東京砂漠脱出計画~Ut på tur, aldri sur~

2009東京砂漠を脱出して富士山麓へ
2012息子の進学で都内へ舞い戻り
2016縁あってノルウェー移住

パイプを守る

2021-02-05 21:53:07 | ノルウェー山暮らし fjellgård
家の近くは冬の間シカたちの食事場になります

その辺り雪が少ないから掘るのラクなんだよね
うん、わかるよ、わかる

ときどき柵の内側にも入ってくるくらいだもんね
冬を生き抜くのは大変だよね

でも…
そこは…
そこを掘られると困る…


(白くない部分はシカが掘ったあと)

地中に浄化槽タンクからの排水パイプが通っている場所は
温度が他より高いので草の状態も良く
シカのサバイバルセンサーはそれをピタリと当てます
すごい

すごいけど困る
雪はパイプの保温材になってくれているので
それがなくなると凍結の心配がでてくるのです

わたしが引越して来てからこれまで
排水パイプが凍ったことはありませんが
2013年にマイナス25℃が続いて凍ってしまったときは
6月まで溶けなかったと聞いています

パイプが凍ったら排水できなくなるということで
トイレもバスも使えない
洗面所もキッチンも水を流せない

給水は井戸水でこちらは凍結の心配がないし
うちには屋外トイレもあるので
なんとかなるとは思うものの
いったん凍ると長丁場になりそうなので
できれば避けたい排水パイプの凍結


(納屋にくっついて建っている屋外トイレ)

ここのところ冷え込んではいても20℃には届いていなくて
少しだけど雪があるからまあ大丈夫かと思っていましたが
シカが地面を露出させるとなるとこころもとない…

というわけで
仕事に行ったついでに職場で保温材を購入



vintermat(ウィンターマット)と呼ばれているこの屋外用の保温材は
サイズが幅1.2メートル、長さ3メートル
1枚あたり5000円弱くらいします
こういうときハードウェアストア勤務の社割がありがたい

春になって(夏になって?)雪が溶けたら
土木工事をして地中に埋める予定ですが
いまはひとまず地表に敷いてパレットや材木で仮固定



さらに少し離れた場所で雪がたくさんある場所から
雪を持って来てかぶせます



ちなみに上の2枚の写真は同じ日のものなんですけれど
陽が差しているのが1時間くらいなので
家の周りはあっという間に影に入ってしまいます

ひとまずこれで
なんとか寒波が過ぎるのをしのぎたい

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