進化する魂

フリートーク
AKB48が中心。
気の赴くままに妄想をフル活用して語ります。

代表選挙をコンクラーベ方式にしてみたらどうか。

2011-08-29 13:40:31 | 政治
民主党代表選挙。
大方の予想通り決選投票へ。
初めから決選投票を織り込んで選挙活動やっているのがどうも打算的だなと思う。

いいこと思いついた。

代表選挙をローマ教皇の選出方式であるコンクラーベと同じ方式でやったらどうだろうか。

決選投票ではなく、2/3の賛成票を得る者が出るまで投票を繰り返す。

過半数なんてぬるいことやっているからだめなんだ。

コンセンサス取れる結論出るまで政策と合意を磨く仕掛けが必要だ。

部屋に2~3日こもって膝つき合わせて納得いくまで議論したら、多少は真剣に議論する機会が増えるんじゃないか。

気持ちが真剣じゃないといいたいのではなく、異なる意見の人達と向き合って議論する真剣勝負の機会がないと言いたいのだ。

リアル「墓穴を掘る

2011-08-29 12:35:34 | ブログ情報(News Release)
夫を驚かそうと妻が掘った落とし穴(深さ2.5m)に夫婦で転落 2人とも死亡…石川・かほく市の海岸
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1659412.html
このニュースを見て、夏休みを思い出しました。
夏の空、夏の海、夏の遊び・・・

「夏の魔力」ってありますよ。

いや、この人達は暇だったんですよ。
田舎暮らしって暇だから。
(時間があるというより、伸びのびする時間があるという意味)
持てましちゃうんです。

で、遊んじゃったんです。子供のままに。
遊び方を知らないままに大人になると、ついつい力を子供の発想のまま使っちゃいます。
日本の子供達って遊びを作る訓練を受けていないでしょ?

私は子供の頃、夏休みになると仲間達と新しい遊びを開発しようと頭使っていました。
誰が一番面白い遊びを思いつくかの競争です。
時間持て余すとついつい反社会的な方向へ流れちゃうんですけどね。

ただね、このニュース見てまず最初に思ったのは、毎日、通勤電車と都心のビルの中で暮らしている私みたいな都会ザルよりも、彼らの方がよほど人間的な生活を送っていると思ってしまうんですよ。
結果は二人死亡という痛ましい事故ですけど、彼らが見た「夏」はあったのかな~ってね。
私は今年も夏を感じないまま、ただ暑い日が続いたとしか記憶されないまま、毎日をすごしているのです。

ももいろクローバーZ 求められる破壊的イノベーション

2011-08-28 00:36:13 | AKB48



私は「ももクロ」についてグループ名以外何も存じ上げなかったのですが、今回このエントリを書くにあたってちょこっとだけ調べました。
「海老反りジャンプ」も見ましたし、ファンの方の提供しているいろんなもの見たり読んでみたりしました。
その程度なので、本エントリは素人による適当コメントだと思って頂けるとありがたいです。

本エントリを書くきっかけになったのは↓以下の記事を読んだことです。

ももいろクローバーZの経済学(田中秀臣)
http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20110825#p3

フォーカルポイントが洗練されていることと、全国区でヒットすることの間には因果関係はなく、むしろそのフォーカルポイントの洗練化が全国区でヒットするための足かせになるとすら思います。
では、全国区アイドルになるために必要なものは何でしょうか。
それを考えていきたいと思います。

その前に、ももクロの人材としての可能性は高いような気はします。
メンバーでいうとスターダスト所属だけにAKB48とは種類が違うような気がします。
(AKB48は人材の入れ替えが基本構造として組み込まれているので、AKB48の場合は固定メンバーという発想が当てはまらないですが)
コンセプトやコンテンツとしての完成度を見ると、非常によく時間かけて考えているなと感じます。
単純な企画モノではなく、金と時間がかかっているなと。
それなりに能力のある人が関わっているプロジェクトだと思います。
(今頃気づいたのかお前はと言われそうですが)

語りたいことはいっぱいあるのですが、いつも発散して読みにくくなるので、焦点を1つか2つに絞りたいと思います。

この間、Fairiesについて述べましたが、私は新しいアイドルがヒットするかどうかについて、AKB48と比べてどうかという問いそのものが無意味だと思っています。
AKB48は他のアイドルとの比較によって受け入れられたアイドルなのでしょうか。
答えは否でしょう。

※参考
『【AKB48】なぜ他のアイドルがAKB48に勝てないのか』
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/eddb3ae9db20c05eb56056055e1529bb

では、AKB48は他のアイドルと何が違ったのでしょうか。

AKB48が本格的に(全国区のアイドルとして)普及したのはいつかを考えるとヒントがあるかもしれません。
ティッピングポイントはいつであったかという問いです。
いろいろと説はあると思いますが、私は第2回総選挙の後に発表された「ヘビーローテーション」だと思っています。
ヘビーローテーションで認知されて、その後に本格的に拡散していったと思います。
CDの販売量もそこを境に変わっていた気がします。
(データで説明できると説得力があるのですがね。その労力はかけません・・)


面倒なので全国区アイドルがなにか?という定義は考えません。
これは感覚的な話です。

それまではいわゆるAKBオタと呼ばれるファン層を中心に固められていたと。
あるところまではそれでよいのです。
別にそれ以上を求める必要もないですし。
しかし、それ以上を望むのであれば、その状況がAKB48を全国区に押し上げるのに障害にすらなっていたと思います。
ソーシャルに振れば振るほど、新しい参加者は増えにくくなっていきます。
仲間に入ればワイワイ楽しめるが、敷居が高くて参加者が増えない構図があるからです。
勝手にやってろと。自分は知らんと。
ソーシャルというのはそういうものです。
(例えば、ソーシャルネットワークというのは情報の都市化なのです。)

その状況を打破したのは選抜総選挙だと思います。
もし総選挙の投票権を公演の参加者に限定していたら、AKB48はこれほど全国区のアイドルにはなっていなかったと考えます。
マスメディアと総選挙の力で、AKBエコシステムの外側にいた人々を取り込むことに成功したのです。
その意味でも投票システムとしてCDパッケージを使ったことは、非常に大きな貢献を果たしたと思います。
(TwitterはRTが城壁を越えるのに有効な役割を果たしていると思いますね。)

深堀りする部分、これはももクロは非常によくやってると思います。
でもそれだけじゃ特定の市場しかとれないのです。

この間のWBSでのAKB48の説明も完全に誤解していましたが、AKB48は他のアイドルグループより優れているから受け入れられているわけではないのです。
ヒットはコンテンツの良し悪しで決まるのではないのです。
(そりゃ最低限の品質は必要ですが、モノが良くて売れるなら誰も苦労しないし、AKB48についてルックスをあーだこーだ言う人いるけど全くわかっていない。そんなところを売りにしてるのではない。あくまでパラメータの一つでしかないのだ。)

差別化戦略では足りないのです。
競争優位を構造としてどう作り出すかなのです。
これ非常に重要な考え方です。

どれだけそのアイドルに時間使ってもいいと思うかどうか。
ライバルは全て。
ゲーム、彼女、家族、受験、友達、スポーツ、時間を消費する全てがライバルです。

キッカケが必要です。
アイドルを知る機会、時間を使ってもっと知りたいと思う機会、もっともっと時間を使いたいと思う機会、これをどうやって作り出すかです。
より多くの人に、ももクロを知らない人にどうやってアプローチするかです。

時間についての認識があるからこそ「週末ヒロイン」って言っているんだとは思いますけどね。

自分の置かれている状況を確実に把握したいのであれば、自分が置かれていない状況についても知らなければならないのです。

自分たちがどのような状況下でどのような力でどういったものの変化に作用を与えることができているか、を考えるのと同時に、どういったものの変化に作用することができていないか、外の世界を考えなければならないのです。

世に言うイノベーションですね。
万能な方法論はありません。

正直に言って、ここまでのももクロになら、時間と金を投下すればできるレベルだと思います。
深化することだけを考えればよかったからです。
いわゆる持続的イノベーションだけでやってこれたと。
ここから先は自分たちの外にある世界に踏み込んでいかなければならない。
破壊的イノベーションが求められているのです。
これはこれまでの問題とは別次元の問題になります。

まぁ余計なお世話なのは間違いないのですが、ももクロを調べていたら、なんかもったいないなという気がして少し語りたくなりました。
潜在的成長率は高いと思いますよ。
特に、リーダーの百田夏菜子さんは可能性を感じますね。
市場の期待収益率を超えて成長できる可能性は多いにあると考えます。
経営次第ですが。

最後にきついこと言っておくと、
週末ヒロインじゃ天下はとれないでしょうな。
ここで満足したくないのなら破壊的イノベーションについて考えるべきでしょう。

レコード会社はAKB48と同じキングレコードなのね。。

【追記】
中長期的な計画に基づいて活動していて、今この瞬間の活動だけを見て評価するのは問題かもしれません。
私が知らないだけで、いろんな戦略がある可能性はありますね。
AKB48も4年くらいかかっていますから、ももクロも時間をかける期間なのかもしれません。

個人的な感想を言うと、K-POPアイドルよりJ-POPアイドルの方が新次元のアイドルだとつくづく思います。
それは、コンテンツの質だけにこだわらず、もっと広い活動によって競争優位を作り出そうという意思が見て取れるという意味で。

政策競争ではなく、理念

2011-08-27 15:18:48 | 政治
私は昨日↓このように書いたのだが

民主党代表選挙で感じる「挙党体制」というワードへの違和感
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/dd7c9e59214337d0542f2870bbbc2791

小幡さんが↓こう書いていた。らしいなと思う。

民主党代表選挙 政策はいらない(小幡績)
http://agora-web.jp/archives/1374610.html

両者は違うものと思われるかもしれないが、案外同じことを言っている。
小幡さんは以前から政策議論よりも組織として真っ当であることが重要と言っている。
実は、当Blogでもずっと同じことを言っている。
なぜなら、私はビジョナリーカンパニーの信奉者だからだ。

正しい政策、戦略を目指しても無駄である。
正しい理念がその前になければ全てが徒労に終わるのだ。
組織にとって決定的に重要なのは、まず第一に理念と人材なのである。
ドラッカーも人材に関しては唯一組織の力ではどうしようもない資質として真摯さを強調している。

そういう意味で、私は政党が競争すべきものは「政策」ではなく「理念」だと思っている。

【AKB48】 総選挙における大島優子さんの発言の真意

2011-08-27 14:17:07 | AKB48
昨日、実に素晴らしいコメントを頂きました。
より深く考察する機会を頂いたという意味で、大変に感謝しております。

コメントを頂いたエントリは↓こちらです。

AKB48総選挙「票数はみなさんの愛です」を理解できない人は愛を理解できない。
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/58349ed15207899654aa8e85f2113cdd

このエントリは、私が、AKB48の第3回選抜総選挙における大島優子さんの発言に関する批判について文脈を読まない低レベルな批判だと、批判を批判したエントリです。

もともと、批判されていた大島優子さんの発言部分は以下です。


第三者はいろんなこといいます。
『投票数を何万も買って、本当に総選挙と言えるのか、選挙は一人1票じゃないのか』って

でも私たちにとって、票数というのはみなさんの愛です。

去年は1位になってセンターで歌わせていただきました。私にとっても大切な曲です。
次のシングルは2位ですが思いっきり歌って踊りたいと思います。


批判者は「愛 = 票 = 金」→「愛 = 金」と勝手に解釈して批判しているのである。
そこで私は次のように書いた。

大島優子さんからすれば、批判されているAKBやファンその他ステークホルダーを擁護するため、いんやAKBとは何かについて思うところを述べたかったのではないか。
「総選挙のことで様々な批判があるけれど、私達(ここにはAKBだけではなくファンやステークホルダーも含まれる)にとって総選挙における票は"一つ"の気持ちの表現方法なのです。」と言いたかったに違いない。

どんな分野でも、成功すると様々な思惑を持った人たちが寄ってくる。
そのことによって規模が拡大できたり、目標の実現に近づけたりするというメリットがある一方で、様々な人の思惑が交差するためいろんな制約を受け入れざるを得なくなったり、当初の目標について軌道修正を求められたり、心無い人たちによって攻撃されたりするデメリットも出てくる。
規模が小さい時は、ファンの人たちと一緒に作り上げている感覚があっても、規模が大きくなれば、そうも言ってられないことが出てくる。
夢の豪邸マイホームに住んではみたが、小さな部屋に住んでいたあの時の家族団らんの楽しみが減ってしまったというケースもあるだろう。

あの頃想っていたものと少し違うかもしれないが、それでも自分たちの想い描くものに向かって、ひたむきに進むしかない。
何かを得れば何かを失う、AKBの各メンバーもトレードオフを受け入れながら活動している。
矛盾や葛藤と日々向き合いながら、それでも夢や目標に向かって進むのだという気持ちを強く持とうと努力しているのだ。

そんな背景から出た発言だと想ってみたらどうだろうか。
金だとか利益だとかだけでは語れない何か、心のずっと奥の、言葉で表現し切れない気持ちの、その気持ちの叫びだよ。
それをある時には「愛」っていうだけの話だ。


最近になって次のようなコメントを頂いた。
(お名前はわかりませんが、Unknowさんありがとうございます。)


「票数は」なんて言うから誤解を生む。
少なくとも一般の人はそう解釈する。

あなたの言う通りだとするなら「1票1票は」が正しい言葉だと思う。


「票数は」と使うことが誤解を生む原因であったという指摘です。
私が言うように、本当に

「総選挙のことで様々な批判があるけれど、私達(ここにはAKBだけではなくファンやステークホルダーも含まれる)にとって総選挙における票は"一つ"の気持ちの表現方法なのです。」と言いたかったに違いない。

と大島優子さんが考えているのであれば、「1票1票に込められた気持ち」という部分を強調すべきではなかったかということです。
そこで私は大島さんの立場に立ってみました。
もちろん妄想です。
そこで気づきました。
私には理解していないことがあったということを。
それで、次のようにコメントを返しました。

なるほど。
「票数は」という言葉が特別に誤解を生みやすいとは思いませんが、

でも私たちにとって、票数というのはみなさんの愛です。
→ でも私たちにとって、1票 1票はみなさんの愛です。

確かに、そちらの方が1票の重みを表現できますね。

大島さんが何を言わんとしたのかをより深く考える機会になりましたね。

私は、大島さんが「票数は」と言ったのには、もっと深い意味があると思います。
「票そのものがみなさんの愛」と言いたかったというのもありますが、大島さんはもう少し突っ込んでいて、票数の多寡に判断を加えたいのではなく、ありのままに票数を受け取ろうとしていることから出た言葉ではないかと。
というのも、大島さんは、総選挙の結果として、2位→1位→2位と敗北→上昇→転落という経験をしているわけです。
単純に、票に込められた気持ちを言いたかっただけではなく、どんな票数でも受け止める覚悟があると言いたかったはずです。
「みなさんから自分およびAKB48への愛」そして「自分とAKB48からみなさんへの愛」を言いたかったのだと思います。

「私たちにとって、票数というのはみなさんの愛です。」のうち、「私たちにとって」が「票数というのはみなさんの愛です」を相対化していると私は読みます。

深読みしすぎと言われるかもしれませんが、大島さんが置かれている立場というのは、一般の人が経験も想像もしないほど過酷なものだと思います。
そういう葛藤の中で生まれてきた渾身の言葉、表現はうまくなかったかもしれませんが、文脈としては私はそう受けとめています。


大島さんはAKB48の大人です。

【ドウデモ】 小沢支持は過去のことにしてしまいたい

2011-08-27 11:25:23 | 政治
小沢さんが海江田さんを支持だって?

・・・なんで?

自分を重宝してくれるから?

本当に小沢一郎本人が海江田万里を支持すると言ったのか?

やる気あるんですか。
適当言うくらいなら何も言わない方がマシですよ。小沢さん。

当Blogでは過去に小沢支持を強烈に打ち出していたのだが、もう過去のこととしてしまいたい。

民主党代表選挙で感じる「挙党体制」というワードへの違和感

2011-08-27 00:44:34 | 政治
民主党代表戦で候補者みんなが「挙党体制」と言うのに違和感を感じる。

自民党時代には挙党一致を言う意味は大いにあったと思う。
官僚内閣制だったので、政治は政権与党の体制が挙党一致で維持されることが重要だったからだ。

しかし、民主党が挙党一致を主張する意味がどこにあるのか。
内容の良し悪しは別としてマニフェストという政策を掲げて政権交代した政党が民主党でなかったのか。
マニフェストを変更するしないはあるだろうが、民主党が分裂しないように政策を練り直すという意味だろうか。
つまり、自民党時代の政治に戻るといいたいのか。
民主党にとっての自己否定ではないのか。

初めからそういう要素はあったというか、そうなることは見えていたという意見には同意するのだが、どんどん泥沼にはまっていくように見え、そしてそれが全く軌道修正されそうにないところからみて、組織の論理の力強さを感じずにはいられない。

ドラッカーは組織は人の強みを伸ばし、弱みを無効化するためにあると言ったが、政治の世界を見る限り、逆の効果を発揮することが多いように思う。
ということは、やはり政治関連組織のあり方がそもそも誤っていると考えざるを得ないと、まぁ単純には思う。

【ドウデモ】 フライングゲットを買いにCDショップに行った

2011-08-25 20:49:06 | AKB48
最近、仕事上がりが早いので、自宅の最寄り駅付近で寄り道して帰ろうと思ったのです。

ふとAKB48の新曲「フライングゲット」が昨日発売されたことを思い出したので、自宅付近にある唯一のCDショップへ行こうと思いました。

これまでAKB48の楽曲はモーラ(私はWalkmanユーザー)でしか購入したことがなかったので、私にとってははじめてのAKB48のパッケージメディアなのであります。

ひょっとして握手権とか生写真とか添付されてるのかななんて考えながら、とドキドキしながら向かったのです。

店頭では一際大きな展示スペースが設けられており、POPとビジュアルで盛り上がりが表現されているではありませんか。

どうもフライングゲット以外の関連商品も陳列されているようです。

PV映像などに感慨にふける時間もそこそこに、

で、手に取ろうと思ったら、ない。

綺麗にフライングゲットだけがないではありませんか。

「只今売り切れ 申し訳ございません」みたいなシールがそこかしこに貼ってあります。

気持ちが盛り上がっていたせいか気づかなかったが、これだけ大きな展示スペースに客が誰もいないではありませんか。

うむ、確かにこれだけのスペースに客が誰もいないのはおかしい気がします。

どうも最近CDを買う機会がなかったので、CDの購入戦略に対する認識が甘かったようです。
(というか、仕事帰りに突然買いたくなったというだけなのだが)

せっかく買おうと思ったのに。

オンラインショッピングに慣れてしまったせいで、買いたい時に買えない面倒くささを久しぶりに思い出しました。

オンラインでパッケージメディアを買えばって?

わかってないですね。

逆なんですよ。

よく「レンタルショップ vs. オンラインショップ」のケーススタディなんかで、レンタルショップのメリットで語られるのは、想定していなかった購入行動なんですよ。

ふぅ。

帰宅してからいつも通りモーラでダウンロードしたのでした。

秋元康氏がWBSに出演して世界戦略を語る

2011-08-24 23:58:17 | ビジネス
・・・はずだったが、何も語っていなかった。

キャスターとおしゃべりしただけ。

世界戦略を語るには時間が短か過ぎた。

そして浅い。

番組側が調査していないのが明らかだし、パッションがなさすぎる。

もったいない。実に。

ただ、秋元氏の卓見性は相変わらずだった。

それだけは確認できた。

【AKB48】恋愛と処女信仰とアイドルビジネスと (途中)

2011-08-24 09:57:56 | AKB48
【AKB48】 過去の恋愛経験は不問でよい』を補足します。

最近は少なくなったのですが、前はよく恋愛相談に乗っていました。
その中で、男性特有のある悩みに遭遇することが稀にあります。
それは「彼女の恋愛経験について」でした。
この種の悩みを持つ男性は、往々にして恋愛経験の少ない人が多かったように思います。
私は、この悩みについて、いつも同じ回答をします。
今日はそのお話です。

処女信仰はどこからくるか。

「恋愛経験の少なさ」から来ます。
ここでいう恋愛経験とは、実体験の量を言うのではなく、質をいうのです。
どれだけ場数を踏んだかではなく、どれだけ関係を深めたかです。
(どれだけ場数を踏んでも学ばない人は学ばない。)

なぜ恋愛経験が少ないと、処女を信仰したくなるのでしょうか。

それは、恋愛経験の多寡によって、人間関係おいて重要視される項目が違ってくるからです。

もちろん、実態は言うほど単純ではなく、複雑です。
恋愛経験の多い猛者が処女の希少性に目を向ける時もあります。
性的対象としてのみ女性を捉えた時、その希少性に価値を見出す人々もおります。
年老いて、若き日のトラウマ(青春コンプレックス)に駆られて、青春を追い求めて処女を追及する人もいるでしょう。
因果関係を網羅することはできないが、あくまでも俯瞰して端的に述べる場合のお話です。

なぜ、恋愛経験の多寡が人間関係に影響を及ぼすのでしょうか。
幾つか例を挙げて考えていきましょう。
(こういう時はたとえ話が理解を深めるのに有効です。)


あなたは彼女のために料理を作ります。
あなたはカレーを作ることにしました。
あなたは彼女への精一杯の気持ちを込めてカレーを作り上げます。

ここで3通りの彼女を考えます。
彼女Aは、これまでの人生でカレーを食べたことも作ったこともありません。
彼女Bは、これまで100種類ほどのカレーを食べた経験を持つカレーオタクです。
彼女Cは、カレーが好きで自身でカレーを作ることも多々あります。

彼女Aが言いました。
おいしい!このカレー最高!

彼女Bが言いました。
これまで食べたカレーで一番美味しい!

彼女Cが言いました。
自分でも作るからわかる。このカレーの味を出すためにどれだけの時間と労力が必要であったかを。嬉しい!


あなたの心には、どの彼女の言葉が響きましたか?

きっとあなたと彼女の関係性によって結果は異なることでしょう。
彼女Aの人も、彼女Bの人も、彼女Cの人もいるでしょう。
時と場合によって、答えが変わることもあるでしょう。
その時の気分によってもかわります。

しかし、あなたがどの言葉がしっくりくるかにおいて、最も影響を与えるものがあります。
あなたが「あなたと彼女の関係において何を求めているか」によって決まるということです。
そして、あなたが何を求めるかは、あなたが「何を求めるべきと考えているか」によって決まります。
さらにこれは、あなたが「何を知っているか」によって決まるのです。

あなたは彼女のために料理を作ります。
あなたはカレーを作ることにしました。
あなたは彼女への精一杯の気持ちを込めてカレーを作り上げます。

あなたが「彼女への精一杯の気持ちを込めて」をどれだけ知っているかが重要です。
あなたに気持ちがなければ、彼女の言葉はなんでもよいでしょう。
あなたは何も求めていないからです。

あなたが精一杯の気持ちを込めたら、それなりの反応が欲しくなります。
共感したいことが出てくるからです。
でも、気持ちの込め方を知らなかったら?
気持ちの込め方を知っている人は、その込めたもので共感できたら嬉しいでしょう。

あなたが何かを知っていれば、誰かとの関係において共感する軸が生まれるということです。
あなたが何も知らなければ、誰かと共感する軸がないのですから、言葉なんてどうでもよいことでしょう。
そんな時、あなたは「条件」を気にすることになるでしょう。
他の価値を知らないのだから、理解しやすい条件を気にするのです。

恋愛の本質とは何であるか?
それは機能ではない。
希少性をいうのか。
もちろん、それはある。
だが、真の意味では理解をいうのだ。

★★★★★★

さて、ここまでは本質論のお話でしたが、ここからは、ではアイドルビジネスにおいて処女信仰をどう考えるかという点について議論していきます。

と、時間がなくなったので、一度ここでリリースします。

プラットフォーム競争についての特別講義

2011-08-23 18:52:39 | ビジネス
プラットフォーム戦略に勝利する『決め手』 (風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る)
http://d.hatena.ne.jp/ta26/20110821

なるほどね。
気持ちはわかるけれど、違いますね。
プラットフォーム競争というのは、そういうことではありません。
私は違うことを考えているので、ちょっと説明しましょう。

個別の話題ではなく、プラットフォーム戦略の本質論について語りましょう。

プラットフォーム戦略とは、

如何に自分は競争しないで、皆を競争させるかという戦略。

です。

広い意味では、例えば地球がプラットフォームですよね。
地球というプラットフォームの上で無数の生物達が競争しているわけです。
でも地球と、その上で生きている生物は競争していないですね。

国家も一つのプラットフォームですよね。
国家間の競争や反国家権力で闘う人々はおりますが、基本的に国民は国家と競争するのではなく、国民同士が競争します。
(グローバリズムの中では民間の活動は国家の枠組みを超えて活動しますが)

会社も一つのプラットフォームですよね。
会社間での競争や労働組合などで闘う人々はありますが、基本的に会社員は会社と競争するのではなく、会社員同士が競争します。

学校も、家族も、地域コミュニティもプラットフォームですよね。

技術や、標準化された規格もプラットフォームになり得ます。

通貨、これは代表的なプラットフォームですね。

いろいろと例を挙げてみましたが、プラットフォームの要諦とは何でしょうか。

つまり「如何に自分は競争しないで、皆を競争させるか」のポイントは何か。

それは、「脱意味化」と「意味化」なのです。

脱意味化:競争しない意味を与える(競争する意味をなくす)
意味化:競争する意味を与える

自分は競争しない ⇔ 相手から競争する意味をぬく
皆を競争させる ⇔ 皆に競争する意味を与える

特定の目的のために脱意味化と意味化を行うことがプラットフォーム戦略なのです。
(戦略=政策(目的)を実現する手段)

だから、プラットフォーム戦略の本質というのは理念であり、コンセプトであり、物語なのであります。

時にそれを信用と呼んだり、ブランドと読んだりするのです。

その信用を担保する力を、どう構築するか、それがビジネスモデルです。

【AKB48】 過去の恋愛経験は不問でよい

2011-08-23 00:24:21 | AKB48
乃木坂46のメンバーが決まったようですね。
やはりノマド&マス(全国区という意味でマス。関係性がという意味ではない)のようですね。
この件については後日また書くことにして今日は↓これらのネタについて。

戸賀崎さんのブログ・発言にファンからの批判が多数
http://akb48matome.com/archives/51763798.html

NMB2期生初公演で島田玲奈が謝罪。罵声を飛ばし出禁になったファンも
http://akb48matome.com/archives/51761939.html

何なの最近のこの流れ
http://akb48matome.com/archives/51763623.html

運営も大変だな。
EXILE魂で秋元康氏が「(恋愛禁止は)緩いルールですよ。」と言っていたことについて諸説出ているが、私はあまり深い意味はないと思っている。
マネージャーの立場で「ルール」について考えるとわかる。

ルールに意味を持たせるためには、実効性がないといけないわけで、口だけでルールと叫んでも何にもならない。
レビューのないルールなんて全く意味が無いのである。
で、本件に関するルールについてレビューすることが可能だろうか。

レビューしようと思ったら各メンバーの私生活に入り込んでチェックする必要があり、相当コストがかかる。
単純にやろうとすると、レビュー対象となる人数が多過ぎて破綻するだろう。
実効性の高い方法にメンバーによる相互監視という手があるが、しっかり制度設計しないと組織内がギスギスしてしまうので不可だ。
(上位メンバーを蹴落として這い上がるための競争原理として組織内に組み込めば、かなり効果を発揮するような気もするが、さすがにアイドルグループたるものメンバー同士の仲良さ度も重要な要素なので難しいだろう。)

これだけ大所帯になってきて考えることは、もうグループとして恋愛禁止とか言わなくても、恋愛発覚したら人気が急降下して自然淘汰されるだけになれば、個々人の意識の問題でハンドリングできて楽だ。
そういう意味で乃木坂46の毎回選抜総選挙は人気をダイレクトかつリアルタイムに反映できて、メンバーの管理コストを低減させる意味でメリットがある。
(でもデメリットもある。この件については日を改める)

また、前に秋元氏が教育機関としての役割を意識しているので未成年には厳しいみたいなことも言っていたが、正直20代も半ばも過ぎて「恋愛禁止ガチで守ります。」と言われてもちょっと苦しい気もするので正直に言って出口戦略を見つけたい気持ちは持っていると思う。
そもそも「恋愛禁止」という言葉は社会人として表立って言いにくいワードではある。
私が秋元氏だったら、インタビューで恋愛禁止について聞かれたらはぐらかしたいと思う。
だから本音はルールとしてというより、実態として(各メンバーの営業活動として)恋愛について考えて欲しいと思っていると思う。


★★★★★★

過去の恋愛については、当Blogでは過去のエントリで書いた通りの見解を堅持する。
NMB48島田玲奈のプリクラ流出問題から読み解く、マネジメント取るべき適切な対応

AKB48としては、運営側としての現実的な解は「過去の恋愛経験は不問、現役は徹底調査の上で厳正に処分。」しかない。
恋愛経験は各メンバーの商品スペックの問題なのであるからして、そこは各メンバーに責任を持ってもらうにして、運営としては現役の恋愛、つまりファンに対する裏切り行為を禁止することに徹底するべきだ。
というかそれしか出来ない。
(乃木坂46ならそれすら必要ないかもしれない。)

何の確証もないから妄想の域を出ない意見ということはあらかじめ言って置くが、今回はたまたまプリクラが流出したから発覚したけれども、明るみになっていないだけで類似の案件は他にもあると思う。
(結構ドキドキしているメンバーいると思うけどね)

しかし、前回のエントリ『NMB48島田玲奈のプリクラ流出問題から読み解く、マネジメント取るべき適切な対応』でも述べたけれども、オーディションへの登録条件として「これまで交際経験があるか」とか記載させるのはいろんな理由から至難の技だ。

(実態は横において)例えば巫女さんなんかは処女であることが場合によっては求めることはできる。
こういった宗教的な理由より、処女性を条件に盛り込むのは、まだよいのだが、アイドルのオーディションでこれは結構つらいところがある。
そもそも、ここで嘘つかれても確かめようがない。
(医学的に確かめるとなると国際的に問題になりそう。)
小さいときからアイドルになるとわかっていればよいが、オーディションに合格するまでまさか自分がアイドルになるなんてと思っているのが普通だ。


そもそも、アイドルが処女である必要もないと私なんかは思うのだが、マーケティングの一環でそういうことを売りにするのはありだとは思う。
いっそのこと宗教的アイドルにするとかね。
だって処女信仰そのものが宗教なんだから、宗教アイドルしかないでしょ。

人間的魅力というのは遺伝的な資質だけではなくて、社会的経験から生まれるものなのであるからして、人として魅力ある女性になることと、アイドルとして求められることの間にはギャップがある。
この矛盾を乗り越えることができるのか。

めんどくさいので、端的に言おう。
AKB48で言うと大島優子さんと渡辺麻友さんの違いといえばわかるだろう。
どっちが是かなんてことではなく、どちらもあっていい。
いろんなメンバー、いろんな意見があってもいい。
ファンがそれを決めればいいのだ。
ファンだっていろいろなのだから、求めているものが違う場合もあるでしょ。
AKB48の各メンバーが同じサービスを提供する必要も無いし。

だから過去の経験がどうかとか運営がコントロールできないことに一生懸命になるのではなく、仕組みとして「今ここ」を表現する方法を考えた方がいい。

ただ、AKB48として提供するのに最低限の社会性は守った方がいい。
AKB48のコンセプトに反するからだ。
犯罪行為はもちろんのこと、真摯さの欠如や不誠実さ、これらは処罰の対象にすべきだ。

ちょっとまとまっていないかな・・。

時は今、戦国時代

2011-08-22 14:29:22 | 政治
民主党代表選挙の話がイマイチ盛り上がりに欠けるようですね。

デーブ・スペクター氏が「大連立ではなく大乱立」とつぶやいていましたが、時代は有力諸侯のない戦国時代へと突入していくように見えます。
実は当Blogでは2010年1月7日のエントリで民主党による政権交代を室町幕府の崩壊過程になぞらえて「これから始まるのは戦国時代だ」と主張していたのです。
当時は明治維新となぞられる識者の多い中、私は「いやいや違う、これは室町幕府が崩壊して戦国時代へ突入する方に似ている」と言ったのでした。

[妄想シリーズ] 群雄割拠の時代
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/87de3437a939870ca78def2a8290031b

鳩山首相が民主党による政権交代を「無血の維新」に例えたことで、現状を幕末に例える論者が多いように思います。
今はまだ公武合体の段階だとか、維新前夜だとか。

しかし、私が思うに、現状に近いのは室町幕府が力を失って下克上が置き始める戦国時代前夜であると思います。


この動乱をおさめて天下統一を果たすのは坂本龍馬ではなく、織田信長です。

「国が!国が!」症候群 日本の国民病ふたたび

2011-08-20 08:43:03 | 社会
3月15日に福島第一原子力発電所から大量の放射性物質が放出された当初は放射性ヨウ素と高い放射線量に注目が集まっていましたが、事故から5ヶ月が経ち、半減期の短いヨウ素による放射線量が落ち着くと、今度は半減期の長いセシウムさんに注目が集まってまいりました。
当Blogでも、事故当初から、事故後はあらゆる箇所で放射線量の測定が行われ混乱を招く状況は予想しておりましたが、事故から半年経っても収束する兆しがなかなか見えません。
混乱が収束しない主な理由としては、政府のもぐら叩き的な遅い対応もありますが、個人的には拡声器たるマスコミの影響も大きいと思います。
というより、日本のマスコミはその性質上、事態を収束させようという意思すら持っていないと感じられます。
本来、マスコミの社会貢献を考えると、マスコミは良識によって不見識やデマを駆逐することが重要な役割と私などは考えるのですが、マスコミは「今起きていることを如何に伝えるか」に執心しており、現状を伝えることが結果としての不見識を拡散することになっているとしか思えません。
「悪貨は良貨を駆逐する」ではないですが、人間社会を全体としてみると良識もまた不見識に駆逐されやすい性質を持っていると思います。
実に残念なことです。

★★★★★★

さて、マスコミ論は横に置くとして、そのマスコミによる報道(特にTV)を見ていて非常に気になる点があります。
以前からある問題なのですが、震災後また目立ってきていることです。
「送り火」で陸前高田市の松を使う使わない議論の中で、評論家や論説委員、大学教授に至るまでもが安易に口にする、あの言葉です。
(松に関わらず食品その他でも同様ですが)

(放射線量について)
「国が早く基準値を定めるべきです。」

こういう発言をする人々を信用することはできません。
なぜか?

科学的結論が得られていない中で、公的な基準値を定めることがどれだけ難しいことか、ある程度の知識がある人なら誰もが知っていることにも関わらず、あたかも答えがあることを前提に「国が決めるべき」と安易に発言するということは、何も考えていないということを明らかにする無責任発言だからです。
「国が決めるべき」という言葉は、自分には全く関係がないことだと思っているから出る言葉です。

結論の出ることではないからです。
結論がないのに「国が決めるべき」という発言をする意味は、「諸説が入り乱れており早急には結論は出ないので国にはコンセンサスを得る旗振り役を果たして欲しい。」という発想においてのみ説得力を持つと考えます。

答えがないのに決めろというのです。
単純に国家への丸投げ以外の何者でもありません。
自分には何も言えないので問題そのものを投げているだけです。
であれば、評論家なりコメンテーターなりの立場で「自分にはわかりません」と宣言した上で、どう考えるべきかをその場で議論して欲しいと思います。
そうすれば視聴者にも考える機会を提供できるでしょう。

成田山新勝寺の付近のある店主がこう言っていました。
(放射性物質が検出されたとしても送り火を断行すべきとする意見として)
「被災地の松からセシウムが多少出るとかの問題ではなく、これは自分たちの心の問題としてやるべき。」

この方はよくわかっていらっしゃる。
問題あるとか無いとかではなく、自分たちの責任においてやるべきだと言っているのです。
多少被害があっても自分たちの責任においてやるべきだと。
(被害があってもタバコや酒の被害以下だというのは周知の事実なのですが)
これぞ民主主義国家の国民の発言です。
民主主義国家にいは信仰の自由があるのです。

(参考:『科学と宗教と迷信が織り成すタペストリー 綺麗に織ったもの勝ち』)

そもそも基準値を決めるのが国であるべき必要性もありません。
民間企業の認定機関があってもよいと思います。
(それすら出てこないくらい基準を定めるのが難しいということですね)
当事者が専門家に依頼して独自基準を定めてもいい。
独自基準の乱立で国が標準化を行うという流れは自然ですが、日本国民は問題を先回りして国に標準化を依頼しているのでしょうか。

嘘ですねそれは。
単純に誰も信じていないからです。
でも国も信じてはいないのです。
誰も信じていないから実態のない「国」に投げるのです。

そもそも「誰も信じられない」という発想が間違いです。
「信頼」というのは自然発生的に生まれるものではなく、創るものだからです。
「信頼」を構築するというのは、「責任」をどう定義して、どう実現するかという話と同意なのです。
「責任」から逃げるから「信頼」も生まれず、誰も信じることができず最終的に国に投げるのです。
「お上」意識云々の前に無責任なだけです。

90年代のバブル崩壊による不況時も「国が」発言はよく見られました。
2000年代に入ってからの格差社会論の中でも「国が」発言はよく見られました。
2011年の今、震災後も相変わらず「国が」発言がよく見られます。

日本国民の無責任体質は少しも変わっていないようです。