先日テレビ録画した「日本百名山・至仏山」を見ていたら、尾瀬の湿原が出てきた。「アヤメ平」や「尾瀬ヶ原」である。標高約2000mだそうだから、弥陀ヶ原の1930mと同じくらい、やはり「ラムサール条約」に登録されている。「ラムサール条約」は湿原を保存するために、イランの都市ラムサールで制定されたそうだ。富山県では、2011年に、”立山弥陀ヶ原・大日平”が登録された。
↓の地図の右下、赤丸が弥陀ヶ原バス停近く。白線はバス道路、黄褐色で囲まれた部分が保護区域だ。
7/20(月)、伏木写友会から弥陀ヶ原へ行った。バスを降りて看板を眺めていた時、かつての同僚のIさんに会ってビックリ。Iさんはナチュラリストの資格を取り、休日はボランティアをしておられるらしい。嬉しいことにつきっきりで案内してくださった。
↓ 遊歩道へ入る前に、雪渓がある。滑らないように慎重に歩く。
↓ 弥陀ヶ原湿原の地糖と一面のワタスゲ。地糖と言えば、「白木峰」の地糖もきれいだった。
↓ 地糖の向こうには、大日岳、奥大日岳。この山から流れ出る水が称名滝となる。
↓ ニッコウキスゲの群生。これも、白木峰を思い出させる。
↓ 木道がよく整備されており、歩きやすい。が、私にはチョッとの高低差もキツカッタ。これじゃ、やはり尾瀬は歩けないな~。ずっと渡○○さんと行きたいね、と言っていたのだが。
↓ 地糖のことを立山では「餓鬼田」とか「餓鬼の田んぼ」と言う。地獄の餓鬼が飢えをしのぐため田んぼに田植えをするのだけど、ここの植物は稲ではないから、いつまでも食料にありつけない。つらいつらい地獄の田んぼに似ているのが餓鬼の田だそうだ。
↓ 「山のあなたの空遠く…」 物思いにふける素適な女性は?
↓ 奥大日岳。
↓ 大日岳。弥陀ヶ原からは、立山連峰は残念ながら見えません。
↓ の石。木道のあちこちの休憩所に敷いてあるのだが、どこかで(例えばクロ四の工事でとか、建物を作った時)余ったものを利用しているそうだ。山へ重いもの運ぶのは大変だから、上手く利用されるのですね。これは、Iさんの説明をなはさんがよく覚えておられ教えてもらった。その時は興味深く聞いたのに…、すっかり忘れている私でした。
弥陀ヶ原ホテルのロビーで、高価で美味しい「雲上コーヒー」を飲み、帰路に着いた。
今回のも,なんと美しい!
こんなに綺麗で清々しいから山に惹かれるのでしょう。
こうして地図で見せてもらうと「ラムサール条約で指定された湿原は随分広いのですね!
貴女の写真が美しいのでうっとり見ています!
地糖に空と白い雲が浮かんできれいです!こんなに沢山「餓鬼の田」があったのですね。
この足元の「コンクリート」の人工的なところは、どこかで(例えばクロ四の工事で・また、建物を作って)使って余ったものを利用してあるのだ、と言われたように思います。そこここに有りましたね。山へ重いものは持っていけないですから上手く利用なさったのですね。
もう一度、山へ行った気分になれました。ありがとう!
景色も、要をしっかり捉えて・・・
解説もわかり易いです
「ラムサール条約」なんて名前を聞いただけでした。Iさんに、「少し行くともう指定区域になるので」と言われ実感が…。姫ちゃんに「ホラ、雲の映っている餓鬼田を撮らないと」などと言われながら滅茶苦茶に撮っていて、たいして数もないのに後で見るとよくわからないのです。石の説明をありがとう。そうでしたね。追加します。
渡○○さん、最近尾瀬を歩いてきたそうです。彼女は気楽に出かけるのです。8月初めは燕岳に登っています。ホントに山好きです。
尾瀬は偶然でした。川越の渡○○さんがいつか尾瀬へ一緒に行こうと、ずっと前から言ってまして…。ま、もう無理ですけどネ。白木峰ももう無理ですね。弥陀ヶ原もやっとかっとでしたからね~。
薪能の券、全部なくなりました。代金を出すから見たいと言う人も現れて…。29日の「天鼓」見に行こうかな~と思っています。