Ruby の会

シニアライフ~能楽・ボランティア・旅行・食べ歩き・演劇などを綴っています

「高岡関野神社」秋季大祭奉納謡曲大会 ’12

2012-09-25 | 能楽

 8月末の「薪能」以降、ほぼ毎日曜日に何か行事が入っている。9/23(日)は、関野神社の秋季大祭奉納謡曲大会だった。以前は、9/10の秋祭りの頃に行われたが、秋分の日の前後に開かれるようになり、かなり過ごしやすくなった。今年は曇り空の涼しい日で、吹きさらしの拝殿は風の通りがよく寒いほど。例年は一般の参拝客も謡を聴いて行かれるが、今年は寂しいほど閑散としていた。
 午前11時から始り、素謡、仕舞などが次々と奉納され、途中に、祝詞奉上、玉串拝礼の式典があった。

 素謡の写真を何枚かアップして、雰囲気だけ紹介します。↓は、「誓願寺(せいがんじ)」。           

 ↓は、「巻絹(まきぎぬ)」。           

 ↓は、「紅葉狩」。           

 ↓は、独調で、「蝉丸」。この方は、以前「高岡学遊塾」で一緒だったTAさん。偶然彼女のブログを見つけ、小鼓も習い始められたことは知っていた。2年ほど前からだそうだが、落ち着いて姿勢もよく、ほれぼれした。謡は、車伸代先生。          

 私は、「富士太鼓」のツレ(太鼓の名手「富士」の娘)で素謡、連調連管で「岩船」に出た。謡は、どうやら無事に終わったが、太鼓は、大ミス2回、小ミス1回、とミスを連発して皆さんに迷惑をかけた。4人で出たのだが、4人とも違う手を打っていたね、と言われてしまった。本家本元は私だ。朝の練習も、直前の練習も、問題はなかったのに…。何が原因かわからない。いや~な気分が残り、ホッと安堵とは行かない。帰りに駅南鉱泉に寄って帰宅した。

 ↓は、同じ日にチェロのコンサートを終えられたくまさんの一句。

     * コンサート  終えて安堵す  秋彼岸


最新の画像もっと見る

20 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
独調なんですよ (TA)
2012-09-26 09:33:31
ご紹介にあずかりました、TAです。
とってもきれいな写真をアップくださり、ありがとうございます。
実は「一調」というのは、番組の間違いなんです。
一調とは、特別な手組をことをいうらしく、プロで、しかも師匠から許された方しか打てない、変わったむずかしい手のことだそうです。
私のは「独調(どくちょう)」といいます。
流派によっても呼び方は違うらしいですが、私がお稽古している、幸流(こうりゅう)では、そう呼びます。

また、私のブログも読んでくださったそうで、ありがとうございます。
簡単には上達しませんが、小鼓はとっても楽しいです。
こちらにもまた、度々、お邪魔させていただきます。
ありがとうございます。
返信する
Unknown (清姫)
2012-09-26 13:55:09
TAさん
コメントをありがとうございます。。
あまりにも素敵だったものですから。お許しいただき嬉しかったです。
「一調」と「独調」とではそんな違いがあるのですね。素人にはよくわかりませんが大切なことなのですね。本文を訂正しました。
「道成寺」のサイトを探していて、偶然拝見しました。それに、小鼓のお稽古の記事が、あり驚いていたのです。小鼓は難しいでしょうね。でも、打楽器は面白いですね。
いつだったか、山崎先生が”温泉たまご”ってあんたけ?と聞かれたことがありましたよ。
お仕事の記事も興味深く、私も時々お邪魔させてくださいね。
返信する
Unknown (なは)
2012-09-26 15:45:33
清姫様
関野神社の奉納謡曲大会、とてもいい雰囲気ですね!
後ろの扉が開いていて借景のような舞台ですね。
みなさんの熱心な謡も聞こえて来そうです。
小鼓の方は偶然だったのですか?
車先生と謡と小鼓が良く調和しているのでしょうね。口の形を見ながら想像します。
清姫さんは太鼓で、どれだけ出来ても心に染まぬことってあるのでしょう。これも一つの体験と思ってね・・。
姫さんの姿も見えますね。二人とも偉いです。こんな難しいことに挑戦していられる。
くまさんの俳句、いいですね。最後の「秋彼岸」と転換が大切なのでしょう、と思いました。
いろいろ教わることが多いです。ありがとう。
返信する
Unknown (森のくまさん)
2012-09-26 16:53:37
清姫さま
いつも自分をなぐさめる言葉、たくさんもっています。
「それはそれでよかった。」
「お前にちょうどよい。」
何にでも当てはまります。
返信する
Unknown (風子)
2012-09-26 17:50:52
清姫さん
失敗することあります!あります!
緊張しすぎたり、リラックスして油断したり。
一つ一つが経験ですね。

ところで昨日茶々姫さんが話しておられたおばさんが久し振りにお墓参りにこられました。茶々姫さんのことを話したら覚えていらっしゃいましたよ。妹さんの葬儀に遠いところを来て頂いたと、喜んでいました。茶々姫さんにはよろしくお伝えくださいね。
返信する
Unknown ()
2012-09-27 01:35:31
関野神社、どれだけ振りだろう。
子供の頃、見世物小屋へ行ったきり。
中へ入ったのも初めてでした。
この日は、涼しくてよかったです。
写真撮ってくれてありがとう。
間違ったのは、私も同じ。
ははは・・で終わります。
返信する
Unknown (清姫)
2012-09-27 09:26:11
なはさん
毎年同じなので、中の写真しか撮らなかったけど、昨年は境内の牛の像も載せたりしたのです。
小鼓のTAさんは、学遊塾の「平家物語」(今年は竹取物語かな?)の講座のお世話をしておられ、謡を習っておられるので時々会います。本職は若手工芸デザイナーさんですよ。
ANさんが、小鼓なら今からでもやってみようか、と平米へ来ておられましたが、忙しくて休んでばかり、と断念されました。
返信する
Unknown (清姫)
2012-09-27 09:29:24
くまさん
いつも参考にしたいと、思い出すのだけど、直後は後悔ばかり…。これは性分でしょうかね~。
でも、すぐ忘れてしまい、練習しないので同じことの繰り返しています。
返信する
Unknown (清姫)
2012-09-27 09:32:46
風子さん
風子さんも、ありますか?
最近いっそうひどくなった気がして…。本番の途中、気付かない所で間違っているのですよ。
なんかの前兆じゃないかしら?いや~な予感がします…。
今日午後、茶々姫さん宅に行きますので、伝えますね。
返信する
Unknown (清姫)
2012-09-27 09:36:42
姫ちゃん
毎年のことで、書くことがありません。
境内も、鳥居も以前アップしたし。それで素謡のオンパレードにしました。
中庭をバックに、拝殿に座って謡う「素謡」もなかなか風情がありますね。
太鼓4人で、みな違う手をしていると可笑しいですよ。揃ってこそ!の連調連管なのですから。
返信する

コメントを投稿