進化する魂

フリートーク
AKB48が中心。
気の赴くままに妄想をフル活用して語ります。

大組閣について

2014-01-28 15:50:56 | AKB48_軽ネタ
※私は大組閣について特に強い想い入れはないが、ただ、観ていて残念な部分がある。


過ちて改めざる、これを過ちという



これは論語の言葉であるが、非常に重い言葉だ。

朝令暮改は悪い事ではない。

拙速な判断はよくないが、誤ったと思ったら修正した方がいい。


ただし、全ては内容次第だ。

今回、大組閣をやらざるを得なかったのだとしたら、運営としては相当に手が詰まってる、と私は感じる。

トライ&エラーも、予定調和を壊すのは結構だが、壊すことでしか状況を打開できないのだとしたら、ここで腰を据えて熟考した方がいい。

創造的破壊とは、創造するために破壊するのである。

今回の大組閣で何を創造しようとしているのか、それがメッセージとして伝わってこないから混乱する。

青臭い言い方をすれば、「大組閣の大義は何か?」ということだ。

それは、メンバーやファン、スタッフら1人ひとりの気持ちを乗り越えても掴み取りにいく価値があるのか、それともないのかという話だ。

明確である必要はないが、今は不確定だとしても未来を信じさせることのできる何かをメッセージとして伝えることができるか、それが大切だ。


未来は創造し、育んでいくもの。

ものが乱暴かどうかではなく、メッセージを伝えようとしているのか?

これまでは偶然に無意識的に伝わっていたものがある可能性についても忘れてはならないし、今のAKB48コミュニティでは、運営が考えている以上に空気を共有できていないから、前ほど伝わらないこともよく考えた方がいい。

これは技術論や方法論の前に「思いやり」や「やさしさ」の問題だ。

混乱の中心に「人間性」があることから目を離してはならない。


「予定調和を破壊する」という成功体験を破壊できずにいるのが今の運営だと思われても仕方がないだろう。

Team8プロジェクトについて

2014-01-25 20:56:39 | AKB48_軽ネタ
※若干追記(コメント欄から転載)しました。


Team8プロジェクトについて思うところを述べようと思います。

当Blogでは以前からTeam8構想を主張してきましたので、ようやくここまで来たかと感慨深いものがあります。

当BlogのTeam8構想にそっくりじゃないか?!と言われますが幾つか違います。


まず、一つ。

TV局が軸になっていること。

これはTOYOTAがスポンサーである以上は避けられなかった制約と思いますが、本来ならマスメディアに依存せずYoutubeやGoogle+を駆使したところです。

(正確には、広告代理店の力を借りないと出来ないプロジェクトだということでしょうかね。)

地方のTV局と組む意味ですが、「あまちゃん」的な発想で考えれば、地方のお茶の間をとるということでしょうね。

地域性をもった愛されるアイドルという軸ならAKB48と地方の良好な関係性を構築できると考えています。

アイドルという枠組みを通してローカルとマスの融合をうまく体現できるかもしれない、という可能性は大いにあると思います。

ただ、それだと拡散性がないので、Google+やYoutubeをうまく使っていきたいところですね。

TV局が絡むとそのあたりのバランスがどうなるのか心配ですが、うまくやって欲しいと思います。


もう1つ。

Team8のメンバーを研究生ではなく、地方オーディションで集めるGMT47式にしたのであれば、なぜローカルアイドルとの兼任を認めないのか、という点です。

もちろんTeam8を優先する条件付き兼任制度です。

ローカルアイドルとの兼任を認めた上で、チーム8のメンバーには選抜総選挙への立候補資格を与えるのです。

チーム8のセンターを目指し、さらにはその先でAKB48のセンターを目指す。

この2段階の物語が醸成可能です。

ドラフト&ペナントレースよりもこっちの方が筋がよいでしょう。

ローカルアイドルとAKB48の両方を盛り上げるWin-Winの関係を構築できる可能性があります。

地方とAKB48の関係性を再構築できるチャンスです。


ちなみにTeam8構想の時に何度も説明しておりますが、Team8はAKB48グループでありながらも、マネジメントはAKB48とは独立したものにすべきです。

AKB48からの制約を受けないようにするためです。

AKB48と乃木坂46くらいの距離感が望ましいでしょう。

乃木坂46よりはちょっと近いくらいかな。


好き勝手言いましたが、ようやく動いたこの機運、ものにして欲しいと思います!

向田茉夏の卒業

2014-01-18 00:30:45 | AKB48_軽ネタ


向田茉夏が卒業か。

ネットでの存在感は大きかったので、なんだか寂しい気持ちになる。

前田敦子にしろ向田茉夏にしろ、あのタイプがグループ内にいて存在感を持ち得るということが、AKB48グループの面白いところだと私は思うよ。

そして、AKB48グループの中にいて新しく向かう先を見つけることはできなかったということが、より一層淋しくさせる。

何様のつもりだと言われるかもしれないが、私はこのままSKE48にいても向田茉夏がブレイクしたとは思わない。

しかし、単純に芸能界に向いてる向いていないだとか、競争うんぬんとかではなく、AKB48グループの中に入れば何か新しいものが見つけられる!という確信が薄くならざるを得ない今の現状に、どれだけの人々が危機感を持っているか、ということに危機感を拭い去れない。

彼女のような存在がAKB48グループの強さの象徴なのだ。

そして、彼女のようなタイプがブレイクする可能性を秘めているのもAKB48グループの強さの象徴なのだ。

私たちに必要なのに不足しているもの、それは「夢や目標を叶える場所」ではなく、「夢や目標を発見する場所」なのだ。


過渡期だな。

「見えている」ものと「知っているもの」は別モノ

2014-01-17 16:56:52 | AKB48_軽ネタ
線が平行に2本、並んでいる。

パッと見、下の方が長く見える。






この図はよく知られたもので「ミュラー・リヤー錯覚」という。

水平に並ぶ2本の線の長さは全く同じだ。


「なんだ、錯覚の話か?」


ではない。

この錯覚について知っている人は、たとえ下の線が長く見えたとしても、「2本の線の長さは同じです。」と言うだろう。

我々は、それを「知っている」からだ。

だが、それでもあなたには下の線が長く「見えている」だろう。


そう、「知っている」ことと「見えている」ことは別なのである。

さらに、ここで重要なことは、あなたは、あなた自身で「どう見えるか」を決めることはできない、ということだ。

「見えている」ことはあなたにとっての「事実」ではあるが、「現実」ではない。

ありのまま視野や視点を広く持ちたいのであれば、それが錯覚である、ということを知らなければならない。

さらにいえば、錯覚を引き起こすのは視覚だけではない。

我々は「思い違い」という認知的錯覚も引き起こす。

見たもの、感じたものが現実であるとは、まったく言えないのだ。

それゆえ、古代から人は精神的鍛錬によって一つひとつの錯覚を解きほぐし、知覚を超えて純粋経験を得ることができる、と夢を抱いてきたのだ。


なぜ、この話題を?

錯覚が起きる状況なのであれば、「知る」ことが大事だと思うのである。

知られたくないと身構えた時点で誤解されることは覚悟しなければならない。

ただ、錯覚が大好きな人もいるので、これが全てではない。

厳しい話だが、これも現実だ。


お互いに、という意味だ。

大島後のチームKのキャプテン

2014-01-11 19:59:16 | AKB48_軽ネタ
外からもってこない前提で考える。


順当にいけば倉持。

だけど、私だったら「ヒラリー」に賭ける。

平田梨奈をキャプテン、倉持をサブキャプテンにする。

平田の実直な人格を信じたいし、私はそういう実直さをAKB48に見たい。

そして、ぐぐたすを使って地味なプロモーションを展開しよう。

平田が先輩からいろんなことを教えてもらいながら、それをチームKに反映する形で進めるのがいいと思う。

海外出張公演をやるのもありかもしれない。


大島優子の卒業をどう活かすか考えた方がいい。

変わるんだ。

これまでとは違う姿になるチャンスだ。

当ブログによるTEPPENは、乃木坂46の生田絵梨花

2014-01-09 21:43:46 | AKB48_軽ネタ
このエントリは完全なる戯言です。参考にしてはいけません!





芸能界特技王決定戦『TEPPEN 2014』
http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2013/131218-509.html


HKT48森保まどか ピアノ上手すぎww
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/d73f5a36c3e1a3d0d4fe9799796b9991



バラエティ番組に目くじら立てるのはどうかと思うものの、過去にピアノに関するエントリを書いたこともあり、どう思うかと聞かれたので私見を述べます。

少なくても私と、私の周りにいるピアノ有識者の人々にとっては、乃木坂46の生田絵梨花の演奏が抜きんでてよかったように感じました。

(私以外、AKB48/HKT48/乃木坂46の区別もつかない人たち)

もちろん、審査員の方々にも思惑があるのでしょうから、自分たちの評価を絶対視するつもりは全くありません。

感性の問題を定量化するつもりも絶対化するつもりもありません。

ただ、いま思うのは、次回からは採点基準を明確にした方がよい、ということです。

審査員の評価を疑っているのではなく、「審査員がどういう評価をしたかがわかること」が重要だと考えるからです。

そこがブラックボックスのままだとガチ度が落ちますので、観てる方が興醒めしてしまいますし、TEPPENの格も落ちるでしょうから、しっかりした方がいいでしょう。


さて、松井咲子(AKB48) → 森保まどか(HKT48) → 生田絵梨花(乃木坂46) の順で弾いたわけですが、私は生田が弾き始めて10秒で生田の勝利を確信しました。

ので、生田の敗退を自分の中で消化できずにいて、今日までエントリ化できませんでした。


松井は非常にうまく、そしてゴージャスに弾いたと思います。

音大に通っていることもあり、演奏には表れていない部分を含めた総合力の高さを感じさせるものがあったように思います。

そして、生田の点数87点の発表の後に私が松井の91点について率直に感じたのは、審査員はまさにその演奏には表れていない部分の総合力まで点数に入れてしまったのか、ということです。

#これでは勝てないよなと。


森保の技術的なレベルの高さにも目を見張るものがありました。

タッチが軽やかで、和音の安定感には驚きました。

審査員も述べておりましたが、クラシックのピアノ・コンクールならば評価が高くなるのではないでしょうか。

しかし、ピアノをデジタルに弾き過ぎたため、聴き手の気持ちを盛り上げるのが少し難しかった気がします。

評価は難しいところで、審査員が何を基準に点数つけるか次第だと思います。


もともとピアノはデジタルですが引き方次第で情緒にうったえるアナログになるのです。
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/5d4a9a006fb00b5b4327500d7ea985ea



しかし、生田の演奏はダントツで良かった。

とにかく音がキレイで、リズムが見えるくらい音のノリがよかった。

あの音のキレイさだけで、TEPPENに相応しい。

(以前Youtubeでプロコイエフを弾いているのを視聴した時には感じなかったのだが)

これはピアノを自分のモノにしている人の演奏だ。

生田なら「のだめカンタービレ」の野田恵をやれる。

そう確信させるTEPPENでした。


ということで、当BlogによるTEPPENは、乃木坂46の生田絵梨花でした。

AKB48第2章がはじまるとき

2014-01-09 20:45:08 | AKB48_オピニオン
引用したスレ主さんからコメント頂けたので、前回のエントリの意図をもう少し補足したいと思います。

AKB48第2章は三銃士とチーム4が天下を取るまでの物語 ではないと思う。
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/907d662829da04a37b1482bd74810365

チーム4でAKB的な成功を収めても仕方がないと思うのですよ。

まずもってそんなこと出来ないと思う。

誰が喜ぶのそんなことして?

チーム4のファン?

それって発展性があるのかね。

そうではなくて、当Blogが主張してきたのは、チーム4というアイドルでブレイクすることが大事。


↑この部分についてです。


「物語性」が重要なのは今更説明するものでもないのですが、その「物語」をどの立場で語るかによって、持っておくべき前提が変わってくると思います。

単純にAKB48ファンとして「AKB48第1章」や「AKB48第2章」といったものについて語るときには、「AKB48第2章は三銃士とチーム4が天下を取るまでの物語」と言っても特に問題があるとは思っていないです。

私は、そういう物語を語ることを否定しているわけではありません。(たぶんご理解頂けていると思いますが)

ですが、もし「AKB48という組織がどこに向かうべきか」などについて議論したいと思うのであれば、持たなければならない前提があります。


それは、当Blogで何度も繰り返している組織としての「理念」や「ビジョン」のお話です。

話をわかりやすくするために、次のようなケースを考えるとします。

----------------------------

AKB48関係者を集めて複数のグループを作ってブレストをするとします。

テーマは「大島優子が去った後にしかける新しい取り組み」としましょう。

アイディアが出揃ったら、次に何らかの手法で整理して提案としてまとめ、簡単に発表する段取りにします。

ここで、事務局が幾つかの条件を課します。

その条件の一つが、おそらくこれです。

そのアイディアの「AKB48らしさ」「AKB48がやる意味」「AKB48のどういう強みが活かされるか」を発表の内容に入れてください。

----------------------------

断言したいところです。

この手の取り組みは、ほとんど成果を上げることなく終わってしまうだろう、と。

ここに持続的に利益を上げ続けることができるビジョナリー・カンパニーと、そうでないカンパニーの違いがあるのです。

注目して欲しいのは、このやり方だと「AKB48らしさ」だとか「AKB48がやる意味」が後付けになってしまう、とういことです。

多くの人々が、新しいアイディアが組織に意味があると主張するために、無理やり理由をつけるのです。

後から。

そうすると、新しいアイディアを説明することが苦しくなるわけです。

むしろ組織が枷になってしまいアイディアをダメにします。

そして、たいていこう言い出すわけです。

「組織の中にいては好きなことはできない」などと。

こういう構造をわからないままに「組織は新しいアイディアを潰してしまう」という安直な結論に至ってはいけません。

そうではないのです。

あらかじめ組織の向かう先、ミッションやビジョンといった理念的なものが参加者に共有されていれば、「新しいアイディアが思いつく=説明するのは簡単」となるわけです。

これ当たり前ですよね。

ミッション・ステートメントというのは「この組織の存在意義は何か?」を述べるものです。

そのミッション・ステートメントの下に人々が集い組織を構築しているのなら、ミッション・ステートメントによって組織と個人の方向性が合わさっているので、新しいアイディアが今組織が持っていない強みに基づくものだったとしても、それが新しい強みになると簡単に説明できるし、それが組織にとってどれだけ意味があるか、という説明も簡単にできるのです。

これが、ミッション・ステートメントによる組織と個人の「相乗効果」コンセプトの最も単純な説明ですね。


「いい物語」というのは、組織と個人の方向性が合わさっているものです。

それは、相互干渉関係では決してなく、相互補完/相互依存関係という意味です。

個人の成長が組織の成長に繋がり、組織の成長が個人の成長に繋がるものです。


上記の認識をもって「AKB48第1章」を見ると、これまでと違った姿が見えてきます。

AKB48が認められて社会的に拡散していく(社会的な物語になっていく)過程と、AKB48コミュニティでAKB48物語が深まる過程がリンクしていたのです。

「外部に向かっていく力」と「内部に向かってく力」が矛盾せずに統合することができた。

たまたまです。

それは偶然の産物でしたが、両者の相乗効果で大きなムーブメントを生み出すことができたのです。

この構造を理解せずに、片方だけの力で「第2章」を語っても虚しい結果が得られるだけです。

「チーム4が天下を取る」という話は、「内部に向かっていく力」の話です。

あくまで「AKB48内部の物語」であって、それだけでは外部から浮いた存在になってしまうでしょう。

いま、社会的な物語になっていく「外部に向かっていく力」が求められているのです。

そのワンピースを手に入れることによって、はじめて「AKB48第2章」がはじまるのだと、私は思います。


残念ながら、今のAKB48コミュニティの中でこのトンデモ話に気づいている人は、あまりいないようです。

それが、当Blogで「理念」について語っている反主流派な人々(私含む)だけだというのが、皮肉なものです。

AKB48第2章は三銃士とチーム4が天下を取るまでの物語 ではないと思う。

2014-01-08 00:36:03 | AKB48_軽ネタ
AKB48第2章は三銃士とチーム4が天下を取るまでの物語(AKB48タイムズ)
http://akb48taimuzu.livedoor.biz/archives/36220937.html


う~む、しっくりこないなぁ。

ここずっと↓のエントリがアクセスされてるのだけど、↑と同じ主旨のエントリだと思われるのは本意ではないので補足しておきたい。


チーム4を組閣でいじるべきでもないし、JPN48もいらないということを、今一度説明してみる
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/32bcca4fef220cd7ac0819eb84bf620c


チーム4でAKB的な成功を収めても仕方がないと思うのですよ。

まずもってそんなこと出来ないと思う。

誰が喜ぶのそんなことして?

チーム4のファン?

それって発展性があるのかね。

そうではなくて、当Blogが主張してきたのは、チーム4というアイドルでブレイクすることが大事。

課題は経営資源の配分だと思うのだけど、

回せないなら、何かをアウトソースしてでも、こっちに集中投資するべき。

誤解されたくないのは金かけようっていう話ではなくて、しっかり独立したチームとしてマネジメント含めて創り上げようという話。

冗談半分だけどHKT48を指原にアウトソースすれば・・指原がキレそうだけど・・むしろそこと勝負になっていいのでは。

ただ、大島優子の卒業が決まったし、チーム4をスピンオフする余力がどれだけあるか・・は未知数ですが、チーム8は作らずに15期以降はAKB48、チーム4だけ別というのもありかと思ったりもしますね。

新チーム4のメンバー構成が今のままが最適かどうかは、1人ひとりをよく見ていないので議論の余地があるような気もしますが、まぁ無責任発言です。

紅白での大島優子の卒業発表はサプライズでも報告でもなく、演出である。

2014-01-03 04:04:04 | AKB48_軽ネタ
最近AKB48にかける時間が減ってしまったため空気を読めていないかもしれない。

が、私なりの解釈を述べようと思う。



なぜ紅白でヘビロテをセトリに入れたか、から入れば全体像を理解できる。

ヘビロテが大島優子の曲だからであり、ヘビロテがAKB48の代名詞だからだ。

「AKB48=ヘビロテ=大島優子」という構図、これがこれまでの「AKB48」だ。

大島優子が卒業するのであれば、紅白で「AKB48」をセトリに入れるには今回が最後のチャンスだったのだ。

「恋チュン」と「ヘビロテ」、「新しいAKB48」と「これまでのAKB48」のクロスオーバーを演出したい人にとって、それはどういう意味を持つのだろうか。

それは、舞台として紅白を選んだ、ということになるのだが、同時に「恋チュン」と「ヘビロテ」の2曲を競演させることができるのは、今回の紅白のタイミングしかない。

そういう意味で、「AKB48の私的な話をなぜ紅白(公共の場)でやったのか?」という批判はピントがずれている。

卒業発表を紅白でしたかったのではなく、AKB48を演出をしたかったのだ。

つまり、大島優子の卒業は、AKB48の演出に使われたということだ。


大島優子ほどのキャリアと知見を持ってる人物なら、紅白で卒業発表をすれば批判されるであろうことくらいよく理解しているだろう。

そして卒業発表のタイミングと、どう表現するかなどといったことのほとんどは彼女に任されてるであろう、ということもよく認識しておくべきだ。

その上で、あえて紅白での卒業発表を彼女は選んだ。

それが彼女の意思であったかどうかに関係なく、最後に彼女がそう選択した、ということの意味をもっと噛み締めるべきだと思う。

大島優子は、最後までAKB48を背負っている、ということだろう。

重ねてこう言おう。


本当にありがとう、大島優子。


ありがとう、大島優子
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/2578a18c9a27c6aa40c3e7f1702d21ce



ちなみに、上記の意味からすると、AKB48が紅白でヘビロテを歌うのはこれが最後になるのではないか。

人生の師がいない不幸

2014-01-02 10:01:37 | AKB48_メンバー

SKE48後藤理沙子が新年早々ぶっこむ「みんなぶりっこ上手くて尊敬する 」(SKE48まとめろぐっ!)
http://ske48matome.net/archives/35356815.html


彼女には師匠が必要なんだよ。

周りに尊敬できる大人がいないってこと。

彼女は化ける。

(アイドルとして化けるかどうかはその時の状況次第だからわからない。)

勘違いしてる大人が多いが(お前が言うなって?)、彼女の未熟さこそ、彼女の才能であり、希望なのだ。

「未熟さ」をしっかり評価できる大人は少ないけどね。

まぁ、師匠を探索する能力なるものもあるべきなんだが、全てを求めるのは酷というもの。


あるメンバーに対する提案をしたい
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/29b77a93ee4b063a0832e44b9e4bc3cd

AKB48グループとして年頭所感を出すべきだ

2014-01-02 09:47:38 | AKB48_軽ネタ

ありがとう、大島優子
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/2578a18c9a27c6aa40c3e7f1702d21ce


のつづき。


AKB48グループが置かれている今の状況は、姉妹グループが地方に根差していなければAKB48に統合することを考えるくらいの危ない状況だと思う。

今、手を打たなかったら、あらゆることが後手に回ると思う。

私だったら、SKE48もしくは乃木坂46を、たとえば「横浜みなとみらい」に持ってくるくらいのことも考えるだろう。

交通の便を考えると、みなとみらいは若干不利だが、それが逆にいいようにも思う。

ガチな勝負を演出して都市効果を得たいと考えるなら、そのくらいの近接性が欲しい。

SDI48やSPR48をやってる余裕なんてないのではないか。


以上は、そのくらいの認識を持つべき状況だという話を合わせるためにしただけなので、本題に移ろう。



AKB48運営は、早く年頭所感を出すべきではないか。

昨年続いたスキャンダル、そして紅白での大島優子卒業で、AKB48グループには悪い意味でのアノミーが発生しやすい状況だと思う。

アノミーとは「分化した機能を統合する相互作用を営まないために共通の規範が不十分な状態」をいう。

この状況が継続されると、モチベーションが下がり、だんだんと気持ちが離れていくだろう。

今、わかりやすいストーリーが必要だ。

現状認識を示し、今後の方針を述べるのだ。


AKB48グループは、今年はこういう方針で活動していく。

こういう価値観を大切にし、こういう活動を積極的に評価していき、全体の力へ繋げていく。

そして、その結果をメンバー、ファン、スタッフ、AKB48グループに関わる全員に還元していく。

しかし、それにも増して新しい可能性については常に窓を開いていく。

そのために、これまでの慣行や価値観を変えていくことについても覚悟をしている。

既成概念にとらわれない新しい考えや意見を求め、共創関係を築ける相手がいると思えばどこにでも会いに行って話を聞く。

また、東日本大震災に関するチャリティーや、これまであまり力を入れることができなかった地方にも積極的に関わっていく。

これまで興味関心を持ってもらえなかった人たちにも見てもらえるAKB48、

関心を失い離れていった人たちを再度惹きつけるAKB48、

今見てくれている人たちにはさらなる進化をしていくAKB48を魅せる意志を強く持ち、まだ見ぬAKB48に挑戦していく。

もちろん、この物語の主役はAKB48に関わる全員だ。

AKB48に関わる全員にとって今年が最も良い年になるよう、AKB48も我々も進化していく。

今年も、どうぞよろしくお願いいたします。


とかとかね。

そういうことを発信できる人を運営の代表に置くべき。

今言えなくなっているとしたら、変えるべき。

知らず知らずのうちに自分たちの行動原理が変わっていることに気づいた方がいいと、思うよ。

いきなり具体的な話になるけど、私としては、今年はじゃんけん大会をやめて、前から主張してる「冬の選抜」をやったらいいと思うよ。

今年から「夏の選抜」と「冬の選抜」やるって言っちゃいなよ。



言葉が過ぎましたかな。

ありがとう、大島優子

2014-01-01 08:54:02 | AKB48_軽ネタ
あけましておめでとうございます。

お久しぶりの更新です。


昨夜、NHK紅白歌合戦を観ました。

司会の綾瀬はるかのタドタドしさと、「あまちゃん」の演出がよかったです。

それとやっぱり大島優子の卒業ですね。

印象的だったのは。

いろんな想いがあって言葉にするのが難しいのですが、

率直に言えば、「(これまでAKB48を支えてくれて)ありがとう」と思ったし、「来る時が来たな」と感じました。

はじめて「ありがとう」と思えるメンバーの卒業であったと同時に、

驚きはしませんでしたが、少しショックを受けました。

驚かなかった理由は、大島優子が潜在的にいつ卒業してもおかしくない、と考えていたからです。

みんなそういう気持ちでいたと思います。

ショックだったのは、大島優子にとってのAKB48が「卒業すべきもの」であったという現実を、目の当たりにしたことです。

一時期において、自分自身が描いていた「AKB48の未来」と、昨夜見た「AKB48の現実」のギャップを受け入れるのに少し時間がかかりました。

「状況が違えば、違った未来もあったのではないか?」という想いをどうしても拭い去ることができません。


しかし、名実ともにAKB48の代名詞であった大島優子が卒業するという、

こんなにインパクトの大きなことはありません。

未来が決められた定めである必要はまったくありませんし、

未来というのは常に創られていくものですし、まだ見ぬ可能性をいつも秘めているものですから、

この卒業をターニングポイントにして、私なんかの考えを遥かに超えていく、AKB48にはそんな存在になって欲しいと切に願います。


2014年が、大島優子とAKB48にとって素晴らしい年になりますように。

ありがとう、大島優子