【AKB48】ググタス選抜から読み取れること ～ネットワーク効果を利用した者が勝つ～

【超速報】　ググタス選抜が発表されている、今　[随時更新]
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/31b2e69e7628d1c419643cf1074adcc4

はじめはメディア選抜とのMIXかと思っていたのですが、これまでのところ、ガチでググタス選抜のようですね。
しかも、発表された順番を見ると、おそらく運営の考える順位でしょうね。
なぜなら、全員をサークルに入れて毎日投稿をチェックしている私の実感に近いものがあります。
(若干私の考えと違いますけどね.まぁそこは少し何らかの都合があるのかもしれません。)

(順位はAKB48内でのGoogle+フォロワー数ランキング)

松村香織　 (22) SKE48 研究生　　70位
松井咲子　 (21) AKB48 チームK　17位
高城亜樹　 (20) AKB48 チームA　10位
片山陽加　 (21) AKB48 チームA　34位
山口夕輝　 (18) NMB48 チームN　108位
仲俣汐里　 (19) AKB48 チーム4　42位
石田晴香　 (18) AKB48 チームB　28位
松井玲奈　 (20) SKE48 チームS　8位
鈴木紫帆里(18) AKB48 チームB　93位
田名部生来(19) AKB48 チームK　49位
倉持明日香(22) AKB48 チームA　16位
山本彩　　 (18) NMB48 チームN　18位
仲川遥香　 (20) AKB48 チームA　26位

こうやって見ると、AKB48が圧倒的に強い。

AKB48：9人 (A:4人, K:2人, B:2人, 4:1人)
SKE48：2人 (S:1人, 研究生:1人)
NMB48：2人 (N:2人)

AKB48でもチームAが強い。
そして、SKE48とNMB48の1人は、エースの松井玲奈と山本彩です。

これが何を表しているかは、明白です。

AKB48メンバーは、もともと名前が売れているのでググタスでも目立ちやすいということは、あるでしょう。
しかし、毎日見ている私が感じているのは、それではありません。

フォロワー数の順位を見てみるとわかりますが、呼び出し順序と順位に相関がないことがわかります。
つまり、ググタスでの活躍は、(ググタス以前または以外での)リアル人気と、関係がないのです。

ググタスでの活躍は、知名度では決まっていません。
(1番目に呼び出された松村香織について考えればすぐわかると思いますが。)

企画や構成、具体的内容、そして意欲を含めた意味での「文章を書く能力」によって決まっているのです。
たとえば、作詞をすることを考えてみればわかりますが、文章を書くために必要な能力は、国語のテストで点数が取れる力ではありません。

引き出しを多く持っていないといけませんし、引き出しを作るための高感度なアンテナを持っていなければなりませんし、引き出しから出すタイミングをはかるために場の流れが読めなければなりませんし、動的に変わる状況に臨機応援に対応できなければなりませんし、場を自分の望むものに変えるためにあらゆるものと連動していかなければなりません。

これは、広い意味での人間力なのです。

層が厚く、有能な人材を多く抱え込んでいるAKB48のメンバーが抜きん出ているのはそのためです。
実際、ググタスを見ていて面白いと思う投稿はAKB48メンバーのものが多いです。
NMB48/HKT48はまだ若いメンバーが多いので、ググタスの使い方を理解していないメンバーも多く、アマチュアが多い印象です。
(SKE48はNMB48/HKT48に比べて面白いですが、ネットワークが弱いですね。まだまだ独り善がりな投稿が多い。)
(やすす、よすす、しのぶを見ればわかると思いますが、大人の方が面白いですね。)

いわゆるメディア選抜と呼ばれるAKB48の上位メンバーが、ググタス選抜に入っていないのは、ググタス以外の場での活動がコミットしているため、ググタスへの意欲がわかないのが理由です。
彼女らは十分にググタスで活躍する実力があるので、もし彼女らがググタスに対して意欲を持てばググタス選抜は違ったものになるでしょう。
(篠田麻里子は、その実力をググタス上でいかんなく発揮しており、ググタス選抜に入ってもおかしくないと思います)

そういう意味では、SKE48/NMB48のエースである松井玲奈と山本彩がググタス選抜に入っているのは、特徴的だと思います。
支店メンバーとしての危機意識の表出ではないかと思います。
単純に自分のことだけではなく、両者ともエースとしてSKE48/NMB48を背負っているのだと思います。

◆◆◆◆◆◆

以上のことを踏まえると、AKB48以外のメンバーで本店選抜級エースでもなく、ググタス選抜に入っているSKE48松村香織とNMB48山口夕輝が異質なのがわかるでしょう。
特に、松村香織にいたっては、SKE48の研究生です。
しかし、どう考えても、1位は松村香織です。

そんなことが可能なのは、彼女が自分の力だけではなく、周りのもっと大きな力と連動しているからです。
松村香織がすごいのではありません。
松村香織が他のメンバーや、ググタス民の力をうまくまとめあげるから、それが大きなうねりになって、すごい結果を生み出すのです。

ググタスの登場によって、各要素がネットワーク化されて、繋がりやすい状況になったからこそ、このようなことが可能になったのです。

松村香織が1位指名なのは、まさにそれがググタス選抜であるからなのです。