Ruby の会

シニアライフ~能楽・ボランティア・旅行・食べ歩き・演劇などを綴っています

戦跡巡拝の旅参加者のつどい & 映画「オケ老人」

2016-11-28 | イベント

  2008年と、今年2016年1月と2度、フィリピンルソン島の戦跡巡拝の旅に参加した。毎年11月に「戦跡巡拝の旅参加者のつどい」が富山県遺族会主催で開かれ、新たに参加した人の話を聞いたり、遺族会のあり方について意見交換があったりする。

 城端の清〇さんが、以前はサイパン島へ、今年3月には洋上慰霊に参加されたので、一緒に出席する予定でいた。が、彼女は風邪をこじらせ急に行けなくなり、私一人心細い思いで「呉羽ハイツ」へ出かけた。
 👇 「呉羽ハイツ」前広場から。

  👇 第1部:日本遺族会専務理事、畔上さんの講演。

  👇 第2部:情報・意見交換会では、それぞれが巡拝して来た国々の様子、各地の遺族会の現状など、様々な話が自由に出された。続きは懇親会や部屋でも話された。私たちの部屋は女性8名。硫黄島で遺骨収集した人、中国東部や洋上慰霊をした人の話を聞いた。

 👇は、翌朝の景色だが、お風呂からの夜景が素晴らしかった。浴室の入り口に新幹線の時刻表が貼られ、湯船の中から富山駅を発着する電車を楽しめるのだ。次のも次のもと、お風呂に浸かって左右に走る電車を眺めていた。

  さて、翌朝、朝食が済むと解散だ。富山まで足を伸ばそうか? でも、午後の予定があるし…、と高岡へ戻る。もし元気があれば、映画もいいな、と考え時刻を調べておいた。
 疲れていたが、気分転換に軽いものを、と観たのが「オケ老人」。

 高校の数学教師、千鶴(杏)は久しぶりにヴァイオリンを弾きたいと、「梅が岡交響楽団」に入団を申し込みます。行ってみるとそこは老人だらけのオケ。千鶴が希望していたのは「梅が岡フィル」だったのです。しかも、ひょんなことから千鶴は指揮者を任されます…。
 エルマーの「威風堂々」やヴィヴァルディの「四季」、ドヴォルザークの「新世界」などが演奏されます。大根や人参を楽器にする「大根協奏曲」と言うのも…。笑いあり、涙ありの楽しい映画でした。