この問題はこれで幕引きでいいと思う。
私は十分に納得できる説明だと思うし、これ以上の説明は無理だ。
他の疑惑については、それは別件でやってくれ。
まず、本件はこれで終了というスタンスでいい。
それで、NMB48運営事務局が取るべき今後の進め方だが、本件をチャンスに変えたらいいと思う。
せっかくなので本件をキッカケに、顧客からの信頼を今まで以上に掴み取ってしまおうという作戦だ。
作戦の中身だが、顧客から提起された問題の解決を主務とするタスクフォースを立ち上げなされ。
名前は監査委員会(仰々しすぎるか・・)でも特別委員会でもなんでもいい、顧客からのエスカレーションを受け付ける窓口を設けるのだ。
本当は運営事務局からの独立性を保てる仕組みがいいのだが、そこまではさすがに・・と思うので、専任で1人と運営メンバーと、顧問弁護士でも入れておけばいい。
とにかく、NMB48は「顧客との良好な関係の構築を望んでいる」という明確な姿勢を打ち出し、それが顧客に伝えられることが重要だ。
ただ、全ての疑問を解決することはできないし、全ての顧客を満足させることもできないので、優先順位は考えるべきだ。
ヘビークレーマーの希望をかなえるよりも、他の優良顧客の希望を優先するのが先なのは言うまでもない。
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しかし・・AKB48とNMB48のマネジメントの対応の違いを見れば、気づく人もいると思うが、そもそもNMB48のマネジメントは、AKB48のコンセプトを十分には理解できていないのではないか。
あくまでも当Blogの意見だが、AKB48のコアは「顧客との関係性」にあるのだ。
ゆえに、事業を進める上で重要な要素となるのは「顧客との関係性」をどう構築・発展させることができるかという点である。
そこが欠けているのではないだろうか。
(基本ができてればタスクフォースなんて必要ないんだよ。)
↓これを読むと、実にサラリーマンらしい文章でこれがまた・・
言ってる内容は同じでも言い方で感じるものが違うのだが、その点がしっくりきてない感が出てるでしょ。
NMB48劇場 サラリーマン支配人 金子より
http://ameblo.jp/nmb48/entry-11178891841.html
(何も知らない私が言えることではないのは重々承知の上であえて言うのだが)
NMB48の事業活動を見ていると、どこがAKB48らしいのかがイマイチわからなくなる。
既存のアイドルが、AKB48のフレームの上に乗っているだけのような気がしないでもない。
プロジェクト開始からメジャーデビューまでが短期間であったせいもあるだろうし、AKB48やSKE48と相対した時の差異化をしなければならないという想いもあるのであろう。
運営主体がAKB48とは違うとはいえ・・何かAKB48と違う・・気がする。
(違ったらNGなのではないが、コンセプト・レベルでの違いはNGだろう。)
一部のファンの人たちは運営の姿勢がなっていないというが、私はそんなことはないと思う。
金子支配人の態度を見ても、顧客の側には向いていると思う。
ただ、これは「気持ち」や「姿勢」の問題ではなく、「理解」の問題であるということだ。
(その点が、戸賀崎さんとの評価の違いであろう。)
だから、ファンがAKB48と同じものをNMB48に求める限り事故が起きる気がするのだ。
タスクフォースやマネジメントの姿勢の問題じゃないんだよな。
「理解」なんだよ「理解」。
これはどうしようもないよな・・。
マネジメントも日々成長ですな。