👇の写真は、9/4(日)のKI新聞のネットから。1~3日に富山市八尾町中心部で行われた「おわら風の盆」を訪れ、始発列車で帰る人たちに踊りを披露する「見送りおわら」。福島地区の踊り手さんたち。
さて、9/4(日)、ウイング・ウイング高岡で開かれた「Eフェスタ2016メインイベント・おせっかいぎin高岡~子どもの貧困~」に参加した。高岡市民なら ”Eいいまちつくろ! Eネット” などの言葉を聞いたことがあるだろう。が、何のことやら?と言う人がほとんどに違いない。私もその一人。「市民と市政」の音読ボランティアでいつも読みながら内容についてはあまり…だった。
「Eネット」の ”E”は、equality(平等・対等)の ”E” です。だから「Eネット」とは、高岡市男女平等推進センター登録活動団体ネットワークの総称だそうです。活動団体は15に及び、「高岡演劇鑑賞会」も所属しています。と言われてもピンと来ませんね。
ここ10年ほど、年に1度ワークショップや展示、講演会やディべート、演奏会を開いています。で、今年は「子どもの貧困」をテーマにパネルディスカッションが開かれました。コーディネーターが彼谷環さん、富山国際大学子ども育成学部教授です。実は彼女と妹さんは、我が家の娘や息子と同年代で、南星中吹奏楽部の仲間でした。だから何となく親しみを感じ、数年前にも、9月9日に高岡大仏前で「九条の心を語ろう」集会があった時、彼女の話を聞きに行きました。👇は、2009年と2010年の私のブログです。写真だけでも覗いてみてください。
http://blog.goo.ne.jp/67kiyoh/e/f323f538e4c33be2d4fab27315741aaf
http://blog.goo.ne.jp/67kiyoh/e/026fb57fc6893e8643fb02ab0310a43d
👇 向かって左から、コーディネーターの彼谷環さん、手話通訳の方、パネリストの大井さん(高岡市子ども・子育て課)、元島生さん(よりそいホットライン北越地域センター)、沙魚川万紀子さん(高岡DV被害者自立支援基金パサパサ)、宮田隼さん(コミュニティハウスひとのま)の皆さん。
近年、家族と地域のつながりが希薄になり、核家族や1人親家庭などが増え、子育てのための親の負担は重くなっています。周りに頼る人がおらず、SOSが言えない家庭も多く、子どもに十分な愛情や教育を注ぐことができず苦しんでいる親がたくさんいます。
日本の子どもの貧困率は16.3%、6人に1人の子どもが貧困のもとで暮らしており、少子化と言いながら大切な子どもたちが育児放棄や児童虐待に合っています。その対応数は年間7万件に及んでいるそうです。そんなデータを知らなくても、命を失ったり被害に合ったりする子ども達のニュースやTVドラマが後を絶ちません。放課後の塾通い・習い事が当たり前な反面、放課後、塾へも行けず家に帰っても誰もいない子どもたちがいます。
最初に、数値による貧困率(国や富山県の現状)が示されました。
次に貧困(衣食住の不足)の連鎖…貧困が何世代も続く、親が非正規労働者である、母子世帯が多く母親がうつ状態になっている、などの具体的状態が説明されました。
それを断ち切るための手だてとして、国の方針、行政の取り組み、何よりもNPOやボランティアの活動や苦労が、赤裸々に話されました。
「絶対的貧困」と「相対的貧困」があり、前者は👆にも書いたように、食べ物、衣類、住まいの貧しさ。後者は、周囲の暮らしに比べての貧しさ。…お金はあるけど生きられない、DVを受け逃げている、働けない、近所づきあいができず孤立している、相談する所はあっても具体的援助を受けたくない。実際に貧困家庭だった人、相談を受けどんな援助を受けるか共に考える活動をしている人の話が次々と語られ、フロアで聴いている人達は深く考えさせられたことでしょう。(まとまりませんがメモから抜き書きしました)
最後に、フロアの意見も求められ休暇で帰省中の大学生が率直な感想を述べられ、心強く、感動的でした。
👇 ウイング・ウイング入り口の中田かかし祭のPR。
この後、山○さんとココスで長~い一休みをし、市民会館へ「第九」の練習に行きました。前回休んだのでこの日が初めて。後半はまったく覚えておらず、歌詞も音程も滅茶苦茶で情けなかったです。あと8回の練習で皆について行けるようにならないとね~。(👇はケーブルTVのネットから)
最後につもさんのブログを 👇に載せますので読んでみてください。もっと詳しく書かれています。http://blog.goo.ne.jp/goo1775_1945
前のブログもその前のも、それにつもさんのブログも読みました。
今だんだんに悪くなっている社会のことを何もせず過ごしているのは恥ずかしいことです。
憲法9条も守らなくてはなりませんし格差社会も直さなくてはなりませんのに黙って暮らしています。
先日ラジオで内橋克哉(?)さんが「リオのオリンピックで浮かれていないで少し頭を冷やして考えなくてはならない時期が来ています」という話で憲法改正出来る3分の2の議席を取られたこと,アベノミクスがどんなに危ないかとか話されていました。戦争中に生きていた私たちこそもっと叫ばなくてはなりませんね。「今の社会はおかしい」と。
前のブログやつもさんのも読んでくださりありがとう。
つもさんは「シャキット富山」で活動しておられるから話が現実的でわかりやすいですね。
暑い日でしたし、私も迷ったのだけど山○さんが行くと言われたので出かけました。目から鱗のような内容の濃いディスカッションでした。
内橋克人さんのラジオ番組は昔よく聴いたものです。あの独特の声覚えていますよ。今でもご活躍なのですね。
最近、昔の朝ドラ「てるてる家族」を見ていますが、身寄りのない幼い兄弟が登場しています。まさに「貧困の連鎖」です。
その後体調は順調ですか。
確かに子どもが少ないから、パーセンテージが上がるのでしょうね。でも、私たちの時代は戦後すぐだから貧乏は当たり前でした。もちろん格差はありましたけど。
今は格差の幅が大きくなったのでしょうか。戦後70年以上も絶ち、貧困の原因や内容が違うのだと思います。
若くて貧しい親が多くなり、頼る家族の絆が薄くなったのでは、と思います。我が家なんて子供もいない家族ですが…。
退院なさったそうでおめでとうございます。
軽くすんだようでよかったですね。東京オリンピックを間近で見物(応援かな)する楽しみも増えましたね。
私の場合一病どころか三病ほどですが、健康に気を付けながらもう少しやりたいことをやってみますね。
今日も謡と太鼓のお稽古に行きましたが、またまた出番が増えて悲鳴をあげています。体もですが、覚えることがだんだん難しくなりますね。
どうしても、他人事、「そうなの?!」とすり抜けていってしまいます。
その点、話を聞くだけでも、立派ですね。
最近増えたな~と思いますね。若い親、特にひとり親の貧困が即、子供につながるのですね。
知り合いが関係しているのと、山○さんに会いたくて約束しました。