最近、アクセス数が減ってきたので、ついでにブログの立ち位置も変えてしまおうという気になってきました。
最近、本当にいろいろあって、いろんなものをリセットしてしまいたい気分なので、このブログもジャンルを変えるくらいの勢いで変身していこうと思います。
ということで、これからは少しプライベートな話も出して行こうと思います。
ただし、これまで通り匿名は維持するし、個人を特定できるような具体的な情報は明かしません。
で、まず第1弾。
先週うちの娘がある芸能プロダクションのスカウトだと名乗る人からスカウトされた。
まぁこう書くとちょっと大げさな言い方だが、聴くところによるとスカウトされること自体は結構あるらしい。
(東京や横浜ではよくある話)
だから最初に言っておくと、スカウトされたからといって私の娘が特別何かに優れているというわけではない。
ただ、親としては子供の将来を考えるということがどれだけ難しい問題か、いや親が関与すべき子供の将来の範囲とは如何ほどかというのは一般解のない問題だ。
ここでは、そういうことを題材としたい。
(いろいろとプロダクションの説明や、スカウト後に待っている世界の話があって・・)
スカウト:「どうでしょう。やってみませんか?」
私:「娘にそういう可能性を感じていないのでいいです。」
スカウト:「スポンサーが付けば、いろんな特典がありますよ。」
スカウト:「例えば、うちの事務所の○○はスポンサーがついているので無料で海外いけたりします。」
と経済的なメリットを主張してきたので、
そんなものを全く求めていない私は議論を展開して、
私:「いや、他に可愛い子がいっぱいいるし、その中で勝ち残っていくとは思えません。」
と言ったら
スカウト:「そんなことありません。私は長年スカウトやっていますが全く問題ないと思います。」
スカウト:「一度、ゆっくりお話させていただけませんか?」
と言われたので、本音で話をする。
私:「そっち方面に進んだら、人生の早い段階で方向性をロックしてしまうかなと。」
私:「今その決断をしてしまうことはできないし、娘が自分のタイミングで決めればいいと思っています。」
スカウト:「2~3日したらお考えが変わるかもしれません。」
スカウト:「たいていみなさん、少し経つとやってみてもいいかなとお思いになられます。」
スカウト:「2~3日後にまたチャンスを頂けませんか?」
私:「変わることはありません。」
このスカウトという人が結構しつこく、
こんな議論を繰り返している内に、
スカウト:「親御さんが反対されている状況で無理は申しません。」
スカウト:「もう一度だけ、確認させてください。」
スカウト:「どうでしょう。まずはゆっくりお話させてくださいませんか。」
私:「すみません、いいです。」
スカウト:「わかりました。お時間をとらせて申し訳ありませんでした。」
となって終了。
スカウトの人は非常に丁寧であったし、常にこちらに気を使う語り方で決して悪い人ではなかった。
スカウトというのが、こんなに気持ちのよい人達なら、賛成する親御さん達も多いに違いないと思いもした。
多分、スカウトされた娘が長女でなかったら、私はスカウトの話に乗った可能性が高い。
だが、残念なことに娘は私の初めての子だったので、私の夢が重なってしまっている。
それが良いことなのか悪いことなのかは別として、私は娘に社会的影響力を持って社会的問題の解決に寄与する立場に立ってほしいと強く願ってしまっている。
政治家や社会起業家ではなくとも、新しい哲学でもって社会的問題の解決に寄与する人物になって欲しいと願ってしまっているのだ。
だからといって娘に何かを強制したりはしていないが、私自身がそう願っているから、私に他の可能性を模索しろと言われても、かなり難しい。
(ハリウッド女優には、ブレイクした後に社会貢献活動に精を出すセレブもいるが、そこまで登りつめれるとも・・考えにくいというか何と言うか。)
もちろん、娘が自分自身の行く道を決めればよく、他の可能性を模索したいならすればよい。
私自身、押し付けるつもりもなければ、そういう言動もとらない。
ただ、娘が求めていないものを、親が自ら、特に自分の信じるものとは別のものを押し付けるのは難しいという話をしたいのだ。
というのも、娘が全ての情報を掴んでるわけでも、私が全ての情報を掴んでいるわけでもないので、娘か私が考えていることが正しいとは限らない。
時には、誰もが考え付かない方向に転んだ方がよいこともある。
誰かが助け舟を出しているのかもしれない。
人間万事塞翁が馬である。
そういうことを考えると、人の人生を方向付けてしまう可能性というのは親であれ自分自身であれ非常に怖いことでもある。
それと、スカウトの人にも少し努力が足りないなと思うのだが、芸能人としてヒットすることや経済的メリットだけで親を説得しようなどというのが、なんとも旧世代的な古きよき時代の発想だと思う。
今日的な仕事感で重要なのは職業が果たす社会的な役割なので、例えば芸能人という仕事が、社会にどのような影響力を行使できる可能性を持っているかという点で親を説得すべきではなかろうか。
芸能人になるにもトレードオフがあることがわかっているのだから、その点を明らかにして、それにも増してやる意味があると主張できなければならないのではないだろうか。
いや、逆にそういえるような業界でなくても今後の繁栄はないだろう。
今どき単純に自分の子供が芸能人になって喜ぶ親が多くいるとも思えない。
まぁ、最後に言っておくと、たとえ今回のスカウトにのったとしても、即芸能人になれるだなんて考えたりはしていない。
最近、本当にいろいろあって、いろんなものをリセットしてしまいたい気分なので、このブログもジャンルを変えるくらいの勢いで変身していこうと思います。
ということで、これからは少しプライベートな話も出して行こうと思います。
ただし、これまで通り匿名は維持するし、個人を特定できるような具体的な情報は明かしません。
で、まず第1弾。
先週うちの娘がある芸能プロダクションのスカウトだと名乗る人からスカウトされた。
まぁこう書くとちょっと大げさな言い方だが、聴くところによるとスカウトされること自体は結構あるらしい。
(東京や横浜ではよくある話)
だから最初に言っておくと、スカウトされたからといって私の娘が特別何かに優れているというわけではない。
ただ、親としては子供の将来を考えるということがどれだけ難しい問題か、いや親が関与すべき子供の将来の範囲とは如何ほどかというのは一般解のない問題だ。
ここでは、そういうことを題材としたい。
(いろいろとプロダクションの説明や、スカウト後に待っている世界の話があって・・)
スカウト:「どうでしょう。やってみませんか?」
私:「娘にそういう可能性を感じていないのでいいです。」
スカウト:「スポンサーが付けば、いろんな特典がありますよ。」
スカウト:「例えば、うちの事務所の○○はスポンサーがついているので無料で海外いけたりします。」
と経済的なメリットを主張してきたので、
そんなものを全く求めていない私は議論を展開して、
私:「いや、他に可愛い子がいっぱいいるし、その中で勝ち残っていくとは思えません。」
と言ったら
スカウト:「そんなことありません。私は長年スカウトやっていますが全く問題ないと思います。」
スカウト:「一度、ゆっくりお話させていただけませんか?」
と言われたので、本音で話をする。
私:「そっち方面に進んだら、人生の早い段階で方向性をロックしてしまうかなと。」
私:「今その決断をしてしまうことはできないし、娘が自分のタイミングで決めればいいと思っています。」
スカウト:「2~3日したらお考えが変わるかもしれません。」
スカウト:「たいていみなさん、少し経つとやってみてもいいかなとお思いになられます。」
スカウト:「2~3日後にまたチャンスを頂けませんか?」
私:「変わることはありません。」
このスカウトという人が結構しつこく、
こんな議論を繰り返している内に、
スカウト:「親御さんが反対されている状況で無理は申しません。」
スカウト:「もう一度だけ、確認させてください。」
スカウト:「どうでしょう。まずはゆっくりお話させてくださいませんか。」
私:「すみません、いいです。」
スカウト:「わかりました。お時間をとらせて申し訳ありませんでした。」
となって終了。
スカウトの人は非常に丁寧であったし、常にこちらに気を使う語り方で決して悪い人ではなかった。
スカウトというのが、こんなに気持ちのよい人達なら、賛成する親御さん達も多いに違いないと思いもした。
多分、スカウトされた娘が長女でなかったら、私はスカウトの話に乗った可能性が高い。
だが、残念なことに娘は私の初めての子だったので、私の夢が重なってしまっている。
それが良いことなのか悪いことなのかは別として、私は娘に社会的影響力を持って社会的問題の解決に寄与する立場に立ってほしいと強く願ってしまっている。
政治家や社会起業家ではなくとも、新しい哲学でもって社会的問題の解決に寄与する人物になって欲しいと願ってしまっているのだ。
だからといって娘に何かを強制したりはしていないが、私自身がそう願っているから、私に他の可能性を模索しろと言われても、かなり難しい。
(ハリウッド女優には、ブレイクした後に社会貢献活動に精を出すセレブもいるが、そこまで登りつめれるとも・・考えにくいというか何と言うか。)
もちろん、娘が自分自身の行く道を決めればよく、他の可能性を模索したいならすればよい。
私自身、押し付けるつもりもなければ、そういう言動もとらない。
ただ、娘が求めていないものを、親が自ら、特に自分の信じるものとは別のものを押し付けるのは難しいという話をしたいのだ。
というのも、娘が全ての情報を掴んでるわけでも、私が全ての情報を掴んでいるわけでもないので、娘か私が考えていることが正しいとは限らない。
時には、誰もが考え付かない方向に転んだ方がよいこともある。
誰かが助け舟を出しているのかもしれない。
人間万事塞翁が馬である。
そういうことを考えると、人の人生を方向付けてしまう可能性というのは親であれ自分自身であれ非常に怖いことでもある。
それと、スカウトの人にも少し努力が足りないなと思うのだが、芸能人としてヒットすることや経済的メリットだけで親を説得しようなどというのが、なんとも旧世代的な古きよき時代の発想だと思う。
今日的な仕事感で重要なのは職業が果たす社会的な役割なので、例えば芸能人という仕事が、社会にどのような影響力を行使できる可能性を持っているかという点で親を説得すべきではなかろうか。
芸能人になるにもトレードオフがあることがわかっているのだから、その点を明らかにして、それにも増してやる意味があると主張できなければならないのではないだろうか。
いや、逆にそういえるような業界でなくても今後の繁栄はないだろう。
今どき単純に自分の子供が芸能人になって喜ぶ親が多くいるとも思えない。
まぁ、最後に言っておくと、たとえ今回のスカウトにのったとしても、即芸能人になれるだなんて考えたりはしていない。