Ruby の会

シニアライフ~能楽・ボランティア・旅行・食べ歩き・演劇などを綴っています

♪ 滝沢卓さんと歌う ♪

2009-11-09 | 音楽

 野村公民館の「いわせのコーラス」に月2回、通っている。指揮者は、長谷部元信先生。11/6(金)夜、同じ野村の「若葉保育園」の行事で歌う、お呼びがかかった。しかも、シンセサイザー奏者で作曲もされる滝沢卓さんと共演(?)とのこと。

 若葉保育園は近くのお寺(名前は聞かなかった)に併設の保育園だったそうだ。一緒に歌っている山○さんの息子さんたちが子どもの頃に通園していたそうだ。30年ほど前今の敷地に移ったとか。
 下は、保育園の玄関。わかばちゃんの像が迎えてくれる。
      

 この、「HOT家(や)の集い」は年に数回、開催するらしい。夜、7時になると、子どもを連れた若いお父さんやお母さん、祖父母、町内の一般の人達が続々と集まられ、ホール一杯になった。
 これが、シンセサイザー。もう舞台に設置されている。          

 まず、シンセサイザーの演奏だ。「亡き王女のためのパバーヌ」などクラシックから、「月の砂漠」「赤とんぼ」など童謡から、そして「風」「くろべ」など自作の曲を演奏された。
 様々な音色が出る。尺八のような音も聞こえた。


 滝沢さんの手の位置に注目してください。すぐ前のキー、上のキー、右のキー、たぶん足も使っておられるのだろう。
 次に、私たちの歌、「ゆりかごの歌」「まっかな秋」「瀬戸の花嫁」に伴奏をつけてくださった。最後に滝沢さんのオリジナル曲「ねがい」を歌った。歌詞も曲もきれいで歌いやすい曲だ。平和を願うメッセージが込められている。長谷部先生も若々しい声で「この道」を独唱された。

 その後、保育士の島崎さんのマリンバとシンセサイザーのジョイントで子供たちもみんな手拍子を打った。「アンパンマン」と「小さな世界」。
          

 滝沢卓さんは高岡市出身の音楽家、シンセサイザーの演奏や作曲活動を県内を中心に続けておられる。新潟地震やイラン地震などのチャリティ、ジョイントコンサート、FMいみずでのラジオ番組、そして今回のような保育所を中心に「愉快な参加型コンサート」。バイオリン、ドラム、フルート、サックス、お話などのパフォーマンスを滝沢さんの演奏とともに展開する活動だ。私たちも参加させてもらい楽しいひとときを持った。

 一つ、印象に残る話をされた。「メーリングリスト」のことだ。
私も、MiTUのコーラスや以前の職場のサークルのメーリングリストに入っており、諸連絡や意見交換に使うものだと思っていた。が、滝沢さんは、若い頃からの仲間(中には障害者の方もおられ)とメーリングリストで、「元気?今日は晴れてるね」などと日常会話や近況報告をしながら、お互いに心をつなぎ合わせている、と話された。
 HPやブログのように発信するだけではなく、親しい仲間の場合は数人でリストを作りコミュニケーションを図る。自由な時間に、好きなだけ。
 そんな話を控えめに話される滝沢さんは、とても優しい方なんだろうな~と思った。

 滝沢さんのHPより:

 「いつか、雨晴海岸で海と空を見ていたぼくは、その遙かなる向こう、風と潮騒に混じり、遠い空から何かが響いてくるのを感じました。
 いままで聞いたこともない、それでいてなぜか懐かしい。その音はどこから聞こえてくるのだろうか・・・それが、きっ
かけでした。」