進化する魂

フリートーク
AKB48が中心。
気の赴くままに妄想をフル活用して語ります。

チームの最適人員数

2012-05-30 01:13:35 | AKB48_軽ネタ
AKBの選抜は何人がベストか(AKB48まとめんばー)
http://akb48matome.com/archives/51823613.html


AKB48としては、16人でいいと思うけど

あえていうなら「8人」かな。

8人だとフォーメーションが悩ましいけど。

なんで8人かって?

いや、実はね、チームの最適な人数って決まってるんですよ。

軍隊の方の研究でね。

だってほら、軍隊ってチーム単位で命かけて活動するから、チーム力って切実に重要なんです。

メンバー構成と、人数がね。

だいたい人数が多い方が協力し合ったり知識移転が発生したりするので生産性が上がるのだけど、8人くらいで頭打ちになることがわかっているんですよ。

逆に下がるくらいの勢いでね。

だから多くても7人~12人くらいでチーム作るのが定石なのです。

フォーメーション考えると「10人」なのかな。


これとは別にコミュニティを形成するのに適切な人数にダンバー数(たしか150人くらいなんだけど)なんてものがあったりします。


まぁ、あくまで一般的な話で個別具体的には当てはまらないかもですけどね。

余談でした。

【ドウデモ】見守るしかないのだが

2012-05-28 23:52:47 | AKB48_軽ネタ
「プシュ!」

っと、今ノンアルコールビールをあけたところです。
『ALL-FREE』をね。

『真夏のSounds good!』が初動160万枚をぎり突破したそうですね。
いや~、すごい!
累積190万はいきそうですね。
はたしてWミリオンまで届くか。

過去3回の選抜総選挙では、第1回の『言い訳Maybe』を除いて、選挙後のシングル曲(『ヘビーローテーション』『フライングゲット』)は選挙シングルよりも売れています。
今回もとなると200万クラスということになりますが、果たしてどうでしょうか。
握手会の負担と、市場の大きさを鑑みると飽和状態なのか、まだ伸びるのか、興味がつきませんね。


◆◆◆◆◆◆


今日は仕事で湘南へ行ってきました。
下り方向は電車も空いてるし、見た目のんびりしてそうだし、解放感があっていいな~。

なんて思いながら、帰ってきたとです。

すると駅で高校生カップルがケンカしてるじゃないですか。
どうも話し合いをしていたようなのですが、決裂したっぽく彼女が「もういい!」と早歩きで立ち去ったのです。
しかし、彼氏が「おい!ふざけんな!」とおいかけ、力づくな形で話し合いを続けようとしているわけです。
彼女は公衆の面前で恥をさらす彼氏に愛想を尽かした感じで「いい加減にしてよ」という姿勢を崩しません。

2人にとっては、今が一大事。
命を懸けた戦いなのです。
まさにガチ。

そんな光景を見ながら、でも見守るしかできないのだ、と自分に言い聞かせたのでした。

若い二人は一体になれると思ったのだろうな~と。
でも、2人は完全に同じではないから、一生かけても本当の意味で一体にはなれないのです。
期待を裏切られ、失望し、怒り、悲しむ。
期待が誤っているだけなのに、裏切られたと思う。

そう、そのカップルは一体になろうとすることで、一体にはなれないことを学ぶ、その過程なわけです。
人と人は、生きてる限り、この物質的な肉体を持っている限り一体にはなれない。
そんな単純な原理を、人はこうやって、痛い目を見て、高い授業料を払って学ぶしかない現実があるのです。

一体になれないことを受け入れて、はじめて人は一緒にいる意味を知る。

そんな単純で当たり前で、重要なことを、学校では教えてくれない。
でも、誰かが教えることができるわけでもない。

学ぶということの尊さ、これをもっと大切に育んでいかないといかんのだ。

というのも含めて見守るしかないのだが。

『真夏のSounds good!』は200万枚を突破するか 【追記】

2012-05-27 11:47:06 | AKB48_アナリシス
※結果が出たらまたUpdateしようと思っています

少し気が早いですが、初動売上枚数の実績です。
あと2日を残して既に過去最高を記録しています。






初動売上枚数が150万枚は確実で、160万枚まで行くかどうかでしょうか。

累積でどこまで売り上げを伸ばすのかを予想してみたいと思います。

仮に、初動があと8万枚売れたとして158万枚とします。

それで『ポニーテールとシュシュ』から『GIVE ME FIVE』の10作分で、累積と初動の比率を取ります。

10作平均では、累積は初動の1.196倍になります。
(売上げ枚数によって伸び率は変化するでしょうから、比率で平均を取ると偏りが出るので、売上げ枚数の合計で比率を計算しています。)

なので、初動が158万枚ならば、累積は187.8万枚。

ただ、『チャンスの順番』や『上からマリコ』のじゃんけん選抜曲が平均を押し下げているので、もうちょっと伸びる可能性が高いです。
(とはいえ、ポニシュシュとヘビロテの伸び率が高いので、平均すると丁度良いくらいかもしれません。)





結果は果たしてどうなるでしょうか。

ありきたりな言説だと思いますが、このグラフを見て、ことCDの販売枚数だけを考えると、わかりやすくターニングポイントがあるのがわかります。

キングレコードに移籍して第1作目の『大声ダイヤモンド』でキッカケで売り上げが伸び始めたこと。

そして、第1回~第4回の選抜総選挙で毎回売り上げを伸ばしていること。

さらに、選抜総選挙の時だけ売り上げが伸びるのではなく、選抜総選挙によってその後の売上ベースを伸ばしていること。

じゃんけん選抜が売り上げを下げること。

しかし、そのじゃんけん選抜のあと、必ず売上が伸びていること。

これは、じゃんけん選抜に投資効果があることを示しているように思います。

じゃんけん選抜によって選抜以外のメンバーに光をあてることで、新しいメンバーの発掘や、メンバーおよびファンのガス(不満)抜きを兼ねた意欲向上をの効果が期待できるということです。

単純に考えると、じゃんけん選抜は売り上げを下げているように見えますが、その後の売上維持・向上に貢献している、と私は考えます。


なんにせよ、選抜総選挙の威力がとてつもなく大きいということは見て取れます。


AKB48がブレイクするまでにかかった時間

[0か月] デビュー 2005/12

[2年10か月] 大声ダイヤモンド(売上ベースUP) 2008/10

[3年 7か月] 涙サプライズ(第1回選抜総選挙) 2009/6

[3年10か月] RIVER(オリコン1位) 2009/10

[4年 5か月] ポニーテールとシュシュ(第2回選抜総選挙) 2010/5

[4年 9か月] ヘビーローテーション(大ブレイク) 2010/8

[5年 5か月] Everyday、カチューシャ(第3回選抜総選挙) 2011/5

[6年 5か月] 真夏のSounds good! (第4回選抜総選挙) 2012/5


◆◆◆◆◆◆


選抜総選挙はAKB48をソーシャル・アイドルのままマスへRT(拡散)するための有効な方法論だった。
という説明を昨年に下記でしています。
よろしかったらどうぞ。


AKB48 vs. ももいろクローバーZ ~2つの破壊的イノベーション~
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/3bb1c7565fe07140cd1740e0abb4ce3d

ももいろクローバーZ 求められる破壊的イノベーション
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/7f9bdb4a71b2086ca12089103a83340e

◆◆◆◆◆◆


残る私の興味は、「キングレコードに移籍して何が変わったのか?」です。

「キングレコードに移籍=ヒット」では説明にならないので、その理由を知りたいです。

ひょっとしたらAKB48自身は何も変わっていなかったが、周りの何かが変わったのかもしれません。

当時、まだAKB48に注目していなかったので、その時に何が起こったのか知りたいです。

是非、ご意見をお持ちの方は教えていただきたいです。

ざっくばらんにお聞かせください!!

【AKB48】 選抜総選挙結果[速報]  図と解説と私見 【追記2】

2012-05-25 14:07:30 | AKB48_アナリシス
ひとまずエントリ完結。(まだ更新する可能性はあり。)

1位 大島優子 15,093票
2位 柏木由紀 12,654票
3位 渡辺麻友 11,329票
4位 指原莉乃 9,337票
5位 高橋みなみ 8,955票
6位 篠田麻里子 8,619票

7位 松井玲奈 8,460票
8位 松井珠理奈 7,795票

9位 板野友美 6,595票
10位 宮澤佐江 6,280票
11位 小嶋陽菜 5,334票
12位 横山由依 4,301票
13位 高城亜樹 3,661票
14位 梅田彩佳 3,484票
15位 峯岸みなみ 3,396票
16位 北原里英 3,302票
 
17位 河西智美 3,227票

18位 山本彩 3,218票
19位 渡辺美優紀 2,976票

20位 高柳明音 2,471票
21位 佐藤亜美菜 2,392票
22位 島崎遥香 2,340票

22位 古川愛李 2,340票
24位 秦佐和子 2,312票

25位 増田有華 2,182票
26位 須田亜香里 2,149票
27位 向田茉夏 1,948票
28位 大矢真那 1,919票
29位 小木曽汐莉 1,788票

30位 武藤十夢 1,757票
31位 小笠原茉由 1,746票
 
32位 秋元才加 1,743票
33位 矢神久美 1,671票
34位 倉持明日香 1,653票
35位 木ゆりあ 1,624票
36位 仲谷明香 1,348票
37位 矢方美紀 1,345票
38位 仲川遥香 1,244票
39位 松村香織 1,194票
40位 中田ちさと 1,188票
41位 藤江れいな 1,166票

42位 山田菜々 1,136票
43位 小林香菜 1,110票
44位 木本花音 1,039票
45位 岩佐美咲 1,023票
46位 平松可奈子 998票
47位 山内鈴蘭 988票
48位 石田晴香 985票
 
49位 宮崎美穂 970票
50位 大家志津香 964票
51位 片山陽加 955票
52位 多田愛佳 912票
53位 永尾まりや 818票

54位 福本愛菜 816票
55位 前田亜美 810票
56位 大場美奈 786票
57位 松原夏海 750票

57位 木下有希子 750票
59位 市川美織 702票
60位 野中美郷 701票
61位 菊地あやか 653票

62位 江藤彩也香 641票
63位 中西優香 618票
64位 田名部生来 616票


◆◆◆◆◆◆

グラフにしてみました。
割合については上位64位分の総得票数から算出しています。

上位64位の総得票数: 187,277

初日で約18万票投票されたようです。
総投票数の前年実績が確か110~120万(実売133万枚+モバイル会員等含んだ値)くらいだったと思うので、150~160万程度が投票されると推察すると、ここから9倍近い値になると思われます。

AKB48『真夏のSounds good !』が出荷枚数200万枚超え!(AKB48まとめんばー)
http://akb48matome.com/archives/51822606.html





1位の大島優子が15,093票で全体の8.1%
2位の柏木由紀が12,654票で全体の6.8%
3位の渡辺麻友が11,329票で全体の6%

単純計算で9倍程度になるとすると、1位の大島優子が13万程度でしょうか。
前回の前田敦子の139,892票を超えることができるかが、一つの見どころでしょうか。
速報値では2位の柏木と近いので、大島ヲタが獅子奮迅の働きを見せる可能性はあります。

上位10人、つまり10/237=4.2%のメンバーで、約50%の得票を得ていて、
上位29人、つまり29/237=12.2%のメンバーで、約80%の得票を得ているようです。

(あくまで上位64人分の得票数を全体とした場合です。ただほとんど近似値だと思いますが)


個人的には、BBQ松村が39位というのがムネアツです。
HKT48で唯一入った研究生の江藤彩也香は今頃歓喜でしょうね。
人気があってもチームHに入れず悔しい思いをしたでしょうから、ヲタのみなさんががんばったということでしょう。


◆◆◆◆◆◆

では、次に、グループ毎の比率を見てみます。





人数で見ると、

AKB48が41人で、約64%
SKE48が17人で、約27%
NMB48が5人で、約8%
HKT48が1人で、約2%

AKB48+SKE48で、90%を占めるわけですね。


得票数で見ると、

AKB48が136,323票で、約73%
SKE48が40,421票で、約22%
NMB48が9,892票で、約5%
HKT48が641票で、約0.3%

AKB48+SKE48で約95%を占めています。

やはりAKB48が圧倒的に強い。
3/4をAKB48が占めていることになりますね。

◆◆◆◆◆◆

最後に、チーム毎の比率を見てみます。





人数で見ると、

チームAが圧巻の全員の15人で、約23%
チームKが11人で、約17%
チームBとチームSが同じ9人で、それぞれ約14%
チームK2が6人で、約9%
チーム4とチームNが同じ5人で、それぞれ約8%
AKB研究生、チームE、SKE研究生、HKT研究生が1人


得票数で見ると、

チームA 46,753票で、約25%
チームK 44,028票で、約23.5%
チームB 38,151票で、約20%
チームS 25,984票で、約14%
チームK2 12,204票で、約6.5%
チームN 9,892票で、約5.3%
チーム4 5634票で、約3%


チームでみると、やはりAKBが強いですね。
前田敦子が抜けてもチームAが一番なのは、さすがです。
逆にチーム4が弱いのが気になります。

チーム別の順位や比率を見ていると、前に書いたことのあるググタスのフォロワー数の比率と似ている気がします。
実際に比較していないのでわかりませんが、相関が見て取れるかもしれません。


◆◆◆◆◆◆

今のところの簡単なまとめ(後で更新するかも)

第3回までの総選挙に比べると、SKE48/NMB48が食い込んできてますね。
大躍進といえると思います。

選抜が40位から64位まで拡充されたわけですが、今のところ内訳を見てみると、

AKB48:17人
SKE48:4人
NMB48:2人
HKT48:1人

仮に今回も40位までだったとすると

AKB48:41人(64.1%) → 24人 (60%)
SKE48:17人(26.6%) → 13人 (32.5%)
NMB48:5人(7.8%)  → 3人 (7.5%)
HKT48:1人(2%)   → 0人 (0%)

なので、40位 → 64位 になったことで、AKB48がわずかに得をしているイメージでしょうかね。
あくまでも今のところはですが。


また後で何か書くかもしれません。


◆◆◆◆◆◆


まとめんばーから前回比を持ってきました。
柏木ヲタは沸いているんじゃなかろうか。
トップの背中が見えてきたと。

     3回  4回  比
大島  17156 15093 0.880
柏木  12056 12654 1.050
渡辺  *8582 11329 1.320
指原  *7537 *9337 1.239
高橋  *8833 *8955 1.014
篠田  *8016 *8619 1.075
松井玲 *6559 *8460 1.290
松井珠 *2843 *7795 2.742
板野  *6596 *6595 1.000
宮澤  *5157 *6280 1.218
小嶋  *6534 *5334 0.816
横山  *2753 *4301 1.562
高城  *5096 *3661 0.718
梅田  *1441 *3484 2.418
峯岸  *3931 *3396 1.001
北原  *3860 *3302 0.861
河西  *3102 *3227 1.040
山本  *1444 *3218 2.229
渡辺美 **854 *2976 3.485
高柳  *1761 *2471 1.403
佐藤亜 *2684 *2392 0.891
秦   *1118 *2312 2.068
増田  *2201 *2182 0.991
須田  *1139 *2149 1.887
大矢  **885 *1919 2.168
秋元  *1502 *1743 1.160
矢神  **779 *1671 2.145
倉持  *1793 *1653 0.922
木  *1053 *1624 1.542
仲川  *1571 *1244 0.789
藤江  **778 *1166 1.498
宮崎  *1378 **970 0.704
大家  **904 **964 1.066
多田  *1129 **912 0.808
大場  **811 **786 0.969






◆◆◆◆◆◆


期別で時系列で並べてみました。





人数で見るとなんとなく山が2つある印象ですが、獲得票数でみると違いが顕著に表れます。

で、少し視点を変えて、期別で生産性(期別での票数の獲得効率)に違いがあるかを見てみます。





1~3期が圧倒的ですね。
時間が経つにつれて生き残れないメンバーは淘汰されていくので、自然と古参の方が効率は高くなります。
人気を獲得できるメンバーでないと残れないということがわかりますね。
最も厳しい局面を生き抜いてきた1~3期が強いのは納得です。

逆に言うと、時間をかければある程度に人気を獲得できるのかもしれません。
そこはよくわかりません。


◆◆◆◆◆◆

チーム別でも生産性(チーム別での票数の獲得効率)を見てみましょう。






速報値であまり多くを語ってはいけないのかもしれませんが、これまでの結果でわかるように、AKB48のチームAKBと、1期~3期、これがAKB48のコア部分ということになるかと思います。
1~3期が抜きんでていることからして、4期以降の淘汰圧力が弱まっているのと、成長力が弱まっているのかもしれませんね。

とにかく、古参メンバーの卒業なんてとんでもない話です。
それはもうAKB48ではない。
古参が退いて枠を空けるという発想ではなく、当Blogで繰り返して主張している2階建て理論に基づくべきです。
チームAKBと1期~3期をベースにしてその部分を確固たるもの&拡張していきつつ、それとは別の新しい領域を開拓していく。
こういうことが必要だと思います。



◆◆◆◆◆◆


Google+のフォロワー数との相関をとってみました。
上位に相関があるかは微妙なところ。
速報値ではなく最終結果ならもう少しわかりやすい相関が出るかもです。





なんとなく言えるのは、下位に行くほどフォロワー数よりも票数が落ち込むということです。
つまり、上位のメンバーのファンほど一生懸命なのだと思います。

・・たぶん。

【AKB48】AKB選抜総選挙におけるドーピングについての私見 【追記】

2012-05-22 10:59:45 | AKB48_オピニオン
最近、ダイエットしようと思って自宅では禁酒しているんですよ。
だから今、ノンアルコール・カクテルをプシュっと開けたところです。
(飲み会などでは飲むのですが)

一息ついたところで、選挙に関することでも書こうかなと。
明日から投票開始だと言うので。
祭りには参加しないとね!

票入れるだけで面白さが全然違うと思うので、私も投票します!
まずはCD買わないとね・・

AKB48 27thシングル 選抜総選挙 投票解説VTR



◆◆◆◆◆◆

まず前提を書いておきますね。
(運営に対する指摘も兼ねておきます)

上にYoutubeの投票解説にリンク張ったのだけど、その中で、集計については第三者機関と弁護士立会いという話があったけれど、投票の公平性に関する説明がなかったですね。
投票用のシリアルナンバーの管理を厳重に行っていることの説明が不足しています。
そのシリアルナンバーを特定の誰かが不正に安く入手して、大量投票することができないようになっている説明はしっかりとしておくべきでしょう。
投票に関する公平性が確保されないと、集計だけ厳密でも片手落ちです。

このAKB選抜総選挙、初期とは違って今ではかなりの大規模なものになってしまっています。
社会問題レベルのイベントになってしまっておりますので、万が一、特定の投票者が有利になるようなことがあると、大変な事態になることをよく認識しておくべきです。

日本の官僚機構や中高年は、道義的な観点より、不当な金儲けが大嫌いなので、AKB選抜総選挙のようなファンから多額の金銭を引き出しているビジネスで不適切だと思われる行為が発見されると、一気に潰しにかかってくる可能性があります。
公正取引委員会や消費者庁が出てきて、瞬殺されるリスクが極めて高いと認識するべきで、ここは本当に慎重にならなければなりません。
(さすがに特捜までは出てこないと思うが・・今弱っているとはいえライブドアなどの前例があるだけに安心はできない)


◆◆◆◆◆◆


ドーピングというのは組織票のようなものだと思っています。
芸能事務所やスポンサーなどが、組織的に資金を投入したり、人を動員したりして、CDを大量に買ったりモバイル会員になるなどして票をかき集め投票するイメージです。

私は、基本的に組織票に賛成です。
たとえば芸能事務所が所属するメンバーのプロモーションとして1600万円かけて1万票を投票するのは有りだと思います。
1万枚もCD買って手作業で投票して、そしてそのCDを何らかの形で破棄しなければならないのですが、その金と労力をかける気持ちがあるなら、費用対効果的な観点でやる意味があると思うならやったらいいと思います。

ある意味で、それくらいAKB選抜総選挙がプロモーションとして意味を持つなら素晴らしいことだと思います。

だけれども、組織票は力を持てないと思います。

顧客の裏づけのない投票結果は、結局のところ意味をなさないことがあります。
それは顧客の裏づけのないゴリ推しが決して成功しないのと同じです。
潜在的な力のあるメンバーが総選挙を踏み台にしてのし上がるためにはよいと思いますが、どれだけ大資本がスポンサーについてゴリ推ししようとしても、モノが良くないのでは金と労力の無駄遣いに終わるだけです。

メンバーがブレイクするかどうかを決めるのは、組織ではなく顧客です。
組織側は顧客に提案することはできますが、価値を判断するののはあくまで顧客です。
つまるところ、選抜総選挙を繰り返していけば、顧客価値と異なる無駄な組織票は淘汰されていきます。
むしろ、選抜総選挙の結果を見て、顧客からの支持を得られそうなメンバーをゴリ推しした方が合理的だと思うようになるでしょう。

今後投票数がどう推移するのかわかりませんが、仮にメディア選抜に入るのに5万票必要となると、必要な金額は8,000万円です。
8,000万円もあれば、他にいろいろできます。
メディア選抜をとるために組織票を集めるのならば、それはそれでその意気込みを買ったらよいと思います。
もし仮に組織票の判断が正しかったのだとすれば、顧客のためにもなりますので。


投票権がCDに付与されているとうのは素晴らしい参入障壁だなと改めて思いました。
これがもしもっと簡単に投票できるのだとしたら、どんどん組織票が入ってくる恐れがあります。
CDという物理的パッケージのコストが重いことに安直な組織票を防ぐ効果があるのです。

そういえば、総選挙については過去何度か議論してましたね。
今度掘り起こしてみようと思います。


◆◆◆◆◆◆

パイプドビッツ「シリアルナンバー投票システム」
http://www.pi-pe.co.jp/spiral-suite/apps/serialnumber/

<特長>
出現頻度1千万分の1。憶測されないシリアルナンバーが厳正な投票環境を死守
 不正投票を防ぐため、暗号アルゴリズムに基づいて憶測されないシリアルナンバーを発行しています。その出現頻度は1千万分の1。さらに、1千万分の1の確立でシリアルナンバーが不正使用されたとしても、検証プログラムによって不正投票をブロックします。


不正にシリアルナンバーを割り出せないのはわかったが、そのシリアルナンバーをどうやって管理・配布しているのかがわからない。

ちゃんと説明して欲しい。

頼むぞ!>AKB48運営

※どこかで説明されてたりする?誰か教えてください!

AKB48はどこと組むべきなのだろうか?

2012-05-20 16:29:05 | AKB48_オピニオン
Chromeでググタスを見ているのだが、ググタスのメモリ使用量が500MB超えている・・半端ないな。

寝不足で頭が冴えない。
ふぅ。。



なんだか京楽のイベントの話題がちらほら出てますね。
以下、詳しいこと何も知らないから全部妄想です。


AKSは非上場のオーナー企業だけども、京楽は大株主かつ取締役を2名派遣しているわけだから、実質的にはAKSはAKSと京楽による共同運営会社に近いんでしょうきっと。
(SKE48のAKS移籍もこの文脈で考えるべきですな)

AKSがあえて上場せずに京楽からの資本を受け入れる道を選択したのは、1つにはあくまで経営の自由度を担保する意味でオーナー経営にこだわりたいのだろうし、もう1つは京楽と方向性が同じだからなのだろう。
(AKSが上場できる状態なのかは知りませんが・・)

海外展開などを考えると、これまでより莫大な資金が必要になるだろうから、通常は公開企業化して出資を募るわけだが、京楽というスポンサーが現れたのでその必要性がないと。

単純に資本だけではなくて、AKB48 Cafe & Shop も京楽のグループ会社の運営だし、京楽のオペレーションを使うのにも好都合なのだと思う。

資本の面でも、オペレーションの面でも、AKS単独(Office48も?)では力不足なのではなかろうか。
それで京楽との急接近が起きているのだろう。

個人的には、あのFacebookだってIPOしたし、AKSも公開会社になっていろんなものをオープンにしたらいいと思うのだが、まぁそこはいろいろ事情があるだろう。
上場したらAKB48らしさが失われる可能性は多いにあるしね。


◆◆◆◆◆◆


「接待」との批判があるが、エイベックスだって株主総会コンサートやっているし、珍しい話ではないと思う。
AKB48からみて京楽は実質的な株主なわけで、株主に配当だって払わないといけないが、きっとそのあたり融通利かせてもらっているのではないか?
何も知らないけど、京楽側から一方的に協力を引き出しているのでは?
だから、せめてイベントくらい開いているということはいえると思う。

それと、逆に京楽側から見ると「京楽の営業」という考えもできるかなと思う。
京楽を接待するということではなくて、京楽からステークホルダーへのAKB48の営業という側面もあるのではないか?
京楽も、株主(といってもほとんどオーナー企業かここは)や社員、関係者を納得させないといけない。
AKB48が費用対効果の低い投資案件だと見られてしまったら、京楽のイメージも落ちるし、株主代表訴訟の可能性もないわけではない。
あくまでもビジネスとしてAKB48に取り組んでいるというアピールを京楽はできなければならない。
だから、「AKB48はこんなに素晴らしいグループで、夢もあるグループですから、京楽がAKB48と組むことは最善な選択なのです。」と言えなければならない。

関係者の理解が得られた方が、今後の活動がしやすくなる。


◆◆◆◆◆◆


「枕営業」について。
だいたい枕営業なんて今のAKB48で出来るわけがないだろう。
生き残りをかけて個人でやるメンバーが絶対いないとは言い切れないが、組織的にやるわけがない。
ただでさえ、AKB48は中高生にセクシャルな業務(水着など)を強要していると海外メディアからも批判されているのに、もしそんなことしてバレたらAKB48はいろんな意味で終わる。
社会悪として一気に潰されてしまうリスクすらある。
(東電でさえ紙一重だからなぁ)

接待を受ける側についても、海外で本職の接待受けても問題になるご時勢、コンプライアンスの締め付け厳しいのに、バレたら確実に炎上する接待受けるワケがなかろう。
さらに、AKB48は卒業生がAVデビューしたこともあるグループだ。
変なことをして後で暴露されるリスクをとる馬鹿なんていない。


イベントが非公式だという批判もあるが、隠してはいないでしょ特に。
京楽としてみれば公の場所で関係者を集めてるわけだから、京楽としては公式でオープンなイベントだ。
場所もグランドプリンスホテル新高輪で、それなりに格式のある場所だし、いろんな公式イベントが開催される場所だ。
行ってみたらわかるけど、あんな観光客も多くて人が行き来する場所で隠し事するわけがない。

ただ、AKB48として公表する活動ではなかったということ。
ファンに向けた表の活動ではなく、表のための裏方業務だから。
メンバーにとってあまり嬉しい業務ではないとは思うけど。
なくてもいいけど、あったら仕事がしやすいという類の。
ここはバランスの問題だね。

となると、早くAKB48は事業として自律する必要性があるよね。
外部の資本に頼らなくてもやっていける事業収益性を確固たるものにしていかないと。
両立は難しいかもだけれども。

◆◆◆◆◆◆


でも考えてみると面白いよね。

たとえばメンバーには同級生がいて、メンバーに恋している人もいるかもしれないじゃない。
(実は両想いってパターンもあるだろう)

そんな彼から見ると、ヲタって金でメンバーとの握手を買ってる嫌なやつでしょ?

いろんな理由つけて接近するわけだし。

でも、メンバーの夢があるから、彼は受け入れざるを得ないわけだ。

そんなヲタが、京楽が大スポンサーだからといってイベント開いてメンバーに接触するの嫌なわけでしょ?

フラクタルだよね。

情報に目的はいらない。悩むくらいなら書き、発信する。

2012-05-19 23:36:05 | AKB48_心の叫び
Mr.Children の macro & micro を流していたら、数年ぶりに『彩り』を聴いたらピンときた。

ネットワーク効果の説明として、これはわかりやすい。


Mr.Children - 彩り 【PV】



『彩り』
(作詞:Kazutoshi Sakurai)

ただ目の前に並べられた仕事を手際よくこなしてく
コーヒーを相棒にして
いいさ 誰が褒めるでもないけど
小さなプライドをこの胸に 勲章みたいに付けて

僕のした単純作業が この世界を回り回って
まだ出会ったこともない人の笑い声を作ってゆく
そんな些細な生き甲斐が 日常に彩を加える
モノクロの僕の毎日に 少ないけど 赤 黄色 緑

今 社会とか世界のどこかで起きる大きな出来事を
取り上げて議論して
少し自分が高尚な人種になれた気がして
夜が明けて また小さな庶民

憧れにはほど遠くって 手を伸ばしても届かなくて
カタログは付箋したまんま ゴミ箱へと捨てるのがオチ
そして些細な生き甲斐は 時に馬鹿馬鹿しく思える
あわてて僕は彩を探す
にじんでいても 金 銀 紫

ただいま
おかえり

なんてことのない作業が この世界を回り回って
何処の誰かも知らない人の笑い声を作ってゆく
そんな些細な生き甲斐が 日常に彩りを加える
モノクロの僕の毎日に 増やしていく 水色 オレンジ

なんてことのない作業が 回り回り回り回って
今 僕の目の前の人の笑い顔を作ってゆく
そんな確かな生き甲斐が 日常に彩りを加える
モノクロの僕の毎日に 頬が染まる 温かなピンク
増やしていく きれいな彩り




誤解して欲しくないのは、『ペイフォワード』とは違うってこと。





ペイフォワードは、自分の行いとYes!の力で世界を変えることができるというお話だった。
ネットワーク効果はそうではない。
ネットワーク効果によって得られる成果は自明ではないし、意図的でもない。
誰と誰が、いつどこでネットワーク化されるかわからないのだ。

ネットワーク効果が盛んに叫ばれるようになったのはインターネット、とりわけWeb技術の普及と関係している。
既存のメディアに対して、情報が伝達しやすい形で蓄積されるからだ。
その上、非同期な形で、時と場所を選ばない。
インターネットによって人と人だけではなく、人と情報、情報と情報がネットワーク化がされやすくなった。
それも大規模に。

今、このブログで私が書いたことが、1年後に誰かの目に留まり、何かの着想に繋がる可能性はあるし、そして、私も誰かが書いた何かの情報を基に書いているかもしれない。

そう。
つまり、インターネットの普及が人々の文化を変えた本質は何かといえば、情報に「何かのために」がいらなくなったのだ。
少なくても、決められた目的のためだけに情報が存在する必要がなくなった。

極端なことを言えば、私がブログを書くのに理由はいらないのだ。
なぜなら、書いた内容にどんな意味があるのか、どんな結果を巻き起こすのか、これらは書いた時点では明らかではないからだ。

悩むぐらいなら書き、発信するべきだ。
そういう人が多くなったら、ネットワーク効果によって、今まだにないことが次々と起きることだろう。

そして、人生も同じように考えてみては、どうだろうか。


なんてことのない作業が 回り回り回り回って
今 僕の目の前の人の笑い顔を作ってゆく
そんな確かな生き甲斐が 日常に彩りを加える
モノクロの僕の毎日に 頬が染まる 温かなピンク
増やしていく きれいな彩り

【ドウデモ】 平和を守るその裏で失われる輝かしい未来

2012-05-19 13:49:55 | AKB48_心の叫び
何も知らない素人が制度や仕組みを作ると、みんなが不幸になる。

大企業病でも官僚主義でも同じだが、これらのいけないところは仕事を「仕事」としてやってしまうことだ。
(機能分化による分業はそれを加速させる)

何も知らないから手続き的正義が重視され、問題が起きないことが善しとされてしまう。

何のための仕事をするのかが軽んじられ、仕事としての出来に重きが置かれてしまう。

問題を未然に防いだ功が認められるその裏で、輝かしい機会が損失されてしまう可能性は否定できない。

不確実性ゆえに見えない問題を防ぐつもりで、不確実性ゆえに見えない機会までを潰してしまい、そうして何に敗れ去ってしまったのかわからないまま、いろんなものを言い訳にして衰退していくのだ。



手段の目的化だ。

目的を達成する手段の有効性ではなく、手段としての良し悪しが評価原理になる。

それは分業によって制度設計者が目的から切り離されてしまうからだ。

ドラッカーは『ネクストソサエティ』の中で、多元主義によって全体を考えるものが不在である問題点を主張している。

マス時代の終わりとアイドル戦国時代、そしてAKB48ネットワーク
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/46ac6f1a1c4f937a34a0d1ed5d2e64ae

この問題を避けるには、機能ではなく価値を重視する、いや機能と価値が共存し切磋琢磨する組織を構築する必要がある。



先人達の努力のおかげでアイディアは数多くある。

だが・・・道のりは遠い。

【AKB48】前田敦子卒業後のチームAに入るメンバー

2012-05-19 08:57:14 | AKB48_アナリシス


前田敦子卒業後のチームAは誰を入れるべきか!?(AKB48まとめんばー)
http://akb48matome.com/archives/51821541.html


組閣祭りはない。


というより、AKB48運営は組閣祭りをすることはできない。


組閣祭りをするのであれば、チャンスは平米騒動の時にあったのだが、やらなかった。


やすす先生! 今が仕掛け時です! 鉄は熱いうちに打て!!
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/2b1f18adebabc568a1aef2b59ee6ef6c


運営は、組閣祭りではなく「松井J」をチームK、「みるきー」をチームBに兼任させる手を打った。
(何度か書いたが私はこの作戦には賛成だ)


それと同時に研究生をチーム4に昇格させ、チーム4を完成させた。


この2つの手は、運営の意思が反映されていると読むべきだ。



思うに、実は平米騒動の時には既に組閣祭りという選択肢はなかったと思われる。


なぜなら、運営の中枢部は前田敦子が遠くない将来に辞めるのを知っていたからだ。


前田敦子から事前に相談されていたやすす先生の脳裏には、前田敦子の卒業が常にあって、それがいつになるかはわからないが、それほど先ではないことを意識していたはずである。


それを踏まえた上で、「チーム4の完成」と「平米騒動による欠員を松井Jとみるきーで埋めた」ことを考えると、運営には組閣祭りをする意志がないと読むのが自然。



なぜ組閣祭りをする意志がないのか、理由は単純だ。


前田敦子の他に、他の中心メンバーに辞めるような事態が発生すると、AKB48全体が崩壊するリスクが高いからで、中心メンバーの心が折れるような手を打つことが絶対に出来ないからだ。


今、組閣祭りのようなことして中心メンバーにチームビルディングなどの負担が発生することは避けたい。


だから、運営は前田敦子以外の中心メンバーのモチベーションが大きく低下するような状況を避けながら手を打つしかない。


精々やれるとすれば、中心メンバーではないメンバーの入れ替え程度しかできないだろう。



以上を踏まえてチームAに誰が入るかを考えてみる。


AKB48の成長戦略としてチーム4、チームKおよびSKE48の成長戦略として松井J、チームBおよびNMB48の成長戦略としてみるきーという選択をしたということだから、チームAは?ということになる。


私は、チームAの中心メンバーが納得できる形での加入以外に選択肢はないだろうと思う。


よって、AKB48の生え抜きが選抜されるとみている。


おそらく、研究生だろう。


それがAKB48らしいからだ。



チーム4こそが次世代のAKB48 できなければAKB48はゆっくりと消滅するだけ
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/112e9a62a9970d0be6f2d6734cdbafb6

【AKB48】AKB総選挙をフジテレビが生中継!! とんでもないコトが起きる

2012-05-16 12:20:13 | AKB48_軽ネタ
AKB総選挙をフジテレビが生中継決定(AKB48まとめんばー)
http://akb48matome.com/archives/51821245.html


衆議院の総選挙並の扱いか!?


などといって驚くと思うが、


でも「選挙」とついているから驚くだけで、

1つのコンテンツだと思えば普通なのだがね。


オリンピックに出場する代表選手を決める選考大会を生中継するのと主旨は同じだから


AKB総選挙をゴールデンタイムで生中継するからって本当のところ驚くにあたらない。


これが「フレーミング」の威力だ。


しかし!


これは「驚異の炎上マーケティング」と呼ばせて頂く。


これでAKB48に興味があろうとなかろうと、

AKB48アンチが増えようと、

AKB総選挙は国民の関心事になっていく。


いつかこれを観た少女たちがAKB48を目指していくことを考えると、とてつもないことが・・


韓国のように国策で産業政策を推し進めなくても、

意欲と能力を向上させる自由さえあれば、それを超えることができる。

WSJのインタビューで秋元康の言った通り、

日本や東アジアでとんでもないことが起きている!!

と欧米の連中が気づいた時にはもうずっと先を走っているのだ!!

田野しいやつら

2012-05-16 01:17:19 | AKB48_メンバー




(公演などでどんなキャラなのか知らないので知っている人がいたら教えてください!)
これはググタスやってる人にしかわからないと思うのだけど、
AKB48のチーム4の新メンバーとなった田野ちゃんはほんといいキャラしてるよね。

子供過ぎるというか、頭脳労働とか任せられないタイプというか。
信頼度パラメータ0に近いから、主張をまともに受け取ったり読む気にもならないけど、面白いと思う。
好き嫌いは別として、こういう人はいていいと思う。

崩して欲しいよね。
型をね。
無知ゆえにね。

最近のNGOとの絡みはなかなかだ。

とにかく。
田野しいやつだ。

「大人の事情」という大いなる勘違いと「ミエナイチカラ」

2012-05-15 02:35:18 | AKB48_経営戦略・組織論系

困ったことに全然更新できないません。
まいったなー。
余裕がなくて・・軽いネタで。。

いつもこの夜中の静まり返ったこの一息つける時間が、この僅かな余裕が、なんとも言えず幸せなのさ。
これで酒でもあれば最高なのだが・・

それにしても夜中に聴くミスチルは最高だ・・しみじみ。
micro & macro ね。
どうしてこんなに心の奥深いところに突き刺さるのか。
忘れていた何か、いや自分の中にあるまだ発見できていない何かを、
思い出させてくれる気がするんだ。

そして捻り出した答えは~♪


憧れになろうだなんて大それた気持ちはない・・
ただヒーローになりたい君にとっての~

・・十分だいそれてるぜっ



◆◆◆◆◆◆



こんな意見があるかもしれない。

アイドルは夢を見せてなんぼなのだから、現実的なところは見せてはいけない。


既存のアイドルに関してはそういうところはあったのかもしれない。
「品質管理」と「情報管理」を徹底して行い、コンテンツビジネスとしての完成度を高めていく方法だ。
現在、その最先端を行くのは「K-POP」なのかもしれない。

だが、AKB48はそういうアイドルなのだろうか。

私は違うと思いたい。
(それはこれまで何度も述べてきたので説明しない。単に余裕がないだけ・・)

しかし、多くの人たちが言うように、素人さを売りにするものの、運営が素人であっていいはずはない。
もちろん、初めからプロはいないし、まして新しいことをやる場合には誰もが素人だから、失敗はある。
だが、失敗はあるだろうけれど学習はしていかなければならない。

「とりあえずやってみて試す」という戦略をとる場合、重要なのは「実行」ではなく、実行による「学習」だ。
学習することができなければ、もっとも恐れるべきこと、信頼の喪失を引き寄せるだろう。
結果として、興ざめするのは最悪だ。


◆◆◆◆◆◆


ただ、供給者、顧客ともに十分な準備ができておらず誤解に生み出しやすい状況にあるのなら、それを緩和する必要もあるだろう。
たとえば「大人の事情」がそれだ。
Wikipediaによれば

大人の事情(おとなのじじょう)とは、主に利害関係上の都合、タブー、その他の公にしづらい事柄が発生した場合に、それを簡潔に説明するために利用される隠語(スラング)である。


多くの人々が、「大人の事情」を嫌う。
だが、大人の事情はそんなに忌み嫌うものなのだろうか。
私は自分が半人前過ぎると思っているが、社会的な定義としては、これでも大人だから正直に言うよ。

「大人の事情」がなかったら、世の中成立しない。
「大人の事情」が絡まない話があるなら教えて欲しい。

誤解されたくないのだけど、空想を語らずに現実的な話をしようぜっなんて大人びたことを言っているつもりはない。
私はそんなに大人じゃないから。


「大人の事情」は何ゆえに「大人の事情」なのか、考えたことがあるかい?


これは自分の子供にも、とても説明しづらいことなのだけれども、あえて言うよ。
「大人の事情」と言うのはね、説明できないから「大人の事情」なんだ。
口ごもるのはね、まだ正直な人なんだよ。
たいていは、「察しろよ」とか「感じろよ」とか、「わかれよ」なんて言うんだろう。
少し強い口調で、「話のわからないやつだ」なんてけなしながらね。


でもそれはね、大人たちはね、理由を説明できないんだ。
一体何が、それを、その周りのものを、自分を、自分達を、自分達の周りにあるものを、動かしているのか。
わからないんだ。
少なくても、説明できない。


自分はこれが正しいと思っているんだけど、なぜかそうできない自分がいる。
理由がわからないんだ。
でも、確かに自分を動かしている何かの力がそこにあるんだ。


かっこ悪いじゃないか。
自分が正しいと思うものじゃないものに、自分が動かされているなんて。
自分が否定されているみたいだから。
自分じゃない何かが自分を動かしているなんて、誰が認めてやるかって思っているんだよ。


「そんな馬鹿な?」と思っている君は、まだ大人じゃないのかもしれないね。
大人の定義なんて適当だけどさ。
自分じゃない力が自分を突き動かす、そんなとてつもなく抗えない大きな力を感じたことがないのだとしたら、
それは少し不幸なのかもしれないよ。
一流のプロスポーツ選手なんかに聞いてごらんよ。
アイドルでもいいんだ。
自分だけの力で成果を上げることができるなんて思ってる人はいないよ。
卓越した結果を生み出すとき、自分に何が起こったのか明確に説明できる人がいるのかな。
そこには、自分だけの力ではどうしようもない、とてつもない何かがいるんだ。


前にも書いたようにね。

ミエナイチカラよ輝け
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/2bbf4831b68d8a0ac37ec285e4199518

MITのピーター・M・センゲは著書『学習する組織』の中で、物事の全体像を掴む重要性を次の小話で説明している。


 数年前の春、メイン州でカヌー旅行をしているとき、悲惨な事故を目撃した。小さなダムに近づいたため、迂回して陸上を進もうと岸にカヌーを寄せた。後から来た別のグループの、酒を飲んでいた一人の若い男性が、ゴムボートでダムを越えていくことにした。ボートはダムを越えた後に転覆し、男性は凍りつくような水の中に投げ出された。遠くて助けの手も届けられず、私たちは彼がダムの底で、激流に逆らい渦から逃れようと必死にもがいているのを、恐怖のうちに見つめていた。彼がもがき続けていたのはわずか数分だった。低体温症でなくなったのである。

 彼の身体は渦巻く水の中に吸い込まれていった。その数秒後、彼の身体は、ダムの底の大渦巻きから自由になって、10メートルほど下流に浮かび上がった。彼が人生の最後の瞬間にやろうとしてできなかったことを、彼が死んだ数秒後に川の水流が成し遂げたのである。皮肉なことに、彼の命を奪ったのは、ダムの底で流れに逆らってもがいたことそのものだった。
 唯一の脱出方法は「直感に反する」ものであることを彼は知らなかったのだ。顔を水面上に出そうとせずに、水流に身を任せていれば、彼は助かっていただろう。


この話は、物事を線形的な思考で捉えるのではなく、システム全体で捉えるべきだという本質を物語っている。
私たちの気づかない構造が私たちを虜にするのだ。

[中略]

私たちは、ボトムアップ・アプローチによって、私たちの世界や社会や組織に働くミエナイチカラ(見えない構造)から自分自身を解放し、最終的にそのチカラと連動したり、そのチカラを変えたりする能力を身につけることができるのだろうか。
それこそ今私たちが直面している問題を超えていくために、真っ先に答えなければならない課題なのではないだろうか。



賛同できないかもしれないけれど、このエントリを読んだら、
今後は「大人の事情」を使うのは談笑するときだけにして、
代わりに「ミエナイチカラ」を使うことをおススメするよ。

そうしたら、見えてくるものが変わると思うんだ。



◆◆◆◆◆◆



たぶん、ミスチル聴きながら書いたからこんな口調になるんだと思う・・
語り口調は嫌われるのかな・・


Any Mr.Children

【AKB48】AKB48若手メンバーに贈る「創造的模倣」のススメ ~守破離~

2012-05-12 12:12:10 | AKB48_イノベーション



◆◆◆◆◆◆


真の意味でオリジナルなものなど存在しない

(セオドア・レビット)



【学ぶ】は、「まねぶ(学ぶ)」と同源で、「まねる(真似る)」とも同じ語源である。つまり「学ぶ」ということは、「真似る」ということである。


よく「サルまね」と言うが、実はサルはそれほど真似をしない。
真似をするのは高等なオラウータン、ゴリラ、ボノボ、チンパンジーの霊長類だ。
人間の場合、赤ちゃんは生まれてすぐ物真似を始める。


脳神経科学の最先端の英知をもってしても未だ「微笑み返す」ことの原理は解明されていないそうだ。
微笑み返すためには4つのステップが必要だ。


1.相手の顔を「顔」として認識する
2.相手の顔が笑っていることを認識する
3.自分の顔のどの部分の筋肉を動かせばよいかを認識する
4.筋肉をどのくらい収縮すればよいかを認識する


赤ちゃんは教えられたわけでもなく、なぜ微笑み返すことができるようになるのか?


ここで面白い話がある。


美容整形の分野では、歳を取るとできるシワを目立たなくすることができる。
ボトックス注射を使うのだが、芸能人には利用者が多いらしい。
ボトックス注射はボツリヌス菌の力で神経を麻痺させて筋肉の動きを抑制させるため、表情が作りにくくなる副作用がある。
ボトックス注射の被験者に人の笑顔を見せて、その顔が笑っているかどうかをテストすると、成績が悪くなるという結果が出た。


なぜだろうか?


人間は他者の笑顔を理解する時に、自分も無意識に真似して笑っているのだ。
ボトックス注射を使うと笑う真似が出来にくくなるので、他者の笑顔を理解しにくくなるのではないかと言われている。
「ミラーニューロン」が何らかの形で関わっているのではないかと言われているが、その詳細は未だわかっていない。


これは強烈に面白い話だと思う。


他者にしろ外界にある何かにしろ、それを理解するには、自分の中にないものは理解できない。
これは考えてみるとすぐわかる。
他者に「共感」や「同情」といったものをする時、それは自分の中にある何かに反応しているのだ。
それについて何も知らないとき、共感や同情などできようはずも無い。


「共感における物語(を共有していること)の重要性」は、この観点でも説明できるわけだ。




「真似をする」のは高等な生物にしかできない。
そして、人間はさらに「真似」を超えて「創造」を行うことができる。


チンパンジーなどが「サルまね」をすることができると先述したが、人間にしかできない真似の仕方というものが実はある。
チンパンジーは「AはBである」と教われば、それができるようになる。
人間は、「AはBである」と教わるだけで「BもAである」と考えることができる。
「AはBである」から「BもAである」を創造するのだ。


チンパンジーが「演繹法」の思考しかできないのに対して、人間は「帰納法」の思考ができるのだ。


だが、「AはBである」だからといって「BもAである」わけではない。
「私は会社員」だからといって「会社員は私」ではない。


つまり「勘違い」や「偏見」などである。
そう、「勘違い」や「偏見」は「創造性」と密接な関係にあるのだ。


人間は進化の過程で、誤解や勘違いを受け入れる代わりに、創造力を獲得したのだ。



◆◆◆◆◆◆



メンバーとして個性やオリジナリティ、つまるところ創造性を磨き上げるための方法論を説明しよう。


創造的に模倣しよう。とうことだ。
まず、「型」を身につけ(演繹法)、それから「型を破る」(帰納法)のだ。


型破りとは型のある人がやるから型破り。

型のない人がやったら、それは形無し。

(中村勘三郎)



「創造的模倣」の意味がわかりにくかったら、「盗む」と考えればいい。
「コピー」は単なる真似だが、「盗む」は自分のものにする(創造)ということだ。


メンバーにせよファンにせよ、自分の立ち位置や個性、キャラを見出そうと一生懸命だが、そんな悩みを持つのは早すぎる。
まずは、盗め!
先生たち、先輩たち、同僚たち、みんなから盗め。
いいと思うところは自分の立場や役割に関係せず、どんどん盗め。


ピカソには格言がある。彼はこう言った。
「そこそこのアーティストはコピーし、偉大なアーティストは盗む。」
私たちは前から偉大なアイディアを盗むことを恥ずかしいとは思っていなかった。


(Steve Jobs)



実際には、Picassoの発言は「Bad artists copy. Good artists steal.」。
これをジョブズが言い換えて「Good artists copy. Great artists steal.」にした。

そして、これを読もう。


怪盗スティーブ・ジョブズ その魂よ 永遠に
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/e3d0b9f1ea80677dbe271508283d4fc4




どの部活に入るか悩めるメンバーへ ~基本に忠実に。ただし、革新的なやり方で!~
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/1a7baeb9321456252d9ae5c1521e68f9