誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

山歩きデビュー 

2010-11-15 | 山歩き
  霧氷の祖母山
     
  7:00延岡を出発し、祖母山北谷登山口へ向う
今日は、山歩きの『経験ゼロ』さんを祖母山へ誘い山歩きの楽しさを与えるのだ
天気予報の晴れとチョット様子が違い、雲が多く青空が少ないのが気掛かりだ
 高千穂町上野地区から、玄武山・赤川浦山越に祖母山を見上げると頭は雲の中 --;
『山の神よ、お供は初めての山歩きなのです』何か1つ感動を与えてくださいと・・・・

 R8を五ヶ所から右折して、いよいよ登山口へアクセスして間もなく工事通行止め!
空きスペースに駐車して、登山口までの4kmほど歩いて登る事に(試練か?)
山の裾野に下りてきている紅葉を眺めていると、クチミ谷の向うに霧氷の親父山が
やったぁ~♪なんと、神はこの上のないプレゼントを用意してくれていた♪ 

 9:25-北谷登山口到着
さて、どこまで歩いてくれるか? 登頂予定を13:00と考えて上り始めた
0~3合目、ほとんど見るもののない杉林をゆっくり身体慣らしで登る
3合目小休止、水補と冷凍キンカンで栄養補給と気分転換
3~千間平、終わりかけた紅葉と登山道に積もった落葉を踏む足音を愉しむ

 千間平の展望所で、阿蘇山・荻富士・久住連山さらに由布岳の遠望を眺める
足元の揺木岳の紅葉は・・・・今年は赤い色が少なく山が燃える紅葉が見られない
千間平から杉林を下って、展望のない林を登ると、熊本/宮崎/大分の三県境だ
更に展望のない登山道を6合目、7合目へと歩くと、赤い帽子の地蔵さんが立つ広場へ
広場の国見峠からは、霧氷を纏った祖母山が早く登っておいでと待ってる様だった

 8合目を過ぎると、頭上の木々に霧氷が見え隠れし始める
9合目にくると、すっかり冬山を思わせる霧氷の木々のトンネルになる
足を止め、感嘆の息を吐きながら木々を見上げる(青空が欲しかったなぁ~)

 9合目を過ぎた辺りから、疲れが出た様子で少し口数が少なくなってきた。
木々から落ちた霧氷が解けて、足元が泥濘、むき出しの石も滑りやすくなっている
右足、左足、石を避けてと先輩顔して、フォローする。
Q合目小屋ルートと合流すろと、道脇のツララを愉しみつつ、最後の一頑張りに向う
目の前が明るくなる、先頭を譲って、祖母山の頂に到着した。
雲一つない360度の展望とまではいかないものの、霧氷に囲まれた最高の山頂だった。


 登山口から2時間25分、初めての山歩きにしては立派な歩きでしたね
靴もスニーカーと言う悪条件の中、下山も問題なくクリアーできましたね 
41歳、若いし体力的にも問題ないし、今後沢山の山歩きが楽しめるでしょう
きっと、祖母(豊玉姫)山も、霧氷と言うプレゼント準備されたのでしょう。
yamahiroもナビゲーターとして、山歩きの楽しさや感動を判って貰えたと
ホッと安堵の胸を撫で下ろした祖母山歩きでした。
知識・技術に優れた、山屋になって欲しいなって願っていますよ。

 15:25登山口へ下山、16:10駐車場、高千穂温泉に入浴し
ここちよい疲れと満足感で延岡へ戻り、ささやかな宴で初の山歩きを閉じた。

コメント
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