Ruby の会

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連日の お能

2019-05-23 | 能楽
 
5月20日に能二番~瑞龍寺燭光能「阿漕」
例年5月20日は「利長忌」で、高岡瑞龍寺では「燭光能」が行われる。今年は、第3日曜日に当たったので「高岡定例能」と重なった。出演される先生方は両方掛け持ちされるので燭光能が終わる......
 

  👆は、昨年のブログです。昨年の5月20日(日)は、午前中は高岡市青年の家能舞台での「高岡能楽会 定例能」、午後は瑞龍寺の「燭光能」と、一日に能二番が演じられました。

 今年は、5/19日(日)に定例能、20日(月)に燭光能がありました。
 👇は、定例能の番組表です、お能は「枕慈童」。
  シテ(慈童):金森隆晋 ワキ(臣下):北島公之  ワキヅレ:渡貫多聞 
  大皷:飯嶋六之佐  小鼓:住駒幸英  太鼓:徳田宗久  笛:瀬賀尚義
  地謡:金森秀祥 他                      

   

 「枕慈童」あらすじ: 深山に湧く薬の水を尋ねる魏(ぎ)の文帝の使者(ワキ)が、700年を美少年の姿のまま生きる慈童(シテ)と出会います。周の穆(ぼく)王に仕えた慈童は、帝の枕をまたいだ罪でこの深山に流されましたが、枕に書かれた法華経の文章と、菊の葉の露の奇跡で、不老不死の仙界に生きているのです。慈童は美しく舞い、長寿の薬の水を帝に捧げて終わります。
 慈童の面が美しく、また菊の花に囲まれ緞子の枕が置かれた作り物が据えられます。👇はネットより。「能 枕慈童 作り物」の画像検索結果

 また、慈童が帝徳の有難さをたたえて舞う「楽」の舞では、瀬賀先生のお笛に聞きほれました。他に、金森良充師の仕舞「春日龍神」、金井賢郎師の舞囃子「金輪」など若き能楽師さん達の姿が素敵でした。
 長年、高岡能楽会に貢献された大澤永靖先生への感謝状贈呈式もありました。第一部の会員謡曲の部では、私たち蒼山会では素謡「歌占」、また上田会、龍尚会、芙蓉会での連調連管「竹生島」を演奏しました。

 さて、翌日から私自身は所用で上京、20日(日)の燭光能は鑑賞できなかったので、KI新聞と姫さんの写真だけ紹介します。

 👇は、加賀藩2代藩主、前田利長の法要の読経です。瑞龍寺 法堂にて。

 👇 能「敦盛」の囃子方の先生方。源平合戦の有名なお話なので、あらすじは省略します。
 大鼓:飯嶋六之佐 小鼓:住駒幸英 笛:瀬賀尚義 

 👇 シテ(敦盛):金森秀祥  ワキ(蓮生・熊谷次郎直実):苗加登久治  地謡:渡邊茂人 他

  

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