XBOX ONE PLAY REPORT

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スロットカー・REYNARD 2KQ USA LE MANS 2000(SPIRIT)

2007-12-23 19:19:43 | スロットカー
私の趣味の中で、スロットカーは最も長い部類でありながら、最も細々と続いていたものです。そんなスロットカーですが、7月下旬から最も力を注ぐ趣味の座に躍り出ました。そこで、1週間に1回程度の割合で、スロットカーについてご紹介していきます。よろしく、お付き合いください。今回は、マイカーのお話です。

私の1/32スケールのスロットカーの9号車は、REYNARD 2KQ USA LE MANS 2000(SPIRIT)です。スピリットは、2002年にスペインで誕生したまだ歴史の浅いメーカーですが、私の好きなスポーツプロトタイプなどレーシングカー中心のラインナップで、スロットカーの中でも走りに重点を置いたメーカーとして知られています。私も、eBayでスピリットのスロットカーを積極的に出品するセラーがおり、いつも$30前後で落札されていることから、ずっと狙い続けていました。なにしろ、日本では8000円以上で売られているメーカーが、eBayなら送料込みで5000円未満で買えるのですから、指をくわえて眺めているわけにはいきません。
私が狙ったレイナードは、残り数十秒になって$26.13で入札して買えるかと思った時に、価格を$27.13に吊り上げられ、再入札がタイムアウトとなって悔しい思いをして以来、1ヵ月ほどは$30を超える高値での落札が続いて手を出せませんでした。しかし、9月26日、$27という低価格で競り落とすことができ、送料込みで$42.95という願ってもない価格で購入することができたのです。そんなレイナードですが、10月2日に無事到着。スピリットは、他のメーカーよりもふた周りぐらい大きいゴージャスなケースに収められており、ちょっとした満足感に浸ることができます。ボディデザイン、ペインティング、デカールも、新興メーカーながら、老舗メーカーに対して、それほど見劣りすることもありません。
肝心の走りですが、全般に少し渋めで、フロントタイヤはイン側に寄り過ぎていたので少し広げて摩擦をなくし、ギアも硬かったため、いつものようにグリスを塗り直しました。ガイドもきつめで滑らかに回転しないため、ガイドに接触しているシャシー側を少し削り、軸にもグリスを塗りました。磁石は、モーターとリアシャフトの間にそれほど大きくないバー状のものが装着されているだけなのですが、ロードクリアランスがあまりないためか効きが良く、フロント側に小さな磁石を追加しただけです。スピリットは、他のメーカーに比べると慣らしの期間が長く必要で、セッティングもあれこれと施さなければなりませんが、ポテンシャル自体は高いため、取り組みがいのあるクルマではあります。