誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

誘われて、高千穂峰1574m

2012-09-25 | 山歩き

『 高千穂河原~お鉢~馬の背~背門の丘~逆鉾山頂 』

 5年ぶりに高千穂の峰に登るチャンスが巡ってきた。
希望は、御池小学校横の『夢ヶ丘』から、高千穂の峰に登りたかったが・・・・
登れるだけいいじゃないかと、高千穂河原からのアクセスとなった。
天気予報、12時~降水確率60%降雨量3ml! こりゃ~大変だと早朝登山を決定!

 06:45高千穂神社の入り口で、大きな拍手を打ち無事登山が成就することを願う



神域の右側の林の中に入り、5年前の記憶の紐を解きながら登り始める。
石畳?石の階段がない? こんなズルズルの砂場の登山道だったっけ?



登山口から25分、潅木の林を抜け来る者を悩ませる赤茶けた砂礫の登りが様変わり、
まるで、富士山の砂走りを思わせ、3歩登って2歩滑り、脹脛にビシビシ伝わる。



*シューズスパッツを履いて行かれることをお勧めいたします。

 7:30-砂地を避け赤茶けた火山礫を選んでやっとお鉢の火口縁に辿り着く
新燃え岳を振り向くもガスに覆われて全貌は見えない、時折『兎の耳』が見えた。




馬の背も火口縁寄りに足を向けるのは躊躇われ、強風でなかった事に感謝しながら歩く
7:50-火口縁を1/4周ほどして、鳥居と祠のある『背門の丘』と記される天孫降臨の地に到着



**高天原から瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)の天孫降臨の説が記された石碑もある。

 背門の丘から、坂鉾の山頂へ再び、砂礫と格闘しながら登りを開始する。
前方を下ってくる登山者の姿が見る見るうちに大きくなってきてあっと言う間に目前に
ちょっとの立ち話、天候が怪しいので早々の下山との事だったが、それにしても早足だね~
**後で、自身の身を持って知る、ホント『砂走り』です。早い人なら30分もかからず下山でしょう!
直登は足を取られて進めず、ジグザグにヨタヨタと登って行く、我が後姿が見えず良かったぁ~(^。-)

 8:10-フウ~坂鉾の立つ『高千穂の峰1574m』に到着する(所要時間85min)
久しぶりの『高千穂の峰』山頂から、中岳~新燃え岳~~韓国岳への連なる山を見たかったのだが




標高の高い『韓国岳』や『夷守山』は、雲(?)に山頂が浮かんで見えが、裾野からの雄姿は叶わず。
霧島連山が見えないのだから、櫻島は見えるはずもなく・・・ましてや開門岳は≪買いもん中で留守≫
以前、雪中ラッセルでないた皇子原ルートと難コースの双子石ルートを眺める、また歩きたいなぁ~♪



 登頂を祝うとまでは行かないも、立ち込めた雲の間から薄日が仕込んできてくれた。
おっ!シャッターチャ~ンス♪、と思って撮影したのだが・・・・photo (--;)

 暫く山頂で遊んでいる間に、回りの山はすっかり濃いガスに包まれてしまう。
我々より先に登っておられた人が下山していく、我々の次に登ってこられた人も下っていく
『あと5分で降りよう』、お鉢を覗くと・・・お鉢も全く見えなくなってしまっていた。


 8:35-久しぶりだった『高千穂の峰』に別れを告げて下山を開始する。
砂走りを下り始めると次々に登ってくる登山者の姿があった。
富士山以来の『砂走り』を味わいたかったが、湿っぽいとは走れば砂埃が舞いそうだ
『砂走り』は、また次の機会に残して、静かに下って『背門の丘』に降り立つ
振り返ると、ガスの晴れ間に坂鉾がまた来てね~と、言ったか言わなかったか (^。-)
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 背門の丘から馬の背の火口縁を辿る、ガスは濃くなるが雨粒はないようでホッする。
お鉢の縁!下山方向を見ると、人・人・人が、次から次に登ってくるのが見えた。
擦違う登山者、みなズルズルの砂礫に苦戦していて、中には≪あとどのくらいですかぁ~?≫と・・・



う~ん、個人差があるからね~後2時間あったらOK、そして午後は雨だよと余計な一言を沿える。
大勢の登山者を見送りながら、我々は潅木の中へ入り一気に登山口を目指して下った。
神宮跡地に最敬礼して、9:25高千穂河原の登山口に戻った。
本日、2時間40の山遊び、お・わ・り


 残った時間どうしようかと考えながら、えびの高原に向かう。
えびの高原は、無料の駐車場が少ない、車中泊だと2日分¥810だそうな (--;)
あるの店の方とお話していると、私の駐車場をお使いなさいと無償で提供してくださった。
言葉に甘えさせていただく事にして、て、お空の具合を見ながら残り時間を使って『お池巡りと白鳥山へ』


PS;
 途中、パトロール隊の方と会い、新燃え岳の噴火から現在に至るまでのお話を聞いた
噴火当時の木々の姿、まるで海岸端同然の松林の姿など、テレビ画像では見えない姿の数々
そして、別れ際に教えていただいた人を訪ねて、またまた驚きの数々
その中で、新燃え岳の火口に新たな『火口湖』が生まれ、エメラルドグリーンが復活の兆しと
勿論、ヘリの調査飛行の情報で、誰かが実際に目で見た情報じゃないそうです。
いつか早い時期に、あの縦走路が復活して、エメラルドグリーンを見る事が夢ですね。

年の新燃え岳のエメラルドグリーンPHOTO
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