acc-j茨城 山岳会日記

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山でのあれこれ、便りにのせて


ただいま、acc-jでは新しい山の仲間を募集中です。

塩見岳

2015年10月15日 23時16分21秒 | 山行速報(登山・ハイキング)

2015.9/20(日)~9/23(水):3泊4日

メンバー:kei2、他1名

 

【コース】

1日目 9/20(日):仙流荘BS=北沢峠=野呂川出合~両俣小屋~野呂川越~三峰岳~熊ノ平小屋(幕)
2日目 9/21(月):熊ノ平~安倍荒倉岳~新蛇抜山~北荒川岳~塩見岳~熊ノ平小屋(幕)
3日目 9/22(火):熊ノ平~三国平~三峰岳~野呂川越~両俣小屋
4日目 9/23(水):両俣小屋~野呂川出合=北沢峠=仙流荘BS

 

【1日目】:晴れのち曇り

 

シルバーウィークともあって、かなりの混雑。
始発が6時05分にも関わらず、2時間前の4時起きで並び始めても、既に遅い。
50番!?  恐るべしシルバーウィーク!!
臨時便がバカスカ出発。
北沢峠で乗り換え、野呂川出合下車。 降りたのは2組のみ。


あのにぎやかさから逃れ静かな林道歩き。
ゲートを越え、治山運搬路をテクテク両俣小屋まで歩く。

途中、小仙丈沢から小仙丈岳や小仙丈カールが望める。


両俣小屋まで2時間。
この先、目的地の熊ノ平小屋まで水場がない。 ここで水を補給。

 いよいよ野呂川越までの急登を一気に登る。(標高差300m)
仙塩尾根の長い樹林帯の中を300m標高を上げながら登って行く。


視界が開けた先には三峰岳。三峰岳への登りは急登。更に標高差300m。
クサリ場もあるが、注意すれば問題なし。


三峰岳 (奥に見えるのが農鳥岳)

荷物が重かったせいか、かなりしんどい。そして、長い!


山頂から熊ノ平へと続く尾根 

熊ノ平のテント場は小屋周辺の斜面に点在している。 既にテント場は一杯。
小屋周辺には水が豊富で全て湧水だそうです。
小屋泊もテント泊も屋外トイレを利用する。

 

【2日目】:晴れのち曇り

塩見岳まで長い距離を往復しなくてはならないので、早立ちの5時発。
樹林帯を歩くので、いつの間にか安倍荒倉岳を通過してしまう。


竜尾見晴からの展望は良く、遠くに塩見岳が見える。

再び樹林帯に入る。
北荒川岳までは樹林帯を歩くので眺望なし

 
ハイマツの尾根の先には塩見岳

北又岳分岐から30分程で塩見岳東峰へ。


そして西峰


360度 ぐるーっと見渡せ最高の気分。


富士山



農鳥岳、三峰岳、駒ヶ岳・・・

また、長い仙塩尾根を熊ノ平まで戻る。


急勾配のガレ場を慎重に下る。


熊の平に到着

 

【3日目】:晴れ

 

1日目、2日目と重い荷物と距離を歩いたので疲労が蓄積。
早く、両俣小屋でのんびりした~い。 ただそれだけ・・・

熊ノ平から三国平へはいきなり急登を登る。


三峰岳への岩稜帯


山頂に着く頃の気温は2℃


遠く、中央のこんもりした山が塩見岳。
三峰岳~塩見岳の区間だけでも長い。

野呂川越まで長い尾根を下って行く。


やったー、ここを下れば今日のゴール地、両俣小屋。
あと40分。



10時に到着し、このまま帰ることも出来たのだが、小屋の評判を聞いて、今日はここにお世話になることに・・・。


テント場


小屋前の沢

 

【4日目】:晴れ

 

昨晩、小屋のおかみさんからクマの出没情報を聞いた。キャンプ地や奥仙丈沢に出没したらしい。
真っ暗い中、歩くのはちょっと不安だったが、野呂川出合の始発バス7:05に乗る為、小屋を4時に出発。 

沢筋は鈴の音も消えてしまうので、かなり不安だった。
ひとりだったら、ちょっと怖いな~ 

途中、北岳山頂を目指すヘッドランプを確認。
おー、頑張ってるな~!
北岳へはご無沙汰なので、来年でも行ってみようかな!? 

運良く停留所着いたらすぐに臨時バスに乗ることができた。
北沢峠に着くと、登山者で賑わっていた。

連休ともなると、人混みで山に登るのも一苦労・・・。
その点、今回のルートは大正解! 静かな山歩き。 
でも距離が長いので、ピストンではなく三伏峠へ下ったほうがどんなに楽だったか・・・。

今回もよく歩きました。 そして、良くがんばった!

 

おつかれさまでした。

☆☆☆ kei2(^_^)/ ☆☆☆

 



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