acc-j茨城 山岳会日記

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富士山高所訓練

2013年05月16日 17時09分00秒 | 山行速報(登山・ハイキング)
富士山高所訓練
5月14~15日に、富士山富士宮ルートを登ってきた。目的は今月末からのアンデスの為の高所訓練である。メンバーは隊長のS氏(会員外)とガストンの2名。GWに、隊員のNが登っており、雪の状態はある程度知っていたが、例年と比べると若干少ないように思えた。


一歩一歩、頂上に向かって足を運ぶS隊長


頂上は遥かかなたの上だ


宝永火口をバックにS隊長

14日の天気は、ときどきガスるものの概ね晴天無風。平日にも関わらず20人位のスキーヤーがいた。ちょっと話しただけでも、北海道やら兵庫県など、全国から来ているようだった。所々でパルスオキシメーターを出し、SPO2を測っていたら、兵庫から初めて富士山に来たという女の子が、私にも測らしてと言ってきた。8合目と9合目の2回測ってあげたが、「私、看護婦なんです、良い参考になりました」と言って喜んでいた。スキーは、雪の状態も良く、皆さん快適に滑られていた。約5時間で頂上に着く。お鉢回りは明日ということで、早速酒盛りに突入するはずなんだが、兵庫県と愛知県の若者が、テントの横で話が盛り上がり降りようとしない。


テントの横で話が盛り上がる兵庫と愛知の若者達

おいおい、雪が凍ってしまうんじゃないの、と少し心配になった。やがてそのうち降りはじめたが、皆さんスキーとボードなので、あっと言う間に小さくなってしまった。今日は暖かだったので、頂上で水が取れた。夕方テントの外から声をかける人がいる。「私は富士山15回目なんですが、フェイスブックに使うので写真を撮らせてください」との事。後で見て下さいと、ノートに名前を書いてくれたが私はやっていないので、後で誰かに見てもらおう。8時頃には2人とも酩酊状態となり寝る。
15日。昨夜から風が強く、石に結び付けておいたテントの張り綱の1本が石に擦れて切れてしまった。天気は晴れだが、とてもお鉢回りする気になれず下山することにした。我々が幕場にいるうちに登ってきた単独行の2名は、頂上に出た途端凄い風なので、剣ヶ峰に行かず直ぐに引き返して行った。この風ではそれが賢明な判断であると私も思う。我々も11時半頃には5合目に降り、15時半頃には自宅に着いた。天気を選んでの平日山行であったが、訓練の目的は果たした。
                                ガストンガニマタ


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