ではありません。

ここで毎度おなじみクレイトン・クリステンセンの『イノベーションのジレンマ』の登場です。




鈴木まりやに贈る 愛のダメだし ~イノベーションのジレンマ編~
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/5589b5803ccdd9895ee920d7d983f89b

当Blogの主張は一貫している。

マスメディアやスポンサー企業、広告代理店の立場で考えてみると、視聴率が取れないのにAKB48をゴリ推しする意味はない。
ゴリ推しをしようと思っても成果が得られなければ、近いうちにゴリ推しを止めることになる。
だから一時のキャンペーンはあっても、本質的にゴリ推しなどというものは持続的で有り得ない。

たとえやすす先生がゴリ推ししようと思っても、顧客が振り向かなければどうにもならないのだ。
AKB48が営利組織である限り、顧客から支持されない、利益にならないことを続けることはできない。

実はこれ、クレイトン・クリステンセンの『イノベーションのジレンマ』の主要テーマでもある。

(本エントリの内容に合うように一部の文章を改変し、さらに再構成していますので、そのままではありません。)

たいていの経営者は、組織を運営し、重要な決定を下すのは自分であり、自分が何かをやると決めたら、すぐに全員が動き出すと信じたがる。しかし、企業に何ができて、何ができないかを実質的に決定するのは、企業の「顧客」である。

企業は、顧客がその製品を求めていると分かれば、技術的にリスクの大きなプロジェクトにも投資を惜しまない。しかし、収益性の高い既存顧客が製品を求めなければ、はるかに単純な破壊的プロジェクトを完成するための資源も集められない。これは、企業の行動の自由は、企業存続のために必要な資源を提供する社外(主に顧客と投資家)のニーズを満たす範囲に限定されるという主張である。

企業が依存する資源を提供するのが顧客であるがゆえに、実際に企業の行動を決定するのは、経営者ではなく顧客である。企業の進路を決めるのは、組織内の経営者ではなく、組織の外部の力である。

特に、成功している企業では経営陣の決定より、顧客重視の資源配分と意思決定プロセスの方が、投資の方向を決める上ではるかに強力な要因になるという点で一致する。

それでは、顧客が明らかに求めていない破壊的技術が出現したとき、経営者はどうするべきだろうか。その技術を必要とする新しい顧客のなかで活動させるべきなのである。

つまり、企業経営においては、どの顧客に貢献するかという選択が、戦略的に重要な影響力を持つ



釣り師が生きるも死ぬも、素が生きるも死ぬも、それを決めるのは「顧客」です。
だから、「顧客は誰か?」ということが決定的に重要なのです。

これを「バリュー・プロポジション」という。


■バリュー・プロポジション


企業の目的の定義は1つしかない。
それは顧客を創造することである。

イノベーションとは、新しい顧客満足を生み出すことである。

(ピーター・F・ドラッカー)


なぜ「顧客」が必要か?


「起業するいいアイディアが浮かびそうなんだけど」

と父に言ったらこう言われました。 「必要なのはアイディアじゃない、顧客だよ。」

(カーティス・R・カールソン)


物事の「価値」を決めるのは「あなた」ではなく、「顧客」だから。(あなたも顧客)
「価値」のない仕事を持続的に続けることはできないのです。


「顧客価値」がなければ、企業価値、株主価値、従業員価値、社会価値のすべては成り立ちません。
ゆえに、顧客価値を創造し、提案することが重要です。
これが「バリュープロポジション」です。

つまるところ、

誰に?(Who)

何を?(What)

どのように?(How)



■新しい価値の創造


バリュープロポジションが重要だとして、では、どうやって新しい価値を創造するのか?
「価値」と「価値」の摩擦によってです。

つい先日のエントリから一部をそのまんま転載します。


なぜAKB48は予定調和を壊し続けることをモットーとするのか? ~多様性とイノベーション
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/a6c037c1f0413c59b507b4c0357c8227


■創造的摩擦

そうした組織に摩擦や軋轢が無いはずがない。
しかし、摩擦はどんな代償を払っても回避しなければならないものではない。
複数のパフォーマンス基準が、機知に富んだ不協和を創りだすことが重要である。
組織が置かれた環境が騒然としており、変化する状況の下で何が組織の資源になるかが不透明な場合、価値について論争する枠組みが、組織の貴重な財産になるのである。
不確実性を徹底的に活用する起業家精神に富む活動とは、個人の資質ではなく組織形態の機能のことであり、「複数の評価原理」が機能する状態を維持しつつ、生産性の高い摩擦から利益を享受する能力のことである
(複数の評価原理を用いながら、その結果、相互作用によって生じる摩擦を徹底的に活用する能力ともいえる)

ここでの不確実性とは、経済学者フランク・ナイトによって定式化された「リスクと不確実性」のことである。
ナイトによれば、この2つはともに将来がわからないことによって生まれるが、リスクはある環境においてチャンスは計算可能、結果の分布は確率で表現できるとするが、不確実性は計算不能である。
不確実性の問題は、人間の計算能力の限界によるものではなく、予測できない状況によるもの、我々が知ることができない何かなのである。

どの価値基準が使われているのかよくわからない状況を徹底的に活用するために、所有する資産の多義性や意味の曖昧さが必要だ
起業家は曖昧なものから資産を創り出す。
複数のパフォーマンス基準による競い合いが、多義的で意味の曖昧な資産を定義し直し、組み換え、再配置を促すのだ。
(複数の評価原理の曖昧さは、合意を形成するのではなく、結果が読めない状況をつくりだす。)
複数の価値観の作用を維持する組織では、創発力のある摩擦が育まれ、それが受け入れられるビジネスの分類を混乱させ、継続的な資源の組み換えが可能になるのだ


■ブローカーモデルと創造的摩擦モデル

「創造的摩擦」は、どういうところで起きるのだろうか。
少なくとも「媒介」ではない。

「媒介」とは、ノードとノードが繋がっていないネットワーク構造上の穴、つまり自分が橋渡しをしなければ結びつかない自分以外の二者の間にある隙間(ギャップ)を、仲介者として戦略的に利用し、利益を得ることである。
媒介は、しばしば起業家精神に富む活動と取り違えられるが、両者の役割と社会的プロセスははっきりと異なる。
媒介者は「当事者」ではなく情報の流れに料金を課す者である。
一方、起業家とは、いくつものゲームの当事者であり、組み換えによって価値あるものを生み出す者である

イノベーションの元となるアイディアは、集団の環境の中に漂いながら存在しているのではない。
アイディアは見つけてもらうのを待っているのではなく、意図的に創り出さなければならない
情報へのアクセスではなく、新しい知識を創造することが求められいているのであれば、仲介による関係の橋渡しでは不十分である。

イノベーションには、互いに影響し合うようなやりとりをしながら相互に交流することが必要なのである。
ネットワーク分析の用語を用いれば、まとまりが強く凝集性の高いネットワーク構造の重複部分、つまり凝集性の高い結びつきとして定義された幾つもの異なるコミュニティが、それぞれの個性的な集団のアイデンティティを崩壊させることなく、メンバーが重なり合った部分でイノベーションは生まれるのである。

言葉で説明しても理解し難い部分だと思うので、図を添付する。




図の右「創造的摩擦モデル」の重複部分に注目してもらいたい。
たとえ同一組織内であっても、多様なパフォーマンス基準がぶつかり合い、競い合う。
ここではパフォーマンスを評価するために、複数のコード化された規則としての体系を抱えることになり、体系化された知識が壊され、再びコード化される可能性が高くなる。
遺伝学に模して、競い合う基準同士の摩擦が高いほど、突然変異が生じる確率が高まると考えてみればよい。

多様な評価のフレームワークによる不協和は、単に目新しいものを生み出すスピードを高めるだけではない。
いくつもの原理に基づいた立場が併存することは、自然な帰結として、どの立場も当たり前のものとして受け入れられなくなることを意味する
創造的摩擦が、基準の多様性による様々な可能性について、柔軟な思考をめぐらす状況を組織として作り出すのである。

組織としてイノベーションを育むために有効なのは、情報の円滑な伝達や固定化されたアイデンティティの確認を通じてではなく、生産的な摩擦を育み、組織的に当然と思われてきたことを混乱させ、新しい知識を生み出し、経営資源の定義の見直し、再配置、組み換えを可能にすることを通じてであることがわかるだろう。

思慮の浅い組織への固定化を阻止することが可能となるかは、変化し続ける状況において、基準や原理の曖昧さや多義性、深く再帰的に思考をめぐらせる「再帰的認知」能力を備えるかどうかが非常に重要なのだ


■まとめ


田野ちゃんの釣り師批判は、一面的な視点に偏った理解に基づいたもので、決して賞賛できるものではない。
しかし、田野ちゃんの意見も一面的に見れば正しいのである。

「価値」というのは、ダイヤモンドの多面体のように、様々な側面を持っている。
どれか一つの側面だけが重要ということではない。
ダイヤモンドが輝くためには、全ての側面が必要だ。

AKB48というダイヤモンドが輝くためには、多くの側面が必要なのだ。
その一つ一つの側面が、無関係に並ぶのではなく、お互いに対立し協調することでより輝くのである。

創造的摩擦を引き起こせ!



一体何のためにここまで説明しているんだ私は・・笑

選抜総選挙に垣間見た民主主義の高揚感

2012-06-13 01:06:38 | AKB48_アナリシス
最近週末になると発熱しちゃって大変です。
疲労がたまってるんだろうな・・。
旅にでもでたい。


火曜曲で生放送ドッキリ
http://akb48matome.com/archives/51826361.html

なぜか批判が多いようだが、火曜曲は面白かった。
レモンがんばれ・・と思ったのと、すずやぎの話にほっこりした。
先輩にレモンをいじれる人がいればよいのだが、あれでは何か空回りしているように見えてしまう。
なにかレモンを応援したい気持ちになった。
まぁある意味で1人で戦える能力を持っているともいえるが・・。

すずやぎのあれは信頼関係があればこそできる芸当だ。
私はぐっときたよ。


それと、なぜかふと選挙について書きたいと思ったので、思うところをつらつらと書くことにする。

◆◆◆◆◆◆


今回、私は4回目にして初めてAKB48選抜総選挙に投票しました。
動機は、投票することでこのイベントをもっと楽しめると思ったからです。
それともう一つ、投票することで見えてくるものがきっとあるだろうと思ったのでした。

で、選挙が終わった後に、今感じることを述べたいと思います。


■民主主義の高揚感


若者がAKB48の選抜総選挙に感じている興奮は、近代日本人が大正デモクラシーで感じたあの興奮と似ているのではないだろうか。
などと思ってみました。
(もちろんあの時代を生きていないので「あの興奮」を知っているわけではないですが・・)

少なくても私がGoogle+とフジテレビの中継を視聴しながら感じたものは、「民主主義の高揚感」だったと思います。
参加意識が持てる、これが全てです。

参加意識を持てるから、当事者意識も沸く。
AKB48の問題は、自分たちの問題となるのです。


■祭り


選抜総選挙という名の祭りでもあるんですよね。
これは大人だから祭るのです。


なでしこ旋風批判がまったく的外れな件について
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/86c0cf2a9f49d1d45df365ec18cfa205


■AKB48を見習って、いま一度、選挙区廃止の提案を!


たぶん、選抜総選挙をAKB48/SKE48/NMB48/HKT48毎に枠を割り振ったら盛り上がらないと思うのですよ。
たとえばAKB48は10人で、SKE48が3人で、NMB48が2人、HKT48が1人って決めたら、選挙盛り上がらないですよね。
それこそ普段のシングルCDがそれなわけです。

選抜総選挙は、全体で枠が決まっている。
これすごく重要なことだと思うのです。

地方枠優先とかで、HKT48を3人に増強とかやられたら「え?」って思いますよね。

だから、国政選挙も選挙区なくして、全国でやりませんか?
上位100人でいいと思います。

これまで何度か議論してきましたが、リスクは独裁の危険性しか思いつきません。

国政選挙もAKB48から学びましょうよ!


この国の形を変えるには
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/a4f0f1168c6c5f1b5afd0ac455239f6f


「国家の政策の最終責任者は国民以外に有りえない」という基本に立ち返って考えて見る
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/047de95acbbdddd40fb8d4cf83fb6add


日本政治の最大の問題は「衆参のねじれ」ではない
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/b8e8f58238902fb81676daa0d06fbde2

【AKB48】 「変化」も重要だが、本質的な「絶対量」を忘れてはいけない。いつだって基本が大事。

2012-06-10 00:37:09 | AKB48_行動原理系
選抜総選挙は悲喜交々ですね。
刺激を受けてやる気になったメンバーも多いかと思いますが、順位が低かったり、圏外だったからといって、必要以上に落ち込む必要はないと思います。
(余計な心配だと思いますが)

当Blogの選挙結果まとめを見て頂きたいのですが、全体としては票数ベースはUPしているし、64位内で前回よりも票数を伸ばしたのは52人と多数です。
順位とは別に、全体傾向としては各メンバーに投票された数は確実に増えています。
ほとんどのメンバーへの支持は広がっているし深まっていると考えてよいです。


第4回選抜総選挙 結果の図解 [一部修正] [追記3]
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/c153b4df0c7d5748202b695e610752ee


ただ、どうしても周りのメンバーと比べてしまいがちですよね。
これは仕方のないことです。

そこで、気休めにしかなりませんが、今回は私達がそのようなことを、ついつい重視してしまうことについてお話したいと思います。
本日の参考図書は『ダニエル・カーネマン 心理と経済を語る』です。




ダニエル・カーネマンは2002年にノーベル経済学賞を受賞した"心理学者"です。
(今では「行動経済学者」なのかもしれません。)

そして、彼とエイモス・トヴェルスキーの共同研究として有名で受賞理由にもなったのが『プロスペクト理論』です。


人には、変化には敏感に反応するが、同じ状態が続くと反応しない"癖"があるというのです。
効用(満足度)は、最終的には富の状態によって感じられるのではなく、参照点といわれる何らかの基準との違いや、そこからの変化によって感じられるものであるのです。
効用の担い手は「変化」であり「得失」であって、「富の絶対量」ではないのです。


■ヒューリスティックとバイアス

説明に入るまえに、1つステップを踏みます。
プロスペクト理論を理解するにあたって知っておきたいのが「ヒューリスティックとバイアス」です。

バイアスというのは「偏見」だと思ってください。
ヒューリスティックというのは、人が判断するときに多用する直感的判断のことです。
直感的判断は、簡便で素早く結論を導き出しますが、バイアスという弊害があります。

進化論的な考え方としては、「直感」は、動物と共通して持っている「知覚」メカニズムから進化してきたメカニズムで、人間だけが持っているもっと高度な「推論」のメカニズムとの間の橋渡しをしているとされています。

 知覚 → 直感 → 推論


直感には制約があります。
たとえば、トランプに関するこんな問題を考えます。

[1] トランプ1枚の面積はどのくらいか?

[2] トランプ1組の厚みはどのくらいか?

[3] 1組分のトランプ全部を足した面積はどのくらいか?

[1]と[2]は直感的に処理できます。
しかし、[3]については計算してみないとわかりません。
直感的判断では解けない問題です。

直感を正確に定義することは難しいのですが、直感というのは、私達が一生懸命に努力して考えるのとは対照的な、大変に素早く働く考えのことです。
だいたいの場合、私達は直感的に考えています。
私達のもっとも熟練した認知活動のいくつかは直感によってなされているのです。
ただ、直感は、非常に洗練され大変高度なことをするのですが、系統だったバイアスやエラーを犯してしまう傾向があります。
じっくり考えた後であっても、時には直感から来る印象や判断が訂正されない場合もあります。
人が下す最終的な判断の中には、直感が犯しがちエラーの痕跡が見られるわけです。


■知覚の特性

知覚には、「変化」に集中し「状態」を無視する特性があります。

この特性を、温度に関する例を使って説明します。

ボウルを3つ用意して、1つには冷たい水、2つ目には暖かいお湯、3つ目にはその中間の温度の水を入れます。
一方の手を冷たい水のボウルに、もう一方の手を暖かいお湯のボウルに浸けて、しばらくそのままでいます。
その後で、中間の温度の水に両手を入れてみると、右手と左の手の感じ方は違います。
中間の温度の水を、一方の手はとても暖かく感じ、もう一方ではとても冷たいと感じます。

つまり、手はそれぞれに前の温度に適応してしまったわけです。
このように、どんな刺激に対しても、私達の感覚や知覚は、適応のレベルによって感じ方が変わってしまうのです。
もし、判断や選択が知覚のルールに則って作用するのなら、変化は際立ち、一方、一定に保たれた状態はほとんど無視されるはずです。


■ベルヌーイの偉大なアイディア

1738年に、物理学者ダニエル・ベルヌーイがある論文を出版しました。
この論文の中でベルヌーイは、意思決定の問題を分析し「賭けは期待される貨幣の価値(金額)ではなく、期待される心理的価値(効用=満足度)で評価される。」、つまり「賭けは結果の期待効用によって評価されるべきである。」と提案しました。
これが「期待効用理論」のはしりです。


■ベルヌーイの誤り

次のような例を考えます。

[A]
 50%の確率で150万円もらえて、50%の確率で100万円を失う

[B]
 現在1億円持っているとする。
 50%の確率で150万円もらえて、50%の確率で100万円を失う

[A]と[B]で、賭けに対する魅力が変化すると思います。
ベルヌーイのアイディアが正しければ、人は[A]と[B]両方とも同じ魅力に感じるはずですが、おそらく[A]と[B]で感じるものが違うはずです。


■プロスペクト理論

不確実な状況で人が選択をする時に、どういう行動をとるかについて、2つの特徴があります。

1つは「損失回避性」で、人は何かを得るときよりも、何かを失う場合の方に強く反応するのです。
実際、この反応は2倍も強いのです。


もう1つは、人は意思決定をする時、損失の領域、つまり負の選択に直面したときにはリスクを追求する傾向があり、逆に利得の領域ではリスク回避的であるのです。

ここでも1つの例を考えます。

ある2人の人が証券会社から月例報告を受けたとします。
Aさんは、金融資産が400万円から300万になったと言われました。
Bさんは100万円から110万円になったと言われました。
さて、AさんとBさん、どちらがより幸せでしょうか?

答えは明らかで、Aさんの方がはるかに惨めな気持ちで、Bさんは満足のはずです。
では、ここでもう1つの質問です。

AさんとBさん、どちらの方が自分の全体的な資産状況に満足すべき理由があると思いますか?

ここでは、資産額の多いAさんの方が、自分の資産状況に満足すべきことは明らかです。
前述したプロスペクト理論の説明に戻りましょう。

効用の担い手は「変化」であり「得失」であって、「富の絶対量」ではないのです。

変化は、基準となる「参照点」からの変化です。

そして、その変化に関しては、利得よりも「損失」を重視してしまいがちなのです。



■まとめ

知覚にとっては、状態よりも変化の方が優位なのです。

それによって、意思決定の際に変化に対する近視眼的集中が引き起こされます。

しかし、これは人間の生来持っている癖です。

この癖をなくすことはできません。

ただ、そのような癖を持っていることを理解することはできるはずです。

選抜総選挙の結果には大きな影響力がありますので、順位が上がった落ちたという変化に一喜一憂するのは仕方がありません。

ですが、まず真っ先に見なければならないのは、「変化」ではなく本質的な「絶対量」です。

順位が下がったからといって票数が減っているとは限りません。

圏外だからといって、応援してくれる人がいないわけではありません。


どの部活に入るか悩めるメンバーへ ~基本に忠実に。ただし、革新的なやり方で!~
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/1a7baeb9321456252d9ae5c1521e68f9

忘れてはならないことは、AKB48のコアは「顧客との関係性」であり、一時の人気ではない!
超選抜や古参メンバーは、これまで長期間にわたって築き上げた顧客との関係があればこそ、部活が活きてくるのです。
これは絶対に忘れてはならないことです。
AKB48の基本中の基本だからです。


しっかりと、自分の支持基盤を固めること。

つまり、顧客との関係性を構築することを忘れてはならないのです。

選挙はその結果でしかないのですから。

【緩募】AKB48選抜総選挙批判

2012-06-09 12:04:39 | AKB48_オピニオン
くっそワロタwww


「はるごん」こと仲川遥香の新しいあだ名が決定!?!?(AKB48まとめんばー)
http://akb48matome.com/archives/51825458.html


仲川遥香 新ニックネーム「はるごん」改めて「はるさん」に決定(AKB48まとめんばー)
http://akb48matome.com/archives/51825521.html


この迷走っぷりもググタスがあればこその曲芸ですな。


◆◆◆◆◆◆


バカレア高校が映画化【小ネタ6つ】
http://akb48matome.com/archives/51825478.html

え~ぇ・・私立バカレア高校を映画化するの・・?
あのドラマを?

広い意味での投資なのかな。


◆◆◆◆◆◆


大島優子の地元、栃木でチームKの凱旋コンサート。





松井Jがいるのにムネアツ。

がんばれ!


本当のところ、松井珠理奈に限界を与えているのは誰なのか?
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/c6f70e7179b2ba0c3ecad170f021c492


◆◆◆◆◆◆


それにしても、ほんと総選挙、各メンバーのいい刺激になったみたいですね。

いろいろ問題抱えているかもしれないけど、やっぱり総選挙っていいですね!



それと、今年はロクな総選挙批判がないですね。
嫉妬と陰謀厨と無理筋ばっかりで。
批判する側もパワーアップしてくれないとつまらんとです。

優れた批判は教師です。

これまでは批判コメントをみんな受け止めてきましたが、さすがに同じ議論を繰り返すのは疲労感が半端ないので、
当Blogで論戦をしかける場合は、せめて↓下記のエントリ(コメント欄での論戦も秀逸なのでそれも含む)でのやりとりを論破できると思ってからにしてください。
(他にも幾つかあるし、もう昔のエントリだからアップデートしなきゃと思いながらさぼってしまって・・ぬぐぐ)

AKB48批判が全く的外れな件について イノベーションを理解できない日本人
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/e09d53b7c8e2ace7fb1beb40ff888e1e



これも参考にどうぞ。

米ウォールストリートジャーナル AKB48のビジネスモデルを認める
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/3c52b8c8ea3a2ff3a2d17f427aac570a


↓このやすす先生のインタビューは秀逸です。

AKB48を創った男
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/fccb6a6b91474c53082190b49b06a4cf



「AKB48」という冠と、その冠をおろすとき GIVE ME FIVE!
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/f606f6565c90bcbae2d85c340b25d725

【AKB48】 第4回選抜総選挙 雑感

2012-06-08 10:19:03 | AKB48_軽ネタ

結果の方のエントリは多くの方に参照して頂いているようなので、出来る限り主観を述べないようにしました。
なので、結果と雑感を分けることにして、こちらで思いの丈を語りたいと思います。

第4回選抜総選挙 結果の図解 [一部修正] [追記]
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/c153b4df0c7d5748202b695e610752ee


■AKB48は2階建て理論は確かだなと改めて思った

上位メンバーは圧倒的に強いだけではなく、総選挙の回数を経てもマクロで見ると微動だにしていない。
めぼしい変化点は前田敦子が卒業したことと、指原の躍進だけ。
それ以外はほとんど何も変わっていない。

つまるところ、いわゆるAKB48とは、上位の古参メンバー達のことを言う。
もちろん、非選抜メンバーなどの生態系があってこそのAKB48なのは間違いないが、AKB48はこの古参部分を1階として成り立っている。
この1階部分がなければ、AKB48は成立しない。
古参メンバーの卒業なんてもってのほかである。

1階の上に2階部分を建てているのだが、これがまだまだ建設中なのだ。


戸賀崎支配人「次期エース候補は9期生以降にいる」(AKB48まとめんばー)
http://akb48matome.com/archives/51825367.html


tgskさんが言うのも、この2階建て部分を言っているわけだ。
この点に関しては、当Blogでも過去に何度も書いている。

チーム4こそが次世代のAKB48 できなければAKB48はゆっくりと消滅するだけ
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/112e9a62a9970d0be6f2d6734cdbafb6


■ひらりーに贈る「票数はみなさんの愛です」





素晴らしい文章だと思う。
やはり、第3回選抜総選挙の時に大島優子が語ったあの名言を紐解く必要があるだろう。


AKB48総選挙「票数はみなさんの愛です」を理解できない人は愛を理解できない。
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/58349ed15207899654aa8e85f2113cdd


総選挙における大島優子さんの発言の真意
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/0a56b1905752dad799b6d4f5106dcdaa


■なかやんの飛躍


なかやんが「非選抜アイドル」によって「選抜」されてしまった。

このことをもってして、どんな干されでも可能性があることを示したわけだ。

これはとんでもないことだ。

常識を覆すくらいの衝撃であると同時に、あらゆる人々の希望になったはず。

『非選抜アイドル』が希望の書であることは、必然であった。

この奥深さ・・これがAKB48。


なかやんの『非選抜アイドル』が4万部突破したが、納得の内容。
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/0df9fb11d8b548cdfd6d2cc4c8ecb3b7


仲谷明香『非選抜アイドル』 ~彼女の才能に今さらながら驚いた!~
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/665750fb755f78183242c992679474d0


今5万部売れてるらしいね。


■田野しいやつらの躍進の理由を知りたい


田野ちゃんのランクインに驚いた。
武藤十夢よりも驚いた。
ぐぐたす効果なのか?それとも何かあるのか。

武藤十夢は七不思議と言われているが、理由を知りたい。
まとめんばーで「父親がやすすと親友」みたいな話があったが、それでは理由にならない。
少数精鋭の猛烈ファンがついているのか?

なんにせよ、2人には期待したい。

そして、ひそかに応援していたNGOが39位で、ぱるるに続くチーム4の2位でちょっと驚いた。
よかったじゃないか。


永尾まりやの投稿が深い
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/c7bd4e96ada912c47730ab2287b941ab


一方、同じチーム4の大場はだめだったようだ。
謹慎明けからの戻り方がよくなかった。
だが、暗黙のリーダーシップを発揮して、チーム4のキャプテンとしての活躍に期待したい。

HKTの宮脇さくらは、3.11の名文で名を馳せたわけだが、ぐぐたす効果なのか?
それとも元からの支持なのか。


↓願ったり叶ったりだな~。

AKB総選挙今や「地域の戦い」 大島優子の地元、朝日宇都宮総局も大興奮(J-CAST)
http://www.j-cast.com/2012/06/06134735.html


田野しいやつら
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/fd442aaa2f152007e049124f78747b83


■BBQが34位だったのが悔しい


一部の方々が超がんばったようですが、実は私もBBQに投票していましたw

あと2つでアンダーガールズ、1つでセンターだったのに・・正直言って悔しい。

ググタス民のみんなは本気出したのか!?

くっそ~。


今出舞の卒業と、「BBQ松村香織の今夜も1コメダ」の地平線
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/1ead8d2e4362d9979e647a9d24faf9bf


「BBQ松村香織の今夜も1コメダ」の本質を語ろう
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/f78a991a1a21721f8e51945893f38884


■足踏みする松井玲奈


決して悪くはない結果なのに、がっかり感を誘うのは、それだけ彼女への期待が大きいことの証左であろう。

はまり役さえあれば、ブレイクすると思うのだが、出会い待ちか。


やはり松井玲奈という人は、チェンジ・エージェントの資質を持っている。
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/f65884e4350e6aef387f22a7d9872cdf


次世代リーダーは松井玲奈 当Blogは部活を差し置いてメロンパン同盟を一推し
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/12d609cab42cdc25e82ef5f8b1b0dab7


■次期センター?まゆゆ中心になるしかないね


もちろん次期センターは第1位の大島優子。
それ以降は、いろいろ意見あると思うけど、今回の総選挙でファンの意見がはっきりと出たじゃないか。
集合知ではないが、明らかな意思表示だと思った。

まゆゆだよ。
それがみんなの意見だ。
ファンだけではなくてメンバー含めて、それ以外だったら理解が得られんよ。

本人もファンもメンバーもその他みんな、センターへの準備ができているのは、大島優子とまゆゆだけだ。
であるなら、現実問題として他に選択肢はない。

だから、基本はまゆゆを中心として、運営が推したいメンバーを配置することになる。
年明けあたりから、次の総選挙に向けて新センターシフトはするかもしれないが、まずはまゆゆ一択だね。


次期センターについて ~ポスト前田敦子か、それとも~
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/1f0f774b056cbde20f18d0dec5558b37

■恒例のAKB48批判の批判は明日以降・・

今気力がないので・・
でもだんだん批判する側も力がなくなってきたね。
批判ネタがつきてきたのかな?

そういえば、当BlogにAKB48ネタが登場するようになったのは、AKB48批判を批判するためだった。
懐かしい・・。

今年も名言がいっぱい

2012-06-07 01:37:56 | AKB48_軽ネタ
みんないいこと言うな~。
ほんとうに。

篠田よかった。
私もずっとAKB48にそうあって欲しいと主張してきたので、純粋に嬉しかった。

前田敦子の卒業でガタガタしてるやつがいるけどうろたえるんじゃない!っていう渇だよね。
今回誰かが言わなきゃいけなかった。

篠田が言わなきゃ大島優子が言ったと思う。
(「踏み台」の話はしてるしね。)

それがAKB48だ。
とてもすがすがしい!


5位 篠田麻里子.mov



まとめからコピペ。

こんなにも素敵な順位をありがとうございます
こうやってみなさんの あたたかさや ありがたみを本当に
感じられるのもこの総選挙だと思ってます
私はこの総選挙が嫌いではないです
自信があるからではありません 自信はないですし、今日まで
この日が来るまではすごい不安でした 眠れない日もありました
だけど、こうやって皆さんのあたたかい声援とあたたかい気持ちがぶつかる
今日の日を この緊張感を味わえる今日の日を、自分にとっても成長出来る
日だと思っています。

後輩に席を譲れと言う方もいるかも知れません
でも私はせきを譲らないと上にあがれないメンバーはAKBでは勝てない
と思います
私はこうやって 皆さんと一緒に作り上げるAKB48というグループが大好きです
だからこそ 後輩には育って欲しいと思ってます。
悔しい気持ちすごくあると思います。
正直、私も今びっくりして少し悔しいです。
でも、そうやって悔しい力をどんどん先輩、私たちにぶつけて来て下さい
潰すつもりで来て下さい。
私はいつでも待ってます
そんな、こころつよい後輩がでてきたならば、私は笑顔で卒業したいと思ってます
最後に、この票数は、今日までの私の1年間の評価ではなく
今日から来年までの篠田麻里子への期待だと思ってます
この、来年はもっともっと期待されたいと思ってますけど、この期待を胸に
今日から頑張っていきます よろしくお願いします



◆◆◆◆◆◆


たかみなも進化したね。
「努力は報われないかもしれない、でも努力なしでははじまらない。」

来年はもっと進化したものが聞けるかもしれないな~。
楽しみだ。


高橋みなみの努力、原みづきの努力、やすす先生の努力 ~努力と競争戦略と学習のトリレンマ~
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/955b300923bbc4c6a1a256fab4a5c0df


◆◆◆◆◆◆


データが全くないので投票行動を分析できないので、憶測でしか言えないのだが、下位メンバーの獲得票数の伸びに対して、上位メンバーの票数が伸びていないのは、投票者の構成が変わってきているのでは?という気がする。
大島優子の票数の減少のほとんどは前田敦子の卒業で説明できる気がするが、前回800万も使ったファンがさすがに今回も800万使っているとは思えない。
投票疲れも出てくるし、だいたいファンも学習してくると思う。(たぶん)
実は大量投票するファンは減って、ゆるいファンが増えているのではないか?
そう考えると上位を上回る下位の躍進がなんとなく説明できないかなぁという気がするのだが、はたして。
違うか。


AKBINGOの生放送さ、もうちょっと企画考えようよ・・w
前回の有吉AKBの方がよかったなぁ。


◆◆◆◆◆◆


大島の兄貴はいつもいいこと言うな~


◆◆◆◆◆◆


これは良スレ。
言いたいことわかるww

河西・北原・峯岸・横山の鉄壁のディフェンス(AKB48まとめんばー)
http://akb48matome.com/archives/51825309.html





↓これの、伸び率のところをみたら、壁があるのがよくわかります。

第4回選抜総選挙 結果の図解 [一部修正] [追記]
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/c153b4df0c7d5748202b695e610752ee

劇場公演に意味があるかないかを決めるのはメンバー

2012-06-06 11:11:14 | AKB48_オピニオン
劇場公演って頑張っても報われないんじゃね?(AKB48まとめんばー)
http://akb48matome.com/archives/51824814.html


因果関係が逆だと思います。

AKB48全体のことは横に置くとして、劇場公演に意味があるかないかを決めるのは、メンバーです。

劇場公演出演回数が多いメンバーには下位メンバーが多くて、選抜は出演回数が少ないというけれど、

それは選抜メンバーにとって劇場公演の意味は小さいけど、下位メンバーにとっては劇場公演の意味があるということです。

報われる報われないでやってるメンバーもいるだろうけど、そういうメンバーは大成しないと思います。

劇場公演はあくまで(けれども重要な)機会の一つなのだから、そこにどれだけ意味を見出せるか次第ではないかと思います。

回数が多いとか少ないは関係なくて、どれだけ、どういう機会を利用しているかという話ではないかと、私は思います。


◆◆◆◆◆◆


「劇場公演を頑張ると報われるか?」と問うているわけですよね。

つまり、

「劇場公演に関する努力に対して、それ相応の見返りがあるか?」

ということですよね。

「見返りがあるか?」は、「劇場公演に関する努力」の目的次第ですよね。
(意図せざる見返りもあるだろうけれど)

たぶん、目的は、人それぞれでしょう。

同じ人でも、短期と長期の目的は違うかもしれません。

メンバーに聞いたら、それぞれに意見あると思います。

だから答えはメンバーによって異なるとしかいえません。

劇場公演に意味があるかないかを決めるのはメンバーです。



「努力」に関しては過去に書いたので、ここでは省略。

高橋みなみの努力、原みづきの努力、やすす先生の努力 ~努力と競争戦略と学習のトリレンマ~
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/955b300923bbc4c6a1a256fab4a5c0df



AKB48全体としての劇場公演の意味は、いろいろあって今語る気力ないからまたいつか・・

【ドウデモ】民間人だからってなに?

2012-06-06 10:52:24 | 政治
AKB48中心になってから政治ネタは語らないようにしているのだが・・あまりにもバカらしくてつい・・。

防衛相が民間人だから責任とれない?

正気ですか?

だったら政治家だったら責任とれるのか?

とれないだろう。

「責任」という言葉を知らんのだから話にならん。

責任というものは、事後に「とる」ものじゃなくて事前に考えることなのだよ。


「責任」とは何か?
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/6a6594e111f05bf1810b00879c926c1a


はぁ・・ため息しか出ないね。
まともな野党は育たないみたい。
残念だ。


強引にAKB48ネタに関連つけておく・・

ググタスに「自己責任」なんていらない (改訂版)
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/ea163c37a131b7e9ce5290d16363a311


AKB48総選挙、完全ネット生中継決定

2012-06-04 10:19:41 | AKB48_軽ネタ

週末に体調を崩して寝たきりでした。
今日も一日静養しています。
歳のせいかウィルスのせいなのか治りが悪いんですよね。

でもこうしてブログ書いてるわけですが・・(笑)


◆◆◆◆◆◆







AKB48総選挙、完全ネット生中継決定(AKB48まとめんばー)
http://akb48matome.com/archives/51824685.html



後出しジャンケンだけど、Google+で配信はするだろうなと思っていた。

前から述べてるように、Googleからしてみればこれほど美味しいコンテンツはない。

東アジア圏でソーシャルメディアを使って自分たちの基盤を盤石のものとしたいGoogleと、Googleのインフラを使いたいAKB48とでは利害が一致する。

世界同時配信ということも可能になるし。

Googleは金を山ほど持っているのだから権利を買うのはできると思っていたが、個人的にはネットワーク・トラフィックの方が問題なのではないかと思っていた。

映像ストリームを配信するには、とりわけAKB48選抜総選挙のような多くのユーザーが視聴するであろうコンテンツの場合、配信可能なネットワーク容量を逼迫する可能性がある。

AKB48選抜総選挙をGoogle+で配信したがために、AKB48と関係のないユーザーがネットワークに接続しにくい状況が生まれてしまうのだ。

現実に、ネットワークトラフィックの増大でネットワーク回線を提供する業者がコンテンツプロバイダに料金負担を求める場合もあるそうだ。

そのあたりの調整に時間がかかったこともあったのではないか。

かなり適当な意見だけれども。

まぁ、私はTVとGoogle+両方見るよ。

今出舞の卒業と、「BBQ松村香織の今夜も1コメダ」の地平線

2012-06-03 00:23:56 | AKB48_オピニオン
素晴らしい。

今出舞の卒業に関する一連の動きに感動した。

メンバーの「卒業」を、これほど前向きに捉えることができたことは他にはない。

SKE48の3期生の絆が素敵なのは言うまでもないことだが、これまで見えなかったものが見えるようになったことが大きい。

こんな感動を味わうことができるのも、ググタスがあって、そしてBBQ松村香織がいてくれるおかげだ。


◆◆◆◆◆◆

今出舞ググタスでの最後の投稿








今出舞、ググタスでの最後の出演は「BBQ松村香織の今夜も1コメダ」
今夜も1コメダでグラビアデビュー!




◆◆◆◆◆◆


当Blogでは当初からBBQに対して「中の人」である優位性を活かすべきだと強調していた。

どんな世界でも「外」と「中」を隔てる大きな「壁」がある。

金や技術をいくら積んでも乗り越えることのできない壁だ。

だから、SKE48の、それも研究生だからこそ実現できるコミュニケーションがあるのだ。

本人は、所詮は他愛もない情報発信でしか過ぎず、何の影響力も行使し得ないとネガティブになることが多いようだが、私は何度も、継続することによって「ネットワーク効果」と「複利」の力が働いて、驚くべき結果が引き寄せられることになるだろうと説明してきた。

本人は自分がSKE48に必要とされているのか不安のようだが、「必要性」というものはどこかに漂っているものではない。

もとからあるものでもない。

自然状態で「必要なもの」など何もない。

食い、寝、生きることでさえ、必要ではない。

「必要である」と思うことによって、初めて必要性は生じるのだ。

生きることが必要であると思うことで、食い、寝、働き、話すことの必要性が生まれる。

だから、死の覚悟を決めた者にとって、食い、寝ることの必要性はまるで無い。


BBQ松村香織がSKE48に、AKB48全体にとって必要かどうかは、BBQのふるまいによって、周りの人々がどう思うかによって変わる。

それで何度も繰り返しているだろう。

「SKE48の、それも研究生だからこそ実現できるコミュニケーションがある」と。

みんなが気づいた時には、ずっと前を走っていることになるだろう。


■参考

自分がこれまで何を書いたか正確には覚えていないわけですが、ググタス関連でも腐るほどあって、もうまとめることさえ難しい状況です・・。


「BBQ松村香織の今夜も1コメダ」の本質を語ろう
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/f78a991a1a21721f8e51945893f38884

週刊プレイボーイで「BBQ松村香織の今夜も1コメダ」の連載が決まる 【追記】
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/228a6fe5d27ce5bbb3b91bb14581a802

「BBQ松村香織の家事しながら語るシリーズ」のなんとも言えない良さ。それは神話と神官の話。
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/1c0f63af02b66d05a7051877e82a9796

ググタス選抜から読み取れること ~ネットワーク効果を利用した者が勝つ~
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/41f6b3bfc93b20ab149c75160132ccf6

ググタスを加速させる力 ~宇宙最強の力、複利~
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/f30cf34f1e444c24144043d659e8f9dc

ググタスの使い方についての考え方 (メンバー向け)
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/3ecc801a92fef3d7b56137fa26aa8c45

Google+ での投稿の仕方を教えよう (メンバー向け) 【追記】
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/d0dc3e73a2d409d9b962dea81e279215

やすす先生! さすがです! ググタスの私的利用、万歳! メンバーもどんどんやりなさい!
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/a47ee36b3fe7f8b85e01bfb20be899ae

【AKB48】なぜAKB48は予定調和を壊し続けることをモットーとするのか? ~多様性とイノベーション~

2012-06-02 22:04:33 | AKB48_イノベーション
わるきー、チームBをぶっ壊せ! そしてチーム4について
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/d9417df3351c0d60e6b54b77d677b5af

のつづき。

◆◆◆◆◆◆


よく使われる言葉「化学反応」とは何なのか?

これをいつもより真面目に(出来る限り)簡単に説明しよう。
参考文献として用いるのはこれだ。

『多様性とイノベーション 価値体系のマネジメントと組織のネットワークダイナミズム』
(デヴィット・スターク著、中野勉/中野真澄訳)





組織生態学が専門である社会学者デヴィット・スタークがイノベーションについて語ったもの。
イノベーション論や組織論にある程度の興味がないと読むのがつらい本だが、内容はさすがに世界屈指の社会学者らしい広範で深遠な洞察がそこかしこに散りばめられており、一読の価値はあると自信をもっておススメできる。
(当Blogの内容では物足りないと思っている方には是非読んで頂ければと思う。)


■検索(サーチ)とイノベーション

「検索(サーチ)」のテクノロジーは、我々の働き方だけではなく、買い物の仕方、社会の中での自分の位置づけなど、多くのものを変えてきたが、現代組織が抱える課題は検索では解決できない。
サーチのテクノロジーは、組織の知識管理上きわめて貴重だが、それが生み出す結果は今日の組織が直面する、より根本的な問題には答えてくれないのだ。
そのような根本的な問題を解決するためのサーチとは、あらかじめて特定されている物やカテゴリーを結びつけるサーチでもなければ、明確に定義された問題の解決方法を探すことでもない。
探している間は何を探しているかわからず、答えが見つかった時に初めてそれがわかるという類のサーチなのである。

そのようなプロセスと、単純なサーチを区別するために「リサーチ(Re-Search)」という用語がある。
(リサーチは「研究」と訳されることが多い。アメリカの哲学者ジョン・デューイは「探求(inquiry)」といった。)

また、リチャード・レスターとマイケル・ピオーリによる研究によれば、イノベーションの最も大切な要素は、きちんと定義された問題を解決する過程をとらないことだと結論づけた。
過去の事例を精査する限り、いずれのイノベーション事例も異種分野の結合を伴うことを明らかにしたのである。
「異分野の境界を横断した統合なしに、新製品が生まれることはない」のだ。

多くの産業においてイノベーションは、少なくとも初期においては特定の必要性や問題への対応として生まれてくるものではなく、製品が使われるようになってから問題が明らかになるものである。このような場合、製品開発者はしばしば何を創ろうとしているのかはっきりわからないまま着手していることが多い


既にカテゴリー化されているものをパターンとして認識することと、新たな関連性を見出すことは全く別次元のことである。
未知なるものを認識する、つまりカテゴリーとして認知されていないものを認識する興味深い認知機能を含むイノベーション過程は、矛盾をはらんだものになるのだ。
このような過程については、「リサーチ」「イノベーション」「探求」「探索」と様々な表現方法があるが、それは単に情報をうまく管理することではなくて、何度もいろいろな思考を巡らせ解釈を通じて機能する「熟考型の認知(reflective cognition)」を必要とするサーチなのである。

ジョセフ・シュンペーターは、イノベーションとは組み換えなのであり、それは文化として、当然のことと思われていることや組織的な認知のルーティンを根底から破壊するものだと主張した。
(創造的破壊)

逆説的に言えば、「リサーチ」や「イノベーション」は「問題を抱えた複雑で耐え難い状況」によって必要性にかられて引き起こされるということだ。

つまり、複雑な状況が創発的な探求を生むのであれば、イノベーションを求める組織は、複雑な状況を避けるのではなく、受け入れることが必要だ

もっと基本的なレベルでいえることは、何が重要かについての評価原理に関する相違がある時に、我々を困惑させる状況が生まれるのであるから、生産性の高い複雑な状況を模索するのであれば、ある一つの評価原理を組織が認める正統なフレームワークとして強制するのではなく、何が重要か、何に価値があるか、何を重視すべきかについて、別の考えをはっきり主張することが合理的であると気づくべきである
序列化された指揮命令系統があり、モノを認知するカテゴリーに概念的な序列がある形態とは異なるガバナンスが必要だ。
イノベーションを喚起する状況を積極的に生み出す「熟考型の認知」が働くことを可能とする「認知環境」である。


■創造的摩擦

そうした組織に摩擦や軋轢が無いはずがない。
しかし、摩擦はどんな代償を払っても回避しなければならないものではない。
複数のパフォーマンス基準が、機知に富んだ不協和を創りだすことが重要である。
組織が置かれた環境が騒然としており、変化する状況の下で何が組織の資源になるかが不透明な場合、価値について論争する枠組みが、組織の貴重な財産になるのである。
不確実性を徹底的に活用する起業家精神に富む活動とは、個人の資質ではなく組織形態の機能のことであり、「複数の評価原理」が機能する状態を維持しつつ、生産性の高い摩擦から利益を享受する能力のことである
(複数の評価原理を用いながら、その結果、相互作用によって生じる摩擦を徹底的に活用する能力ともいえる)

ここでの不確実性とは、経済学者フランク・ナイトによって定式化された「リスクと不確実性」のことである。
ナイトによれば、この2つはともに将来がわからないことによって生まれるが、リスクはある環境においてチャンスは計算可能、結果の分布は確率で表現できるとするが、不確実性は計算不能である。
不確実性の問題は、人間の計算能力の限界によるものではなく、予測できない状況によるもの、我々が知ることができない何かなのである。

どの価値基準が使われているのかよくわからない状況を徹底的に活用するために、所有する資産の多義性や意味の曖昧さが必要だ
起業家は曖昧なものから資産を創り出す。
複数のパフォーマンス基準による競い合いが、多義的で意味の曖昧な資産を定義し直し、組み換え、再配置を促すのだ。
(複数の評価原理の曖昧さは、合意を形成するのではなく、結果が読めない状況をつくりだす。)
複数の価値観の作用を維持する組織では、創発力のある摩擦が育まれ、それが受け入れられるビジネスの分類を混乱させ、継続的な資源の組み換えが可能になるのだ


■ブローカーモデルと創造的摩擦モデル

「創造的摩擦」は、どういうところで起きるのだろうか。
少なくとも「媒介」ではない。

「媒介」とは、ノードとノードが繋がっていないネットワーク構造上の穴、つまり自分が橋渡しをしなければ結びつかない自分以外の二者の間にある隙間(ギャップ)を、仲介者として戦略的に利用し、利益を得ることである。
媒介は、しばしば起業家精神に富む活動と取り違えられるが、両者の役割と社会的プロセスははっきりと異なる。
媒介者は「当事者」ではなく情報の流れに料金を課す者である。
一方、起業家とは、いくつものゲームの当事者であり、組み換えによって価値あるものを生み出す者である

イノベーションの元となるアイディアは、集団の環境の中に漂いながら存在しているのではない。
アイディアは見つけてもらうのを待っているのではなく、意図的に創り出さなければならない
情報へのアクセスではなく、新しい知識を創造することが求められいているのであれば、仲介による関係の橋渡しでは不十分である。

イノベーションには、互いに影響し合うようなやりとりをしながら相互に交流することが必要なのである。
ネットワーク分析の用語を用いれば、まとまりが強く凝集性の高いネットワーク構造の重複部分、つまり凝集性の高い結びつきとして定義された幾つもの異なるコミュニティが、それぞれの個性的な集団のアイデンティティを崩壊させることなく、メンバーが重なり合った部分でイノベーションは生まれるのである。

言葉で説明しても理解し難い部分だと思うので、図を添付する。




図の右「創造的摩擦モデル」の重複部分に注目してもらいたい。
たとえ同一組織内であっても、多様なパフォーマンス基準がぶつかり合い、競い合う。
ここではパフォーマンスを評価するために、複数のコード化された規則としての体系を抱えることになり、体系化された知識が壊され、再びコード化される可能性が高くなる。
遺伝学に模して、競い合う基準同士の摩擦が高いほど、突然変異が生じる確率が高まると考えてみればよい。

多様な評価のフレームワークによる不協和は、単に目新しいものを生み出すスピードを高めるだけではない。
いくつもの原理に基づいた立場が併存することは、自然な帰結として、どの立場も当たり前のものとして受け入れられなくなることを意味する
創造的摩擦が、基準の多様性による様々な可能性について、柔軟な思考をめぐらす状況を組織として作り出すのである。

組織としてイノベーションを育むために有効なのは、情報の円滑な伝達や固定化されたアイデンティティの確認を通じてではなく、生産的な摩擦を育み、組織的に当然と思われてきたことを混乱させ、新しい知識を生み出し、経営資源の定義の見直し、再配置、組み換えを可能にすることを通じてであることがわかるだろう。

思慮の浅い組織への固定化を阻止することが可能となるかは、変化し続ける状況において、基準や原理の曖昧さや多義性、深く再帰的に思考をめぐらせる「再帰的認知」能力を備えるかどうかが非常に重要なのだ


(あまり長くなっても読みにくくなるので、ここで切り上げます。)


◆◆◆◆◆◆


■参考
本エントリは、松井珠理奈と渡辺美優紀の兼務問題について語っているわけではありませんが、適応できる話だとは思います。
過去のエントリにリンクをはっておきます。

本当のところ、松井珠理奈に限界を与えているのは誰なのか?
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/c6f70e7179b2ba0c3ecad170f021c492

松井珠理奈がチームK、渡辺美優紀がチームBを兼任へ ~AKB48の成長戦略~
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/45c9b642fd1b6d0f5b97244ed0fee051

松井珠理奈と渡辺美優紀はなぜ「移籍」ではなく「兼務」なのか 説明しよう ~分化と統合の物語~
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/9366d66554175d8acae2c098f7cd4fb3

やすす先生! 鬼になれ! そして前へ進み、河を渡るのです!
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/e757f5634174d9975a4874bed4b2e24e

サプライズ手法に対する疑問に回答します(1) ~直接的な情報発信~
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/2b073e5db2ac14c7c2f3d4756030801e

サプライズ手法に対する疑問に回答します(2) ~「マクロ vs. ミクロ」の構図~
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/fb8016295797abd4e6befdce2b362718

サプライズ手法に対する疑問に回答します(3) ~采配~
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/825893f0f01429761f0656144c1061a3

サプライズ手法に対する疑問に回答します(4) ~顧客と共に成長する関係~
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/be0378157c58eb812530701d02da5d32