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進化する魂

フリートーク
AKB48が中心。
気の赴くままに妄想をフル活用して語ります。

【AKB48】 アイドルにとっての「第3の道」

2012-02-26 10:28:59 | AKB48



以前から、3.11の時も何度か主張していることなのだが、また語ろうと思う。

「決める」ということは「諦める」ということと同義語だ。

なぜなら「諦める」必要がなければ「決める」必要がない。

だから、2つの可能性があるとき、どちらか一方を選ぶ必要がある場合、もう一方を諦めなければならない。

「決断」や「英断」というものは、その一方で同時に「諦める」ということなのだ。

「諦める」ゆえに「覚悟」が必要なのである。

一方の可能性を捨てる「勇気」であり、「意志」であろう。



「決める」ことのできない人は、「諦める」ことができない人である。

優柔不断は「諦める」ことが出来ない人のことをいう。

また、責任のある意思決定というものが往々にして苦しいのは、何かを「諦める」ことだからなのである。



AKB48の「恋愛禁止条例」においても、同様のことが言える。

AKB48として生きることを「決める」のであれば、当然、その一方で「諦める」必要がある。

先に述べた論理で考えれば、「諦める」必要があるから「決める」必要があるのである。

あれもこれもと選べるのであれば、それはそれでよい。

しかし、何かを得るために、何かを「諦める」必要があるのであれば、そうも言っていられないだろう。



アイドルとして生きる道を選んだときに、「恋愛」が諦める必要のあるものなのか。

それは、極端なことを言えば、人が仏門にはいる(出家する)とき、現世との縁を切るのと似ている。

決まった時刻に、決まった方角に向かって礼拝するのにも似ている。

そうしなければならない根拠は、宇宙のルールにはない。

そうしなければならないと、決断した人たちがいるのだ。

「恋愛禁止条例」とは、恋愛を諦めなければ、アイドルとして生きて得るものがないと決めた宗教である。

アイドルという偶像を崇拝する宗教「アイドル教」の、その中でも戒律に重点を置く「AKB48派」なのである。

宗教でたとえるのが不適切なのであれば、「AKB48学派」とでも呼べばよい。


「恋愛禁止条例」はAKB48の理念を表している ~ アイドル教AKB48派 ~
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/fb518f6221cfa532af9d4b1469b53676

「恋愛禁止条例」はAKB48の理念を表している [補足説明]
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/ba840f94f972945974968a742e827fc9



ここでは、「恋愛禁止条例」について述べたが、これは他の全ての問題においても同様である。

たとえば「卒業」がそれである。



そして、この議論をする場合に、もう一つ重要な論点がある。

それは、人には「決める」と「諦める」の2つの選択肢しか与えられていないが、選択する対象は「選べる」ということだ。

今、目の前にAとBの選択肢がある。

どちらかを選ぶ決断(つまりもう片方を諦める)ことを迫られている。

しかし、ひょっとしたら、Cという選択肢があるのかもしれない。

Aでもなく、Bでもない。

AもBも諦めず、両方得ることのできるCという選択肢を、もし発見することができるのであれば、それを選ぶことができる。



これは、仏教や禅などで伝える境地である。

ヘーゲルの弁証法もまた、これである。

相互に矛盾するテーゼ<命題>とアンチテーゼ<反命題>を、1つ上の次元で統合(止揚)し、新たな命題(ジンテーゼ)を導くプロセスである。

人類の進化というものは、そうやって、目の前の問題を1つ上の次元での解決を積み重ねてきた歴史でもある。



おそらくは、秋元康氏や、その周辺にいるもの、また一部のファンは、

AKB48が、アイドルという既成の概念を超えていくことを夢見ている。

「第3の道」だ。

イギリス労働党のブレア政権で提唱された概念だ。

ブレーンであった社会学者アンソニー・ギデンズは、資本主義と社会主義に対する新しい政治思想「第3の道」を唱え、世界的なムーブメントになった。
(日本でも菅直人が提唱したことで有名となった。)



AKB48が、アイドルの「第3の道」を示してくれるのか。

私はワクワクしながら見ている。

「AKB48」という冠と、その冠をおろすとき GIVE ME FIVE!

2012-02-24 02:17:12 | AKB48
『日経エンタテイメント 2012年3月号』が面白かった。
内容が充実していて、読み応えがあった。
そして文字数が多い・・。

この中で、やすす先生へのインタビュー記事があるのだが、その一部が先日書いたエントリの内容に関連があるので、一部を転載しようと思う。

AKB48カフェの些細だけど大きな失敗 ~組織的失敗~
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/102617af5040111e79ae744003fef59e

一体感というのか、AKB48カフェがAKB48の一部だという認識が足りないのですね。
「程度の違いこそあれ、君たちもまた、AKB48のメンバーと同じようにAKB48の一翼を担っているのだ。」
と言ってあげたいところです。

「AKB48」と名の付くものは、なんであれ、AKB48としての品質を求める。
AKB48としての品質を維持・成長させていくことができないなら、それは辞める。

このくらいは、一度秋元さんから大号令をかけてもらってよいと思います。
(きっと日ごろから言っていることだとは思いますが。)

それと、一にも二にも人材の確保。
これが大事ですね。

[中略]

>秋元氏はその終焉をどうにかこれまでとは違う形にできないか
>ということをそろそろ考えているように思います。

「終焉」というよりも、新しく生まれ変わる「再生」、もしくは「発展」の形かもしれませんね。
私は、既存のアイドルのフレームにのっかる必要はないと思いますし、AKB48が新しいアイドルの形を見せてくれると信じてやみません。
もはや、AKB48はアイドルではないのかもしれない、とも思っています。


日経エンタテイメント

「希薄化させるな」ということをずっと言い続けています。CMで言えば、「今一番旬なAKB48だから起用された」で終わっていたら、たぶん次の年は別の人が代わりを務めるだけです。AKB48って名前をつけただけで売っていたら、やがてそれは薄まっていく。例えばグリコのCMで、単純に「アイスの実、おいしい」っていう内容だったら、たぶん飽きられる。でもあそこで、苦しかったけれども、「江口愛実」というバーチャルキャラクターを生み出す仕掛けを作ったことで、「なんだそれは」というふうになったわけですよね。『AKB48ステージファイター』というGREEのソーシャルゲームを作ったときも、単純にゲームの顔の部分だけAKB48にしたのでは希薄化するので、センターを獲るために闘うという仕掛けにしました。

だから、AKB48というひな形があって、(それを使いまわすような企画に)バンバンとハンコを押すようなことは避けたい。
 例えば、もし札幌でやろうという話になっても、これまでと同じようにやって一丁上がりになったら絶対にダメ。スタッフから「札幌はジンギスカンを食べながらショーを見るっていうスタイルにしましょう。」という提案だったら乗るかもしれない。普通に考えると札幌の人口は、東京や大阪、名古屋よりも少ないわけですから、観光客も行きたくなるようにした方がいいと思うんです。「くだらない」って言われるかもしれないけど、そういうところに勝機があるような気がするんです。努力をせずに毎回同じひな形でやろうとすると、7掛け8掛けで落ちていくんですよね。

SDN48は、3月にラストシングルとアルバムを発売して、3月31日にNHKホールでさよならコンサートをやるわけですが、打ち合わせをしていても、3月31日に解散するということを前提にしたカウントダウンの企画しかスタッフの頭にない。プロデューサーの僕からすると、なんで他のことを言ってくれないのかなと思うんです。3月31日で終わりって決めないで、面白いと思えばやればいいと思うんですよね。
 まぁ考えてみれば、作った人間は壊せるので、僕は何でもいえるけれども、作っていない人たちはそんなこと言ったら怒られるんじゃないかって思いますよね。でも、スタッフに「自分ならこうする」ということがもっとないと、回っていかないでしょうね。そのために、できるだけ現場に任せる、任せられる状況は作るようにしています。あとはヒントを与えて、アイディアを開放させる。そこを2012年はやっていきたいですね。


SDN48に限らず「卒業」について考える機会になるかもしれませんね。

でも、卒業に関して言うと『GIVE ME FIVE!』で表現しているような気がする。


週刊プレイボーイ連載『BBQ松村香織の1コメダ』 は『Part1:正規メンバーへの道』でいけ!

2012-02-24 00:58:53 | AKB48



これまで応援してきておいて何ですが、この件はちょっと様子見します。
BBQがんばれ!(笑)

でもまぁ、せっかくだから少しだけ参考意見として語っておきますか。

既出なネタですが、こんな感じでどうですかね。

◆◆◆◆◆◆

まず、外してはならないことを挙げる。
(当Blogで主張してきたことの繰り返しだ。)

・「(ググタス)1コメダ」⇔「(週プレ)1コメダ」で相乗効果を生み出すものを目指すべき

ここでいう相乗効果とは、お互いに読者を増やせるということだ。
週プレを読む人にはググタスの1コメダ読みたいなと思わせ、ググタスを読む人には週プレの1コメダを読みたいと思わせるものでなければNGだろう。
読むまで行かなくても、どういうものか興味を持ってもらうのは最低ラインとして考えるべきである。
お互いにお互いを新規顧客を獲得するためのチャネルにするのだ。


・SKE48/SKEハウスが絶対の基本路線。

BBQ松村香織は、SKE48の研究生である。
そして、それは同時に松村香織の唯一絶対のアドバンテージでもある。
それが、他の人と違う点であるからだ。
また、SKEハウスに住んでいるということが、実態以上にSKEの人間であることを表現できる。
松村香織の成長と、SKE48/SKE48メンバーの成長とを絡めること。


・地味でも息の長いコンテンツを目指すべき

息の長さ、これはAKB48の基本でもある。
顧客とともに変化し成長するコンテンツであるべき。
時間軸の発想が大事。
派手で面白くても短命で終わったら意味がないから、それよりも息の長い顧客との関係性の構築につとめるべき。


・ググタス民とともに創り、ググタス民とともに成長し、ググタス民とともに感動を分かち合う

以上を鑑みて、ふさわしいテーマ。

『BBQ松村香織の今夜も1コメダ Part1:正規メンバーへの道』

AKB48ファミリーの中で最年長の研究生である松村香織が正規メンバーを目指して奮闘する姿をお伝えするコーナー。
松村香織は、埼玉から単身、名古屋に乗り込んでアイドルになるべくSKE48の研究生として活動している。
(このあたりの文章はプロに書いてもらってくれ。メイド経験も書くとなおよいだろう。)

通常、研究生は(特に姉妹グループであればなおさら)陽の目を見ない存在であるが、彼女はあることで一躍名が売れた。
彼女が深夜のググタス(Google+)で放送している「BBQ松村香織の今夜も1コメダ」である。
(厳密には「放送」ではないので、この辺はプロにお任せして。)

本誌では、「BBQ松村香織の今夜も1コメダ」と連動して彼女の成長の軌跡をお伝えしていく。


で、どう連動するかだが、基本的に情報の流れは「ググタス」→「週プレ」になると思う。

連載は週一?
であれば、1週間分をまとめるだけで、十分なコンテンツになるよ。
まとめるのに加えて、ググタスで伝え切れていない部分をプラスする。

1週間の出来事を幾つかに項目にまとめて、それぞれに付加情報を「+1」足すんだな。
「ぐぐ足す」だからね。

SKEメンバーと絡めるとか、出来事の裏話とか、あとは本音の話ね。

松村香織が成長しているなら、まとめれば自然と、それが成長の軌跡になるから。

軌跡が、奇跡につながるといいね。

◆◆◆◆◆◆

以下、ぱっと思いつくこのアイディアのポイントを挙げる。
(まだあると思うけど。そしてなんか整理されてないけど)

- SKE48の研究生という立場を生かせる。

- 正規メンバーを目指して成長していく息の長いコンテンツになる。

- Part1のゴールを設定することで、読者に目的意識(ゴール)を共有でき、応援する気持ちを引き出す。

- SKE48のアピールになる。

- SKE48の研究生の物語によって、SKE48の威厳(ブランド)を底上げできる。

- SKE48の研究生の奮闘を見せることで、SKE48劇場公演への集客効果。

- SKE48の活動の裏側をリポートすることで、SKE48のファンを引き付ける。

- SKEハウスでの生活を話題にして、親近感を持ってもらえる。

- SKE48をアピールすることで、名古屋もアピールできる。
(そのうち、名古屋市からサポートしてもらおう)

- SKE48メンバーとの絡みを入れることで、SKE48メンバーのアピールになる。

- AKBのコンセプトをSKE48で読者に追体験してもらうことで、AKB全体のプロモーション効果。

- SKE正規メンバーになったらPart1は終わりだが、Part2での次なる物語への期待感


ググタスでのフォロワー数を最後のところにこっそり書いておく。
その数が連載されてから毎週どれだけ増えていくかも注目点になる。


地味だけど、十分だと思うよ。

【乃木坂46】『ぐるぐるカーテン』をもらった。全握に行くことにする。

2012-02-23 16:54:22 | AKB48
誤解がないように言っておきますが、知人が買ったものをもらったのでコネとかではないです。
(タダでもらったのは全く持ってその通りですけど、普段は私がいろいろ出費してますからね・・そのお返しです。)


『ぐるぐるカーテン(type-A)』を頂きました。

早速DVD/CDをリピートして見たり聴いたりしてみました。

素晴らしい出来で、久しぶりにソニーの本気を見たって気持ちになりました。

で、握手券が入っていたので、全国握手会に行くことにします。
(スケジュールが合えばの話ですが。)

まさかAKB48よりも乃木坂46の握手会が先になるとは思っていませんでしたが、何事も経験です。


◆◆◆◆◆◆


しかし、ここまで見てきて、乃木坂46、ほんと宣言通りに、真直ぐストレートで内角高めを狙ってきたという印象です。

そして、これまで何か手を考えているはずだと言ってきましたが、ないなと、考えを改めました。

いや、乃木坂46、正攻法で正面突破しかないと思うに至りました。

それが、AKB48が最も恐れていることだからです。
(この点は当Blogで繰り返してきたことです。)

ただ、それを現実にやり遂げるライバルが存在しなかっただけで。

もちろんビジネス・モデルとしてポイントとなるものはあるでしょうし、考えなければなりません。

が、表だって変に仕掛けると、乃木坂46のイメージが崩れてしまいます。

ブランディングを考えた時、わかりました。

変化球は使わない。

ストレートのみ。

ただし、緩急はつけるし、コースはコントロールしていく。

でも、それが乃木坂46だ。

なるほど。

ある意味、すがすがしい気分になります。

AKB48カフェの些細だけど大きな失敗 ~組織的失敗~

2012-02-22 20:23:44 | AKB48
これはね、怒られていいレベル。
信じられないミス。




私は、島崎遥香さんの投稿を読んだ時に驚いた。
こんなことが起きるのかと。

島崎遥香さんとしては「母の味」が勘違いされることを嫌っての投稿だったのであろう。

そもそもAKB48カフェで「ブルーベリー生クリームサンドイッチ」をメニューに載せることになったのは、やすす先生の↓このリクエストによるものだ。



メンバーのソーシャル・グラフを飲み込み成長し続けるググタス
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/70615b00fad99835afc8b7943570789b


これをどう解釈したら本人(島崎ママ)に確認を取らずに販売することになるのか。
消費者(そしてやすす先生)を騙すつもりだったのか?
有り得ないだろうこれは。
こんなことをしていたら信頼性が地に堕ちるぞ。

・・・。

そこで、AKB48カフェの担当者の気持ちで考えてみる。

たぶん、AKB48カフェの担当者は島崎本人にアクセスする権限がないのだろう。
先に販売を開始する日が決まったから、仕方がなくブルーベリー生クリームサンドイッチを作った。
島崎本人が公演に出演する機会に確認したが、全然違って直すことになったと。

違うに決まってるだろ?!

お前は預言者か?!

意思決定の程度が低すぎる。

担当者は、できないことは「できない」と言わなければならない。
それができないなら、本人にアクセスして確認できるように要求すべきだろう。
それもできないなら、発売日の延期を申し入れるべきだ。
それもできないなら、暫定と名をつけて売れ

何もしないで「仕方がないからとりあえず出しておけ」と判断したのだとしたら、組織的には相当レベルが低い。
AKB48カフェが別組織で、そことの意思疎通ができておらんのだな。

ということが想像される。

「BBQ松村香織の家事しながら語るシリーズ」のなんとも言えない良さ。それは神話と神官の話。

2012-02-21 00:11:18 | AKB48
やすす先生がいないと盛り上がれないAKB48メンバーを尻目に独走状態のBBQ松村香織。
咲子師匠が失速した今、ググタスでは先頭を走っていると言っても過言ではない。
一般的な知名度こそないが、影響力は既にかなりのものだろう。
人気もジワジワ押し寄せている。
こういう人気は、べき法則が働くので、臨界点を超えるとドンっと一気にくる。
まわりのみんなが気づいた時には、ずっと前を走っていることになるだろう。

さて、そんな松村香織がググタスで「家事をしながら語るシリーズ」を始めたのだが、これがなかなか面白い。

日常生活の中で作業中に時間を浪費してしまう場合があるけっこうある。
家事をしている時などがそうだ。
その時間を有効活用しようというのが、このシリーズの動機らしいのだが、これは意図せずヒットになるだろう。

皿洗いしながらの語り1



1人鍋を作りながらの語り



皿洗いしながらの語り2




何が面白いのか。

(ちょっと表現の難しい部分の説明になるので、わかりにくい文章になる可能性があるが、ご了承頂きたい)

たぶん、「皿洗い」や「料理」といったものをしながら語るこの行為が、彼女や母親と家事をしながら話をするシチュエーションとアナロジーなのである。

家事は誰にとっても日常的なものなので、ありふれたものであるが、皿洗いや料理といった食に関する光景について考えてみると、記憶のはじめ、つまり子供の頃から頭に焼き付いている光景でもある。

「食」そのものが人にとって、とてもプリミティブなものであるということと、小さな頃から記憶に焼きついている日常であるということが、皿洗いと料理の神話性をより一層引き立てているのだ。

つまり、皿洗いや料理をする彼女や母親はいわば神官のようなものだ。

だから、彼女や母親が皿洗いや料理をしながら語る時のそれは、まるで神官が神のお告げを語るかのようなものなので、その語りは聞く側の心に鋭く刺さる。

皿洗いや料理をしながらの語りは、自然にすっと心の中に入ってくるのだ。
(想像すればなんとなく理解できるはずだ。)

松村香織は意図せず、この音声をメインとした画期的なコミュニケーションを編み出したわけだが、これも彼女が日頃からググタスの活用方法を模索していることの結果だ。
日々のこうした小さな積み重ねが大きな結果を生み出すことを改めて感じ入るとともに、AKB48メンバーからこういった動き、新しい方法論なり顧客価値の創造がなかなか起きないということが、非常に危ぶまれるなと心配するものでもある。

松村香織は、ググタス民の理解を引き出し、知恵を吸収することに余念がない。
ググタス民も松村香織のために知恵を出すことにコミットしており、好循環が生まれ始めている。

他のメンバーはどうした?

【AKB48】 「ググタス効果」がAKB48の空気を変えていく

2012-02-20 13:52:23 | AKB48
これは私の感覚的な話です。



握手会問題 松井玲奈の主張に共感したので、全く役に立たないアドバイスをしてみる。
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/d1aedba76e9f278c737b3edcc362744a

これまで松井玲奈さんに注目することが少なかったので気づきませんでしたが、松井Rさんはすごい大人の人だったのですね。
ググタスで彼女の投稿を見ていると「忙しくて大変だなぁ」ということしか伝わってきていなかったのですが、最近捻りが効いて面白くなってきています。
若干独り相撲的なところが浮いていてひっかかりますが、それも「らしさ」なのでしょうね。
(SKE48の中では人気がダントツだからなぁ・・)

普段の彼女を知りませんが、こういう発信がメンバーからボトムアップで出てくるのであれば、SKE48の将来も明るくなるというものです。
少なくてもググタスを毎日フォローしている限り、SKE48は巷で聞くほど危ないグループでもないなと感じています。
過去のことを何も知りませんが、何かが好回転し始めたのではないか?という気がしています。

というのも、私は全員をフォローしてググタスをずっと観察しているわけですが、SKE48のメンバーが発信する内容や、メンバー間のやりとりが徐々によくなってきているからです。
(部屋っ子が解放されたのもキッカケとしてあるでしょう。)
ググタス自体に慣れ始めたということもあるのでしょうけれど、これは「ググタス効果」なのではないかと思います。

社内SNSを導入するとコミュニケーション量が倍増するという実験結果があります。
コミュニケーション量が増えると自然と要素と要素が結合して、これまで起きなかった事が起きるようになります。
(それはググタスから生まれた仕事を見れば明らかです。)

そして、コミュニケーション量が増えれば停滞していた雰囲気が活性化される効果も期待できます。
(もちろんコミュニケーション量が増えれば事故も増えますが)

特にAKB48以外のグループ(SKE48/NMB48/HKT48)は、本店との距離があるために、秋元康氏をはじめとした本店メンバーとのコミュニケーションも少なかったわけですが、ググタスによってだいぶ距離が縮められたわけです。
これまでは悶々としていた支店の部屋の空気が、ググタスによって風通しがよくなって、ガラッと変わったのではないかと。

私個人の印象を言えば、ググタスは、全体として明るくなったと思います。
だから、メンバーの悩みや考えもググタス上に現れるようになったのです。
松井玲奈さんの発信も、ググタスの必然といえるでしょう。
今後はもっとボトムアップの発信や活動が増えてくると思います。

実にいいことです。

握手会問題 松井玲奈の主張に共感したので、全く役に立たないアドバイスをしてみる。

2012-02-20 00:30:11 | AKB48


間違ってはいないし、マナーであって欲しい。
コミュニケーションの基本にお互いを思いやる気持ちがあって欲しい。

しかしだ。

気持ちは伝えるもの

押し付けちゃダメだって思うんです。

押し付ける側は、気持ちを伝えるために、押し付けるんじゃないのかな?
押し付けようと思っているのではなく、伝えようと思うから、押し付けちゃうのではないのかな。



ググタスなりまとめサイトなり、ブログなりで、この握手会の問題について、何か特殊なことのように語られている。
変なやつがいると。
本当にそうだろうか?

私は、握手会よりも、もっと日常的な場面で、ありふれた事として、こういう話をよく聞くことがある。

やっぱりイベントは楽しい方がいいじゃないですか?
私たちも至らなくて皆さんを悲しい気持ちにしてしまうことがありますが、常に感謝の気持ちをもつようにしています。
1人でもたくさんの笑顔が会場に溢れますようにと思って握手会にに臨んでいます。

帰り道「楽しかった」とみんなが思える楽しいイベントにしたいんです。
協力していただけますか?
どうぞよろしくお願いします。

男女の恋愛のゴタゴタってこういう話でしょ?

やっぱりデートするなら楽しい方がいいじゃない?
私も至らなくてあなたを悲しい気持ちにしてしまうことがあるけれど、いつも感謝の気持ちは持っているよ。
あなたの笑顔が見たいって、いつも会うときはそう思っているし。

帰り道「楽しかった」ってお互いに思える楽しいデートにしたい。
ねぇ、いいでしょ?
お願いね!


ほら。
好き同士で付き合っている2人でも、うまくいかずに事故は起きるんだよ。
(結婚した夫婦でも、1/3は離婚する時代だしね。)
相手のことが好きで、何かを伝えようとして、それが結果押し付けになることもある。
お互い想い合っているいるのに、傷つけ合うこともある。

お互いのこと好きだって関係でも事故は起きるんだから、握手会ならなおさらだ

「名もなき詩」 壮大な相対性の叙述詩
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/741f6c7b57d31eed0a8ad4cca91c31e9

どれほど分かり合える同士でも
孤独な夜はやってくるんだよ
Oh darlin このわだかまり
きっと消せはしないだろう

・・・

成り行きまかせの恋におち
時には誰かを傷つけたとしても
その度心いためる様な時代じゃない
誰かを想いやりゃあだになり
自分の胸つきささる

だけど
あるがままの心で生きようと願うから
人はまた傷ついてゆく
知らぬ間に築いていた自分らしさの檻の中で
もがいているなら誰だってそう
僕だってそうなんだ

愛情ってゆう形のないもの
伝えるのはいつも困難だね
だから darlin この"名もなき詩"を
いつまでも君に捧ぐ



伝えようとする気持ちがある限り、言葉で傷つくことは止められない。
言葉を禁止しない限り事故は起きるよ。

(意図的な度の過ぎる悪ふざけや嫌がらせは別だが)
AKB48が顧客の気持ちを惹き付けようとする限り、伝える技術のない顧客は発生し続けるから、排除するのも難しい。

(当Blogでは新しい握手会の形もいくつか提案しているが)
だから、もし現行の握手会の形を維持しながら、この問題をなんとかしたいと思うなら、

伝える技術のない顧客を支援する仕組みが必要なのだと思う。

これまで、このような視点で語られたことあまりなかったと思うから、一考してみてください。

竹内美宥さんに贈る「自分らしさ」の探し方 (初級編)

2012-02-19 22:43:18 | AKB48




たぶん、Blogに書くのは何度目かの話なのですが、また書かせてください。

私はこれまで、いろんな人の悩みや愚痴を聞いたり、相談にのったりしてきました。
特に意識しているわけではないのですが、意図せずそういう立場に立つことが多いというか、私はそういう星の下に生まれたのだろうと今は思っています。

そんな私の感覚的な話なのですが、誰一人として同じ人生を歩んでいる人はいないから、悩みも皆それぞれではあるのですが、根っこの部分には共通するものがある場合も結構あります。

その一つが「自分らしさって何?」という悩みです。

若い人の悩みであるイメージがあるかもしれませんが、この悩みを持つ人は大人にも多いです。
「ポストモダン」だとか「後期近代」といった言葉を知っている人には言うまでもないことですが、特に東西冷戦の終焉によって、自己アイデンティティーを確立できない人が増えてきている印象です。
文化や社会環境の変化といったものが、既成の思考的枠組みを取っ払ってしまったがために、皆精神的に流浪の民になってしまったのです。

なぜかいろいろ経験していく度に自信がなくなっていく。きっと今だけだと思うんですけどね(^^)。


残念ですが「今だけ」ではありません。
これは一生の問題です。
自己アイデンティティーは「生きる意味」といったところと密接な関係があるからです。
生きている限り、忘れることはあっても、決してなくならない問題です。

ただ、時間が解決してくれることはあるかもしれません。
心がバランスをとろうとして、折り合いをつけてくれることはあります。

でも、もしこの問題に本気で取り組むつもりがあるのなら、理解しないといけないことがあります。
そこで、私から役に立たないアドバイスをしたいと思います。

◆◆◆◆◆◆

今のままでは彼女が「自分らしさ」を見つけることはできないでしょう。
それは↓この文章からわかります。



今の私って違う自分を造ってるんです。
実は本当の私じゃないんです。
今はね

かわいらしい悩みだなと思います。
しかし、甘いなと思います。
チョコレートケーキのように甘い。

「実は本当の私じゃないんです。」と言いましたね。

では聞きますが、「本当の私」とは何ですか?

自分の部屋で寝転んで漫画でも見てるときの自分のことですか?
学校で友達と笑い合っている時の自分のことですか?
夜、寝るときに真っ暗な天井を見ながら、今日起きた出来事を振り返っている時の自分のことですか?

話が長くなると読むのも大変なので、できるだけ短く言います。

「本当の私」と「本当ではない私」がいると考えている内は、「自分らしさ」には辿り着けません。

どちらも「私」でしょ?

どちらかだけ「私」だということは有り得ないですよ。

造ってると思っている自分も、造っていないと思っている自分も、すべて自分ですよ。
演技している私も、ダメな私も、ネガティブな私も、作り笑顔してる時の私も、素だと思っている私も、私でしょう。

あえて言うなら、すべて「本当の私」でしょう。
私が「私」以外であるわけがありません。

そう理解するとね、次の文章で表現されている考え方も変わってきます。


いろいろ経験していくなかで
今まで頑張ってきたことや
やってきたことでも
どんどん自信をなくしちゃう。
だけどそれがあるから
向上したい!と思う気持ちが
自分にはあるんだと思います。


「自分らしさ」というのは、
何か理想とする「自分らしい私」があって、それに満たないから、努力して、向上して「自分らしい私」になるということではないのです。

理想とする「私」があって、それに満たないから、努力して、向上して理想の「私」になろうとする。
その時にいろいろ経験して、失敗して、自信をなくしてしまう、それも全てひっくるめて私で、それを「自分らしさ」というのです。

わかりにくいですか?
もっとわかりやすく説明しましょう。

人生を画を描くことにたとえます。
(私は画の素人ですが・・)

いい画を描くために、いっぱい色があった方が表現の幅が広がりますし、描き方も工夫したりするでしょうね。
あーでもない、こーでもないと、描いて消したり、描いて上書きしたり、新しい色を使ってみたり、試行錯誤しながら、最終的に画を仕上げるでしょう。

多くの人は、出来上がった画のことを自分らしさというけれど、それは間違いです。

自分らしさとは、画を描くために使った色、使った道具、描き方、かけた時間、描いた場所、工夫したあと、傾けた想い、など、それらを全てひっくるめて言うのです。

画がどう評価されるかなんてものは、自分らしさと関係がありません。
自分では決めることのできないことだからです。

自分で決めれることができるのは、画を描くために色を集めたり、道具を探したり、描き方を探求したり、環境を整えたり、インスピレーションを求めたりすることでしょう。
それを「自分らしさ」というのです。

余計わからなくなっちゃいましたかね・・。


◆◆◆◆◆◆

本当のことをいえば、「私」なんて存在しないんですけどね。
「私とは何か?」という問いについては、ここでは取り上げません。
「私」と「他人」を分ける境界線って何か?とかね。
だから本当は「自分らしさ」を考えるよりも、そこに生じる「意味」や「価値」を考えた方がいいんだけどね。
まぁ相手が子供だとそこまでは求められませんね。


ググタスでよく見かける悩み系の投稿が、戦略的な釣りだったら、それはそれで面白い。

歓迎!ググタスに新星現る "あみままたす"

2012-02-19 02:23:37 | AKB48
以前から、メンバーの母親が登場することはありましたが、かなり前衛的なキャラが現れました。

佐藤亜美菜さんのお母さん「あみままたす」です。

先日、メンバーのソーシャル・グラフがググタス上に展開されている点について書きましたが、どんどんこの動きが強くなっていく予感がしています。
というのは、メンバーの親も、メンバーと一緒に闘っているから。

メンバーのソーシャル・グラフを飲み込み成長し続けるググタス
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/70615b00fad99835afc8b7943570789b

亜美菜さんのお母さんも第一義的には娘のために、ググタスやるんだと思いますよ。
亜美菜さん更新してませんでしたからね。
お母さん楽しんでる感ずいぶん出てますけれども。

いや、私がファンだったら嬉しいと思いますよ。
メンバーの親と接する機会があるなんて。
だって普通、結婚を前提に付き合ってる彼氏くらいじゃないと話をする機会ないですよね(笑)

しかし、こんなこと、これまでのアイドルでは考えられない事です。
メンバーの私的領域を活動上にのっけてくるのがAKB48なんですよ。

いや、正確に言うと、AKB48という事業体をチャネルとして情報発信するのではなく、SNSの力でメンバーから直接情報を発信する形態をとっているというのが、新しいわけです。
顧客との距離がダイレクトになると同時に、表現の幅が広がったということですね。
ボトルネックになるのはGoogle+の表現能力だけなので、メンバーの企画力や創造力が非常に出やすくなり、活かしやすくなりました。
メンバー間だけではなく、何らかの形でのコラボレーションによる情報発信も今後は期待できることでしょう。

◆◆◆◆◆◆

始まりは、語り合っていたら、お母さんがググタスやりたくなったようです。



「あみままたす」初登場



まさかの「淋しいと死んじゃうんだよ」発言w



アカウント共有するのが決まりました。



あみままたすの登場は夜みたいです。



なんだか、毎日あみままたすの登場を待つ人が増える予感がしてきます。



佐藤家のリビングなどが想像されます。



家族の情景がなんとなく浮かび上がります。



48歳w



まさかあみままたすから仮面ライダーの話が聞ける日がこようとは・・



だんだんキャラがわかってきましたねw




偉いな。あみままたす。娘のために。




こんな時に、こんなこと言うのもあれですが、メンバーのお母さん人気出てもおかしくないような気がするよね・・

高橋みなみさんが騒動に関するコメントを発表 そもそも謝罪する必要はないが、内容がよくできている。

2012-02-17 07:14:54 | AKB48
高橋みなみさんがブログでコメントを出しました。






当Blogでは、↓既に意見を表明済みです。

巷で話題のメンバーの母親が逮捕された件について 何が問題なのかさっぱりわかりません。
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/9a7def5f61360c29fb12f6cf6b67e7ea

まず言っておきますが、私は↑で述べたように、そもそもこの件は何ら問題ではないと思っています。
それを前提として次を述べます。

この件に問題があったとしても、彼女に責任はない。
理屈は簡単で、「責任」というのは「権限(力)」のないところには発生しないからだ。
(ドラッカーは責任のあるところに権限が生じると言いましたが)

彼女が、彼女の母親の行動に責任を持つかどうかは、彼女が彼女の母親の行動に対して行使する権限があったかにかかっている。

もちろん、彼女の母親に対する権限があったわけがない。
よって、彼女に責任はない。

もちろん母親に対する影響力を全く持たないかといえば、そんなことはないが、母親の行動を決める決定要因には関与しているとは言えない。
言うまでもなく保護責任もない。

また、監督責任もあるわけがないのだから、引責辞任も有り得ない。

勤めている会社が不祥事起こしました。
社長や役員は引責辞任するかもしれませんが、関与していない社員はやめないでしょ。


だから基本的に、高橋みなみさんが謝る必要はない。
状況の説明と、今後についての話で十分だ。

だから、よくよく読んでいると、謝罪は必要最低限におさえている。

皆さんお伝えする事が遅くなりごめんなさい

この度はご心配をお掛けしてしまった事そして
大変お騒がせさせてしまった事本当に申し訳ありませんでした、本当にごめんなさい。

その次に続くのは、今後の活動に関する意思表明である。
状況の説明があまりないのは、前述したように、彼女が母親の人生に権限を持っていないからだ。
(説明しようにも説明できないでしょ。)

このコメントは、読めば読むほどよく考えられている。
基本を外していない。
もちろん本文は彼女がよく考えて作ったものだとは思うが、顧問弁護士のチェックを受けているのではないかな。
おそらく。

それでも謝らなければならないのは、なぜだったか。

日本の文化的背景が一つ。
日本は濃密な責任関係をコミュニティの中に組み込んでいて、それは相互監視の眼を養って、コミュニティ全体で内部的な問題を抑止していく仕組みだ。
この場合、連座して責任を取らされる可能性がある。
コミュニティ内の安定性を維持するのには優れてはいるが、新しいものが芽生え難い悪しき文化的習慣でもある。

美しいMIX講座 ワロタ

2012-02-16 07:21:37 | AKB48
昨日、某TSUTAYAで『GIVE ME FIVE(通常版Type-A)』を買いました。
夕方に行ったのですが、最後の1枚だったのであぶなかった。

家に帰ると早速付属されてるDVDを流しました。
"All"を選択して、全部一気に流したら、メイキング映像が終わって突然「美しいmix講座」がはじまりました。

これには家族一同、笑ってしまいました。
すごいしっかり作られてるし、まじで(笑)
アイヌ語MIX特に。
意味がわからなくて。
ミョーホントゥスケってなんですか?(笑)
(これ誰かが考えて広まったってことですか?)

美しいmix講座ワロタwwwww
http://akb48matome.com/archives/51804288.html


しかし、これは案外重要な視点です。
顧客との関係性が深い事業者は、顧客の質の向上といったところも考えていかないといけません。

「一流の板前は、一流の客が育てる」

といいますが、これは同時に「一流の客は、一流の板前が育てる」も成立するのです。
お互い様なのですね。

お互いに成長していける関係性、というのは重要な考え方になってきます。

【AKB48】 メンバーのソーシャル・グラフを飲み込み成長し続けるググタス

2012-02-15 00:12:29 | AKB48
ググタスの勢いが、とどまることを知りません。

ついにAKB48カフェのメニューに、ググタス発の商品が載るそうです。
(近い将来、もっと広範な商品展開がある可能性もある。)

今回の件が特筆すべきなのは、メンバー自身が作ってググタスに公表していた食事の他に、メンバーの母親が作っていたものがピックアップされているということです。
(そうなると、商魂たくましい人々が是が非でも獲得したい権利は、前田敦子さん宅のお母さんの朝食でしょうね)

これまでにも、ググタスではメンバーの家族が登場することも稀にありました。
そして、今度はメンバーの家族のメニューです。

これは、これまでにはない、新しい可能性を開拓していると思います。
(詳しくは他のエントリで改めて述べようと思いますが)
もともとAKB48は、メンバーの私的な領域の幾らかを、AKB48の活動の上に載せる性質を持っています。
それが、ググタスによって、さらに先鋭化されてきたといえます。

メンバーだけではなく、メンバーをとりまくソーシャル・グラフそのものをAKB48の活動の上に載せてきているということです。

これは、とてつもない事です。
正直言って、予測不能です。
前例がありません。
これまでにない、とてつもない現象を起こせるかもしれません。
が、リスクもはらみます。

メンバーの私的空間が減ることで、メンバーの負荷が上がる。
家族を巻き込むと、メンバー以外の家族にもアイドル活動に関するリスクがかかってくる。
家族側の負担が増す。
家族を巻き込むと、メンバーの扱いが難しくなる。
etc...

今はまだ浅いのでよいですが、今後はどうなるか、見ものです。
とりあえず様子見します。
ただ、悪いことではないですね。


◆◆◆◆◆◆

今回の経緯を軽くおさらいしておきます。

AKB48チームBの鈴木紫帆里さんのラーメンは、ある日、彼女がお母さんの作った卵が1つだけ入ったラーメンをググタスにUPしたことがはじまりでした。

比内地鶏の卵を作ったラーメン(たぶん誰でも作れる・・)です(笑)





ラーメンが盛り上がったため、彼女はその後ラーメン・ネタをけっこう使いまわします。





というのも、まとめるのが面倒だったので省略しましたが、スマフォの不具合で、彼女が画像をUPすると、毎回上のラーメン画像になってしまったりして、とにかくラーメンばっかりだったのです。




とにかくラーメン・・。





たぶん、本件のきっかけは島崎遥香さんのお母さん特製「ブルーベリー生クリーム・サンドイッチ」だったと思われます。
やすす先生が惹かれたようです。





ぱるるがお母さんに業務連絡をするものの、実際にやすす先生に届くわけではありません。
なんとかせねばなりますまい。




やすす先生も島崎パンにご執心のようでした。





メロンパン同盟と板ばさみです。
(メロンパン同盟のパンを自分達で作れるか、ですね。確実に売れそうです。)





最後のトドメは、SKE48研究生である松村香織がSKEハウスで作ったハヤシライスでした。
ついに、やすす先生は痺れを切らしてしまったのでした。




やすす先生のコメント欄にも「AKB48カフェで!」とか「SKE48カフェつくれ!」みたいな話があって、すぐAKB48カフェで出品することになったということです。


【AKB48】 「1コメダ」とは何か? ~ 勇猛果敢なフェアプレーの精神 ~

2012-02-12 16:28:38 | AKB48
ググタス夜の人気コーナー『BBQ 松村香織の今夜も1コメダ』が週間プレイボーイで連載が決まったはよいのですが、このググタス民にしかわからない得体の知れないものをどうやって全国区メディアで流していくか、これは考えなければならないでしょう。

それを考えるにあたって、まず越えなければならない壁があるはずです。

そう、

そもそも「1コメダ」とは何なのか?

という至極まっとうな疑問です。

一般的な意味は説明するまでもなく「スレに1番目最初にコメントすること」です。
最速でコメントをすることですね。

しかし、名は体を表すとまではいいませんが、それで終わってしまっては、コンセプトを表さないテーマを掲げるようでは『今夜も1コメダ』の先も知れてしまうようなものです。

創作主である松村香織は、「1コメダ」について次のように語っています。



「鍵閉め」には運も必要で、しようと思ってできるものではない。
しかし、「鍵開け」は努力次第で可能だ。
だから私は「鍵開け」に賭けているんだ!

ということでしょう。

ちょっと考えてみましょう。

「先駆ける」のにも「締める」のにも、それ相当の能力が求められます。
ただ、種類が違うのかもしれません。

誰よりも率先して先駆ける、道なき道へ行くには先見の明と勇気が必要です。
一方で、皆が行った後に締める場合は、皆の活動の全てを受け入れてまとめる総合力と胆力が必要です。

どちらかというと、前者は新進気鋭の若手が担い、後者を経験豊かなベテランが担うのが一般的な役割分担かもしれません。

1コメダという言葉には、そういった若手の自覚を前提とした、意識が表現されているのかもしれません。
1コメダは、主体性、能動性、機動性、機敏さ、新鮮さ、荒削り、真剣勝負、etc..を表す言葉と言えるでしょう。

実に哲学的です(笑)
AKB48の『フライングゲット』にも近いですが、それよりも、もう少し冷静な視点で自分の立ち位置を自覚した発想と言えるのかもしれません。

いや、少し強引ですが、「1コメダ」という言葉の背景にあるものが、そういうものだということです。

真剣勝負なので、潔さが重要であり、不正は許されないのです(笑)



これを書いて、私はあるものを思い出した。
これだ。そして、これが「AKB48」であるべきだ!!!!

武士道とは勇猛果敢なフェア・プレーの精神である

この野性的で子供じみた素朴な感覚の中に、何と豊かな道徳の芽生えがある事か。
これこそ、あらゆる文武の徳の根本といってよい。

(新渡戸稲造)


いいすぎ?(笑)

ちなみに、知らない人のために書いておきますが、スレ上に17歳と書いてありますが、正確には17歳と48ヶ月です。

【AKB48】 週刊プレイボーイで「BBQ松村香織の今夜も1コメダ」の連載が決まる 【追記】

2012-02-12 02:32:24 | AKB48
またしても

キタ━(゜∀゜)━!




即プレイボーイの担当者から返事があって決まってしまいました。




「BBQ 松村香織の今夜も1コメダ」をやり続ければチャンスが来るのはわかっていた。
SKE研究生という立場でありながら、Google+の特徴を生かして顧客とのチャネルを確立しようとする着眼点が素晴らしく、日々内容もよくなっていたし、何よりも毎日やっていることがよかった。
SKEハウスからの放送ということも絶妙な設定である。
SKEの中の人として、つまりメンバーでなければ語れない立場で情報を発信できる。
(つまりライバルはメンバー以外にいないし、正規メンバーは多忙であったりするからチャンスである。)
昨日にいたっては生電話ゲストで咲子師匠を出演させるとは大した企画力である。
(私は苦しくても毎日やることに意味があると思っている。生みの苦しみを味わった分だけ、経験値も上がるしそれ以外の活動にも必ず繋がってくる。)

問題はいつチャンスが来るかだけであった。
しかし、予想よりずっと早かった。
はじめてから約10日。
これには松村香織がすごいというより、やすす先生の意思決定の早さが半端ないと思わざるを得ない。
とにかく試して確かめる、ということだろう。
AKB48そのものだ。

当Blogでも推した甲斐があったというものだ。

「BBQ松村香織の今夜も1コメダ」 SKEハウスから毎日絶賛放送中!
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/fe3984e85c402c261a6f4214bb73aeb5

やすす先生が「BBQ松村香織の今夜も1コメダ」を褒める
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/0a153a57a7c096ca8e29f0323d49e089

これで「BBQ松村香織の今夜も1コメダ」は市民権を得たわけだ。
それも週刊プレイボーイという全国区チャネルだ。
名古屋のSKE研究生でありながら、全国区チャネルを掴んだ意味は大きい。
これはSKEだからこそ、非常に大きいアドバンテージに成り得る。
先のエントリでも書いたが、今後は↓こうなる。

顧客へのチャネルになるんだ。
放送局のように、チャネルとしての信頼性を上げるよう努力すべきだ。
いつしか君のチャネルにゲストとして呼んで欲しいとメンバー達が訪れるようになる。


SKEにとって「BBQ 松村香織の今夜も1コメダ」の求心力は高まるだろう。

それと、もう一つ先のエントリで書いたが

君の目指すべきところは、他のメンバーと同じく正規メンバーになることではなくて、SKE48の中にあって、SKE48の語り部になることだ。

あくまでも中の人として、SKEハウスから放送中というのだけでも大変に面白いが、
それ以外にも、ひょっとしたら、AKB48グループにおける新しい役割の登場かもしれないと思っている。
これまでは、

オーディション → 研究生 → 正規メンバー → 選抜メンバー → 超選抜メンバー/ソロデビュー/芸能活動

というキャリア・パスだったわけだが、

オーディション → 研究生 → ?

というパスができる可能性を見ている。


ついでに、仁藤さんの消しゴム職人の連載も決まったそうです(笑)




【追記】

本日の「今夜も1コメダ」によると、アンケートの結果「今夜も1コメダ」の視聴者層は30代、40代が多いそうです。

ちなみに、その傾向は松井香織の握手会と似たような感じだそうです。

なんかわかるね・・(笑)