acc-j茨城 山岳会日記

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西上州 大ナゲシ北稜

2012年11月05日 20時31分34秒 | 山行速報(薮・岩)
西上州 大ナゲシ北稜
大ナゲシには、北稜と言っても良い尾根が2本ある。
① 大ナゲシ西北西の肩から北に向かい、1356峰~1073峰を通り胡桃平に続く尾根。
② 大ナゲシから北北東に向かう、赤岩沢本流と悪谷との中間尾根。
① を登り②を下降する計画でいたが、Yが昨夜から熱を出し、車で待っていることになった。早く帰るため短時間で戻ってこられるよう、②を登り登山道経由で降りることに急きょ変更した。
11月4日。メンバーはGとガストンの2名。駐車スペースから少し登山道を歩き、適当な所から取り付く。少し登ると目印があった。かすかな踏み跡も確認できる。あれ!以前登っている人がいるのかな?と半信半疑でそれを辿ってみることにした。やたらと目印が多い。そのうち悪谷を横断し、だいぶ登ってから、これは林業用の物かも知れないと感じてきた。でも、今登っている尾根は悪谷の左岸尾根で、1330mで①のルートに合流する支稜のはずなので、このまま登ることにする。これらの目印は支稜に出たところで完全に消えた。やはり林業用の物だったようだ。この1330mピークには古い祠があった。


1330mピークにあった古い祠(昔の人は、ここまで材木を背負って上げたんだろうと思うと、凄いの一言だ)


1330mからの懸垂

この先は垂直の壁になって切れ落ちており懸垂するほかない。25m一杯で降り立つ。懸垂場所を間違えると25m2ピッチする必要が出てこよう。昨日の大屋山北稜のようなナイフエッジはないが、とにかく急な藪岩稜で、ルートファインディングに気を使う。大ナゲシ手前のピークでは頂上岩壁が良く見え、どこにルートを取ったら良いか相棒と話し合う。岩登りをする気は充分で、クライミングシューズもザックに入っている。


大ナゲシ頂上岩壁が観えてきた

やがて大ナゲシの肩に着いた。さてどこにルートを取ろうかと話していたら、ピンクテープが目に入った。あれ!ルートがあるみたい、とガッカリした間もなく、なんとすでにそこは、ハイキングルートに合流していたことが分かった。まっいっか!と大笑いした。頂上には3人の登山者がいた。


頂上でのG氏


綺麗な三角錐のピークが観えた

帰りの登山道では、スーパー袋一杯の本シメジをゲットした。

車(6:15)-尾根取り付き(6:25)-支稜上(7:25)-1330m(8:20)-1356m(9:20)-頂上手前のピーク(10:10)-頂上(10:50~11:20)-赤岩峠(11:50)-車(13:15)

ガストンガニマタ


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