acc-j茨城 山岳会日記

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山でのあれこれ、便りにのせて


ただいま、acc-jでは新しい山の仲間を募集中です。

神楽ヶ峰 中尾根 山スキー

2015年04月02日 22時50分18秒 | 山行速報(山スキ-)

日程:2015年3月26日

メンバー:sasa

コース:かぐらスキー場-第5ロマンスリフト-神楽ヶ峰-中尾根-かぐらスキー場

 

23日から日本海側は雪が降り続き、水上から先はチェーン規制になっていた。
25日の昼にはチェーン規制が解除になり、パウダースノーを楽しもうと思い、かぐらスキー場へ行くことにした。

かぐらスキー場は初めてで、スキー場内の地理があまり分かっていない。やたらとゴンドラやリフトを乗り継いで上を目指す。
少し遅れて第5ロマンスリフトの運転になり、たちまちボーダーやスキーヤー達が集まる。
遭難者がいるようで、ヘリが飛ぶためゲートから先は通れなかった。仕方ないので神楽ヶ峰から延びるとなりの尾根を登る。
ラッセルは、くるぶし程度でいい運動になる。頂上からは苗場山が目の前にあり迫力がる。
しばらくビール休憩してから稜線を北上。中尾根は樹林帯が多い尾根だった。シールを剥がし、パウダースノーがありそうな北面の沢を滑る。
雪がフワフワで滑っていて超楽しい! 

リフトを乗り継ぎ、2回目はゲートから入れた。どうやら遭難者は無事に発見されたようだ。
ひと登りで中尾根に到着する。2回目は尾根上を滑るが、モナカになっていたりで滑り難い。
ゲレンデに合流し駐車場へ戻ると足がパンパンになっていた。

 

神楽ヶ峰

苗場山をバックに

中尾根 北面の沢

シュプール

2回目の登り

中尾根

 


月山・飯豊山(石転び沢)スキー登山

2015年04月02日 19時06分04秒 | 山行速報(山スキ-)

2014年 5/03(土)-06(月祝) 天気:晴れ→雨・晴れ→曇り・晴れ→雨
月山・飯豊山(石転び沢)スキー登山に行ってきました。
 
メンバー:Apple(単独)
装備:山スキー一式
 
今回の登山行程は、前夜発車で常磐道=磐越道=東北道=山形道=寒河江SA(車中泊)まで入る。
03(土):寒河江SA=月山IC=R112=10:05姥沢P=10:35-45リフト上駅~11:15牛首~12:55-13:00月山山頂~13:30-45四谷川西側斜面~14:10姥沢小屋~14:30姥沢P(車中泊)
 
昨年GWは厳しい山スキーだったので、今年は癒し系の月山をチョイスする。
軟弱山スキーヤーは、このへんが丁度いいのである。
 
早朝に起きて混まないうちに月山姥沢駐車場まで入り車でのんびりする。
明るくなると天気はまずますである。リフトが動き出す時間に合わせてシールを付けて出発。
リフト乗り場に着くと結構な人が待っている。さすが人気のスキー場である。
リフトに乗りこれから登るルートを観察しながら朝日岳の山々を眺める。
終点で降りGPSとビーコンのスイッチを入れ登行を始める。
トレースがあるのでそれに沿って登るが、大きく下って登り返すルートのようだ。
体力無いので登り返しが無いよう、トレースを外れ姥ヶ岳をトラバースするように尾根に向かう。
月山山頂が良く見え、すばらしい天気である。
尾根沿いに登り這松をかわしながらシール登行する。
ギリギリまでシールで行ける雪面を選び、雪の消えたところもブッシュをシールで登る。
山頂の平らな部分になりスキーを脱ぐ。(帰り滑らないからね)
坪足で山頂の祠で参拝する。ご利益ありそう!
山頂付近は意外と風があり風が冷たい。
廻りの写真を撮り早々にスキーデポ位置にもどりシールをはがして滑降する。
雪はザラメでいい感じ、楽しく滑れる。
四ッ谷川上部の平原に滑り込み、風の無い所で大休止して行動食をほおばる。
リフト東側の尾根下を滑るが、途中亀裂や雪庇が崩壊しそうなところは飛ばしで滑降する。
姥沢小屋後に回り込んでリフト下の斜面に出て一服、雲行きがあやしくなったので急いで駐車場に戻る。
車に着いてスキーを脱いだら土砂降りの雨が来た。間一髪セーフであった。
この後はひとり大宴会。駐車場に残った車は5~6台であった。

 
月山姥沢駐車場    リフト乗り場

  
姥ヶ岳に向かう   姥ヶ岳東面に向かう  稜線で休憩

 
一番長い雪面    振返って眺める

   
月山山頂にて     山頂からの眺め


04(日):7:50姥沢P=8:25リフト上駅~9:05-20姥ヶ岳~9:40-50南斜面沢コース~10:10姥沢P=R112=湯殿山IC=山形道=鶴岡IC=R7=R290=R113=道の駅白い森おぐに(車中泊)

昨夜はもの凄い風で車が転げそうだった。酔いも冷める。
車の頭を風上に向けたら揺れが少なくなって寝ることができた。
朝日が昇ると昨日の風がうそのように晴れ上がった。微風快晴またまた山スキー日和である。
リフトに乗り景色をながめながら行くコースを考える。
今日は姥ヶ岳を登り南西斜面をすべり姥沢に戻ることにする。
シールがばっちり効き快適に登行し姥ヶ岳山頂を踏む。大休止し他のスキーヤーと談笑する。
ゆっくり眺めを堪能したら、シールははずして朝日連峰に飛び込むように滑降する。ザラメ雪で快適である。
リフト乗り場に着くと、スキーヤーで大渋滞であった。
もう一本行きたかったが、あきらめ石転び沢に向かうことにする。
途中観光しながら、道の駅白い森おぐにで車中泊する。
もちろん大宴会。村上で買ったハマチは美味かったな~っ。

 
今日もいい天気   リフトより朝日連峰を見る

   
リフト降り場     姥ヶ岳への斜面   姥ヶ岳山頂よりの空 月山を眺める

  
姥ヶ岳山頂   朝日連峰に向かって滑降 滑った斜面を振返る

 

05(月):道の駅白い森おぐに=6:10梅花皮荘P~7:25飯豊山荘~7:55-8:20音身平~9:20-35石転び沢出合(手前1000m)~10:55飯豊山荘~12:00梅花皮荘P=小国警察署=道の駅白い森おぐに(車中泊)
 
今日は行程が長いので暗いうちに出発する。
途中で陽が昇り雪の飯豊山で見えた。神々しい景色であった。
梅花皮荘の林道ゲート前の駐車スペースに車を止め準備をしていると、
警察官のパトロールで昨日遭難があったとルートなどを詳しく聞かれた。
あまり気に留めず重いスキーとブーツを担いで林道を歩く。
飯豊山荘までのアスファルト道路と温身平まで砂利道は除雪が完了していた。
ここで運動靴をデポしてスキーを履いてシール登行を始める。
思った以上に雪は溶けており、雪の繋がりを探しながら進むのでスピードが上がらない。
堰堤はスキーを担いで階段を上がる。その上からは枝沢を何度も徒渉しながらで難儀する。
石転び沢出合の大分前で雲行きが怪しくなり冷たい風が吹き下ろす。
何かヤバイような感じになり大休止して考える。
まだ先は長いし届かないだろう。行動食を食べて下山することにする。
石転び沢は遠かった。次回は宿泊道具を持ってリベンジするとにしよう。
飯豊山荘ゲート前まで粘って手で漕ぎながらの歩くスキーで滑り込む。
梅花皮荘で風呂にはいりサッパリして帰路につくが、この後は遭難対策で大変な2日間を経験する。

   
梅花皮荘林道ゲート前 長い尾林道を歩く 飯豊山をバックに 除雪は完了している

  
飯豊山荘ゲート前  温身平       雪のブナ林を縫って行く

  
石転び沢を遠望する ここで撤退する   石転び沢は遠かった

by Apple


金峰山

2015年04月02日 18時44分30秒 | 山行速報(雪山・アイス)

2015/3/25 金峰山


「風が強かろうなあ。」
春めいてきたこの頃ではあったが、時折やってくる冬型の気圧配置に大方の予想はしていた。
瑞牆山荘前の駐車場でこの風だから、稜線はなかなか手強いだろうよね。
メンバ-はsuztさん、sak。

駐車場から砂払いの頭までは樹林でもあり、トレ-スもあり。
それでも途中、瑞牆山の迫力ある姿やこれから行く五丈岩の遠望に癒されながら行く。
雪はつるっつるな感じではなかったので、アイゼンは履かず。
忠実に踏み跡を辿る。

砂払いの頭でアイゼン、目出帽、ゴ-グルをつける。
ピッケルは使わなそうだったけど一応腰にぶら下げる。

歩行困難なほどの風ではなく視界も良好。
山頂までの道はこのル-トのハイライト区間。
「この稜線を歩くために。」
今までの樹林登りはプロロ-グ。

切れた千代の吹上はなかなかカッコイイ。
富士山、南アルプス、八ヶ岳、瑞牆山
奥秩父の盟主からの眺めはスバラシイの一言に尽きる。

見上げれば、深まっていく蒼天。
山頂から遮るものは無い。

往路を下ると、山頂目指すパ-ティ-もチラホラ。
さすがにこのロケ-ションは魅力だよね。

早めの下山で帰りは信州峠から内山峠まわりで。
信州峠からの瑞牆、金峰山はとっても迫力でした。

 

sak