進化する魂

フリートーク
AKB48が中心。
気の赴くままに妄想をフル活用して語ります。

「BBQ松村香織の今夜も1コメダ」の本質を語ろう

2012-04-15 09:12:23 | AKB48_アナリシス
当初から「BBQ松村香織の今夜も1コメダ」を推してきた立場として、もう一度語り直すことにする。


少し前にBBQ本人「今夜も1コメダ」も飽きられているんじゃないのか?って気にしていたのだけど、飽きるとか飽きないとかという次元で考えること自体が適切でないと思う。

ググタスの前にSNSそのものの話になってしまうのだけれども、コンテンツの概念を現在進行形でひっくり返しているのがSNSなんだよね。

どういう意味かというと、人々にとってのエンターテイメントが、ハリウッドやブロードウェイ型の完成度の高いコンテンツから、もっと日常的で個人的で小さいものに置き換わってきているということ。

PS3の大作ゲームから、携帯のソーシャルゲームにシフトしているのも同じ話だよね。


◆◆◆◆◆◆


この辺は当Blogで何度も語ってきているので是非過去エントリを参照して欲しい。

やすすがついにぐぐたす(Google+)を理解したようだ
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/c3fd6f2767eef9895d01f54dcb6dd862


ITとインターネットの力であらゆる情報へのアクセスコストが小さくなり、アクセスできる単位も小さくなった。
情報は軽く小さく、扱いやすくなった。

だから人々は、いつでも情報を自分好みに細切れに編集可能になった。
(ここでいう「編集」とは情報を"操作"することを幅広く捉えた概念)

これは人の本質的な快楽と親和性が高い。
(知的好奇心の充足への貢献度が高い)

本質的に人は、情報を試行錯誤して組み合わせ、整理することが大好きなのだ。
行動経済学者のタイラー・コーエンはこれを「ホモ・オルド(整理人)」という。

(経済学の「ホモ・エコノミクス(経済人)」、社会学の「ホモ・ルーデンス(遊戯人)」と対比し、人は頭の中で自分だけの経済を創造する「ホモ・オルド(整理人)」だというのだ。)


◆◆◆◆◆◆


なので、「BBQ松村香織の今夜も1コメダ」についてだけれども、これまでの「コンテンツ」として考えるのではなくて、もっと「日常的な何か」だと考えた方がいいよ。

たとえるなら「親子関係」とか「兄弟関係」といった「家族的なもの」。
飽きるとか飽きないではないけれど、なくてはならないもの。
いい意味での「友人関係」でもいいかもしれない。

「飽きる」とか「飽きない」とかと、次元が違う概念でしょ?

「恋愛関係」はぐっと燃えるかもしれないけど、飽きるでしょ?
(この愛が冷めるなんて!といって認めない人は多いと思うけど・・)

でもたとえば親子関係は飽きないよね。
でもなくてはならないものでしょ?

わかるかな、この意味が。

前から繰り返し主張しているように、顧客を「点」でとらえようとしてはならんのだ。
これまでのコンテンツ概念だと、鋭く刺さるサーベルや、爆弾のような大きい点を考えるけれども。

でも、単純な「線」でも「面」でもない。

「点」を多く打つ。
「点」を数限りなく打つ。
日常的なものとして「点」を打つ。
そして「点」と「点」を結び、「線」なり「面」にする。
顧客の心の壁に楔を打ち込み、壁を割るのだ。
そしたら顧客の心はあなたのものになるだろう。

これがわからないと今はやりの「ソーシャル」の本質を理解することはできないと思うよ。

同じネタを繰り返してばっかりだけど・・
でもなかなか理解してもらえないんですよ。


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2013-04-24 06:50:58
この内容をあっさりと語るなんてこのブログはクールすぎる!
出るところに出ればビジョナリストになれるはず!
素晴らしい!
返信する

コメントを投稿