進化する魂

フリートーク
AKB48が中心。
気の赴くままに妄想をフル活用して語ります。

半沢直樹とビジョナリー・カンパニー

2013-09-23 18:10:58 | TV・書籍

TBSドラマ『半沢直樹』の話題で盛り上がってますね。

知人に面白いと薦められて3話目くらいから観ていました。

フィクションだと割り切って観ていたのですが、最終回の最後のシーンに妙にリアリティがあってなんとも言えない気分になりました。

私は原作を読んでいないので話がわかっていないのかもしれませんが、実に面白いというか、リアルな構図だなぁと思います。

ストーリーは、正義のヒーローである半沢が敵方のボスである大和田常務を如何にして倒すか、という水戸黄門的な勧善懲悪になるわけですが、これがストーリーとして成立するには「如何にして銀行という民間企業の中で善悪を定義できるか」にかかっているわけです。

これは極端な考え方ですが、もし東京中央銀行がコンプライアンスよりも短期的な利益を重視する企業風土を持っているなら、ひょっとしたら大和田は正義かもしれません。

ドラマ中では、全体を通して「真なるバンカーとは」という理念が、その評価基準になっていたわけですが、後半は銀行のトップたる中野渡頭取が正義の担保者になっていた側面がありました。

そのため、最後のシーンで正義の担保者たる中野渡頭取から出向が命じられた時に衝撃が走ったわけです。

(どんな思惑があったのか次回作を観ると理解できるのかもしれませんが)

「組織のトップ=正義」は古今東西使われる構図ではあるのですが、それが現実的かどうかは様々な意見があることでしょう。

そんなことを考えると、やはり、この問題は企業の存在意義というところに尽きるのであり、その意味で「ビジョナリー・カンパニー」の意味を噛み締めるのでありました。

「ハート・エレキ」選抜の意味不明の意味

2013-09-20 10:08:54 | AKB48_軽ネタ
選抜編成の意図が読めないのだが、どんな意味があるの?

卒業とか事務所がどうとか、そんなくだらない内部事情を理由に選抜の編成を変えるほどAKB48は落ち潰れていないだろう。

戦略的な意図があるはず。

と、考えさせるのがいつもの手なのかもしれないが、私は予定調和を壊す以上の意味があるだろうとみている。

何かを実験的に確かめたいか、この選抜は準備でもう1つの手をもって完成する何か、だと思う。



単なる愚痴

2013-09-14 01:06:37 | AKB48_軽ネタ

私事の話で、

人をやる気にさせることなどできない
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/e75057175a59763a45dbc3054a562ff7

のつづき。


最近、意味も理解せずに「学習と成長の視点」を持ち込む輩が多くて困る。

中途半端な意識高い系による猛威が組織と個人を破壊している。


無理解な人は「学習と成長が大事だ!」と主張して、「個人」に学習と成長を求める。

確かに学習し成長するのは個人であるが、学習と成長の機会を創出するのは個人ではない。

個人にできることなら、とうにやれているはずだろう。

そうではないのだ。

相互依存関係によるWin-Winの関係構築によって、個人ではできないことを、組織として可能にする力こそ組織力であり、そのパースペクティブが「学習と成長の視点」であろう。

組織として学習と成長の機会を創出していくのが「組織学習」という概念であり、「学習する組織」の基本的なポイント(5th Discipline)の一つだ。


主体性や能動性ばかりに注目してマッチョな人間像を求めるのではなく、多様なステークホルダーをインクルージョンして相互作用を発揮するチームワークのあり方を考える高次な人間像を自らに求めよう。



単なる愚痴でした。

今のAKB48で、理念や組織について語ることは流行らない

2013-09-08 09:20:20 | AKB48_軽ネタ
2020年のオリンピック開催地が東京に決まった。

状況は刻々と変化していくし、エントロピー増大の法則ではないが、モノゴトは時間経過とともに複雑化していく。

わかりやすい大きなテーマが設定されたことで、これから日本は2020年に向かって心理的にも社会的にも変化していくのだろう。


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↓このエントリで消費者心理はマクロな経済環境に影響を受けていて、AKB48を取り巻く状況も変化してるというテーマが提起され、コメント欄が賑わっていた。

お父さん応援ソング作ってほしい
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/27a5292f33a2a043820d395e85945e02



実は、↓このエントリを1年前に書いた時には、既に状況の変化を感じていた。

チーム4を組閣でいじるべきでもないし、JPN48もいらないということを、今一度説明してみる
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/32bcca4fef220cd7ac0819eb84bf620c



(これは私の感覚的な話だ。)

当Blogでのコメント欄が盛り上がるのに反比例して、アクセス数のベースは下がる一方だ。

ターニングポイントは前田敦子がAKB48を卒業する少し前くらいからだったと思う。

明らかに勢いが落ちたし、アクセスの傾向も変わった。

消費者の心理的状況は刻々と変化しているが、とりわけ大きな変化であったと思う。


以前は、何かスキャンダルが起きる度に跳ね上がったアクセス数だが、今はそれほど変化しない。

以前から述べているが、AKB48第1章の終演とともに、問題意識はAKB48から個々のメンバーに移った。

多くの人がAKB48自体への興味を失っており、AKB48コミュニティの中でさえ、AKB48全体や組織について語ることは流行らないのだ。


だから、経営陣がその社会的、心理的な状況の変化に対応しようとすること自体は自然であるし、

それゆえに、その状況に危機感を持つ私を含めたコメンテーターが当Blogで熱弁を奮うのも、当然の帰結だ。

当Blogで理念や組織に関する話題が盛り上がるということは、同時に、それだけAKB48がそこから離れていっているということでもある。

両者は表裏一体なのだ。

この状況を憂う人々が時に荒らし的に暴れまわることも同様である。

そういう意味で、下記のコメントで指摘されていることは半分正しいと思う。

ここにコメントしてる人達は、自分達を切り捨てられたくない顧客の立場としてしか意見が言えないのだから、運営は参考にできないのではないか。



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何度も言うが、この状況の中でいくら「組織を変えよう!」と叫んでも共感は得られない。

準備がないからだ。

派手な一発逆転を夢見るのは人間の性だが、いくらやっても有効な活動にはならないだろう。

今やるべきことは、明日への橋頭堡を築くことだ。

そして、それが新しい動きに繋がるように、ひそかに土壌を作り変えることだ。

「茹でガエルの寓話」を逆に利用するのだ。

その地味で地道な活動を継続すること、それが王道である。

イノベーション普及理論&キャズム理論のエントリに関する補足

2013-09-06 23:36:23 | AKB48_軽ネタ
先日、「イノベーション普及理論」を取り上げましたが、

イノベーション普及理論とキャズム理論から、研究生ゴリ推しの理解と進め方を考える。
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/4894a26da7dbc081a63ec703dd41d02a


突然この話題を語っているわけではなくて、前から主張しているものをリメイクしただけです。

前から読んで頂いている方にはご理解頂けていることとは思いますが。


チーム4を組閣でいじるべきでもないし、JPN48もいらないということを、今一度説明してみる
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/32bcca4fef220cd7ac0819eb84bf620c

特に↓これ。

「世代交代問題」は「高齢化問題」ではない。 「世代交代」のあり方とは?
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/f558ba66306282d41402fa86797bbeb2


当Blogでは、世代交代を考えるなら、「現世代でマスを狙いながら、次世代ではニッチを狙う。」の戦略を立てなきゃということをずっと言い続けているだけです。

前向きに運営の戦略を解釈すると、運営は次世代の育成を短期化するためにマス×ニッチのMix戦略に挑戦し続けている、となるかと思います。

タイムベース戦略ではないですが、プロなら時間短縮を狙うという考えもわからなくもないです。


ただ、これからの時代、やはり「コミュニティ生成力」を重視して、時間をかけてコミュニティ生成に力を入れた方がいいと思います。

コミュニティ生成はとにかく時間がかかりますからね。

人と人の信頼関係によって出来ていくものだから、信頼関係構築には時間がかかるものです。

人をやる気にさせることなどできない

2013-09-02 20:34:09 | AKB48_心の叫び
人をどう動機付けたらよいのだろうか?

↑この問いは間違いである。

正しい問いは、「他者をどのように動機付けるか?」ではない。

どのようにすれば、他者が自らを動機付ける条件を生み出せるか?

である。

言葉にすると僅かな差しかないが、意味は大きく違う。


マネジメントの仕事は点火すること
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/442bce70b0735af450c69e0e31663040

あるメンバーに対する提案をしたい

2013-09-01 19:04:40 | AKB48_軽ネタ
これはネタではなくマジ・トーク。



あるSKE48のメンバーについて。

当Blogで取り上げてきたのは、松井玲奈と松村香織の2人。

松井珠理奈に関する話題についても取り上げてきたが、人物として取り上げたのは上記2人だけだ。

取り上げるかどうかの基準は、単純に私の趣味の問題だ。

その趣味とは「将来的に組織に対して影響力を持ちえるメンバーかどうか」である。

私自身、今もって見る眼は間違っていなかったと思う。

2人ともSKE48を超えてAKB48グループ全体にとって欠かせない存在になってきた。

それぞれ方向性は違うが(笑)

それぞれに新しい風をAKB48グループ全体に吹き込んでくれるだろう


そして・・・


実はこれまで一切語っていないが、もう一人ずっと注目してきた人物がいる。

それは、後藤理沙子だ。


かなり前から注目している。

その言動が哲学的と言われるが、大人からしてみれば厨二病レベルで、確かに現時点ではレベルが低い。

あんなレベルで若手メンバーを組織化されたら組織全体の意識が低位で安定してしまうから困る。

その上、くすぶっていると思っていたら、ここに来てくだらないTwitter騒ぎ。

呆れる。



だが、

彼女にはイノベーターとしての素質があると思う。

このまま彼女を干すのは組織的な損失である。

彼女がなかなか一皮向けないのは、彼女の周りにいる大人のレベルが低いからだ。

彼女をお山の大将で終わらせてはならない。



だから、ここで提案したい。

彼女をAKB48に移籍させよう。

それで彼女が辞めるなら、それはそれでいいだろう。

(チーム4に移籍させて立ち上げれば面白かったけど。まぁいいけど。)



これはずっと言い続けている私の座右の銘だ。


一流の組織は人を創る。



人こそ全ての源泉だから。

個人戦だけではなく、組織戦のことを考えて人材育成して欲しい。

以上。