acc-j茨城 山岳会日記

acc-j茨城
山でのあれこれ、便りにのせて


ただいま、acc-jでは新しい山の仲間を募集中です。

御坂山塊縦走

2013年03月12日 19時34分55秒 | 山行速報(登山・ハイキング)
3月10日、歩きトレに御坂山塊のハイキングに行く。メンバーはY氏,G氏,ガストンに
加えて、三つ峠付近のアイスクライミングに行く予定だった東京のN氏とA氏夫婦が、
気温上昇によりアイスクライミングを中止して加わり、計6名になった。
登山口と下山口が離れているのでバイクを用意したが、車2台になったのでバイクは車
に載せたまま使わなかった。
下山口付近の広場に一台の車をデポし、もう一台の車で天下茶屋に行く。すぐに出発。
稜線までは近かった。稜線に出た所は旧御坂峠である。これといって説明するところは
ないが、稜線には雪が残っており、行程の半分位は雪上歩行であった。


御坂山山頂


御坂峠 今は営業していない御坂茶屋

天気がよいものの、朝のうちは微かに見えていた富士山も見えなくなった。黄砂だと思
っていたが、あとでテレビを見たら、煙霧だったそうだ。


黒岳頂上でのメンバーの面々


大石峠で最後の休憩

天気予報では、午後から雨だと報じているが、この天気で本当に雨が降るのかと半信半
疑であったが、車に着くと同時に雨になった。それも結構強い降りであった。
急に風が出てきて、雨が降り出すと同時に気温が下がってきた。寒冷前線特有の天候の
急変であった。大石峠で会った二人組は降られていることだろう。
まずまず楽しいハイキングであった。お疲れ様でした。
天下茶屋(7:40)-旧御坂峠(8:00~8:05)-御坂山(8:45~8:55)-御坂峠(9:20)-黒岳(10:15
~10:30)-新道峠(11:20~11:30)-大石峠(12:50~13:10)-下山口広場(13:55)
                              ガストンガニマタ


八ヶ岳 硫黄岳

2013年03月12日 13時57分12秒 | 山行速報(雪山・アイス)
2012.12/30(日)~2013.01/01(火) 天気:雨のち雪・曇り・曇りのち晴れ

八ヶ岳 硫黄岳登山をしてきました。(悪天・道具無しで登攀できず)
メンバー:N艦長・Appleの2人パーティ。 装備:アイスバイル・ザイルφ8.5×50m

今回の登山行程は、前夜発車で常磐=首都高=中央道=小淵沢IC=美濃戸口Pまで入る
30(日):美濃戸口=8:50美濃戸山荘~9:20-25山の神~9:45堰堤広場~11:30赤岳鉱泉テント(泊)
31(月):9:30赤岳鉱泉~11:35-40硫黄岳~12:55-13:15ジョウゴ沢~13:50赤岳鉱泉テント(泊)
01(火):9:20赤岳鉱泉~9:55堰堤広場~10:10山の神~10:35美濃戸山荘までの2泊3日です。


N艦長より八ヶ岳に宴会に来いとの指令がくる。
いかねばなるまいと出かける準備をし夜の高速をひた走る。
問題は笹子トンネルが渋滞していないかだが、みんな敬遠してせいか空いていた。

美濃戸口の駐車場に深夜到着しN艦長と合流、さっそく小宴会を開くが早めに就寝。
翌朝はのんびり出発し、私の車で美濃戸山荘まで行く。
そして出発してまもなくN艦長ピッケル・アイスバイルを車に忘れたことに気がつく。
戻りましょうと進言したが、どうせ天気悪いし登攀は無理だろうからこのまま行くべ~となった。
山男の魂のピッケル忘れるとは・・・トホホホとぼやいてました。

今年の八ヶ岳は寒くないようで途中雨になり、赤岳鉱泉着いてもみぞれまじりの雨のまま。
これが一番しまつにならない。
てきぱきと整地してテント設営後宴会が始まる。
やっぱりいつもこのパターンです。

天気悪かろうと酒は銘酒花泉を1.8L、
摘みは明太子・塩辛・黄金イカ・松前漬け・わさび漬け・鮭とばetc山ほどあります。
雨がテントをたたき外にも出れず、昼前から夜までえんえんと宴会が続く。
寒くない八ヶ岳の夜でした。




赤岳鉱泉の天場です。雨でレンズに水滴がついてしまった。




テント設営中のN艦長、雨の中でずぶぬれです。




さっそく宴会始まります。酒と摘みは山ほどあります。



朝になりモーニングコーヒーを飲み、暖かい食事がいいとポトフを作る。
さて今日はどうすんべ~っと会議を開く。
朝から宴会もテント村の世間体が悪いので腹ごなしに硫黄岳に出かけることにする。

行動水にミルクティーを詰め出発する。硫黄岳に向かう林の中でも轟々と風がうなっている。
こりゃ登頂は無理だな~っと、赤岩の頭あたりで撤退かなと思いながら進む。
赤岩の頭に着いてみると、あれれ無風状態だ不思議に思いながら、ま!行ってみるべ~山頂に向かう。
そしたら山頂手前で風が吹き始める。やっぱりこの展開かと思いながらなんとか山頂を踏む。

記念写真を撮ったらさっさと下山するが、あんまり早いのでジョウゴ沢を偵察することにする。
ジョウゴ沢のF1を巻いてF2下まで来たが、みんなは上に行っているようで誰もいない。
しばし遊んだあとに天場にもどり、いつものように宴会が始まる。

マグロの刺身と鮭とばをあぶって摘みにする。銘酒花泉はそうそうに空になる。
おまえ飲み過ぎだと言われるが、半分は親方が飲んだとアホな会話が始まる。
いい加減酔っぱらった頃、赤岳鉱泉のビンゴゲームに参加するがN艦長は今年も当たり私は今年も当たらなかった。




朝はソーセージポトフ餅入り、湯気でレンズが曇ります。




赤岳の方は風が轟々いってますが、行ける所まで行く。




硫黄岳▲2,760m山頂です。なんとか登頂しましたがすごい風でした。




ジョウゴ沢に偵察に行ってみた。




F2の滝ですが、道具が無いので登れません。




マグロの刺身に鮭とばで一杯、今夜も飲んだくれです。



元旦の朝を迎える。赤岳付近は雲があるものの天気は一時回復したようだ。
しか~し、道具がないので登攀できない。残念であるがしかたない。
高速が渋滞する前に帰ることにする。

美濃戸山荘までの下山はあっというまに完了し、昼前には“道の駅こぶちざわ”延命の湯で入浴する。
帰りの高速は渋滞無く三時過ぎには家に着く。
こんなにすいすい走れたのは初めてである。
予想よりは早く帰ったせいか、家の山の神はもう帰ったのと機嫌は良いようだ。
ゆっくり家で正月を過ごす。




元旦は晴れましたが、道具が無いので下山します。




堰堤広場から八ヶ岳にバイバイする。




山の神に無事下山のお礼をする。

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