2014/11/13 西上州・三ツ岩岳~大津
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/a9/beecccf631d945ce7558041f3018e236.jpg)
11月といえば、沢に行くにも雪に行くにも微妙な時期。
日頃お世話になっている山岳会のHP、山行実績をみても琴線に触れるこれだ!というル-トがない。
11月。何気にググってみた。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
11月(じゅういちがつ)はグレゴリオ暦で年の第11の月に当たり、30日間ある。
日本では、旧暦11月を霜月(しもつき)と呼び、現在では新暦11月の別名としても用いる。
「霜月」は文字通り霜が降る月の意味である。他に、「食物月(おしものづき)」の略であるとする説や、
「凋む月(しぼむつき)」「末つ月(すえつつき)」が訛ったものとする説もある。また、「神楽月(かぐらづき)」、「子月(ねづき)」の別名もある。
英語での月名、November(ノーヴェンバー)は、「9番目の月」の意味で、ラテン語で「第9の」という意味の「novem」の語に由来している。
実際の月の番号とずれているのは、紀元前46年まで使われていたローマ暦が3月起算で、(そのため年末の2月は日数が少ない)3月から数えて9番目という意味である。
日本海軍の駆逐艦については「霜月 (駆逐艦)」をご覧ください。
(ウィキペディアより引用)
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
おおっ。
11月をググって最後の一行(日本海軍の駆逐艦~)に反応してしまった。
^^閑話休題^^
何が言いたいかというとですね。
「11月は西上州の季節」※最初から言えよ。(^^;
という事です。
大津というのは、以前何かの折に聞いたことがあった。
どうやら、ちょっとしたクライミングポイントがあるらしい。
ならば、というのが今回の山行なのだ。
メンバ-はjinさん、先日入会のsuzさん、sak。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/7b/13b1f8f55f1d940adb233ff991098fa8.jpg)
大仁田ダム下の三ツ岩岳登山口から。
連なる堰堤を踏み跡にしたがって行くと分岐。
ここは竜王大権現コ-スへ。
しばらくの急登を行くと大きな岩壁。
ここが竜王大権現。
岩には節理が入っていて脆そう。支点もないのでまあ、そういうことだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/87/dc83bdb905d03648ec7ca1c4af19a1ac.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/f9/4dbaa0665508244c4b0bf6f7e76376a4.jpg)
踏み跡に従っていき、三ツ岩岳。
なかなか、眺めが良い。
先に中岩(首なし地蔵)がカッコよく佇立。
んん。行けるのかな?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/83/87be51973debdbe61c3a9fb5f6c5c3eb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/3b/ca55b119fb6e15a6616ece6d69424956.jpg)
山頂をちょっと戻って「尾根コ-ス」へ。
登ったり下りたりを繰り返して、道標がLに折れている鞍部に着く。
登下降を繰り返していたこともあって、ここを南西鞍部と取り違える。
尾根通しに進んだ岩峰で進路が尋常でない下りになっている。
進路を見出してみるが、歩くにはちと辛い。
懸垂下降か?と思ってみたものの、ここでそれはないだろ、と。
jinさんの「さっきの鞍部、第二鞍部じゃない?」との進言。
「あ、それだ。」それですべて説明がつく。
思い込みはいけないよね。
というおはなしでした。
登り返して、先ほど取り違えた第二鞍部を道標にしたがって下ると、二つ目のLに折れた道標。
ここが南西鞍部。
振り返ると、先ほど下ろうとした岩峰は見事に岩壁だ。
「あ~、崖だよねぇ」
「そ~ですねぇ、無理っすねぇ」
おそらくは懸垂下降なら50mいっぱいってとこでしょうか?
ここからは登山道を離れて、、、という事になるが、踏み跡は明瞭だ。
尾根を行くと5m位の岩壁。
正面壁は登れそうでもあったが、セオリ-通り左トラバ-スして泥、岩、薮の側壁を登る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/b6/bf8b6f6b7c59756233b487266b7cc214.jpg)
そのすぐ上が、いわゆる核心。
5mほどの壁。
手がかり足がかりは少なくないが、信頼できるかどうかは別問題だ。
念の為ロ-プを出して、慎重にテスティングをしながら。
上の灌木でビレイし、suzさん、jinさんの順。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/5e/72688c5dab6cd4b8524e8518772150bb.jpg)
あとは一投足で大津山頂。
ココも眺めがよく、山座同定をしながら想い出話。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/1d/da5699bf07cbc1b918a5f0e85d3b0d96.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/4c/8cf10a46b86d9c8ad51e26fabde5bab6.jpg)
風も強いので小休止で山頂を後にする。
急な踏み跡を、何の遺構かワイヤ-(索道?)を時に手がかりに辿る。
振り返ると、なかなか見ごたえある大津の姿。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/a9/beecccf631d945ce7558041f3018e236.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/90/b3ef5041fdd0072bbb1981f14fe1e9f5.jpg)
しばらく登下降を繰り返し三角岩。
ここから枯葉積る斜面をずるずると下る。
尾根にのってしばらく行くと、尾根は崖となって大仁田川に吸収される。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/45/1d6ea6575a65f12894bbf8df3298b14c.jpg)
崖の手前、左の植林をトラバ-スして支沢を下ると大仁田川。
左岸の踏み跡は枯葉に埋もれているが、なんとなくわかる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/0d/bbb2a06a03023c3569fa31303bb185b9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/13/28c6830eaa528f596309d64f63dacb95.jpg)
車道終点あたりで新しい堰堤ができていた。
生コン充填間もない雰囲気。
左岸のロ-プ頼りに下るが、最後の3mくらいは何にもない。
堰堤工事関係者見守る中、最後はジャンプ。
ロ-プ出せばよかったかな、、、というのは三人降りてからの反省。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/bb/612504d5df7fc65ade4acdba7d30c036.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/86/36ca1b3de02feb2b39dbbf5782bbb648.jpg)
あとは紅葉に彩られた大仁田ダム管理事務所脇からダム下へ。
11月は西上州。
あぁ、次はどこ行こうかな。
想い馳せる11月になりそうです。
sak
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/a9/beecccf631d945ce7558041f3018e236.jpg)
11月といえば、沢に行くにも雪に行くにも微妙な時期。
日頃お世話になっている山岳会のHP、山行実績をみても琴線に触れるこれだ!というル-トがない。
11月。何気にググってみた。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
11月(じゅういちがつ)はグレゴリオ暦で年の第11の月に当たり、30日間ある。
日本では、旧暦11月を霜月(しもつき)と呼び、現在では新暦11月の別名としても用いる。
「霜月」は文字通り霜が降る月の意味である。他に、「食物月(おしものづき)」の略であるとする説や、
「凋む月(しぼむつき)」「末つ月(すえつつき)」が訛ったものとする説もある。また、「神楽月(かぐらづき)」、「子月(ねづき)」の別名もある。
英語での月名、November(ノーヴェンバー)は、「9番目の月」の意味で、ラテン語で「第9の」という意味の「novem」の語に由来している。
実際の月の番号とずれているのは、紀元前46年まで使われていたローマ暦が3月起算で、(そのため年末の2月は日数が少ない)3月から数えて9番目という意味である。
日本海軍の駆逐艦については「霜月 (駆逐艦)」をご覧ください。
(ウィキペディアより引用)
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
おおっ。
11月をググって最後の一行(日本海軍の駆逐艦~)に反応してしまった。
^^閑話休題^^
何が言いたいかというとですね。
「11月は西上州の季節」※最初から言えよ。(^^;
という事です。
大津というのは、以前何かの折に聞いたことがあった。
どうやら、ちょっとしたクライミングポイントがあるらしい。
ならば、というのが今回の山行なのだ。
メンバ-はjinさん、先日入会のsuzさん、sak。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/7b/13b1f8f55f1d940adb233ff991098fa8.jpg)
大仁田ダム下の三ツ岩岳登山口から。
連なる堰堤を踏み跡にしたがって行くと分岐。
ここは竜王大権現コ-スへ。
しばらくの急登を行くと大きな岩壁。
ここが竜王大権現。
岩には節理が入っていて脆そう。支点もないのでまあ、そういうことだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/87/dc83bdb905d03648ec7ca1c4af19a1ac.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/f9/4dbaa0665508244c4b0bf6f7e76376a4.jpg)
踏み跡に従っていき、三ツ岩岳。
なかなか、眺めが良い。
先に中岩(首なし地蔵)がカッコよく佇立。
んん。行けるのかな?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/83/87be51973debdbe61c3a9fb5f6c5c3eb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/3b/ca55b119fb6e15a6616ece6d69424956.jpg)
山頂をちょっと戻って「尾根コ-ス」へ。
登ったり下りたりを繰り返して、道標がLに折れている鞍部に着く。
登下降を繰り返していたこともあって、ここを南西鞍部と取り違える。
尾根通しに進んだ岩峰で進路が尋常でない下りになっている。
進路を見出してみるが、歩くにはちと辛い。
懸垂下降か?と思ってみたものの、ここでそれはないだろ、と。
jinさんの「さっきの鞍部、第二鞍部じゃない?」との進言。
「あ、それだ。」それですべて説明がつく。
思い込みはいけないよね。
というおはなしでした。
登り返して、先ほど取り違えた第二鞍部を道標にしたがって下ると、二つ目のLに折れた道標。
ここが南西鞍部。
振り返ると、先ほど下ろうとした岩峰は見事に岩壁だ。
「あ~、崖だよねぇ」
「そ~ですねぇ、無理っすねぇ」
おそらくは懸垂下降なら50mいっぱいってとこでしょうか?
ここからは登山道を離れて、、、という事になるが、踏み跡は明瞭だ。
尾根を行くと5m位の岩壁。
正面壁は登れそうでもあったが、セオリ-通り左トラバ-スして泥、岩、薮の側壁を登る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/b6/bf8b6f6b7c59756233b487266b7cc214.jpg)
そのすぐ上が、いわゆる核心。
5mほどの壁。
手がかり足がかりは少なくないが、信頼できるかどうかは別問題だ。
念の為ロ-プを出して、慎重にテスティングをしながら。
上の灌木でビレイし、suzさん、jinさんの順。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/5e/72688c5dab6cd4b8524e8518772150bb.jpg)
あとは一投足で大津山頂。
ココも眺めがよく、山座同定をしながら想い出話。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/1d/da5699bf07cbc1b918a5f0e85d3b0d96.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/4c/8cf10a46b86d9c8ad51e26fabde5bab6.jpg)
風も強いので小休止で山頂を後にする。
急な踏み跡を、何の遺構かワイヤ-(索道?)を時に手がかりに辿る。
振り返ると、なかなか見ごたえある大津の姿。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/a9/beecccf631d945ce7558041f3018e236.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/90/b3ef5041fdd0072bbb1981f14fe1e9f5.jpg)
しばらく登下降を繰り返し三角岩。
ここから枯葉積る斜面をずるずると下る。
尾根にのってしばらく行くと、尾根は崖となって大仁田川に吸収される。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/45/1d6ea6575a65f12894bbf8df3298b14c.jpg)
崖の手前、左の植林をトラバ-スして支沢を下ると大仁田川。
左岸の踏み跡は枯葉に埋もれているが、なんとなくわかる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/0d/bbb2a06a03023c3569fa31303bb185b9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/13/28c6830eaa528f596309d64f63dacb95.jpg)
車道終点あたりで新しい堰堤ができていた。
生コン充填間もない雰囲気。
左岸のロ-プ頼りに下るが、最後の3mくらいは何にもない。
堰堤工事関係者見守る中、最後はジャンプ。
ロ-プ出せばよかったかな、、、というのは三人降りてからの反省。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/bb/612504d5df7fc65ade4acdba7d30c036.jpg)
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あとは紅葉に彩られた大仁田ダム管理事務所脇からダム下へ。
11月は西上州。
あぁ、次はどこ行こうかな。
想い馳せる11月になりそうです。
sak