ギャラリー酔いどれ

売れない絵描きの世迷い言&作品紹介

鳥渡り

2011-11-20 10:35:14 | Weblog
 画は歌川広重(1797年)~(1858年)

 (安藤広重)号は一立齋(いちりゅうさい)    作


  「近江八景」 「堅田落雁」です。


☆晴れ。

まずは、

◆http://twitter.com/#!/abe_yoshihiro
安部芳裕                    より抜粋、

#kikko_no_blog きっこ
チェルノブイリの高濃度汚染エリアはどんなに除染しても再び人が住めるようにならなかったため
25年経った今も30キロ圏内は立ち入り禁止。しかし日本では30キロ圏内どころか
20キロ圏内も自衛隊に除染させて住民を戻そうとしてる。
責任を先延ばしするために莫大な費用をドブに捨てる愚行。
7時間前

#kikko_no_blog きっこ
夏にはあれほど「電力不足になる」「計画停電が必要だ」と大騒ぎして
「原発必要アピール」を展開してた東電だけど、
今は有り余った電力を東北電力へ毎日夕方から夜にかけてのピーク時に
30万キロワットずつ融通してる。
これなら東電管内は原発なんかなくても「夏場の多少の節電」だけで楽勝じゃん。
7時間前

#abe_yoshihiro 安部芳裕
【TPP交渉参加】前原氏、外国人労働者受け入れ拡大検討
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111031-00000605-san-pol
6時間前

#abe_yoshihiro 安部芳裕
アメリカで、新たに銀行2行が破綻
http://japanese.irib.ir/
今年、米国で破綻した銀行の数は90行。
8時間前

#kikko_no_blog きっこ
「2003年にベラルーシで亡くなった成人と子どもの分析では、
脳や心筋、腎臓、肝臓など調べた8臓器すべてからセシウムが検出された。
どの臓器でも子どもの方が濃度が高く、甲状腺からは1キロ当たり1200ベクレル検出された。」
http://www.asahi.com/national/update/1119/TKY201111180717.html?ref=goo
8時間前



口先誠司は、昨日の記事にも書いたが、「日本破壊工作員」ですなぁ、

相も変わらずキムチ臭いねぇw


広重、二枚目、



「雪中椿に雀」です。


さて、最近記事をあまり見ませんが、原因究明、忘れまじ、

◆http://oujyujyu.blog114.fc2.com/blog-entry-1839.html
世界の真実の姿を求めて!
東日本大震災=人工地震発生の手口を解明~③(14時48分の地震→核兵器)

より抜粋、


☆東日本大震災=人工地震発生の手口

3つの別々の地震を
岩手沖地震、宮城沖地震、福島沖地震と仮称

仮説

東日本大震災は14時46分18秒に発生した1つの地震と思わされているが、
東日本大震災は別々の3つの地震の複合体。

東日本大震災が別々の3つの地震の複合体であるということをほとんどの国民は知らない。

東日本大震災を1つの地震とし、マグニチュードが9.0とされたことは、
テロリストにとって、東電にとっては歓迎されること。

テロリストにとって
東日本大震災のマグニチュード7.9なら、大津波発生を合理的に説明出来ない。
マグニチュード9.0なら、大津波は地震が原因と誰もが信じる。

東電
想定外のマグニチュード9.0の大地震だから原発事故は防ぎようがなかった。


14時46分18秒の地震は人工地震兵器HAARPで引き起こされた。

14時48分頃に発生した2番目の地震=宮城沖地震はタイミングを見計らって核爆弾が使用された。
(核兵器の単独使用ではすぐに人工地震だと発覚してしまう。)

3番目の地震(福島沖地震)は2番目の地震=宮城沖地震によって引き起こされた。


2番目の地震=宮城沖地震が核爆弾で起こされたと推定する理由。

地震発生から約7分後→東日本大震災の振動による大気の波が高度約300キロ付近にまで到達した。
この現象と同じことが、2006年の北朝鮮の核実験で確認されている。


この現象が発生した地点は津波の最初の隆起ポイント=宮城沖地震の震源地だった。
(この現象が発生した地点は東日本大震災の震央(岩手沖地震)ではなかった。)


☆東日本大震災の真実

東日本大震災の断層の破壊は1度に起こったのではない。
東日本大震災は3つの地震の複合体。

14時46分18秒に1回目の地震が発生。(国民はこの地震=岩手沖地震単体で東日本大震災だと思わされた。)
岩手沖地震は1分40秒読き、初めの大きなゆれを起こした。

そして、理由は分かっていないが(核爆発の可能性を暗示)、50秒ほど間を置いてから、
今度は宮城県沖で1分40秒かけて破壊が起こった。(宮城県沖地震)

さらに、ほとんど間を置かずに福島沖で1分40秒かけて破壊が起こった。(福島沖地震)

3回で合計5分以上にかけて破壊が起こった。
東日本大震災はスマトラ沖の地震と全く同じように数回に渡って破壊が起こった。


東日本大震災の11日14時46分から、わずか6分間に3つの地震。
「通常はこのようなもの(2つ目と3つ目の地震)は後ろにはない。」


http://www.youtube.com/watch?v=onPwJSZUGOA&feature=player_embedded
3.11人工地震、東北関東大地震、「3回の大きな地震が起きた」


「震央の中心」と「波紋の中心」が約170キロ離れているのはなぜか?
「波紋の中心」=津波の最初の隆起ポイント
http://mainichi.jp/select/science/news/20111104k0000e040022000c.html



☆東日本大震災=人工地震発生の手口

東日本大震災の発生数日前から、地震発生地域(岩手沖、宮城沖、福島沖)に対して、
人工地震兵器HAARPによるへの電磁波照射が行われた。

→海底に存在する花崗岩体(電子が流れると振動する性質がある)に膨大な電子を帯電させる。

東日本大震災の数日前→電子の量が劇的に増加。

地震発生40分前→電子の量が平均して約1割増加。

東日本大震災が14時46分18.1秒に発生→岩手沖地震
(人工地震兵器HAARPによる人工地震)


岩手沖地震発生から2分半後に宮城沖地震が発生→核爆弾を使い核爆発を起こし、大津波を発生させる。
(しかし、核爆弾で核爆発を起こした為に、「大気の波」が300km上空の電離層まで届き、同心円状に広がっていった。)


宮城沖地震から間を置かずに、福島沖地震が発生。
(宮城沖地震から、間を置かずに発生したということは、福島沖地震は宮城沖地震の核爆発の影響と推測される。)
もし、福島沖地震にも核兵器が使われたとすれば、「大気の波」が300km上空の電離層まで届き、同心円状に広がっていったはず。



☆東日本大震災=人口地震だと推定する理由

「地震の震央」と「電離層まで届いたの大気の波紋の中心」がずれていた。

「地震の震央」と「電離層まで届いたの大気の波紋の中心」は170kmも距離が離れていた。


「地震の震央」は一番目の地震=岩手沖地震の震源地。

「電離層まで届いたの大気の波紋の中心」は宮城沖地震の震源地。

「電離層まで届いた大気の波」→核兵器が使用された証。

「電離層まで届くような大気の波」は規模の大きな地震でのみ発生した例がある。

叉はもうひとつ「大気の波」は核兵器を使えば、例え規模が小さな地震でも発生する。
(北朝鮮の核実験ではM4.9で「電離層まで届くような大気の波」が観測された。)

岩手沖地震、宮城沖地震、福島沖地震、すべてが、同じ規模の地震であると報道されている。

同じ規模の地震であるなら、「電離層まで届くような大気の波」が発生するなら
3つの地震(岩手沖地震、宮城沖地震、福島沖地震)すべてで発生するはず。

ところが、宮城沖地震だけしか「電離層まで届くような大気の波」が発生していない。

これは宮城沖地震だけが特別だった。

→宮城沖地震=大津波の発生は核爆弾の爆発で発生させられた人工地震であったと推定。




http://www.youtube.com/watch?v=hrXa_M9WkDY&feature=player_embedded
4/19【重要】HAARP 日本地震での兵器利用の決定的証拠 (日本語字幕公開)


人工地震兵器HAARPは「電離層ヒーター」と言われている。
http://www.youtube.com/watch?v=8AMlqRsHUXI&feature=player_embedded#!
オバマと気象・地震兵器HAARP



検証がいろいろ進んでおるようです。

様々な方面、角度からの分析が今後もさらに精緻になされなくてはなりません。

内部情報のリークが待たれます。

真実に頬っカムリでは無辜の犠牲者の皆様が浮かばれません。


広重、三枚目、



「江戸近郊八景之内  飛鳥山暮雪」です。


◆http://yokodo999.blog104.fc2.com/blog-entry-448.html
陽光堂主人の読書日記
イラン核疑惑問題の深層

米国とイスラエルが、中東情勢を緊迫化させています。
IAEA(国際原子力機関)は、イランが核開発を進めているとして、深刻な懸念を表明しています。
東京新聞は本日付の社説の中で、次のように述べています。
(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2011111902000041.html)

<略>

この社説の内容がよいとは思いませんが、問題点が掴み易いので引用しました。
ポイントは、以下の通りです。

 ①イランは核開発を進めている疑いが濃厚だが、決定的な証拠はまだ提示されていない。

 ②IAEAは、中東情勢を緊迫化させようとしている。

 ③イスラエルの核保有は不問に付されている。

問題の原点は③にあり、イスラエルは既に200発以上の核兵器を所有していると言われています。
これは他のイスラム諸国にとっては非常な脅威で、イランが核開発を進めようとしたとしても不思議ではありません。
国防を考えたら当然の行為と言えます。

本来は、イスラエルの核兵器保有について厳しく糾弾すべきですが、各国とも及び腰になっています。
反ユダヤのレッテルを貼られてしまいますし、米国が後ろ盾になっていますから、お構いなしの状態になっています。
当のイスラエルは、核兵器保有の有無について明らかにしていません。

状況からしてイランには同情の余地があるのですが、問題はイランが核拡散防止条約(NPT)に加盟していることです。
条約に加盟している以上、密かに核開発していたら制裁されても致し方ありません。
(イスラエルは、NPTに加盟していません)

イランはNPTから脱退すれば、大っぴらに核開発できますが、それでは周辺国(特にイスラエル)が許さないでしょう。
既にイランは、イスラエルによるサイバー攻撃によってウラン濃縮を妨害されています。
17日付の「日刊ゲンダイ」には、次の記事が掲載されています。
(http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-4290.html)

<略>

イランの核疑惑は、限りなく黒に近いようです。
しかしだからと言って、サイバー攻撃によって、核施設に攻撃をかけたり、
核科学者をテロ攻撃することが正当化されるわけではありません。

自分たちだけが大量破壊兵器を所持し、他の国には一切持たせない、
疑わしい動きを見せたら直ぐ様攻撃するというのは、国家主権を無視した野蛮な行為です。

そんなことをする前に、我が身を振り返るべきでしょう。
(シオニストの辞書には「反省」という言葉はないようですが…)

コンピューターウイルス「Stuxnet」によるサイバー攻撃は、福島第一原発でも行われて、
それが原因で水素爆発を起こしたという説があります。

この件については、「イスラエルが津波を引き起し、福島原発を爆発させた!?」で書きましたが、
その原因は、イランにありました。
イランに核燃料となるウランを引き渡した報復として、福島原発が攻撃されたというのです。
この見方には、それなりの裏付けがあります。

ウィキリークスは、日本企業によるイランとのウラン取引疑惑について報じています。
(http://wikileaks-japan.blogspot.com/2011/02/2010.html)

<略>

日本企業が、イランにウランを提供しようとしていたようです。実際に提供されたのかも知れません。
これを知ったイスラエルが、日本に攻撃を仕掛けたのではないかと、
米国のフリージャーナリスト、ジム・ストーン氏は考えています。
直接的な証拠はありませんが、有り得ない話ではないと思います。もしそうなら、
我国はイランの問題に深く関わっていることになります。

IAEAの天野之弥事務局長は、米国やイスラエルの手先を務めていますから、困ったものです。
イランのアフマディネジャド大統領は、反ユダヤ主義者として有名ですが、
米イの工作員という説もあり、中々複雑です。双方で危機を演出している可能性もあるのです。
その場合誰が最も得をするのか、我々はよく考える必要があります。

米国は財政危機で軍の予算が削られ、縮小を余儀なくされていますから、
中東で動乱が起きても、これまでのように介入するのは難しいでしょう。
ユーロ危機に見舞われているヨーロッパも同様です。派手な戦争にまでは至らないと思いますが、
イスラエルのことですから油断できません。
危機が深刻化すれば、米国の軍需産業やイスラエルのセキュリティー企業には追い風になりますから、
瀬戸際まで持って行くかも知れません。




いづれにしても「ユダ金」&イスラエルの関与、極めて濃厚ではないのか?

米軍との共同作戦ですよ、日本直接統治=第二次GHQ占領、狙いの。

とんだ「トモダチ作戦」でw  空母ロナルド・レーガン部隊は「占領艦隊」だったのですよ。

恩を仇で返す「偽ユダヤ=ハザールユダヤ人」ども、

旧帝国陸軍にずいぶん助けてもらったはずなのだが、「強欲の性サガ」は治らんようだねぇ。

だから世界中で嫌われるのさ。



追:1:20PM

奇しくも、東海アマもw

◆http://twitter.com/#!/tokaiama
東海アマ                    より抜粋、


#tokaiama このメディアは取扱いに注意を要すると

みんなユダヤというと引いてしまう人が多いが、
アメリカという国を建国し現在まで支配し続けている正体は本当にユダヤ人なんだよ。
フリーメーソンは自由博愛などキレイゴト言ってるが実際にはユダヤ互助会だ。
オバマ政権の中味は9割がユダヤ人、ルービン、ブレジンスキー、ガイトナー、オバマ自身もだ。


オバマがユダヤ人であること→祖母ダンハムはハワイ銀行の副頭取。
オバマ家は労働者の出ではなくアメリカンエリート集団。
祖母の名ダンハムはユダヤ民族の代表的な氏名のひとつ、ダンと、
そしてユダヤ人の旧約聖書に登場するノアの子供ハムから採られた名。
http://blogs.dion.ne.jp/tanpopo0817/archives/7802969.html


@kikochoon バチカンなどユダヤの使い走りです。
あれはユダヤがキリスト教を潰すために仕組んだもの。
枢機卿と神父の8割はユダヤ人です。調べてみてね。
イエスは教会宗教と偶像を根底から否定していた。


ユダヤを見る上で一番大切な視点は血胤主義です。タルムードに血の掟がある。
血こそ民族アイデンティティの本質と。だから血の繋がらない者にユダヤの資産や権力は譲らない。
アメリカの初代から現代まですべての大統領はユダヤ人の血が入った人物です。
ゴアもアーマンドハマーの実孫なんです。


いいですか、マルクス・レーニン・トロツキー・スターリン・チャーチル・ヒトラー
彼らはすべてユダヤ人です。ユダヤの血が入らない者が国家を統率することなど許されない。
すべては決して表に登場しないユダヤの掌の上で行われる計画された戦争だったのです。
中国ですらそうなんだ。


いいですか、明治維新を演出した坂本龍馬や高杉晋作、西郷隆盛の背後にはトーマスグラバーがいた。
彼はロスチャイルドの明確な代理人、
日露戦争の戦争国債を無条件に引き受けて日本を勝利に導いたヤコブシェフもグラバー同様、
ロスチャイルドの家族でした。日本の政治家はすべて彼らの僕シモベだった。


いいですか、だからTPPによって民主党と野田佳彦が国民の利益を無視し、
ユダヤ国家アメリカに日本の財産と国民の幸福を根こそぎ売り渡そうとしている事情こそ、
日本政治家の伝統、ロスチャイルド、ユダヤの番犬だからだと指摘してる。
民主党はユダヤの飼犬なんです。彼らの利益に奉仕するための機関。


@leilanian ユダヤ人の血が入らなければ絶対にアメリカ大統領にはなれないんです。
クリントンはジェイロックフェラの実子といわれます。
アメリカでもっともアメリカらしい大衆の人気を得ているロンポールは候補にさえなれない。
しかし投票すれば彼が一位のはず。アメリカは操作されている。



こんな国家との「安全保障条約」が如何にいかがわしいものか、危険なのか、

多くの国民の覚醒が待たれるし、ネットにより洗脳はかなり醒めつつあると思う。

きちがいどもに三発も核攻撃を食らったわけだ、絶対許してはならん、

報復の権利を留保しておきましょう。


初雪がⅤ

2011-11-19 11:30:03 | Weblog
 画は初代 歌川 豊國(うたがわ とよくに)

 明和6年(1769年)~文政8年(1825年)

 号は一陽齋                   作

  「山鳥せいれい  瀬川菊之丞  岩井粂三郎」です。


☆雨模様。

当地はすっかり落葉ですが、関西などでは紅葉の見頃とか。

南北に長い日本列島、専守防衛もそう容易ではありませんなぁ。

厄災は外からです、悪魔が来たりて笛を吹くわけだ、その元凶がダメリカ。

日本の仮想敵国は、支那、半島、そしてダメリカ、気を緩めてはなりませんね。

これらは裏では気脈を通じておるわけで、なかなかの悪党どもですよw

ネットの有力ブロガーに媚中、まことに多し、御用心御用心。

支那の脅威をダメリカが煽り始めましたが、騙されてはなりませんぞw

絶対に正面から闘うつもりなどありませんから。

国防省は軍人商売、国務省は企業の代弁者で、ともに儲かれば良いのですよ。

脅威を煽って、欠陥兵器を売りつける、基地を提供させる、などなど商売熱心なことよ。


◆http://richardkoshimizu.at.webry.info/201111/article_71.html
2011/11/18
◎中国のステルス戦闘機より劣るロッキードF35を買い、ステルス技術を貰っても意味ない?


それにしても、唯一、独占状態だった「軍事産業」でも米国は凋落していたんですね。
米国ユダヤ人は、ステルス技術供与を餌に日本にF35を押し付けて、
対中包囲網の一角に縛り付けようとしているようですが、中国よりも劣った技術などいらないのでは?


☆中国 ステルス戦闘機『殲20』、数週間以内に初飛行か 2010-12-30
http://freeride7.blog82.fc2.com/blog-entry-1422.html

そもそも中国の戦闘機開発は、ユダヤ・イスラエルの技術供与で進められたもので、
もともとの機体は米イスラエル共同開発のもの。それを中国がさらに進化させてJ-20を作ってしまった。
中国を21世紀の冷戦の相手に育てるためにイスラエル経由で戦闘機技術をこっそり流したら、
オリジナルを超えるものを作ってしまったということ?


☆ユダヤ米国の裏支援のおかげで中国で新鋭戦闘機が完成w
http://richardkoshimizu.at.webry.info/201110/article_4.html

それにしても、日本はなぜいつまでたっても独自開発できないのか?
なぜ、三菱重工は早期の独自開発に積極性を見せないのか?
デビ爺から諦めるように命令されたのか?それに、ステルス技術自体、破られつつあるのだから、
今後意味がなくなるばかりでは?
総合的に見て、反ステルス技術の開発に専心し、
「反ステルス技術搭載の純正国産戦闘機開発」に向かうべきでは?


コメント

*ぽん太 2011/11/18 07:23

F35は航続距離が短い。
日本は南北に長い国土ですから、あわない。
どうするつもりなんでしょう。

*米国のステルスは日本製 2011/11/18 09:56

米国のステルスは日本製ですよ。機体は、炭素繊維、東レが米国に工場を持って作ってます。
電子機器は、米国製ですが、機体に塗るステルス塗料も実は日本製、
電子部品も日本製が多く、日本製品が無いと米軍は動けない。だから、武器輸出三原則を改悪したい。

自衛隊は日本製ステルス「心神」を開発中で、性能はF35より遥かに良さそうですよ。
推力10トン級のジェットエンジンを米国が日本圧力かけていて開発させないが、
10トン級のジェットエンジン開発して「心神」に装備すれば世界一の戦闘能力でしょう。
中国製のステルス戦闘機は、デカ過ぎて(適度な大きさを作る技術は無い)レーダーでの反射が大きいようだ。
もっともステルスはミリ波レーダーには反射しないけど、旧型のセンチ波レーダーには反射して、
コソボで米軍のステルス戦闘機が旧式(アナログ制御)の旧ソ連製の古い型のミサイルに撃墜されてます。

戦闘機の次世代レーダをミリ波とセンチ波の混合型を開発すれば、ステルスは効果無しだけどね。
ステルス戦闘機もこの程度だが、無知蒙昧な民(めくらと言うのが語源だけど)衆相手に
だましで高く売れるからね。ご参考です。



richard_koshimizu さんは、媚中・媚韓にして、反ユダヤ・反北鮮という、変わったスタンスw


豊國、二枚目、



「今やう役者七小町 清水小まち」です。


「米帝」の世界覇権のツール、IMF、世界銀行、凋落が時代の流れ、

出資の回収に動き出すべし、

◆http://yokodo999.blog104.fc2.com/blog-entry-447.html
陽光堂主人の読書日記 2011-11-18
◎『ショック・ドクトリン』ナオミ・クライン著、岩波書店(その3)

より抜粋、

周知の如く、商品や原材料などは投機の対象になっていて、実需とは無関係に価格が乱高下し、
これが世界経済を不安定化させています。特に、
誰にとっても重要な原油や天然ガス、食糧などは弊害が大きく、
このようなものは投機の対象にすべきではないのですが、欲に目がくらんだ連中が相場を牛耳っていますので、
本来生み出されるはずのない貧困や飢餓という現象があちこちで起きています。

中でも発展途上国は被害が大きいのですが、米州ボリバル同盟はこの不条理に挑戦し、
このシステムに参加することを拒みました。そのためには、
ショック・ドクトリンの先兵であるIMF(国際通貨基金)からも脱退する必要がありますが、
中南米では脱IMFの流れができています。

以下は本書が執筆された2007年時点での状況ですが、ブラジルはIMFとの融資協定を更新しないことを決め、
ニカラグアはIMFからの脱退を交渉中で、ベエズエラはIMFと世界銀行の両方から脱退しました。
かつてワシントンの「模範生」だったアルゼンチンのキルチネル大統領は、
2007年の一般教書演説でこう述べています。

 海外の債権者たちは、「負債を返済するためにはIMFと協定を結ばなければだめだ」と言ってくるが、
 
 私たちはこう答える。「わが国は主権国家だ。負債はお返ししたいが、金輪際IMFと協定を結ぶつもりはない」と。

真にあっぱれです。これでこそ、主権国家と言えます。そんなことをして大丈夫かと心配になるかも知れませんが、
この結果IMFは南米ですっかり影響力を失いました。IMFの融資総額のうち、
ラテンアメリカ諸国への融資は2005年の段階で80%を占めていましたが、2007年には僅か1%に激減しました。

こうした変化は中南米に止まらず、IMFの世界各国への融資総額も、810億ドルから118億ドルに縮小しています。
2007年時点での融資の大部分はトルコに対するもので、
今はヨーロッパ危機なので、今後はこちらの融資も増えることでしょう。
(出資国自体が危機に見舞われていますので、資金が集まるとは思えませんが…)

IMFと双璧をなす世界銀行の行く先にも、暗い影が差しています。本書の記述を引用します。


 …2007年4月、同年1月に就任したエクアドルのコレア大統領は世銀への債務返済を保留すると宣言、
 さらに世銀のエクアドル駐在代表を「好ましからざる人物」として国外追放するという異例の措置を取った。
 その2年前、石油収入を貧困層に再配分するというエクアドルの経済法案に対して、
 世銀が1億ドルの融資を凍結するという対抗的措置に出たことをコレアは非難した。
 「エクアドルは主権国家であり、このような国際官僚組織による強要には屈しない」。

 同じ時期、ボリビアのモラレス大統領は、多国籍企業が自らの利益を守るために
 各国政府を提訴することのできる世銀の仲裁裁判所(国際投資紛争解決センター)からの脱退を発表。
 「ラテンアメリカ諸国、そして私の見るところ世界中のどの国の政府も裁判に勝った試しはない。
 勝つのはいつも多国籍企業のほうだ」とモラレスは言う。…



モラレス大統領が言及している「世銀の仲裁裁判所(国際投資紛争解決センター)」の存在は非常に重要です。
これこそ、TPP問題で焦点となっているISD条項です。
これは「投資家対国家の紛争解決 (Investor State Dispute Settlement、ISDS) 条項」の略で、
投資協定や経済連携協定で適用されるものです。

TPPに参加すると、我国もこのISD条項を押し付けられますが、モラレス大統領が言う通り、
「世界中のどの国の政府も裁判に勝った試しはない」のです。

多国籍企業に有利な取り決めで、国民には何ら益するところはなく、我々の生活が苦しくなることは必定です。

TPPとALBA(米州ボリバル同盟)は、重なり合っていません。チリは原加盟国で、ペルーは参加予定ですが、
これらの2国はALBAに加盟していません。国民の本当の幸福を考えたら、
TPPではなく、ALBA方式の経済協定を模索すべきです。

中南米諸国を発展途上国と蔑んではなりません。コレア大統領やもモラレス大統領の言葉を見れば判るとおり、
彼らは欧米の汚い手口を知り尽くしています。我国の対米隷属一筋のどじょう総理とは、わけが違います。
ALBA諸国は今のところ豊かではありませんが、政治経済的に成熟しているのです。

我国はこれからISD条項を受け入れようというのですから、
この国の政治状況は、ALBA諸国より周回遅れどころか2周ぐらい遅れています。

日本国民は、地獄への道を辿りつつあることに早く目覚める必要があります。
肝心の総理大臣自身がISD条項の存在を知らなかったのですから、こうなってしまったのも無理はないのですが…。


豊國、三枚目、



「江戸八景之内 見廻の落雁」です。


◆http://blog.goo.ne.jp/ikariyax/e/09f3fa6aab1a0fcbf6fc758f324ee83f
いかりや爆氏の毒独日記 2011-11-18
TPPは破滅的自由貿易をめざすもの、時代錯誤はどっちだ?    より抜粋、


時代は変わり、供給不足の時代は去り供給過剰の時代となり、
企業は需要を求めてあの手この手を尽くして市場争奪戦の時代になった。
製品も品質に殆ど差がなくても、差別化を懸命に叫んでもむなしい。
とどのつまり行き着くところは価格安競争ということになる。

それが通貨安競争(中国、韓国などなど)で自国の輸出強化を謀ろうとする。
日本は逆に円高に追い込まれ、輸出企業はそれを非正規雇用やパート労働という究極の人件費削減に走った。
それが結局は、日本の需要そのものまで著しい低下を招き、悪性のデフレになった。

それでも尚、日本人の多くの識者はサプライサイド、
「供給力を強化することで経済成長を達成できる」と信じている。

池田信夫氏は200年以上前の18世紀のイギリスの経済学者、
デヴィッド・リカード(David Ricardo、1772年- 1823年)が自由貿易を唱え
「比較優位」を提唱した説を今だに後生大事に信じている。
古ぼけて錆付いた武器で、現在の反TPP論者を「時代錯誤」と一刀両断しようとしている、
一体どちらが「時代錯誤」か(笑)。

トッペイ:

池田信夫氏は「関税なんてない方が消費者にとって絶対いいんだ」と絶叫していました・・・。
イケダはアメリカの謀略機関の飼い犬なのでしょうか。この男のいうこと全てデタラメで信用できません。

だいたいTPPは関税の問題ではありません。
非関税障壁を含めた国の制度を全て変えるショックドクトリンであり、小泉以来の日本解体の総決算である
ことがわかっていない。

しかし、イケダごとき小物が詭弁を弄してもTPPの胡散臭さは国民の多くが気づき始めており、思うようにはいかないでしょう。

いかりや:

イケダ教信者はそこそこにいるみたいですよ。もう一人のあの有名な教祖さまも、イケダさんではなかったでしょうか。

彼は「アメリカの謀略機関の飼い犬・・・全てデタラメ」ですか(笑)。


>だいたいTPPは関税の問題ではありません。非関税障壁を含めた国の制度を全て変えるショックドクトリンであり


TPPのほんとうに恐ろしいところは、仰るとおり「非関税障壁を含めた国の制度を全て変える」ことであり、
関税(率)問題に話題を集中(特にコメの高い輸入関税)させて、国民の目をそらせている。

TPPが導入されれば、関税が撤廃されて安い食品が大量に出回り、日本人の食卓にあがるだろう。
だがISD条項により、輸入農産物に農薬や、遺伝子組み換えなどの情報を知らされないまま、
また問題が発生しても訴えることも封じられているという驚くべき不平等については、国民には知らされていない。

ISD条項だけでも、とてもじゃないけれど恐ろしい、TPP参加を踏みとどまるべきである。

さらに特に心配なことは、人材の自由化といえば聞こえはいいけれど、安い労働力の大量流入で、
それでなくとも低賃金にあえぐ非正規労働者がそのまま大量失業し、
その行き着く先は、大量の生活保護受給者の出現することは目にみえている。

ドイツは大量の移民をうけいれ、低賃金労働により輸出競争力はEU圏ではトップクラスです。しかし、
一方で多くの失業者を生み、ドイツの人口8177万人の9.7%に当る793万人が生活保護をうけているというのです。




まさに「百害あって一利すらなし」ということです。

「成りすまし日本人」には大いに利益あり、なのであろうよ。

究極には「日本破壊・解体」が実現できるわけだからねぇ。

だが、宿主が死んだら、寄生虫が無事ですむのかなww  その前に「虫下し」服用ですよw

まずは、鮮人どもにはパチンコ禁止から、支那人には入国制限強化、就業禁止の徹底から、

ダメリカにはまず、「思いやり予算」廃止ですよ、震災復興を理由にすればよいのさw

「敵」に力を付けさせぬこと、まず、ここから。

「米中抱き合い心中」♪に赴かせることですよ、一発も撃つ必要など無い。

金を使わぬこと、放置徹底です、 半島は何もしなくても立ち枯れだね。

これで平安が訪れるのではないのか?  日本に、世界に。



初雪がⅣ

2011-11-18 11:37:16 | Weblog
 画はアルフレッド スチーブンス Alfred_Stevens

 1828~1906 / Belgian painter ベルギー・画家     作


  「A-Stormy-Night」です。


☆晴れ。

「日米安保廃棄通告」を!

「在日米軍基地・即時全面撤去」決議を両院で!  

これが「国益」への道です、安全と繁栄への大道なのですよ。

沈みゆく泥船、ダメリカとの「抱きつかれ無理心中」 断固峻拒あるのみ。


◆http://shadow-city.blogzine.jp/net/2011/11/post_3cc9.html
2011/11/18
日本が舐められる原因は小泉の馬鹿のせい


日本は悪くない―悪いのはアメリカだ (文春文庫)
 下村 治 (著)  価格:¥ 580


まぁ、確かに一面では「追い込まれているのはアメリカ」という見方もある。
アメリカは、その巨大な消費パワーで世界中の国を惹きつけてきたんだが、
中国人がもうちょっとだけ金持ちになれば完全に逆転です。人口が桁違い。ところが、
アメリカの企業はなかなか中国に進出できない。顔が違う、人種が違う、言葉が違う、生き方が違う。
ところが、日本人は、顔が同じ、人種が同じ、言葉もちょっとは似ている、つうか、
筆談が可能だというんだから、その意味では中国人の亜種だとも言える。
中国でも地方ごとに話し言葉は違うからね。まぁ、黙ってりゃ区別がつかないほど似ているわけで、
既に中国社会に根を張って、ラーメン屋やったり、寿司屋やったり、コンビニやったり、盛んに進出している。

そもそも白人から見りゃ、日本人も中国人も区別つかないです。
70年前には、中国内部が分裂していて、日本も居丈高に進出したので協力しきれなかったが、
今では日本が下手に出ているので、日本の頭脳と中国の労働力でうまく噛み合っている。確かに、
アメリカは中国に追い込まれているし、その中国の裏にいるのは日本。そこで、
日中の蜜月をぶっ壊そうとTPPで日本を中国から引っペがそうと企んでいるんだが、
政治が出来ることは限りがある。人間すべて、天保銭を結び付けられたダルマみたいなモノで、
カネのある方へ転ぶ。手も足も出ない。
ちなみに、日本の官僚なんだが、
交渉ごとにおいては「Noとは言わないが、ウダウダ屁理屈並べて結論をなかなか出さない」
というので昔から有名で、ペリー提督もコレにはずいぶん苦労したらしいw 
責任者がちっとも出てこないで、何でも持ち帰って検討というので、途方もなく時間がかかる、
というのは、まぁ、しょっちゅう首相が変わる今も同じですねw
 

☆http://www.the-journal.jp/contents/kokkai/2011/11/post_281.html
田中良紹
◎弱みはアメリカにあり

TPPを巡る議論を要約すると、「アメリカに国益を侵されるから反対」と
「アメリカと組まなければ日本の国益は守れない」の二つに分かれる。
一見対立する主張だが、どちらも日米関係はアメリカが強く日本は弱いと考えている。

アメリカとの戦争に敗れて従属的立場に置かれた日本人が、そうした見方をするのは理解できなくもないが、
1990年から10年以上アメリカ議会を見てきた私は「本当にそうか?」という気になる。

アメリカは世界最強の軍隊を持ち、ドルは世界の基軸通貨で、世界中の資源を押さえ、
世界の情報を操作する力を持っている。しかし第二次大戦以降アメリカは戦争に勝った事がない。
朝鮮戦争は引き分けで「思い出したくもない戦争」である。
そのコンプレックスがアメリカをベトナム戦争に駆り立て、建国以来初めて戦争に敗れた。

イラクやアフガニスタンでの戦争も勝利したとは言えない。
しかもその戦争によってアメリカ経済は蝕まれ、財政赤字が止まらなくなった。
かつて盟友のヨーロッパはEUを作ってアメリカと対峙するようになり、ユーロがドルの地位を脅かし始める。
おまけにEU諸国間の関税撤廃によってヨーロッパ向け農業製品の輸出もままならなくなった。

冷戦構造を利用してのし上がった日本に「ものづくり」で敗れ、
金融と情報産業に特化して世界を支配しようとしたが、金融商品がアメリカ経済を破綻させ、
米国民は今や塗炭の苦しみの中にある。アメリカ資本主義に対する国民の信頼は崩れ、
経済の建て直しが最優先の課題である。

一方で経済の成長力はアジアにある。アメリカがアジア太平洋地域に目を向けてくるのは当然だ。
アメリカにとってアジアは死活的に重要で、この地域で何とか覇権を握りたい。
それがTPPに力を入れる理由だが、アメリカ主導でこの交渉をまとめ上げる事が出来るかは予断を許さない。
アメリカ議会が日本を参加させる事に慎重なのはその懸念の表れである。
日本との交渉では思うにまかせなかった苦い過去があるからだ。

日本はアメリカとの交渉で実にしたたかだった。
それを「言いなりになる」と考えてしまうのは小泉政権を見たからである。
主張を鮮明にする政治手法は勝つか負けるかのどちらかになる。
弱い相手には勝てるが強い相手には言いなりになるしかない。そこがかつての自民党と違う。
かつての日本は強い相手から実益を得る術を心得ていた。日米経済戦争に勝ったのはアメリカではなく日本である。

09年の総選挙で民主党は「アメリカとの自由貿易協定の締結」をマニフェストに掲げ、
そのセーフティネットとして「農家戸別所得補償」をマニフェストに入れた。
そもそも民主党はアメリカと自由貿易をやる方針だった。
それが実現しなかったのはアメリカが二国間交渉を受け付けなかったからである。

そしてアメリカはTPPという多国間協議に乗り出した。その真意はまだ定かではないが、
一般的には多国間協議の方が交渉は複雑になる。それこそアメリカ主導が実現するかは予断を許さない。
一方で成長力著しい中国と技術力世界一の日本が手を組み、そこに韓国が加われば、アメリカはアジアで取り残される。
TPPの方が何とか主導権を握れるとアメリカは捉えている事になる。

だから日米の間でつばぜり合いが始まった。
ハワイでの日米首脳会談で野田総理が「あらゆる物品を自由化交渉の対象にすると言った」
とホワイトハウスが発表し、日本の外務省は「言っていない」と異例の抗議をした。
外務省は「ホワイトハウスは誤りを認めた」と言うが、ホワイトハウスは「訂正しない」と言う。
「これまで日本側が言ってきた事を総合して発表したのだ」と言う。

つまり菅政権が言った事を野田総理が言った事にしたというのだ。誠に自分勝手な都合の良い解釈だが、
これがアメリカの外交のやり方である。

アメリカと付き合う時には常に相手が二枚舌である事を腹に収めておく必要がある。
アメリカの言った事を鵜呑みにすると判断を誤る。


これを見て「日本はアメリカに勝てない」と思う者は、「だから交渉に参加してはならない」と言う事になる。
しかし参加しないとどうなるか。アメリカが黙っている筈はない。江戸の仇を長崎でという話になる。
どこでどんな報復を受けるか分からない。予想のつかない攻撃を受けるのは交渉するより始末が悪い。

私は今回のアメリカの態度を「弱さの表われ」と見る。
野田総理の参加表明の仕方を見て、アメリカのペースにならないと判断したホワイトハウスが、
アメリカにとって都合の良い菅政権の方針を勝手に付け加えたのである。
そうしないとアメリカ議会や国民を説得できないからだ。

「だったら徹底して抗議し、発言を訂正させろ」と言う者もいるが、それでは政治にならない。
そんなところで肩をいからせたら利益になるものも利益にならなくなる。
ここは弱い者の顔を立てて「貸し」を作るのが得策である。

それもこれも日本国内に強い反対論のある事が一定の効果を挙げているのである。
それをうまく使いながら、アメリカ主導に見せかけて、
日本がアジアから利益を得られるようにするのが日本の国益である。
中国やインドも参加させる方向に持ち込めればTPPも意義が出てくる。

TPPをアメリカが中国に対抗するための安全保障戦略だと言うピンボケ論議もあるが、
中国やインドを排除したらアメリカ経済は立ち行かない。
中国やインドをアメリカンスタンダードに持ち込みたいのがアメリカである。
それがTPPの行き着く先だと私は思っている。そのプロセスで各国が国益をかけた交渉を繰り広げる。

アメリカの二枚舌とやりあうには、こちらも二枚舌で対抗すれば良い。
にっこり笑って相手の急所を刺すが、しかし決裂するほどは刺さない。それが外交である。
ところが国内には敵を間違えている連中が居る。二枚舌とやりあう自国の総理を二枚舌と批判する野党や、
国民に本当の事を説明しろと迫るメディアである。
交渉の手の内をさらせと迫るメディアが世界中にあるだろうか。この国の弱さはその辺りにある。



*8 (東京都)[sage] 2011/11/17(木) 19:43:35.95 ID:wkiHHpIB0
自動車業界は日本の参加に反対らしいね

*9 (東日本)[sage] 2011/11/17(木) 19:43:37.50 ID:EwOON+dJ0
米政府、TPPで日本の郵政解体を表明。日本のかんぽ生命保険・がん保険を解禁へ
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/news/1321523617/

*65 (家)[sage] 2011/11/17(木) 20:08:25.36 ID:ZMYNsLr90
>>49
今月中に決めなければならにF-X選定でも、アメリカの機種を選ばないと
安全保障に緊張関係が生じると日本政府にクギ刺してる
脅せば何でも通じちゃうのが今の日本だもんw

*39 (徳島県) 2011/11/17(木) 19:58:51.24 ID:ZzX4RVi90
>アメリカの二枚舌とやりあうには、こちらも二枚舌で対抗すれば良い。
にっこり笑って相手の急所を刺すが、しかし決裂するほどは刺さない。
それが外交である。ところが国内には敵を間違えている連中が居る。
二枚舌とやりあう自国の総理を二枚舌と批判する野党や、国民に本当の
事を説明しろと迫るメディアである。交渉の手の内をさらせと迫るメディアが
世界中にあるだろうか。この国の弱さはその辺りにある。

わからんでもないが、こいつは報道屋やめたほうがいい

*55 (関西・東海) 2011/11/17(木) 20:04:38.37 ID:YU9j2guf0
やはり日本がこんなに舐められる原因は小泉のアメポチぶりにあったか

*93 (大阪府)[sage] 2011/11/17(木) 20:35:23.62 ID:7byo0Nos0
結局は金持ちの富裕層が得をして
大半の一般市民はさらに貧困になるだけなんだよな


*228 (徳島県) 2011/11/17(木) 23:12:42.82 ID:/XIRmZsv0
TPPに参加する前に、普通の独立国に戻ってほしい。
自分の意見が言える国に。

日本は植民地みたいだな。
アメリカの植民地から世界の植民地になるのか。

*243 (愛媛県)[sage] 2011/11/17(木) 23:21:33.98 ID:vBQHLMfF0
オバマなんて次が99.9%ない奴に媚売る必要もないしな
覇権主義の癖に 覇権主義の親中だし 世界情勢混乱させまくった筆頭だし
もうどことも折り合いつかんだろ


*投稿 海DQN | 2011/11/18 02:09
なんかダメーリカの惨憺たる現状を理解してないヤツが多すぎるんじゃない? 
頭に思う浮かぶのをザッと書いても、

1.国の借金が先週$15T超えました(祝) 15兆ドル=約1,153 兆円
2.50州-全部破産状態(年金も泥棒しました)
3.サブプラの債務$50Tぐらい?
4.金融派生商品総額(もうデカ過ぎてわからん)
5.サブプラ関連でも訴訟だらけ
6.テメエの作った訴訟社会でFRBさえも提訴され中(展開が楽しみ)
7.緊縮財政でデモが各地で勃発中(統計いじった失業率)
8.軍部も頭に来ている
9.ダメリカ人はキレやすい人種(by TV, 食い物、教育、拳銃、ヤク中)


まあ、ここからEUを踏み台にしたダメリカ最後の爆騰が5年以上続くだけど、
その後に来る大恐慌を踏まえて交渉すべき。

*投稿 日本一いちご | 2011/11/18 02:41

>日本が舐められる原因は小泉の馬鹿のせい。

無知、無学、無教養の世襲バカ。
それが小泉純一郎。

奴は日本の歴史上、最大の恥。



記事はあまり感心しませんなw  日本人は中国人の亜種などではないわ。

田中良紹説は、ダメリカへの過大評価・幻想がいまだ醒めておらぬねぇw   古い。

コメントは秀逸なものが多いですな。


Alfred_Stevens、二枚目、



「La_Parisienne_japonaise」です。


◆http://mainichi.jp/select/seiji/news/20111115k0000m010114000c.html
毎日新聞 2011年11月15日
派遣法改正案:製造業派遣禁止見送り…政府・民主が譲歩

派遣労働者への不当な処遇を防ぐための「労働者派遣法改正案」について、
民主、自民、公明3党は14日までに、仕事のある時だけ契約を結ぶ「登録型派遣」や、
「製造業派遣」の原則禁止を削除するなどの修正で大筋合意した。
「労働法制全体の見直しが遅れかねない」として成立を急ぐ民主党側が、自民、公明両党に大幅に譲歩した。
早ければ開会中の臨時国会で成立する見通しだ。ただ、
社民党のほか、与党の国民新党には慎重論もあり、調整が難航する可能性もある。

派遣法改正案は登録型派遣や製造業派遣を原則禁止するほか、違法派遣があった場合、
派遣先の企業が労働者に労働契約を申し込んでいたものとみなす「みなし雇用制度」も導入。
2カ月以内の日雇い派遣も原則禁止とした。

昨年の通常国会に政府が提出したが、規制強化により企業経営を圧迫するとして自民、公明両党が強く反発。
実質審議に入れない状態が続いている。だが、同法案の審議が止まっていては、
有期雇用やパートなど他の非正規労働者の待遇を改善するための法案提出も難しくなる。
そのため、政府・民主党は自公への歩み寄りが必要と判断。
登録型派遣や製造業派遣の原則禁止を見送るほか、「みなし雇用制度」の導入も3年後とする。
日雇い派遣も禁止対象を世帯主などに限定したうえで「1カ月以内」と緩和する。

主要な柱を削除する大幅修正となるが、民主党幹部は
「東日本大震災や急激な円高など派遣法改正案を作った当時とは経済状況が違う」との認識を示した。


◆http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/65c6bfc03afbaf19bbc1918bf783f462 
暗黒夜考~崩壊しつつある日本を考える~ 2011年11月18日
渡る世間は”クズ”ばかり ~民主・自民・公明が「派遣法」を改悪~

本日の国会にて、あろうことか、
「製造業派遣」や「登録型派遣」の禁止条項を削除するという「派遣法」の大幅改悪案が可決する運びとなった。

こんなことをすれば、経団連企業による労働者の”切捨て”が益々助長され、
世の中が大量の浮浪者・失業者で溢れかえることは自明であろう。
これぞまさに「政治家と経団連の癒着の構図」そのものである。

「経団連とは一体何なのであろうか?」

経団連については、相変わらず、”アホ顔”の米倉会長が新聞・テレビに登場しては、
「原発の再稼動」の容認発言や「アメリカ色100%」の政治発言を繰り返して”労害”ぶりを如何なく発揮している
のを皆さんも目にされていることかと思う。

その経団連は、社名こそ名だたる日本企業が並ぶ団体であるが、
その株式保有比率をみると、実に上場株式の26.4%(H22年度時点)が、所謂”外国人投資家”である。


特に、キャノンやソニーといった国際企業になると、外国人投資家の持ち株比率が過半数である50%を越えている
というのが実態であり、実質的には”海外企業”も同然である。


※参考「東京証券取引所による株式分布状況調査」
http://www.tse.or.jp/market/data/examination/distribute/index.html
http://www.tse.or.jp/market/data/examination/distribute/b7gje6000000508d-att/2-2.xls


そのようにみてみると、”海外企業”同然の連中どもが舵取りを行なっている経団連が、日本の”国益”ではなく、
アメリカの”国益”となる「TPP参加」を後押しすると共に、
「消費税増税」や「原発再稼動」をも後押しすることは、ある意味、理にかなっている行動であると言えよう。

そして、これと協調姿勢の”偏向報道”を垂れ流す「日経新聞」(テレ東)を筆頭とした大手マスゴミも、
「対米従属」の下に”グル”になっているのである。

更に、ここに霞ヶ関官僚も加わり、本ブログにていつも指摘している、
政府・官僚・大手マスゴミ・経団連からなる”対米従属売国奴”という「犯罪者集団」とも言える一大勢力が、
”親分”アメリカ様に貢物をする見返りとして、あらゆる”利権”を独占しているのである。


我々の身のまわりで起きている事象の多くは、その根っこを辿れば、
ほぼこの連中の「”利権”確保」「富の独占」という構図にぶち当たると言っても過言ではないであろう。


随分と話が脇道に逸れたが、本題に戻ると、今回の「派遣法」の改悪は、
”経団連企業の皮を被った狼”たるアメリカが、日本の労働者から
更なる搾取を行なうことを目的にしているものとみて間違いないであろう。


経団連企業の業績が上がると、キャピタルゲインである株価そのものが上昇すると共に、
インカムゲインである株主配当も当然にUPし、結果として、
今や経団連企業の株式を大量に保有するアメリカが儲かるという仕組みということである。

ちなみに、ここでいうアメリカとは、言うまでもなく、アメリカ国家そのものではなく、
「ユダヤ金融資本」(ユダ金)の輩どもである。

それにしても、これだけ一般人にもわかりやすい形で、”国家権力”による国民への搾取行為がおこなわれる
今のニッポンという国は、相当に歪んでいると断じざるを得ないであろう。
今回の派遣法改正などは、まさに”鬼の所業”そのものである。


小沢一郎の政治とカネ裁判や検察の暴走にみる”司法制度の死”は無論のこと、行政・立法すべての面で、
今のニッポンは国家の体(てい)を為していないも同然である。

今、我々が住んでいるニッポンという国は、まさに「亡国」そのものである。


Alfred_Stevens、三枚目、



「Femme-a-la-poupee-japonaise」です。


愚かなことは止めることだな、

◆http://www.jiji.com/jc/zc?k=201111/2011111701003&g=pol
2011/11/17
◎年内にも三原則緩和案=防衛政務官

神風英男防衛政務官は17日夜のBSフジの番組で、
武器輸出三原則の緩和に向け政府が検討する具体案について「できれば年内には示したい」と述べた。
三原則をめぐっては、民主党の前原誠司政調会長が10月、緩和を検討するよう政府に要請していた。



武器輸出だけではすまなくなるのだよ、次には海外派兵という話に必ずなる。

自衛隊員を腐れ米兵がわりの捨石にしたいのか、馬鹿者どもが。


 

初雪がⅢ-2

2011-11-17 15:10:28 | Weblog
 画は小早川秋聲(しゅうせい)

 1885(明治18年)~1974(昭和49年)    

 日本画家、従軍画家。        作


 「護国(御旗)」です。


2:30PM、面白い記事があったので、追加します、

この人は、戦中世代、やはり限界はあるねぇ、

昭和天皇への幻想が醒めておらない、それはそれとして、

事実とすれば、歴史の資料になり得ますから、


元記事は「ねずきちの ひとりごと」、

Kazumoto Iguchi's blogでは画像付きです、

◆http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-1373.html
ねずきちの ひとりごと
【拡散希望】日本は負けていない!


~超経験者しか知らない真実~  著者 中松義郎博士
☆http://www.apa.co.jp/book_ronbun/vol4/yushu2011japan.html

昭和二十年八月一五日正午、その日は天文台によると三十三度で特に暑かった。
突然「第二種軍装(夏用麻製仕立)ノ正装ニテ至急整列スベシ」との館内モールス信号で校庭に集合し
直立不動で汗を流しながら待つ我々帝国海軍機関学校最後の海機五十八期生(昭和二十年に海軍兵学校と合併)は、
最後の帝国海軍将校生徒として整列しラジオから流れる玉音放送を聞いた。

海軍機関学校の入学試験の体格検査で七十五センチだった胸囲が入校後の猛訓練と猛鍛錬で僅か三ケ月で
百四センチになった巨大な胸が歴史上初めての玉音放送に大きく高鳴った。
しかしラジオの雑音が多く、よく聞き取れない。
「本土決戦が近いので頑張るようにとの天皇陛下御自らの激励のお言葉」と全員が受け取った。
当時の日本人は全国民が「歴史上敗れたことがない神国日本は最後には必ず勝つ」と信じており、
全国民誰一人として日本が負けるなどと考える者はいなかった。特に軍は全軍士気旺盛だった。

現に私のいた舞鶴軍港は二十四時間軍艦を造るリベット音が絶えず、食糧、武器、弾薬が豊富で、
いつでも敵を迎え撃つ準備が連日連夜進められていた。 会 原爆研究については
陸軍が東京帝大の仁科博士と理研に開発を依頼した「二号研究」 (海軍は京都帝大と「F研究」) として行い
濃縮ウランは海軍が潜水艦でドイツから運ぶ手配がされ、
出来た原爆の第一弾をハワイに落とす作戦を杉山参謀総長は陛下に上奏した
が、
陛下は「原爆という非道なものは使うべきでない。 特にハワ イには日本人が多いので却下する。」となり
杉山参謀総長は解任され、東條首相が参謀総長を兼務することになった経過がある。

この様に非人道的爆弾と陛下が認識されていたものを日本に落とされたのだから陛下の衝撃は大きく
終戦する一つのきっかけになったと思われる。
しかし杉山参謀総長は、原爆開発を継続したのだ。軍人は戦争に勝つために打てる手を全て打とうとする。
しかしそれは陛下の御意向に反しているので原爆を造って勝っても、原爆を造らずに敵に原爆を使われて負けても、
いずれの場合にも杉山参謀総長の責任なので切腹すると誓い終戦直後に切腹した。

元来日本は武士道を基に戦争を行ってきたのである。
陛下は米の原爆に対し非道だと禁じた原爆で応じたのなら「人類の文明が滅亡する」と終戦を御聖断された。
米が原爆を落とせば日本もこれに応じて米に原爆を落とす。
このことによって日米の多数の人が死に、この原爆戦争が世界に及び世界中の人が死ぬ。
これを防ぐために米が日本に原爆を落とした時点で終戦にされたのであって、
日本が原爆を落とされたから、または負けたので終戦にしたのではない。日本は負けていないのに終戦したのである。

これを文章にしたのが終戦の詔勅
「敵ハ新ニ残虐ナル爆弾ヲ使用シテ 頻ニ無辜ヲ殺傷シ 惨害ノ及フ所 眞ニ測ルヘカラサルニ至ル而モ 尚 
交戦ヲ継続セムカ 終二我力民族ノ滅亡ヲ招来スルノミナラス 延テ人類ノ文明ヲモ破却スヘシ斯ノ如クムハ 
朕何ヲ以テカ 億兆ノ赤子ヲ保シ 皇祖皇宗ノ神霊二謝セムヤ」であって、
終戦の理由は負けたからではない、という意味である事を読み取ってほしい。

翌日の八月十六日には帝国海軍航空隊による米本土突撃大作戦が予定されており
その猛訓練が行われていたことを陛下はご存知なかっただろう。
この作戦が実行されていればドゥーリトルの東京空襲によりミッドウエイ海戦の日が繰り上がったのと同じに米軍は、
十月予定の本土決戦を急濾九月に繰り上げた結果、天候の条件も加わり日本が勝利する展開になったのではないか。

いつどこに敵が上陸するか、日本陸軍参謀本部と海軍軍令部の想定は、時期は九月又は十月、
上陸地点は九州南部(「陸軍作戦名「決号・第6号」海軍作戦名「天号」。さらに翌年関東の九十九里浜に上陸)。
この日本軍側推定は米軍上陸作戦計画(米軍名「オリンピック作戦」(九州)「コロネット作戦」
(関東)の「ダウンフォール作戦」)とピッタリ一致して日本は見事米軍の動きを見透していた。


陛下は侍従武官を九十九里浜に遣わして防衛体制を調べさせたが侍従が「防衛は全くされていません。」
との報告をお聞きになったことが終戦を決断された一因と伝えられる。
この時九十九里浜で訓練していた三千人の「伏龍」隊はシールドにかくれていて侍従武官に見えなかっただろうし、又、
米軍は九州を先に攻めると想定されたので、日本軍の陣立は九州南部を先に固め、
そのあと九十九里を固めようとしたのであるので、
陛下に上奏された終戦を決定する情報の一部に重大な誤りがあったのは残念だ。
これは開戦時の宣戦布告をワシントン大使館の怠慢により米国務長官への提出が遅れ、
日本の騙し討ちという口実を与えてしまったことと同じ位に大きなミスだ。

本土決戦の火蓋がきって落とされた後をシュミレーションする。

先ず米軍は上陸地点の南九州に原爆を落とすだろう。しかし陸軍参謀本部堀少佐率いる特殊情報部が
原爆コールサインを五時間前に傍受していたので、近くの海軍大村基地の紫電改が発進し、B29を太平洋上で撃墜。
ついで艦砲射撃するため日本に近づいた米軍の日本本土上陸作戦に対する日本軍の準備は、
完成した三千機の特攻専用機「劍」が、上陸しようと集まった敵艦艇に突っ込み、多くの敵艦を撃沈撃破し、
水中からは千隻の特殊潜航艦「蛟竜」(海軍兵学校校歌「江田島健児の歌」の「地に潜む「蛟竜」からとった名」から
泡の航跡が全く残らない日本海軍の世界に先駆けた発明九三式酸素魚雷が発射されて敵艦艇は次々に轟沈する。
この猛攻撃からしぶとく残った敵艦に対し、岩陰に隠れていた海軍兵学校六十九期満野功大尉率いる
第六十七震洋隊江ノ浦(静岡三津浜)など三千隻の「震洋」爆突特攻艇が轟々と暁に発進し
残る敵艦や上陸用舟艇に勇猛果敢に体当たり。それでも残る敵艦艇からかろうじて発進した敵の上陸用舟艇に対しては
波打ち際の水中に展開する五式撃雷を待って潜む予科練出身者や海軍陸戦隊古兵の精鋭から成る三千人の「伏龍」隊が
上陸用舟艇を爆沈させて波打際に寄付けないようにする。それでもかろうじて上陸した敵兵を
五重の陣地で固めた世界最強の本土決戦部隊が米戦車より強力な新開発五式重戦車と共に待ち構える。

敵戦車に対しては最新鋭の「ロタ砲」で、敵戦車M2を遠方から撃破し、更に敵が近づくと「櫻弾」で厚い装甲を撃ち破り、
もっと近づくと決死隊がチビ(ガラス球に人った青酸ガス)を戦車のスリット窓にぶつけて操縦者の目潰しをし、
次にキャタピラ破壊扁平爆弾を敵戦車のキャタピラの下に挿入してキャタピラを破壊し、敵戦車を動けなくし、
止まった戦車本体の下に戦車爆雷を挺身突撃隊が放り込んで擱座させる。

一方、上空の敵機には大東亜戦争決戦機として開発された世界最強
(戦後アメリカの実験で時速最大六九〇kmを記録し最高傑作機と評価された。)の
中島飛行機製二千馬力四式戦闘機「疾風」やゼロ戦の次世代戦闘機堀越二郎設計の三菱製「烈風」
敵グラマンF6F、ノースアメリカンP51を次々と撃ち落す。
更にB29キラーとして海軍空技廠設計九州飛行機先尾翼型機首と強力三十ミリ機関砲四門搭載の「震電」
時速七百粁以上という米軍戦闘機、B29より早い世界最速スピードで敵戦闘機に追い付き敵機を一撃で撃墜する。
又、B29の前方上空に廻り込んで四門の砲でアッという間にB29を撃墜する。
種子島海軍大佐が開発し石川島重工業製の世界初のジェットエンジン搭載の双発ジェット戦闘機「橘花」
B29を攻撃。甲液「過酸化水素オキシノリン・ピオリン酸ソーダ」と乙液「水化ヒドラジン・メタノール・銅シアン化カリウム」を
一〇〇対三六でミックスした脅威の推進力で 今迄達しなかった一万二千粁の成層圏まで
従来型の飛行機では十数分かかったのを僅か三分五十秒で急上昇できる時速九百粁の画期的無尾翼型ロケット戦闘機「秋水」
その先頭部に搭載する強力三〇ミリ機関砲二門が火を吹きボーイングB29を一撃で次々と撃ち落すとして行く。
運よく残ったB29も新開発の二万米に達する新高高度高射砲で撃墜されて行く。
だがこれら最新戦闘機を動かす燃料はどうするのか?

そもそも大東亜戦争が始まったきっかけは軍艦や航空機に必要な石油を米英蘭三国が対日輸出禁止して日本経済を窒息させようとし、
これに対してワシントンに交渉を行った甲案提示の野村海軍大将(大使)と東郷外相の秘策乙案を持った来栖大使が追いかけて米側と交渉。
ほぼアメリカが合意し日米和平が実現しようとしたのに対し、その翌日引っくり返り

「日本の全権益放棄とシナ大陸からの日本陸軍の全面撤退」を要求する蒋介石の言い分を通した文章を
共産主義者でソ達のスパイであったアメリカ国務次官補が草稿を書き、ハル国務長官がそれに署名した「ハル・ノート」の回答に、
これでは日本は到底合意できないので日本が大東亜戦争を始めたというのが第一の理由だ。

この戦争を始める理由になった燃料については、私の先輩で百歳の長寿を全うした帝国海軍機関学校第四十期生木山正義機関中佐と、
又、私の先輩東京帝国大学工学部桑田勉教授の研究により南方からの油を頼る事なしにパイン・ルート・オイルから
終戦直前十年分の燃料を創り出したのだ。これに加えて更に「太陽と水と大地」があれば永久に生産出来る
バイオ燃料を創り出す事に成功した。しかも空襲に耐えるため蒸留工場を全国に分散して建設し、製造した。

この蒸留装置製造を実現できたのは海軍艦政本部が木山中佐の依頼に全面的に協力し蒸留装置を急速に造り全国に設置したからである。
これで日本は永久に戦える燃料を終戦前に用意できたのである。

本土決戦では日本は必ず勝つとすべての陸海軍参謀は確信していた。一方、アメリカ軍上陸攻撃隊司令官は
戦後日本軍の陣立てを見て驚嘆し「米軍は上陸に三回失敗しただろう。上陸に三回失敗すれば米軍の戦力はほとんど消耗し、
戦争はベトナム戦と同様な状態となり、アメリカ国内で戦争反対の世論が起こりベトナム戦で米軍が負けたと同じく
米軍は日本から敗退せざるを得ない。もはや戦えないので日本に和睦(降伏)を申し出るしかなかったであろう」と述べている。


ポツダム宣言を発した米国大統領トルーマンは、急死したルーズベルトから戦争を引き継いだとき
「日本の国土は九十%が山森であり、攻めるのが非常に困難な地形である。しかも廻りは海で近づきにくい「不沈空母」である。
地形のみならず無傷の七百五十万の世界最強(マッカーサーが議会で証言)の日本陸軍が本土と東南アジアに展開し、
この敵とどう戦いどうやって打破する事が出来るか見当もつかない。」と溜息して日記に書いている。


実は日本を空襲したB29から「アメリカは鉄が不足して船をコンクリートで造りはじめたり、
男のパイロットが不足して女が飛行機に乗ったりしてアメリカは青息吐息だ。日本人よ、もう少しでアメリカが参るから、ガンバレ」
というビラが撒かれた。恐らく乗っていた日系二世が日本上空から撒いたと思われる。


一方、昭和二十年五月にベルリンに居た藤村義朗海軍中佐がスイスでルーズベルトの代理人キャノンと交渉し、
米側は「満州、朝鮮、樺太、千島列島(北方領土)は日本に残す。台湾は蒋介石と交渉してくれ。
この条件で停戦しないか。和睦は急いでやりたい。」と驚くべき提案をして来たが
海軍軍令部はこれを受けなかったと藤村中佐自身から私は聞いた。
これを継承したトルーマン大統領は、日本を降伏させるのは不可能で、どうにも打つ手が無く、手づまりだから
「ポツダム宣言」というフェイントのような宣言を出した。これは又、原爆投下をする言い逃れにもしたのである。
なぜフェイントのようかというと戦後、米、英、支のポツダム宣言の書類の実物を見ると、トルーマンしか署名していない事が判った。
イギリスもシナも署名していなかった。これから見るとトルーマンの一人芝居だったことが史実として判明した。

そしてドイツ攻撃用に急いで実験的に作ったファットマンとリトルボーイの一つづつの二つしかない原爆を投下し、
同時に数百個の原爆があるとウソの宣伝をして日本をおどした。


このフェイントのようなものに、まんまとお人よしの日本政府は引っ掛かってそのままのんでしまった。
これにはろくな返事も来ないだろうと思っていたトルーマン大統領自身もビックリした事だろう。
陸軍参謀総長、海軍軍令部総長という戦う陸海軍の責任者は前述のように本土決戦は勝つ見込みが充分あるから、
天皇陛下の御前会議でもポツダム宣言受諾に絶対反対し戦争継続を主張したのであるが、
天皇陛下が終戦の御聖断を下されたのである。
この会議室の入口で、特攻の海軍現場責任者の海軍軍令部次長の大西滝治郎中将が
「あと特攻機が千機あれば勝てます(実際は既に三千機が用意されていた)。」と意見具申したが拒否されたので、
大西中将はこれに抗議して切腹した。切腹の介錯も頼まなかったのは怒りの表現であろう。

一方本土決戦の帝都の空の護りとして厚木にある無傷の帝国海軍航空本土防衛隊は、
零戦設計者堀越二郎の新設計の四翼プロペラ延長回転軸式新型迎撃戦闘機「雷電」
川西航空機製「空戦フラップ」付の新鋭機「紫電改」などの一万機が厚木航空隊に温存され、
強くて米軍から恐れられたラバウル海軍航空隊などから集められた歴戦のベテランパイロットが手ぐすねを引いて待っており、
厚木海軍航空隊小園司令は終戦命令に絶対反対で最後まで降伏しなかった。
右の如く終戦時には「日本は負けていなかった」のは歴史的事実である。

小早川秋聲、二枚目、



「戦いのあと」です。

そして「終戦」の実態は「負ける」どころか「血気にはやり、戦いたい」陸海軍や士気旺盛の国民に
終戦を説得し抑えるのが大変だったというのが歴史的事実である。
しかしポツダム宣言に対して日本政府は「これは敵から申し出た和睦の条約」とまじめに甘く考えていて
これに乗ってしまったのである。アメリカの新聞は大喜びで「日本は無条件降伏」と事実とちがう報道を行った

アメリカの提示したポツダム宣言自体、八つの条件付であり、
これに加えて日本政府は「国体護持」という条件付きで受諾したので、
計九つの条件付和睦で「無条件降伏」は事実に反するのである。又、
ポツダム宣言にも日本の国としての無条件降伏とは一字も書いていない。
戦後の日本人が洗脳されて「敗戦」だとか「日本が無条件降伏した」と思っているのはまことに嘆かわしい。

さて日本は歴史上負けたことがなく、前例が無いので終戦のやり方が非常にまずかった。
通常どんな契約でも必ずネゴをして味方の条件を良くするものだ。現に藤村中佐のスイス交渉では、
ルーズベルト大統領が「満州、朝鮮、樺太、千島列島は日本に残す。台湾は蒋介石と交渉してくれ。」と言っているのだから、
この線に戻すことは可能性大だったのだ。だが今も昔も変わらぬ外国との交渉下手の日本政府はネゴをしなかった。
ところが和睦の条件の武装解除をして日本に武力を無くすると、アメリカは次のステップとして、
日本の陸海軍を廃止させた。これはポツダム宣言に入っていない。
更にアメリカはハーグ国際条約に反してアメリカ原案の憲法を日本政府に呑ませ
日本の政治家は一人として抵抗する「男」がいなかった。これは今日迄統いている。

又、進駐の翌朝から進駐軍は軍政を敷き、B円という占領軍貨幣を使わせ、日本経済をコントロールしようとしたが
重光外務大臣と側近の岡崎氏の命を懸けた交渉でこれだけは阻止した。軍政と通貨は、ポツダム和睦条件に入っていないのだ。
あたかも徳川家康が大阪冬の陣の和睦条件に外堀を埋めることとし人のよい豊臣方が呑んだら、
内堀も埋められて、次に難癖をつけられ夏の陣で滅ぼされてしまったのと同じ手法だ。


先に述べたようにアメリカは国際法で禁じられている行為、占領軍による憲法制定を強引に日本政府に呑ませ、
占頷下で手も足も出ない日本政府は屈服した。軍人は切腹したのに政治家はこの不法行為に抵抗する「男」が誰もいなかった。

一方、ソ進は日本との不可侵条約が厳として存在しているのに、日本が終戦の仲介を依頼しているのを知りながら
ノラリクラリとこれを無視し続け、日本に宣戦布告をした。樺太や千島列島の日本軍は上陸するソ進軍を撃退し、
又、関東軍と朝鮮軍は旺盛な士気で朝鮮半島北部でソ連軍を待ち構えていた。
しかしソ進軍は、終戦後不法に北方領土を占領したのみならず支那大陸にいた六十万人もの純心な日本兵を
「帰国させる」と偽って貨車に乗せ、シベリアに拉致し、重労働させた
上、洗脳されないものは帰国させないと脅して
共産主義教育を叩き込み、共産主義に洗脳された兵のみ帰国させ
日本の教育界、マスコミ界、労働組合、演劇界にもぐり込ませた。そしてGHQと共に日本を左傾させ、
学生も勉学そっちのけで革マル、中核、赤軍派など学生運動を繰り広げて
この学生が今や成人して政治家となり偏向した現政府の幹部となって日本を動かしている。
そして産業も沈滞し道徳は乱れ、これらは現在日本が弱体化している基本的要素となった。

この「終戦」の実情、つまり「戦意旺盛の陸海軍や頑張っている全国民をいかに説得してやめさせるか」が
終戦にするには大変な事で、「敗戦」どころの状態ではないのである。
この実態を知らない最近の日本人は「終戦」を「敗戦」と言い変えているのは史実に反する。
右に事実を説明したように実際に負けていない「終戦」と、負けたという「敗戦」は全く違うのだ。

昭和一桁初期以降に生まれた若い人は右に述べた本当の歴史を知らない。
だから日本政府の正式名称であり理論的に正しい「大東亜戦争」
(太平洋だけでなく、ビルマ・インド等も含めた戦争)を米軍の言う「太平洋戦争」に言い換えたり、
日本政府の正式名称「支那事変」を「日中戦争」と言い換えたり、
国際間の正式国名の「チャイナ」又は「シナ」と言わず相手におもねって、又はお世辞で
「中国(世界の中心の国)」と言っている。
「支那事変」は日本政府が正式に国家間での戦争と認めていないのだから、
日本政府は「事変」と言っている
のであり、この事実に反しているのを知らないで「戦争」というのは理論的にも誤っている。
又、「わが国」と言わず、他人の国のように「この国」と言っている人も洗脳されている人である。
占領軍は日本占領中新聞や手紙の検閲を行って「大東亜戦争」の使用を禁止し「太平洋戦争」を公文書に使うよう強制したが
日本は独立している今もって間違った表現の「太平洋戦争」という名前を使って占領軍のトラウマに囚われているのだ。

さて終戦の詔勅の文章を協議する会議で詔勅原案の中に「戦勢日に非にして」という文章があり、
某大臣から「日本は勝ったのか負けたのか?」と質問が出たのに対し阿南陸軍大臣は
「勝ち負けの定義を「日本が支配している地域の大きさと兵の士気」とすれば、
日本が戦争を始めたときの面積と現在(終戦時)の面積を比較すれば、現在(終戦時)の面積の方が大きい。
つまり日本はこの戦争で勝っていることになる。しかも兵の士気は旺盛で日本は最後には必ず勝つと信じている。」
と答え詔勅原案「戦局日に非にして」は「戦局必ずしも好転せず」と訂正された。
阿南大将は「本土決戦をやれば日本は負けないので、本土決戦のあと講和を結ぶ」との陸軍の主張が聞き入れられず、
御前会議で終戦が決定されたので、いさぎよく切腹した。これは計画されていた大掛かりな陸軍のクーデターも抑える効果もあった。

介錯も断った見事な切腹だった。
この様な信念と責任感旺盛で主張が通らなければ最後には自分の命を堂々と切腹して絶つという大臣は
現在の日本の大臣に誰一人いないのは、日本人が終戦後いかに堕落してしまったかを示すものである。

右のように終戦時は日本軍に停戦を説得するのが大変で、まして敗戦ではないのが事実だ。
終戦の詔勅について私の小学校も大学も同じ迫水久常書記官長(現在の官房長官)と私は公私ともに非常に親しく
迫水さんから終戦の御前会議の模様など色々重要な話しを直接迫水さん本人から問いた。
御前会議でおっしやった天皇陛下のお言葉をラジオで全国民に伝える正式な勅語の文章作成を迫水さんが任され、
迫水さんが一高で教わった漢文の先生である漢学者川田瑞穂に文章作成を依頼され原案を作成した。
これを大東亜省顧問の陽明学者安岡正篤が手を加え、とくにこの詔勅の原文の中に「義命の存する所」という言葉が重要であった。
全大臣が終戦の詔勅の文章を協議する会議が十一日夜から十三日夜迄続き、訂正箇所が四十ケ所もあり、
特に重要だった「義命」という言葉が某大臣から「辞書にないから「時運」にしよう」と提案があって書き直されてしまった。
そして「義命の存する所」が「時運の赴く所」に変更され正式の終戦の詔勅になった。
私の名前は「義郎」だが、この「義」という意味は「道徳に基づく人として行うべき正しいこと」の意味で
「義命」とは「信以て義を行い、義以て命を成す」意味であり 『「義命」の存する所』とは
普通にいわれる大義名分よりもっと厳粛な意味を持っている。国の命運は義によって造られて行かなければならない。
その義は列国との交誼においてもその治政においても信でなければならない。
その道義の至上命令に示す所によって終戦を選ぶのであり敗戦ではないという意味である。

簡単に言えば『日本はこれからは道徳に基づく正しい方向を行くべきだ』との意味であるが
『「時運」の赴く所』は「時の流れのままに」という意味で、全く違う意味になってしまった。
だから今日でも日本は「時運の赴く所」つまり世に流されフラフラ流されてリーダーシップがなく
国是も定まらない誇りのない国になってしまった。」と迫水さんが私に嘆いた。
又、終戦の御前会議で東郷外務大臣が陸軍が主張したソ連を仲介者にするという案に猛反対し、
仲介者を入れるなら「蒋介石を仲介にしたらどうか」と提案があったが
近衛文麿が「蒋介石を相手にせず」という声明を出し「汪兆銘による南京政府」が日本によりつくられているので
「蒋介石仲介はまずい」と横槍が入り、それではと不可侵条約を結んでいるソ連を仲介者にした。
結果はご存知の通り最悪で、ソ連は不可侵条約を結んでいる日本にかくれてヤルタで
米英支と日本をやっつける会談(ヤルタ会談)にこっそり参加し、日本からの情報はソ連を通じ連合軍に筒抜けになっていた。
毛沢東の中共軍と戦っている蒋介石は中共に勝つため日本に助けてもらいたいので
日本に非常に有利な条件で仲介しようと考えていた。戦後蒋介石は
「なぜ自分に相談しなかったのか。自分に相談したならもっとよい条件で日本が終戦出来たのに」とくやしがったという。

先般あるテレビ番組で「中国戦線で敗走する日本兵」というコメントと映像が出た。
私の記憶では支那事変で日本が負けた戦線は知らない。
そこでその担当者を呼び「どこの戦線で日本が負けたのか」と質問したが返事がなく
ごまかすので再度追求すると、結局「根拠がありませんでした」と白状し「おわび」が回答だった。
国の権威に関わる事実無根な「日本軍の敗走」を国民に誤報して、これを放送で訂正せず
口頭の回答で「おわび」でお終いにしている無責任さ。歴史を知らないのである。
元大蔵大臣の塩じいこと塩川さんも支那大陸に従軍し
「支那戦線で武器を持っていなくても日本軍の軍服を着ているだけで支那兵は逃げた」と体験談を話している。
ところで私は最後の海軍将校生徒であり、又、最後の東京帝国大学生でもある。
戦時中の東大総長は世界に誇る一万トン重巡の設計者平賀造船中将だったし、東京都知事は陸軍教育総監の西尾寿造大将
(その長男は現在ドクター中松創研の取締役営業部長)だったが、終戦時も日本のエリートは追放され
戦後の東大は左翼の南原総長になり、占領軍によって「ゼロ戦」を作った東大航空工学科、
世界一の戦艦「大和」を作った東大造船学科、戦後の米軍テストで米最新型グラマン戦闘機より命中精度が高かった事が証明された
ゼロ戦の機関砲を追った西村教授の東大造兵学科など日本を強く支えた研究の学科が強制的に廃止されただけではなく、
東京帝国大学正門にあった「菊の御紋章」がはぎ取られ、名前も「東京大学」となり、「東京帝大」が「東大」になった。
名前だけではなくこの新制東京大学の学力レベルは旧制東京帝国大学よりも四年以上下に学力レベルを下げてカリキュラムが組まれた。
麻布時代の成績が下の方の私の友人でも実際新制東京大学に人っている。
私達東京帝国大学学生十人に対して二十人の教授陣が取囲んで最高レベルの教育をし、
最高の実験装置を持つ東京帝国大学は世界のトップレベルだったが、新制東京大学の世界ランキングは
今年は世界二十四位までに落ちている惨状だ。又、東大の学生自治会は完全に左だった。
私は中立の丁友会理事として学生の健全化に努めた。


日本は軍隊の強さも世界一(マッカーサーが議会で証言)だったが戦後経済でもスイス、イギリス、ドイツを抜き
GDPはアメリカに次ぐ二位となり、次にアメリカも抜く勢いで、
アメリカでは日本を恐れて「ジャパン・アズ・ナンバーワン」という本も出たくらいだ。
そして一九九三年には日本人の個人所得はアメリカ人を抜き世界一になった。
戦争にもビジネスにも強かったのは当事の日本人が青年時代に兵隊に行き、気力も体力も鍛えられ、又、
まじめに高度な勉強をした昭和一桁初期の日本人(これを私は「超経験者」と言っている)による努力の結晶なのだ。

しかし占領軍による日本弱体化政策により戦後育ちは勉強も怠り、徴兵にも行かず、体力も気力も鍛錬されていないので、
体力的にも気力的にも弱く知識経験も少なく、国際競争に勝てない。最近の日本の男はすぐ泣く。
山一證券倒産の時に社長が泣いたのはその象徴だ。最近の若い男は草食系と言われ、やる気がなく泣き虫で、
私が教えているハーバード大学やMITに日本人留学生がいない。最近の日本人は留学するファイトもないのだ。
シナや韓国人が多数外国一流大学に留学しているというのに。
そして日本のGDPも二位から三位に後退し日本人の個人所得もかつての世界一から現在二十七位に落ち込んでいる。
日本はこの状況から脱却せねばならぬ。それには「超経験者」を指導者にして次世代若者を
十五歳から全寮制で肉体と気力を鍛え、道徳修身を勉強させ更に世界より高いレベルの教育をしてゆく事が日本再生の基本なのである。
戦争中、私の家の玄関ドアに鍵をかけなくても泥棒が人らなかった。しかし終戦後、
同じ私の家で厳重な鍵をかけても何回も泥棒に入られたことでも判るように戦時中立派だった道徳心が高い日本人に比べ、
修身を廃止した戦後の日本人の道徳の疲弊は驚くべきものがある

もう一度言う。「日本は負けていなかった」
これを裏付ける賀川豊彦のマッカーサーヘの終戦直後の手紙の一部を添付する。
『マッカーサー総司令官閣下』
陛下の詔書の一分前まで全国民の戦意は燃えに燃え陸海空三軍の銃口が一様に貴官各位の胸に向けられていた事も事実なのです。
総司令官閣下
貴官は去る28日の厚木進駐の指揮者から進駐が平和的に日本側の満足すべき心づかいの中に
先遣部隊の進駐を終了した報告を受けられたでしょう。
そして閣下は多数の日本人を眼前にされたでありましょう。そしてまたその日本人が口をキッと結んでいる表情に
気がつかれたことと思います。日本人は最後まで戦うつもりでいました。おそるべき原子爆弾がやがてわが身に落下する
ということを予想し覚悟しなかった者は只一人もありますまい。またたとえ身は焼かれても粉砕されても
戦争は陛下の指揮のあるまで続けてゆかなければならぬことを毛程も疑った日本人は一人もなかった事も事実ですが、
それが、陛下の詔書によって戦争から平和へ完全に変向しました。その決意の固さと新しい理想へ出発への努力が
閣下の見られる日本人のキッと結ばれた口もとの表情なのです。この様な民族が、国家が他に例を見ることができたでしょうか。』

最後に日本全国民が、もう一度「終戦の詔勅」を読むことを提案する。
そして負けていないのに終戦した無念さを思い起こし、そこに書かれている陛下が示されたこれからの日本の指針
「総力を将来の建設に傾ける事」「正しい道を進みその心を堅持」「国体の真髄を発揚」「世界の流れに遅れを取らぬよう」
を全国民が実行することが、我が国を立派だった古き良き日本に甦らせることなのである。

繰り返すが今迄「敗戦した」と殆どの人が思っている事は間違いであり、
史実は「日本は負けていなかったのだ」という事を再認識し、これからの各人の行動を百八十度転換する事が
日本再生の第一歩であることを確信し、日本が立ち直る起爆剤にするために本論文を発表したのである。




この記事にあるような終戦間際の戦力の充実?が 事実なら、

まさに大元帥陛下たる「昭和天皇」の、戦争指導の大失敗ということになるのではないのか?

初見の事実が多いのでねぇ。

やはり、原爆につき知見があったようですな、何故「核実験」を無人島でやらなかったのか?

ダメリカは必ずブルって日本への原爆投下を防げたかと思うのだが?

ますます「昭和天皇」への不審、疑惑、 深まったねぇ。

大東亜戦争における日本人戦没者数、3,100,000(概数)ですから。
(http://www.max.hi-ho.ne.jp/nvcc/TR7.HTM  ご参照)



初雪がⅢ

2011-11-17 11:42:22 | Weblog
 画は谷内 六郎(たにうち ろくろう)

 1921年(大正10年)~1981年(昭和56年)

 日本の画家、 「週刊新潮」の創刊号から表紙絵を担当。   作


 「朝」です。


☆晴れ、幾分寒気緩むが寒い。

さて、まずは、

◆http://twitter.com/#!/abe_yoshihiro
安部芳裕                  より抜粋、


#abe_yoshihiro 安部芳裕
NY円、77円01~11銭
http://www.47news.jp/CN/201111/CN2011111701000171.html
1時間前

#abe_yoshihiro 安部芳裕
東日本大震災:福島市コメ高線量 「国の検査、何だった」 農家に動揺広がる
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20111117ddm041040198000c.html
1時間前

#keijimoriiVet 森井啓二
今回予定されているイランの核施設への空爆を実施した場合、
ホルムズ海峡閉鎖により原油の流通が途絶える可能性ありと専門家の分析。
☆http://www.washingtontimes.com/news/2011/nov/14/
 Attack on Iran could risk Gulf oil supplies
 Powerful option if Israel hits nukes
よくて1週間、最悪数か月間日本の原油供給の大部分が止まる可能性。
2時間前

#abe_yoshihiro 安部芳裕
米国民の精神疾患治療薬の使用が増加
http://jp.wsj.com/Life-Style/node_344887#
米国では5人に1人が抗うつ剤などを使っている
2時間前

#nobito2012 Akihiro Kumada
輸出企業のために巨額の為替介入をして無駄金にする財務省と通貨量を絞る日銀。
この異様さはなんなのだろう?  やっぱり狂っているのか?
RT @abe_yoshihiro: 為替介入で大損こいたわれらの「8兆円」は一瞬にしてドブに捨てられた!
☆http://gendai.ismedia.jp/articles/-/26336
2時間前

#chococo_536 namico
11日に高橋はるみが瓦礫受け入れを表明した件。
受け入れ自治体は非公表って…道民をなめるのもいい加減にしてもらいたい。
避難してきた方たちのことも、何も考えていない。おまけに、
TPP報道のゴタゴタに紛れて表明した感が許せない。北海道から出ていけ! 
#高橋はるみリコール
11月15日


谷内 六郎、二枚目、



「雪狼?」です。


以前にも書きましたが、「在日米軍はオーストラリアへ出てゆけ!」と。

レイシストはレイシスト同士、つるめばいいのですよ。

はじまったようですなぁw 支那のミサイルが怖いのですよ。

沖縄然り、グアムも射程の範囲内、要は命が惜しいwのさ。

家族連れの軍隊だ、安全にタカレルのが大前提ということ、

日本は加えて「思いやり予算」たっぷりのレジャーランドですからなぁ、

へばり付いて離れなかったのだが、命には変えられんかww

◆http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111111-00000078-jij-int
時事通信 11月11日(金)
米海兵隊、ダーウィン駐留へ=中国の軍事力拡大が背景―豪紙

【シドニー時事】11日付のオーストラリア紙シドニー・モーニング・ヘラルドによると、
オバマ米大統領は来週の訪豪時に、豪州のアジアへの玄関口である北部の都市ダーウィン近郊に
米海兵隊を駐留させると発表する。豪州には現在、米軍の戦闘部隊は駐留しておらず、
中国の軍事力拡大への懸念が強まる中、米豪同盟の強化を図る動きとなる。

同紙によると、シドニー大学のアラン・デュポン教授は、海兵隊の豪州駐留について
「全ては中国の台頭によるものだ」と説明。中国の軍備現代化、
特に日本やグアムに駐留する米軍に対する中国の新世代ミサイルの脅威を指摘し、
こうした背景から米軍は再配置に動き始めていると述べた。 



在日米軍は「役立たずの居座り強盗」でしかない。

ここを冷徹にみることからでしょうな、まだまだ洗脳が醒めておらぬ人達が多いね。


谷内 六郎、三枚目、



「電車のカバン」です。


いい記事ではないのか?

◆http://yokodo999.blog104.fc2.com/blog-entry-445.html
陽光堂主人の読書日記 2011-11-16
『ショック・ドクトリン』ナオミ・クライン著、岩波書店(その1)


この本は2007年に出版されたものですが、我国と世界の未来を考える上で、非常に重要な一書です。
著者はカナダのジャーナリストで、1970年生まれですからまだ若く、才媛と言うに相応しい人物です。

我国でも、財界やマスコミを中心にグローバリズムが礼賛されていますが、
その実態が如何に悲惨で非人間的なものか、本書は余すところなく暴いています。

これだけのことを書いて、よく無事でいられるものだと感心します。

本書の副題は、惨事便乗型資本主義の正体を暴くとなっていて、
タイトルの「ショック・ドクトリン」は「惨事便乗型資本主義」を意味しています。
この言葉はまだ人口に膾炙していませんが、欧米、特に米国の政策を論ずる際には、欠かすことのできない概念です。

ショック・ドクトリンの元になっているのは、経済学者のミルトン・フリードマンの学説です。
国による規制を一切取っ払って、完全に市場原理に任せれば、理想的な経済社会が実現する

というのがフリードマンの考え方です。このフリードマンの「学説」が実際に適用されたのが1970年代のチリで、
その結果どうなったかと言えば、貧富の差が拡大してチリの社会は崩壊してしまいました。

当時のアジェンデ政権は、理想的な社会民主主義を実践していましたが、
米国の大企業はこの政策に不満を持っていました。そこで彼らは、
自分たちに利益をもたらしてくれる政権にすげ替えようとして、チリにクーデターを引き起こしました。
その結果樹立されたのが、悪名高きピノチェト政権です。

ピノチェト政権は、恐怖政治を行いました。問題のありそうな人物を連行したり、見せしめに殺したりして、
人々を恐怖に陥れたのです。国民は、クーデターというショックに加えて、
いつ命や自由を奪われるかも知れないというショッキングな状況に置かれました。

こうしたショック状態に置かれた時、人々は正常な判断ができません。
そうしたタイミングを狙って、政府はフリードマン流の市場原理主義を採り入れました。
今でもスタンダードになっている規制緩和・民営化・緊縮財政」の三点セットです。その結果、
多国籍企業が乱入して、チリの富を根こそぎ奪い去りました。
もちろん、ピノチェトらはそのお零れに預かっています。


先日官邸を訪れたキッシンジャーが、この企ての中心人物だったことはよく知られています。
キッシンジャーの悪行はこれに限らず、無数にあります。
彼の手は血に染まっており、こんな人物を官邸に入れてはいけないのですが、
今の民主党政権はお仲間ですから、丁重に遇しています。

チリを皮切りとして、アルゼンチン、ボリビア、ブラジルなどの中南米諸国はもちろん、
ロシアや東欧、東南アジア、韓国、レバノンやイラクといった具合に、
ショック・ドクトリンに基づく富の収奪は世界中に拡大して行きました。

その毒牙は、当の米国にも及んでいます。
911はショック・ドクトリンの典型で、911以後米国に辛うじて残されていた自由も剥奪され、
経済格差も一段と進行しました。カトリーナなどのハリケーン後に見られた弱者切り捨て、
大企業向けの復興という唖然とした政策も、ショック・ドクトリンで上手く説明できます。
まさに、「惨事便乗型資本主義」です。

本書の中に、日本についての記述は殆どありません。言及される時も、
ショック・ドクトリンを仕掛ける欧米側の一員として登場します。
ショック・ドクトリンの先兵の一つがIMF(国際通貨基金)ですが、
我国はこの悪の手先に米国に次いで多額の出資をしていますので、一味と見られても仕方ありません。

だから、我国にも大きな責任があるのです。

悪の財務省は、IMFにも多数の人を派遣しており、消費税増税の提言などをIMFの名で行っています。
他国のみならず自国の国民にも苦しみを与えようというのですから、
この連中は碌な死に方をしないでしょう。

1970年代からスタートしたショック・ドクトリンには我国も加担していますが、
それまではむしろ被害者の立場でした。ショック・ドクトリンの源流となった考え方は、
フリードマンなどよりもっと古く、米国建国時まで遡ると思われます。
あらゆる汚い手を使ってインディアンを殲滅して国土を奪った時点で、
ショック・ドクトリンの原型は出来上がっていたと見るべきでしょう。

(更に起源を遡れば、イギリスに行き着きますが…)

幕末に黒船が現われて我国は開国することになりますが、これもショック・ドクトリンの手法です。
その結果、不平等条約を結ばざるを得なくなりました。米国は、砲艦で日本から富を収奪したわけです。

精神分析者の岸田秀氏は、「この時日本は米国に強姦された」と表現しています。

そして、広島・長崎に原爆が落とされましたが、これはショック・ドクトリンの最たるものです。これで、
米国の属国になることが確定しました。米国は、
原爆投下のショックで茫然自失している日本人を6年半に亘って占領統治し、
二度と反抗できないように徹底管理しました。
我国の政治が、未だに対米追随路線から脱却できないのはこのためです。

戦後、我国は「民主主義国家」になったと言われていますが、実際には「米国第一主義国家」で、
学者の中にはこれを「原爆民主主義」と呼ぶ人もいます。まさに言い得て妙です。

我国は米国にショックを与えられ、彼らの子分として惨事便乗型資本主義の片棒を担がされているわけです。
だからこの構造を変えるのは容易なことではありません。しかし、311の大震災で流れは変わりました。

311の震災は人工地震の疑いが濃厚ですが、これはまさにショック・ドクトリンで、
最終的な日本収奪がこれから行われると見なければなりません。

被災地が放置されているのは、ショック・ドクトリンのお馴染みのパターンで、
ハリケーンに襲われた米国南部や、大津波後のインド洋沿岸でも同様の光景が見られました。
そしてこれ幸いと、大企業向けの復興事業が始まるわけです。
宮城県知事が、企業の漁業参入に言及したのはそのためで、これはショック・ドクトリンのセオリーです。

そしてTPPも、ショック・ドクトリンの三点セットである「規制緩和・民営化・緊縮財政」を基本としていますから、
同じ流れの上にあります。TPPが大企業の利益にしかならないことは、言うまでもありません。

このままでは、ショック・ドクトリンによる世界支配が現実のものとなりますが、上手くは行くとは思えません。
彼らはやり過ぎたのです。さすがにここまで来ると、可笑しいと思う人が増えています。
TPPに反対する人が多いのもその一つで、米国は、大震災や原発事故でショック状態にある日本人が
ここまで理性的な対応を見せるとは思っていなかったことでしょう。

日本人は天災に慣れていることを、彼らは失念していたようです。
地震が起きると、外国人は非常に慌てふためますから、あれだけの地震と津波に襲われれば、
日本人は茫然自失し、どうとでもなると思ったのでしょう。


今はネットが普及していますから、嘘ばかりつくマスコミ報道に騙されない人が増えています。
本書のような良書の登場で、更に目覚める人が増えると予想されます。
この本は上下合わせて700頁余りの大著ですが、どこの書店にも置いてありますから、よく売れているようです。
少しずつ流れは変わっているようです。



厄災の元凶、「米帝=アングロサクソン&ユダ金・連合」の遣り口ですが、バレバレですな。

始末が悪いのが日本国内におる奴らの手兵、工作員の大集団ですよw  おるわおるわ、呆れるばかり。

その切り崩しの第一弾が民主党による「政権交代」だったのだが、クーデター政権に乗っ取られてしまっておる。

それもバレバレですから、また切り崩すまでのこと。 第ニ弾開始なのですよ!

初雪がⅡ

2011-11-16 11:27:23 | Weblog
 画はベルナール・ビュフェ Bernard Buffet

 1928年~1999年 / フランス  / 新具象派

 ベルナール・ビュフェ美術館・静岡県駿東郡長泉町
 http://www.buffet-museum.jp/               作

           
 「アトリエ 1947年」です。


☆曇り、ぐんと冷え込む。

さて、野豚はもう、グシャグシャですなぁw 

TPP、日本参加ならば、我も我もと、カナダ、メキシコ、はては、

支那もロシアも関心あり、ときましたよw

これじゃアメの狙う「ブロック経済圏」ではなくなってしまいますよ、大笑いだ。

この悪だくみ、早々に頓挫するのではないのか?

ダメリカは尻に火がついておるから、やいのやいの急セかせるだろうが、

ノラリクラリだらだら引っ張っておれば、ダメリカ国家破綻で、わやわやになるねぇw

早く潰れてしまえ! 腐れ死神が。


ビュフェ、二枚目、



I.N.R.I」です。 「IESVS NAZARENVS REX IVDAEORVM(ユダヤ人の王、ナザレのイエス)」とのこと。


◆http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/4f67f372d4ad5a002203799be83e4054
暗黒夜考~崩壊しつつある日本を考える~ 2011年11月16日
ギリシャ? イタリア? 財政破綻の”本丸”はユーロ圏ではなくやはりアメリカ


☆http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-24147620111114
米財政赤字削減めぐる特別委、23日までの超党派合意諦めず
[ワシントン 13日 ロイター]


ここ最近の経済関連ニュースをみていると、
そのほとんどがギリシャの”後釜”イタリアの財政難に関するものであり、
「ユーロ崩壊」を喧伝する内容一色である。
しかし、ギリシャ・イタリアの財政赤字など、アメリカのそれに比べてば随分マシな方と言ってよいであろう。

勿論、ユーロ圏の各国も深刻な財政危機に瀕してはいるが、以前のエントリーよりコメントしているように、
世界経済の”最大のガン”はどうみてもアメリカであろう。
今は「ユーロ一色」で騒いでいるマスゴミ連中も、もう間もなくすれば、
再び「アメリカのデフォルト危機」を叫んでいることであろう。

アメリカが”計画倒産”とも言えるデフォルト騒ぎを引き起こしたことは、つい3ヶ月程前のエントリーにて
コメントした通りであるが、今度は今月23日までに
1.2兆~1.5兆ドル(約100兆円)の「財政赤字削減案」を取り纏めなければ、
再びアメリカの財政危機が俄然クローズアップされることになろう。



※参考1「アメリカがいよいよデフォルトの危機 ~”計画倒産”のXデイは8月2日?~」
http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/3d27efaf83792cda36fc56d827b3f976

※参考2「アメリカのデフォルトが濃厚に ~着実に準備されつつある「計画倒産」~」
http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/740a34c3a5526f6f1afd0048c4ff9038


アメリカ議会の現状をみると、民主党が富裕層への増税等の「増税重視策」を主張しているのに対し、
共和党は社会保障費削減等の「歳出削減重視策」を謳うといった具合で対立し、日本の2大政党同様、
相変わらずやる気のないグダグダな議会運営がおこなわれている。

もし、期限である23日までに解決策が議会可決されない場合、何が起きるのか?

その場合、アメリカは今後10年間で1.2兆ドルの歳出削減が強制的に発動される
という事態に陥ることになるのである。

そして、この1.2兆ドルの実に半分にあたる約6000億ドルが「国防費」というのであるから、
三度の飯より戦争が大好きなアメリカにとっては死活問題であろう。

これはアメリカが長らく実行してきた「侵略戦争」の実現を困難にし、
”戦争経済”(ウォーエコノミー)によりどうにかこうにか生き長らえてきた
アメリカ経済の仕組みそのものが崩壊する
ことに繋がるであろう。

それと同時に、大国アメリカを二分してきた勢力のうち、ブッシュ家らネオコン一派をはじめとする
「アメリカ戦争屋」たちがいよいよ息の根を止められるであろう。
一連の「アメリカのデフォルト騒ぎ」については、ある意味、
この2大勢力による”覇権争い””お家騒動”と言ってもよいであろう。

一方、日本では、沖縄米軍基地問題の話題になると、
相も変わらず「日米安保の深化」「アメリカの抑止力」といった親米派のコメントが聞かれるが、
そんなものはもはや”妄言”である。

今や死にかけの”末期患者”たるアメリカに、日本を守るカネもなければ大儀もないというのが現実である。

米軍基地移設問題にしても、本質的には、アメリカ本国が叫んでいるというよりは、
基地移転によって”利権”を得ようと画策している輩どもが、日米入り乱れて騒いでいるだけのことである。
(話が長くなるので詳細についてはまた別の機会にコメントすることとしたい)

ただ、今回のアメリカの「赤字削減案」を巡る騒ぎも、最後の最後には8月同様、
また”問題の先送り”で決着するというのが個人的な予想である。
漠然とした物言いであるが、アメリカが”計画倒産”的にデフォルトするには、まだ期は熟しておらず、
引き鉄が引かれるのは、あらゆる”負の遺産”を一掃できるよう、万全の準備が整ってからとなるであろう。
それにはもう暫し時間がかかるように見受けられるということである。

しかし、もし今回、1.2兆ドルの歳出削減のトリガーが引かれれば、
忽ちにして「アメリカのデフォルト劇」が現実味を帯び、その影響たるや甚大なものになるであろう。

着実に起きつつある覇権を巡る”パワーシフト”による衝撃波は、
いずれ大火となって全世界を巻き込むことはもはや避けられず、問題はそれがいつかということである。

そしてその時が到来すれば、”計画倒産”によって莫大に積み上がった米国債を全て踏み倒し、
文字通り身奇麗になったアメリカは”再生”(リセット)を果たすことであろう。

この”自作自演”の猿芝居によって、最も強い衝撃波を受けることになるのは、
米国債を大量に保有し、これを手放すことを許されない”属国”日本である
ことは想像に難くない話である。



◆http://alternativereport1.seesaa.net/article/235207454.html
オルタナティブ通信  2011年11月14日
GM破綻で、老後の生活資金を失った日本の高齢者達に大量の自殺者が出ている


オバマ大統領の最大政治資金源である銀行ゴールドマンサックス

このゴールドマンサックスが日本の長期信用銀行を乗っ取り、新生銀行を創立した際、

ゴールドマンサックスは10億円で、長期信用銀行を「買収」した。

なぜか、その際の、買収の「仲介業者」も、ゴールドマンサックスであり、

日本政府はゴールドマンサックスに、仲介手数料として10億円支払っている。

ゴールドマンサックスは買収金額として10億円を日本政府に支払い、

日本政府は、その10億円をゴールドマンサックスに、「仲介手数料」として返金している。


事実上、「タダ」で、日本の大手銀行をアメリカ金融界に「差し上げた」事になり、

アメリカの支配下にある日本の、「宗主国=アメリカ」への、上納金である。


事実上「無料で」日本の長期信用銀行を「乗っ取り」、新生銀行を作り出したゴールドマン・サックス。

このゴールドマン・サックスは、その後、新生銀行株を発行し、

日本の金融市場から1兆4400億円を「手に入れ」、その利益を、そのまま米国に持ち出した。



通常これだけの利益には、5300億円の税金が課されるが、

「何故か米国人には課税しない」としている不平等な「日米租税条約」により、

ゴールドマン・サックスは、1兆4400億円を日本から「無税で」奪い取って行き、

金融監督庁に「力づくでツブサレタ」長期信用銀行の社員達は大部分クビになった。


この金融「自由化」の、どこに日本と米国の間での「平等」が存在するのであろうか。

貿易自由化=TPPの、これが、正体である。



なお、昨年、世界最大であったアメリカの自動車会社GMが破綻した。

東京三菱UFJ銀行と、その傘下の証券会社は、「世界最大のGMが倒産するはずが無い」として、

最も安全な投資先として、GMの社債を日本人の高齢者に売り付け、

40年間サラリーマンとして働いた高齢者の退職金をGM社債に「投資させていた」。

この高齢者の退職金は、全て、紙クズとなった。


老後の生活資金を失った高齢者には、自殺者が複数、出ている。


GMは、こうして社債=借金を「踏み倒し」、営業を再開し、

本年、世界第一位の売り上げを上げ、自動車業界の売り上げトップとなった。

しかし、昨年、踏み倒した借金の一部でも、返済する気は全く無く、「踏み倒したまま」である。

自殺する日本の高齢者達は放置されたままとなっている。

外資の「手先」となった東京三菱UFJ銀行も、全く責任を取ろうとしていない。


欧米人の投資家には、紙クズ化したGM社債の「代わりに」、新生GMの株式が与えられ、

欧米人は、一応、「納得」している。

一方、日本では、株式の新規配当は、法律上、新株発行となり、監督官庁への「届出」が必要となるが、

GMは、その届出を「行っていない」。

日本の、退職金をGM社債に投じた高齢者達には、

「紙クズ化したGM社債の、代わりに、新生GMの株式が与えられていない」。

「欧米人だけ、救済する、日本人など、知った事ではない」と言う、人種差別である。

金融自由化によって欧米に投資した日本人高齢者は全財産を失い自殺し、

アメリカ企業は、「貸した金を返済せず、踏み倒し、利得を得」、

欧米の投資家は保護され、日本人は人種差別を受け、財産を略奪されている。


「貿易・自由化によって、対等で、平等な条件で、TPP参加国が、取引を行う」等、

全くのウソ・虚偽である。

真っ先に自由化した、金融業界の、人種差別的な実態が、それを明証している。


ビュフェ、三枚目、



「VINS CAFÉ」 ? です。


◆http://toshiaki.exblog.jp/
古川利明の同時代ウォッチング
◎2011年 11月 10日


#今日(=11・14)発売の『アエラ』が、東大ビョー院に入院した天皇陛下について、
「本来であれば、入院中の時期に、フクシマ第1原発所チョーの『吉田昌郎』からハナシを聞く予定だった」と、
「字」にしておったな。一応、病名は「気管支炎」かあ。
確かに、疲れが溜まっておったっていうことはあるんだろうが、東大ビョー院に入っていくときの、
11・6の20時過ぎの写真を見る限りでは、そんなにやつれておるというふうには見えんし、
元気そうだったよなあ。
そういえば、昭和天皇が、すい臓ガンだったかいなあ、最後、入院したときに、
当時、nhkの社会ブで皇室担当しておった橋本大ジローとかによる、
「体温、脈拍数、下血の量etc」の、「ご容態報道」の垂れ流しがスゴかったが、今回は、全然、
「ご容態の数値」を、宮内チョー長カンのハゲ田は、全然、公表せんよなあ。
ひょっとして、吉田昌郎が、フクシマ第1原発のジコ状況の「真相」を、うっかり陛下に喋ってしもうたら、
かなわんってことで、諸々、それを「食い止めた」ってことはねえのかなあ。
で、アエラの記事を見てると、天皇は今度のフクシマ第1原発で、相当、いろんなカンケイシャと会うて
ハナシを聞いておるんで、フクシマ第1原発のジコとか、かなりの情報を持ってるっていうカンジだな。
今年の誕生日のカイケンでは、そのへんもピャーッと吐き出して、喋って貰うた方がエエかもしれんよなあ。
あの上杉隆や寺澤有とかは、「陛下のカイケンに参加させろ!」って、全然、言わんよなあ。
上杉んとこの、その自由報道キシャ倶楽部かよ、宮内チョーのキシャ怪を差し置いて、
「天皇カイケン」ぐらいセットできんで、どうするんだよってカンジだよなあ。
官邸だの、サッチョウだの、桜田門なんて、正面玄関でのうても、
ナンボでも裏口から入っていくルートがあるからなあ。


#で、今日(=11・15)、東大ビョー院の院チョーがカイケンして、天皇陛下の様子について、
「気管支炎が長引いて、39度近い熱が出ることもあり、せきetcの症状も続いている」かあ。
精密ケンサすれば、深刻な病状かどうかは、わかりそうなもんだからなあ。
疲れが溜まってるってのは、あるんかもしれんよなあ。でも、いつだったかいなあ、
「半島との縁(ゆかり)発言」かあ、確か、誕生日のカイケンだったよなあ。
アレなんかは、かなり踏み込んだ発言だったと思うが、むしろ、周りが気を使って、
「余計なことを喋られても困る」と憚ってるブブンもあるような気もするんだが、ワシの勘ぐり過ぎか? 



先月の末に、鬼塚英昭 「日本のいちばん醜い日」 成甲書房、を買いました。

正直な所、あまり読みやすい本ではありませんねw 資料集みたいなもんですから。

凄まじい内容ですよ、まだ、一部読んだだけですけど。  いづれ折にふれ。

まさに「事実は小説よりも奇なり」ですなぁ、 事実?だとして。



初雪が

2011-11-15 11:10:08 | Weblog
 画は歌川國貞(三代豊國)(1786年)~(1864年)

 号は、香蝶楼・一雄斎・五渡亭など         作


 「染分紅地江戸褄 そめわけてもみじのえどづま」です。


☆予報どおり雪がはらはら、積もらぬと思いますが初雪です。

今年の冬は酷寒になるのではないかなぁ?

国際情勢も厳冬に向かうようで、

◆http://eagle-hit.com/
2011年11月14日
欧州金融安定ファシリティー(EFSF)は「冗談」!

イタリア、デフォルトやユーロ圏離脱のリスク=ルービニ氏

著名経済学者のヌリエル・ルービニ氏は12日、ロイター・テレビとのインタビューに応じ、
イタリアの緊急財政改革では調達金利が低位安定する公算が小さく、
さらに思い切った対策を講じなければ、デフォルトやユーロ圏離脱のリスクが浮上するとの見方を示した。 
ギリシャ、ポルトガル、スペインについても、ユーロ圏離脱のリスクがあると指摘した。

ルービニ氏は2008─09年の世界的な金融危機を予測、「悲観論の帝王」の異名をとる。
同氏は「今後12カ月の間にイタリアの『プランA』が機能しなくなる可能性が高い」と指摘。
「イタリアは債務再編を迫られる可能性があり、将来的にはユーロ圏離脱に追い込まれる恐れがある」と述べた。
「イタリアは市場へのアクセスを失う可能性が非常に高い。再び取り戻すことは不可能だろう」との認識も示した。

欧州金融安定ファシリティー(EFSF)については「冗談」としか思えないと発言。
レバレッジを活用してEFSFの資金力を1兆ユーロに引き上げる案も同様であり、
国際通貨基金(IMF)も十分な金融支援を提供できない恐れがあるとの見方を示した。

同氏は「ECB(欧州中央銀行)がある時点で最後の貸し手としての役割を止めれば、
IMFと欧州の限られた資金をかき集め、それでも資金が足りないという事態に陥るだろう」と述べた。
ギリシャについては、今後12─18カ月以内にユーロ圏を離脱する可能性が「非常に高い」と予想。
ポルトガルも「ギリシャのように無力だ」と述べた。【ロイター  10:47】



高債務国のユーロ離脱は時間の問題である。

破綻すべきものは破綻し、残るべき物は残る、という必然に帰結することになろう。

EFSFが「冗談」だとするルービニ教授の指摘は正しいだろう。

金融工学というペテンやまやかしは、金融市場崩壊の元凶でもあるのだ・・・。


國貞、二枚目、



「雪月花之内 雪」 「ゆめのあわ雪」 「関ノ戸の雪」 「師走ノゆき」です。


アメポチおやじですらw

◆http://kkmyo.blog70.fc2.com/blog-entry-809.html
中韓を知りすぎた男 11月14日(月)
牙をむいたアメリカ                 より抜粋、


アメリカ社会では以前ヒスパニック(メキシコ系、ラテン系)人口の増加が
問題になっていましたが、この10年間を見ればアジア系が急増しています。


インド系は70%増加し284万人、中国系は45%増しの340万人
さらにフィリピン系38%、ベトナム系38%など大幅に増加しています。

その中でも米国に居住する韓国系住民はこの10年で一気に250万人に達する
と推定されています。

特に韓国系は米国全域に分散せず、特定の地域に密集して住み、
投票権行使などを通じた政治力に影響を与え、
重要な臨界値を超えていると警戒されています。



このようにアメリカ社会では従来の黒人系とヒスパニックにアジア系を加えると
もはや圧倒的に白人の数を逆転しています。

マイノリティーが増加の一途にあるということは、アメリカ社会の実情は、
公表されている数字以上に貧しいということが出来ます。
失業率9.5%、実際は15%を超えているといわれています。


全米各大都市の街頭で目立つホームレス達、公園でテントを張って住む人たち、
車のなかで寝起きする人たち、無料給食所に長蛇の列、
しかも以前のようにマイノリティーばかりでなく白人も大勢まざっています。



ダメリカ社会の変容が加速しておるということですよ。

ケネディ暗殺(1963年11月22日金曜日)でダメリカの何かが終焉したわけです、

以降、ユダ金が表舞台にもでてくるようになったのでは。

日本へのタカリ・寄生が始まったということですよ。


國貞、三枚目、



「山姥  旭わくる山また山や雪の朝  薪水」です。


いい分析ではないのか、

◆http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/rimansyoltukuuwamawarudaihatan.html
長周新聞  2011年11月4日付
リーマンショック上回る大破綻
 ~欧州危機巡る記者座談会~


 ブロック化で世界争奪戦 


「100年に1度の経済危機」といわれたリーマンショックから3年がたったが、
この夏場過ぎから世界経済がもう一段の変調を来し、深刻な様相を帯び始めている。
ギリシャの債務危機を発端にした欧州の財政危機と金融危機が叫ばれ、
世界の株式市場や通貨が日日安値を記録し、経済活動が縮小している。
このなかで日本ではTPPや大増税、普天間など強硬路線があらわれている。
日本の諸現象を理解するためには、世界が今どう動いているかを見ざるを得ない。
世界の情勢、とくに経済情勢はどうなっているのか、世界はどっちに向かって動いているのか、
記者座談会を持って論議した。

A:世界中が欧州ソブリン危機で大騒ぎを始めている。今あらわれている変化の特徴から見てみたい。

B:ギリシャの財政危機は昨年からずっといわれていた。いよいよ債務不履行・デフォルトが避けられないところへきて、
  九月くらいから慌て方が尋常ではなくなっている。ヨーロッパの金融機関が抱えてきたギリシャ国債が
  焦げ付く羽目になるから、欧州各国やIMFなどがさんざんもめた末に金融支援をして、
  債務の50%を削減して収拾する提案をした。これを「50%毀損だから債務不履行であるが債務不履行ではない」
  という金融財政秩序などふっ飛んだ形のなんでもありのやり方だった。
  しかしギリシャ国内でも緊縮政策に反対してストライキが連続している。パパンドレウ首相が
  「国民投票で支援受け入れを決定する」とやったことから、世界の株式や通貨がいっせいに下がって、
  ドイツやフランスが飛び上がっている。ギリシャが破綻するとポルトガルやスペイン、イタリアといった
  南欧五カ国にも飛び火する。これらの国国が借金踏み倒しの債務不履行をやると、
  大量の国債を購入してきたヨーロッパの金融機関が倒れる。
  すでにギリシャ危機で大手銀行のデクシア(仏系ベルギー)が破産したが、次次と倒れたら
  世界中がリーマンショック時の金融危機どころではなくなる。

C:夏場以降、中国やブラジル、インドといった新興国の通貨や株価が急激に下がり始めた。
  手持ちの資金に困ったヨーロッパの金融機関が新興国から資金を引きあげ始めたからだ。
  新興国の通貨は平均で二割くらい落ち込み、株式も急降下してバブルがはじけ始めている。
  株も証券も通貨も国債も危ないというので投機資金も行き場を失い、ヘッジファンドもつぶれたりしている。
  そのなかで、各国の通貨がみなヤバイというので投機資金が円に投機して円高がひどくなっている。
  円高でやっていけないというので海外移転だと騒いでいる。

B:新興国からマネーを引きあげているが、石油や金といった現物市場に流れているかというと、
  こっちも下降線をたどっている。不景気で売れないからだ。世界的に経済が縮小していることをあらわしている。
  ヘッジファンドも株や証券、国債などが暴落のすう勢になって業績悪化や破綻があらわれている。

C:全世界的な危機が進行している。ヨーロッパの経済が縮小しているから、中国も輸出が伸びない。
  ヨーロッパ依存がもともと強いからだ。企業業績が落ちて倒産するのも出てくる。

  パナソニックが薄型テレビから撤退したが、モノが売れないなかで製造業も競争が過酷で、
  弱い部分から淘汰され始めている。

D:欧州ソブリン危機は、リーマンショック以上の危機になると予想されている。世界的な金融恐慌、世界大恐慌だ。

 
新興国も危機波及 破綻のたびに経済危機拡大 米金融機関も


B:リーマンショックの後、米欧は量的緩和で札を刷りまくり、その投機資金がアメリカやヨーロッパから
  BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国の新興四カ国)といわれる新興国になだれこんだ。
  サブプライム破たんのあとは新興国がバブルを引き継いで世界経済を牽引するのだといわれていた。
  しかしこれが3年も保たなかった。
  この間、ターゲットになった新興国では、通貨高や急激なバブルに頭を抱えていた。
  しかしこの1~2カ月で今度はいっきに資金が引きあげられ、通貨安、株安、バブル崩壊の危機がもたらされている。
  90年代末のアジア危機のときと同じように、すさまじい量のマネーがいっせいに引きあげられている。
  中国もヨーロッパ経済が縮小して、輸出が停滞している。

A:今度の欧州ソブリン危機は、リーマンショックの延長線上にある。
  返済能力のないサブプライムローンなどを組み込んだ証券をつくり、それを格付け会社が優良証券と評価し、
  世界中に買い込ませて、アメリカの住宅バブル崩壊で、イカサマ金融が暴露された。
  イカサマ証券をかかえた金融機関がマヒしたが、それをアメリカもヨーロッパも
  量的緩和による紙幣の大増刷や膨大な財政支出で金融機関を救済して破たんを回避してきた。
  しかし今度は各国の財政危機となってあらわれた。それは国債を買い込んでいる金融機関の危機となってあらわれた。
  財政危機が原因で金融危機になっているのだが、それを財政支出で回避する、
  つまり金融危機の原因をもっと大きくするという絶望的なことになっている。どうしようもなくなっているのだ。

C:欧州危機はもっぱらギリシャのせいのようにされているが、問題はそれだけではない。
  デクシアの破綻に際して、同社が抱えていたギリシャ国債は4000億円程度だった。
  しかしフランス政府がデクシア解体で出した政府保証は9兆5000億円にものぼる。
  ほかにもっと大きな問題があったわけだ。ヨーロッパの金融機関は
  サブプライムなどのボロ債権を大量に抱えたままのようだ。この総額が相当のものだと見られている。


B:米国の金融機関も欧州各国の国債を抱えている。
  破綻したMFグローバル(米ヘッジファンド)は欧州の国債が原因とされた。
  米国の金融機関もサブプライムその他の焦げ付きを大量に抱えているのが実際だ。
  CDSの保証率を見たら、欧州の一部銀行よりもゴールドマン・サックスの方がはるかに上回っている。
  マーケットで破綻が噂されるような事態だ。ヨーロッパが噴いたらアメリカも危ないし、
  決して対岸の火事ではすまない。サブプライム危機、ギリシャ危機といって破綻が繰り返されるたびに
  火に油を注いで、ますます炎上していく。

D:サブプライム・ローン債権はヨーロッパの金融機関も大量に抱えていた。
  それをいったん量的緩和でしのいできたが、弱い部分のギリシャから噴いた。
  EUに統一してギリシャからすると強いユーロになった。
  ドイツから見ると弱いユーロになって競争力が強いうえに、安いユーロだからもうかった。
  ところが競争力のないギリシャからしたら、独自の通貨であれば通貨切り下げで対応できたが、
  ユーロ全体を守らなければならないためガタガタと崩れた。
  そして食い物にしてきたフランスやドイツも青ざめている。しかも、
  ギリシャがゴネていうことを聞かないから、確執もひどくなっている。

 
円高の中TPPも 日本市場奪い中国と対抗する米国 軍事と連携


B:日本国内では「超円高」があらわれて経済を直撃している。
  大企業の海外移転に拍車をかけるものになっている。タイの洪水で「日系企業400社が被災」というニュースを見て、
  みんなが「そんなに海外移転していたのか!」と驚いたが、この調子で産業が空洞化したら仕事はなく、
  国民生活が成り立たないのは当たり前だ。

A:世界的にはリーマンショック後に通貨戦争が熾烈になって、自国通貨の切り下げにムキになってきた。
  このなかで通貨が上昇しているのが円だ。円高というのはドル安だ。
  つまりアメリカは必死に量的緩和をやってドルを刷りまくってきた。
  自分のところの債務を棒引きさせ、輸出をテコ入れするのに躍起になってきた。その結果、
  日本は円高に直面している。そしてTPPを持ってきた。
  TPPはオバマがいっているように、単純にいえば対日輸出を二倍にするためのものだ。
  大きく見ると経済のブロック化がある。
  大恐慌のなかで、経済のブロック化を進めて、大抗争をやろうということだ。
  アメリカは日本を完璧な隷属下において市場を奪ってしまうとともに、中国と対抗するためだ。
  ヨーロッパはEUでブロック化し、中国・アジアがもう一つの大きなブロックだ。
  そうしたなかで中国との緊張局面が出てきている。TPPは単純に農業だけの話ではない。
  中国はASEAN各国との関係で独自に東アジアとつながりを求め、日本も鳩山・小沢ラインがそっちに進もうとした。
  ところがアメリカから恫喝されてTPPにつながれた。

D:TPPで輸出産業をテコ入れするといっても、自動車でいえばすでに現地生産が主で輸入関税は今二・五%だから、
  これがゼロになってもたいした輸出増にはならない。輸出の障害の一番大きいものは円高だ。
  TPPは中国排除のブロック化だから、それに対抗して中国が欧州と関係を強める方向に行ったら、
  日本はアジアのもっとも大きな市場を失うことになる。貿易相手国はアジアの方が大きいのに、
  その関係を断ち切ってアメリカになびいても、良いことなどないのはわかりきっている。大変な輸出激減だろう。

  TPPは経済の問題だが、軍事・戦争の問題と密接につながっている。
  危機に立ったアメリカが徹底的に日本を隷属下に置いて、他のブロックと競おうとしている。
  戦争接近の要素を持っている。
中国が空母を動かしたと騒いでみたり、普天間問題を動かそうとしたり、
  次期戦斗機の整備など軍事的な動きが慌ただしい。

C:TPPにベトナムやシンガポールが入っているが、中国を中心に動くアジア市場を分裂させて
  アメリカに取り込む狙いが露骨だ。これと南シナ海を巡る騒動などがセットで軍事的緊張ができている。
  中国封じ込めをやりながら、人民元の通貨切り上げを再再要求しているのがアメリカだ。
  金融面での衝突も鋭いが、それは軍事面での衝突でもある。

A:世界のブロック化による争奪戦が激しくなっている。だからTPPを気狂いのように推進したりする。
  やることが強引になっている。リビア侵攻を見ても、NATOが軍事介入してカダフィという一人の指導者を撃ち殺してしまう。
  イラクでもそうだが大義名分もなにもなく戦争を仕掛け、国としての統一を破壊して大混乱させ、
  それこそ「外資の自由」で資源を奪っていく。まともな神経ではない、ならず者時代だ。

  文明が発達した結果、史上最悪の野蛮時代になっている。
  口を開ければ「民主化」というが、アメリカの民主化とは独裁という意味だ。


 
金余りと貧困拡大 世界の冨牛耳る0・5%の億万長者


B:アメリカ経済も後退がすごい。住宅需要も悪いし、失業率も回復せず9%台で高止まりしたまま。
  ウォール街占拠デモのような行動が始まり、「格差をどうにかしろ!」というのが世界的な要求になっている。
  「1%の富裕層と99%の貧乏人」というのが一つの言葉になっているが、
  この間の金融資本主義で一方では富が有り余るほど蓄積され、もう一方ではとことん搾られて
  食料さえ満足に得られないような貧しさが広がってきた。これに対して反撃が始まっている。
  矛先が金融資本そのものに向いている。金融支配に対して立ち上がっている。

D:資本主義のなかで富を作らない者が生産者が作った富を収奪して成り立っている金融。
  これが世界中で荒稼ぎをしてきた。その結果が今につながっている。

  先進国だけでなくエジプトやチュニジアでも「アラブの春」が起きた。

B:クレディ・スイスが昨年発表したレポートを見てみると、世界の富の38・5%、およそ4割を
  0・5%の億万長者(100万㌦以上の資産を保有)が握っていると分析している。
  大王製紙のドラ息子ではないが、持っている奴は持っているのだ。しかしこれをもっと細かく見てみると、
  「ビリオネア」と呼ばれる10億㌦(約7800億円)以上資産を持っている人間が約1000人。
  その下に「超富裕層」と呼ばれる5000万㌦(約390億円)持っている金持ちが8万人いるといっている。
  世界人口は70億人突破というが、「ビリオネア」は700万分の1、
  つまり0.00000014%ということになる。「超富裕層」は7万分の8、つまり0.00011%にすぎない。
  「1%と99%」どころではない。

A:みんなは金がない、国家財政も危機、金融機関も危機だというが、持っているヤツは持っている。
  日本の大企業は250兆円の内部留保を抱えている。世界的にもそうだ。
  世界に金がないのではなくて、あり余り過ぎているのが世界の現実だ。あり余る金を抱えている奴らがいるから、
  圧倒的な大多数が貧乏になっているのだ。富裕層との格差も、80年代からすごく広がっている。
  経営者と労働者の賃金格差は以前は数十倍くらいだった。それが今は、
  年収200万円の非正規雇用がいる一方で、大企業のCEOというのが10億円以上報酬をもらっていたりする。
  単純計算でも500倍だ。

D:資本主義の矛盾が暴露されている。一方の側にあり余る富が蓄積され、他方に貧困がすさまじい。
  世界にはあり余る金がたまり、商品があふれかえっているのに、貧乏人があまりにも増えすぎて買えない。
  企業が大競争でもうけるために労働者を失業させ、働く者もパートかアルバイト派遣のような奴隷状態にして、
  消費購買力がどんどんないようにして、つくった商品が売れずにパンクしている。
  働かない者が富裕層で、働く者が貧困層という世の中だ。
  働かずにあり余る金を抱える人間の金を政府が巻き上げて、
  働くみんなが買い物ができて、食っていけるように変えないと解決できない。



新自由主義が破綻 戦後資本主義の結末


A:リーマンショックの延長としての欧州ソブリン危機だが、
  大きく見て80年代からの新自由主義の破たんとしてあらわれている。
  もっといえばアメリカを頂点とした戦後資本主義世界の破たんだ。
  戦後最強の帝国主義となったアメリカだったが、ベトナム戦争の戦費が増え、ドイツや日本の復興でドル危機となり、
  1971年の金・ドル交換停止のニクソン・ショックとなった。

  その後変動相場制になったが、金交換をしなくなったドルはその後刷りまくってきた。
  そのためどんどんドル価値を下げてきた。基軸通貨だから世界中がドルを使わなければならない関係だ。
  1㌦=360円だったのが今や1㌦=75円まで下がり、60円台までいくと見られている。
  そして80年代レーガン、サッチャーからの新自由主義だ。アメリカは産業の競争力がなくなったが、
  情報通信と金融の技術革新で、軍事力とセットにして世界支配の再編に乗り出した。
  金融工学と称して金融詐欺師的な商売をやるなど、
  生産に投資できない膨大な資金を使って金融マネーゲームでもうけることをおもに追求する経済構造にしてきた。

  産業資本は株価至上主義が迫られ、短期の業績を上げなければ企業買収にさらされるという状況で、
  生産原理を無視した大競争が強いられた。
  金融資本の利潤獲得の自由のためにあらゆる社会的な規制を撤廃する市場原理、
  新自由主義改革、各国への市場開放が強制された。
  人人が働いて富を生産する産業、食料生産も医療も、教育も文化、メディアも、そして行政機構も、
  社会性、公益性、公共性が否定されて、個別企業の金もうけの道具とされた。
  市場原理とは、ヘッジファンド原理、資本の金もうけの自由原理であった。
  世界は腐りきった利ざや稼ぎどもが好き放題に支配する転倒状態となった。それでは世界は成り立たない。

  人間の社会は、働いて物を生産することが基本であり、
  金融資本がもうける原資も生産活動から生まれた利潤からだ。
  働く者に寄生する者が、生産活動を破壊して社会がやっていけなくする。
  世界にはガンどころではない巨大な悪性腫瘍ができた状態なのだ。これをとり除かなければ世界はやっていけない。

B:新自由主義は社会主義の転覆とセットであらわれてきた。
  ソ連、東欧の社会主義崩壊の90年前後、西側は「資本主義の永遠の繁栄」と叫んだ。
  ところが資本主義世界のこの結末だ。
  今の新自由主義支配の下での、貧富の格差、社会の崩壊の状況を見ると、
  社会主義の存在が世界中の人民の生活にとってひじょうに大きな意味があったことを示している。
  それはソ連、中国だけの話ではなかった。社会主義が帝国主義と対決している条件のなかで、
  資本主義国内でも労働者、働く者への譲歩があったということだ。
  「社会主義よりいいんだ」と思わせないと帝国主義の方がもたなかった。

 
全国的政治斗争へ 生産原理、公益優先の社会に活路


社会主義を転覆させたのも新自由主義だが、これを崩壊させることによって
ムキツケの新自由主義、金融資本原理が大手を振ってきた。しかしここまできて、
資本主義の下では生きていけないし、世の中がもたないところへきている。その打開の方向が求められている。

A:生産を破壊する資本原理とたたかって、生産を発展させる働く者の原理が支配する社会だ。
  働く人民が家畜のような扱いを受ける社会ではなく解放される社会だ。
  個別競争、個別利害優先ではなく、社会的な利益、公益優先の社会、働く者の共同でつくる社会だ。
  戦争ではなく平和、対米隷属ではなく独立した日本社会だ。

D:東北復興を見ていても、生産活動を回復しなければみなは生活できない。
  大企業やゼネコンが乗り込んで、ガツガツ利権をあさっている始末だ。
  それで放置されたのでは地元の被災者は生きていけない。強欲だが、社会を維持できない支配勢力なのだ。
  失業、貧困と戦争の接近、資本主義の極だ。たたかわなければ生活はできない。

B:世界資本主義がここまで来て、帝国主義間争奪が激化し、戦争の危機が迫るとともに、
  革命が迫っているというのが情勢の根本的な特徴だ。
  民主党政府は、自民党政府がやった新自由主義改革による日本社会の破壊に対する国民の怒りによって
  自民党が倒されたことによって登場した。鳩山から菅とアメリカよりにすすみ、
  野田民主党政府は東北被災地は住民は難民にして外来資本の収奪の場にしながら、
  TPP参加、大増税、普天間移設を強行しようとしている。

  大恐慌・資本主義の危機が深刻になり、世界的な争奪戦が激化するなかで、
  アメリカを救うために日本を食い物にし、戦争の盾にするというものであり、
  これとの全国的な政治斗争が求められている。


C:TPPというが、日本は既に相当巻き上げられ、食い物にされてきた。
  アメリカはドル札を刷りまくってドル安にし、この円高によって日本政府や金融機関が山ほど抱えていた米国債は、
  1㌦=120円くらいの時期と比較すると4割近く吹っ飛んだことになる。
  ドルのインフレ政策によって紙切れだ。8月末に続いて今度もいれて13兆円ほどドルを買ったというが、
  それは一時的なもので円安にはならない。投機資金の方が膨大なので太刀打ちはできないのだ。
  これはアメリカ国債を買うもので、アメリカに寄付をする意味しかない。アメリカがそれをやれと強制している。
  野田政府は飛び上がってやったのだ。まことに売国政府だ。
  東北の被災地復興のために大増税というが、アメリカへの寄付は躊躇がない。それが日米関係だ。
  TPPによって日本は身ぐるみはぎ取られるというものだ。アメリカも余裕がなくなってムキになっている。


B:野田政府は消費税の10%への増税をやる気だ。非正規雇用ばかりで若者はまともに生きていけないようにし、
  農漁業もボランティアの勤労奉仕のようになり、中小商工業者も必死でやっているなかで、
  そして消費購買力がどんどん下がっているなかで、なにが増税かだ。
  アメリカ国債を売り払えばいいし、大企業の250兆円の内部留保を取り上げたらいいんだ。

C:野田政府は、普天間基地の辺野古移転を固執し、岩国の愛宕山の買収による米軍住宅建設に道を開こうとしており、
  ソマリアや南スーダンへの自衛隊派遣をやろうとしている。
  とくに中国との戦争体制を強めている。ひじょうに危険な情勢だ。


大衆世論は大転換進行


B:大恐慌で危機だというのは一つの面であり、もう一面では大衆世論のすばらしい転換が始まっている。
  礒永詩祭の反響も5年前とは様変わりになっている。被爆者、戦争体験者はもちろん、小中高生の反響が鋭いし、
  労働者とか商店のおばさんとか、働く大衆が衝撃的に受け止めている。
  無私の奉仕をする精神とか、自分の命を捨てて人のために尽くすとか、大衆に学んで自分を鍛えていくとか、
  そういう人民の根底に流れる精神が発揚されている。「極限の場で鑑賞にたえる芸術」というが、
  みんなの生活自体が極限的になっている。とりわけ子どもたちには極限社会の実感が強い。
  資本主義の展望などだれも感じていない。このなかで展望を見出している。
  劇団はぐるま座の『原爆展物語』の反響もどんどん鋭いものになっている。

A:たたかう人民のなかに新しい時代を担う力があり、未来の展望があるということだ。
  世界的には大恐慌という極限状態が進行している。その下での大恐慌の深刻化であり、
  帝国主義的な争奪戦の激化だが、そういう敵の方ばかり見ていたら絶望的になるだけだ。
  そうではなく働く人民の方を見たら展望が出てくる。
  そういう人民の力を全国的に結びつけていく政治集団を結集していくこと、
  そういう私心なく人民に奉仕する思想の新しい政治集団を結集していくこととともに、
  全国的な政治斗争がまきおこる、そういう急速な発展が始まる情勢だと思う。
  みんな黙ってはいないし、行動を求めている。



まさに「戦時下にある日本」なのです。

様々な矛盾が軋轢をいや増し、沸点に達しつつあり、ある意味「革命前夜」の様相を呈しつつある。

カリスマ指導者が出現すれば、一気に体制大転換の兆しありですよ。

ヒトラーなど誰も望まぬが、衆望を集めれる人材が待たれますねぇ。

何度も申し上げておるが、現下の情勢では、「震災復興」を第一義として、

「脱原発」、「反消費税増税」、「反TPP加入」の三点セットで勢力結集すること。

「独立平和党」とでも名付けた新党を立ち上げ、小沢が腰が重いのであればこだわらず、

亀でも河村たかしでも頭に据えて、「救国政権」樹立で戦えば、必ず勝利疑いなしかと思う。

国民はそれを望んでおるし、支持すると思う。   行動あるのみではないのか?

しかも、急いで、できれば年内にも。




冬めく日に

2011-11-14 10:47:38 | Weblog
 画は豊原國周(とよはら・くにちか)
 
 天保6年~明治33年(1835-1900)     作


  「千種花音頭新唄 ちぐさのはなおんどのしんうた」です。


☆晴れたり曇ったり。

昨日もご観覧、3,392PV ありがたいことです。

おぞましい話から、気分一新、パッと華やかな絵にしました。

「仮名手本硯高島・千種花音頭新唄・善悪両輪妙妙車」

河竹黙阿弥著とあり、明治の草双紙のようです。


あれこれと、 しかし、野豚の馬鹿っぷりには驚いた、

こいつを選んだ民主党議員の半分、売国は同罪ですよ、落選運動だな、

◆http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/post-63fd.html
植草一秀の『知られざる真実』
2011年11月14日 (月)
◎TPP騒動で明らかにされた三大政治重要事実      より抜粋、


TPPをめぐる1ヵ月は、野田佳彦氏によるTPP交渉参加表明という出来レースで決着したが、
これは舞台の第1幕に過ぎない。
 
この芝居の後半に大どんでん返しが控えている。
 
もちろん、TPPに日本は参加しない。
 
そして、野田佳彦氏は退場する。
 
これが、日本国民の意志であり、日本の意思だ。
 
最後に、落ち着くべきところに落ち着く。

<略>

この1ヵ月の騒動ではっきりしたことは次の三つだ。
 
第一に、野田佳彦政権が完全なる対米隷属政権であることが明白になったこと。
そのように私も推察してきたが、その事実が、誰の目にもはっきりと分かるようになったことの意味は大きい。
だから、「売国どじょう」なのである。
 
第二は、日本政治の支配権を保持する第一の存在が米国であることがはっきりと姿を表したことである。
戦後日本政治構造の支配者を、米官業政電の五者であると主張してきた。
そのなかで、その中核に位置するのは、米国であると述べてきた。ピラミッドの頂点に米国が位置し、
その支配下の正方形の各頂点を、官僚、大資本、利権政治屋、電波産業が占めているとの構造を描いてきた。
 
TPP騒動は、この真実を多くの日本国民に知らしめる結果を招いたのである。
 
第三は、「みんなの党」が対米隷属政党であることがより鮮明に示されたことである。
「みんなの党」こそ、2008年から警戒し続けてきた「偽装CHANGE」政党なのである。
 
戦後日本政治構造の刷新を求める主権者国民の声を吸収するように見せかけ、その実、
これまでの米官業、あるいは米官業政電の利権複合体による日本政治支配を維持することを目指して
組成されたのが「みんなの党」なのである。


國周、二枚目、



「今様五人男 按の平兵衛」です。


ネットゲリラ、二発ですw

◆http://shadow-city.blogzine.jp/net/2011/11/tpp_4137.html
2011/11/13
TPPで拳銃が自由に買えるようになるぞ!


TPPで、銃の所持がアメリカ並みに自由化されるという話が出ているんだが、まぁ、
全米ライフル協会から訴えられたらたしかにそうなる可能性は否定できないわけで、つうか、
自動車の左側通行は非関税障壁だと訴えられても不思議じゃないし、
何から何までアメリカに合わせないと、際限もなく訴えられる可能性があるわけで、
前代未聞の話なんだが、ところで野田泥鰌がグズグズしてたら、さっそくアメリカから
キッシンジャー、ジョゼフ・ナイ、アーミテージと、コワモテのジャパン・ハンドラーズたちが勢揃いで来日して
脅しくれるという、素晴らしい光景が展開されたわけです。非常に分り易い。つうか、どんだけアメ公焦ってるの? 
という話になるんだが、銃の所持が自由化されるというのは満更ガセでもないので、さぁ、
ジックリ話し合ったらいいんじゃないですか? ちなみにポルノに関して言えば、
既に児童ポルノ禁止法そのものがアメリカの圧力で作られた法律だし、
既にAmazonでも強姦物が実質的に販売禁止になっていたり、すっかりアメリカルールに変えられているわけで、
次に何が起きるかというと、オンナが苛められるSM物の禁止とか、
男女の絡みシーンで女が「ダメ」とか「イヤ」とか口にしてはいけない、「はい」とか「もっと」とか、
肯定的な言葉に限るとか、何だか味も素っ気もないモノになりそうだw


☆http://uni.2ch.net/test/read.cgi/news/1321093765/
TPP三大デマ TPPで銃規制撤廃/TPPで大麻解禁/TPPでモザイク除去


◆http://shadow-city.blogzine.jp/net/2011/11/tpp_1a22.html
2011/11/13
TPPで英語しゃべれない公務員・会社員はみんな馘首


TPPは、多分、潰れるだろうね。すべての物品やサービスがアメリカ基準に合わせられるなんて、
そんな馬鹿な事が出来るわけがない。つうか、これから揉めればもめるほど、TPPの賛成率が下がるし。
銃器所持が合法化されるとか、メートル法が禁止されてヤードポンド法になるとか、
全ての公務員が英語を義務付けられ、英語しゃべれないヤツは馘首になるとか、
何を言っても「それはないから」と言えない、全てが「ありうる話」なので、
ガセも含めて嫌がらせ情報が垂れ流しになるし、日本国民の間で嫌米感情が高まるばかりで、
アメリカにとっても良いことは一つもないだろう。
コレでアメリカの没落に拍車がかかるだけの結果に終わります。ザマーミロw


☆http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20111113-OYT1T00394.htm
(2011年11月13日17時38分 読売新聞)
TPP、日・米政府発表に大きな食い違い


【ホノルル】12日の日米首脳会談について、米ホワイトハウスが文書で発表した概要によると、
野田首相は環太平洋経済連携協定(TPP)交渉について、すべての物品やサービスが対象となる考えを示した。

米側の発表によると、会談で首相は「TPP交渉への参加を視野に、各国との交渉を始めることを決めた」
とオバマ大統領に伝えた。大統領は「両国の貿易障壁を除去することは、日米の関係を深める歴史的な機会になる」
と歓迎する意向を明らかにした。

その上で、大統領は「すべてのTPP参加国は、協定の高い水準を満たす準備をする必要がある」
と広い分野での貿易自由化を日本に求めた。首相は
「貿易自由化交渉のテーブルにはすべての物品、サービスを載せる」と応じた。

大統領は首相に、日本のTPP交渉参加に向け、米議会との交渉開始をカーク通商代表に指示すると明言した。
同時に、米国内の農業、サービス業、製造業の関係団体との交渉を始める方針も示した。

     ◇

これに関連し、日本政府は12日、
「今回の日米首脳会談で、野田首相が『すべての物品およびサービスを貿易自由化交渉のテーブルに載せる』
という発言を行ったという事実はない」とのコメントを発表した。

日本側が米側に説明を求めたところ、
「日本側がこれまで表明した基本方針や対外説明を踏まえ、米側で解釈したものであり、発言は行われなかった」
と確認されたとしている。



これから、ボロボロ悪だくみがバレ始めるわけだw

歴史も伝統もない、たかだか建国300年程度の、人種の吹き溜まり国家が、

逆を規律するなどあってはならぬ不条理wですよ、裏付けは暴力だけだから、無理なんです。

来年あたり、まさに断末魔そのものの内戦状態突入もあり得る落ち目の三度笠がさw


國周、三枚目、



「雁も帰る初そら」 「若水の寿三 河原崎権十郎」です。


皮肉を利かしておりますなぁ、

◆http://richardkoshimizu.at.webry.info/201111/article_48.html
2011/11/12
反TPP勢力に米国から強力な助っ人!


「米国の対日貿易赤字の7割は自動車関連が占める」
(正直に翻訳:実は完成車だけでなく、重要部品を日本からの輸入に頼っているので
やっと一応走る車がなんとか作れている。)

「TPP交渉参加は、日本に都合の良い通商慣行を正当化し、重要な通商合意の進展を妨げる」
(正直に翻訳:関税撤廃で日本車が安くなり、米人の誰一人アメ車を見向きもしなくなる。)

その通り! 関税撤廃などしなくてももとから米国市場は日本車の独壇場。
それに大幅な現地生産が行われているのでTPPほとんど無関係。

関税ゼロで値段が半分でもアメ車を買う変態趣味者は日本にはほとんどいない。
◯◯の比率より少ない。毎週壊れるアメ車を受け入れる修理工場がない。
販売店網がない。売れる車を作っていない。右ハンドルがない。

一時、「趣味者」が試しに買ってみてもすぐに壊れて評価ガタ落ち。
二度と手を出さず。ただでもいらない。よって、TPPでアメ車の輸入は増えない。

高くても燃費、リッター60キロの新型プリウスの方がいい。米自動車業界にエールを送り、
彼らの反TPP行動をサポートしようではないか! カミカゼ~ 情報感謝。


☆http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20111112-OYT1T00291.htm
(2011年11月12日11時14分 読売新聞)
米自動車業界団体、日本のTPP参加に反対声明

【ニューヨーク】米自動車大手3社でつくる業界団体「米自動車通商政策評議会」は11日、
日本が環太平洋経済連携協定(TPP)交渉に参加することに反対する声明を発表した。

同評議会のマット・ブラント代表は、米国の対日貿易赤字の7割は自動車関連が占める、と指摘。
その上で、「日本の自動車市場は先進国の中でも最も閉鎖的だ」と主張し、
日本のTPP交渉参加は、「日本に都合の良い通商慣行を正当化し、重要な通商合意の進展を妨げる」と批判した。

同代表は、米自動車産業はこれまでのリストラで国際競争力を強化し、
雇用創出などで米経済の回復の先導役を果たしている、と主張。
TPPへの日本の参加は「これまでの努力を危険にさらす」との警戒感を示した。米国では、
自動車産業が集積するミシガン州知事や同州選出の上院議員も日本のTPP参加に反対する声が出ている。


コメント

*遊星から来た兄弟 2011/11/12 21:44

アメ車がクズ(Rubbish)なのはアメリカやイギリスのアングロなんとかと言われる国々でも常識です。 
私がアメリカやイギリスに駐在していた時にも、現地の皆さんから買うなら日本車かドイツ車。 
間違ってもアメ車やフランス車は買っちゃダメって口をそろえて言われましたもん。 
それにね、そんなわけで、いまやアメ車もその部品の重要なところは殆ど日本の企業が抑えてるのよね。 
まあGMなんか馬鹿だから最近韓国の部品メーカーからの調達増やしてるみたいだけど、
結局短期的なコストの上限に振り回されてる馬鹿どもが購買やってるし、
白人独特の組織上、縦や横の情報シェアという概念が希薄だから、組織力が出せず空中分解も時間の問題。
おっと、JEWに乗っ取られた日産もそういう会社の仲間入りして久しいです。 
公用語はいま英語と言う事になってますが、そのうちイーディッシュ語になるのは時間の問題。 

日産は最早日本の企業ではありません。 
そしてその悪いところをもっと馬鹿な本田という会社がまねしようとしているのが最近の自動車業界。 
それに比べて富士重工、いすゞ、スズキは立派!




いつまでも「自動車業界」が主導産業でもなかろうよw

産業にも寿命がある、昔は炭鉱が景気良かったのだが、今は見る影もない。

新しい産業が生まれてくるのではないかねぇ、新時代の蒸気機関ですよ、それが日本から。

「黎明は日本から」なのですよ。

雪虫やⅤ

2011-11-13 11:09:04 | Weblog
 画は歌川芳虎(一猛斎芳虎)

 生年未詳~1888年頃か   作


 「四季之内」 「早冬」です。


☆晴れ。

何と、昨日のご観覧、4,395PVのようで、このところ御来場は暇なので、

いささか驚きました。 どなたか名画をご覧に来られたのか?

手前は311は「米帝」によるテロ説ですので、こいつは電波と思はれる方?の御来場減ってます。

ひところより百名様以上減りましたかね、小沢も腰が重いと批判してるしねw

立ち位置は変えませんよw  言いたいことは言い続けるつもりです。


芳虎、二枚目、



「三河英勇傳 源家康公」です。


まずは、 

◆http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/post-e851.html
植草一秀の『知られざる真実』
2011年11月13日 (日)
優柔不断売国どじょうが農業・保険医療を破壊する      より抜粋、


野田佳彦氏の行動は日本の首相の行動ではない。米国の植民地日本総統の行動である。
 
このような人物を日本の頂点に居座らせることは、日本の国民にとっての不幸である。
一秒でも早く、首相の座から引きずり降ろさねばならない。
 
参議院で野田佳彦首相に対する問責決議案上程の可能性がある。
 
衆議院では野党が内閣不信任決議案を提出するべきだ。
 
国会会期中、一度の提出ということであれば、不信任案が可決されるタイミングを見計らって提出することが望ましい。


野田佳彦氏の記者会見での発言は、「TPP交渉への参加」ではなく、「TPP交渉参加国との協議開始」だった。
 
このような曖昧な表現を用いるところに、器の小ささがよく表れている。
 
記者会見を一日延期したこともそうだ。
 
TPPは日本の国のかたちを変えてしまう超劇薬である。
 
日本のことを第一に考えるなら、TPP参加は明確にNOである。
 
そのことを明確に示せばよいだけのことだ。
 
この判断ができないところで、日本の首相として失格だ。



その通り!

お笑いと言うかw  何ともはや、

◆http://www.asahi.com/politics/update/1112/
TKY201111120192.html?utm_medium=twitter&utm_source=twitterfeed
TPP、首相さっそく厳しい洗礼 加盟国会合招かれず

オバマ米大統領が12日朝にホノルルで開く環太平洋経済連携協定(TPP)交渉9カ国の首脳会合に、
野田佳彦首相が招待されない見通しであることが11日わかった。
9カ国が積み上げた交渉の成果を大枠合意として演出する場に、交渉参加を表明したばかりの日本は場違い
との判断が背景にあるものとみられ、TPP交渉の厳しい「洗礼」を受ける形だ。

日本政府の一部には、野田首相がアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議前に
「交渉への参加」を表明すれば、TPP首脳会合にも招待される可能性があると期待があっただけに、
落胆が広がっている。TPP交渉を担当する日本政府高官は「日本(の出席)は少し違うということだろう」と語り、
現時点では、出席できない見通しであることを認めた。

昨年11月に横浜であったAPEC首脳会議の際にも、TPP関係国の首脳会合が開かれ、
当時の菅直人首相がオブザーバーとして招かれ参加していた。(ホノルル=尾形聡彦)


◆http://raizen.seesaa.net/article/234806311.html
世界の真実はどこにあるのか2011年11月12日
TPP反対 野田首相は確信犯ではなく正真正銘の○○だった!

☆http://www.youtube.com/watch?v=W4PWF9byypc&feature=player_embedded
2011年11月11日 TPP参加表明記者会見 野田内閣総理大臣 ノーカット版

これまで私は、野田首相は今明らかになっている問題を認識しつつアメリカに媚を売る
確信犯ではないかと思っていたが、実はそうではなかった。
他人を侮辱するような言葉は嫌いであるが、野田首相は確信犯ではなく正真正銘の無能であった。

これほど国民が反対の声を上げているにも関わらず、11月11日時点においてTPPの事を、
その内容を全くと言ってよい程、理解していなかったことが国会答弁で明らかとなったのだ。
記者会見においてもまだ「内容について国益を守るために交渉する」と発言しているが、
日本が交渉に入れる頃、つまり来年5月には協定内容は決まっており、
日本は交渉には入れないことを無視していることでも無能ぶりが良く分かる。

無能というかバカというか、言葉にならないほどの愚か者である。

11日の国会答弁で明らかになった野田首相の無知は概ね以下の内容である。

1.TPPが国内法よりも上位に位置することを知らず、国内法で保護出来ると思っていた。

2.ISD条項の内容を全く知らなかった。

3.関税について原則10年間で全廃となることを知らず、保護できる関税を日本の都合で
  残せると思っていた。

4.今から交渉参加を表明しても各国の承認が必要であり早くても半年後であり、実質的
  に交渉へ参加出来ないことを知らなかった。

5.TPPによる経済効果よりASEAN+6による経済効果の方が大きく日本の国益にかなう
  自由貿易協定であることを知らなかった。

また、TPPによってGDPが10年間で2.7兆円増加するという試算を根拠に政府は経済効果が有ると主張しているが、
この試算は”農水業関連の現在の関税や規制を守ったまま”というTPPとしては有り得ない条件付きでの試算であった。

さらに、激しい価格競争に曝される農家を保護するための補助費などの予算措置の試算も全くなされていないことが判明。
無知で無能で無策な政府であることは明々白々である。

11日、参議院での佐藤ゆかり氏の質疑を紹介します。
野田首相のバカぶりをとくとご覧下さい。

http://www.youtube.com/watch?v=XJtWmYBNKck&feature=player_embedded
佐藤ゆかり質疑(全) この後 どじょう頭は"ドヤ顔"でTPP参加表明

http://www.youtube.com/watch?v=aELTpD5UXrc&feature=related
国会中継 (2011.11.11) 佐藤ゆかり 「TPP集中審議」 ~参院予算委    こちらが画質良いw


芳虎、三枚目、



「三河英勇傳 本多平八郎忠勝」です。


昨日に続き、おぞましい「倒錯の精神病理」について、

もちろん真偽不明ですが、まさに「火のない所に煙は立たない」「人の口に戸は立てられない」、

ちっと長いが、

◆http://jbbs.livedoor.jp/study/2491/#5
松下政経塾内閣の危険と放射能汚染で破滅に向かう日本 (Res:26)

*1 名前:藤原肇 投稿日: 2011/10/10(月) 11:04:24

すでに『ニューリーダー』七月号で活字になっているが、共同通信の岡田充客員論説委員との対談の最後に近い部分において、
私は菅内閣が隠れ中曽根内閣であると指摘した。対談におけるその部分を以下に貼り付ける。

藤原: 原発は核兵器をつくる装置の一つで あり、原子力の平和利用をいくら口実に使っても、
兵器産業の爆弾製造システムの一部です。だから、福島原発の爆発で放射能を撒き 散らした陰の責任者は中曽根だというべきで、
今回の原発事故は「中曽根大震災」と呼んで いいものです。

岡田: 日本の言論界も原発推進が主流 でしたから、自己責任 が問われるような議 論はしたくないのです。
一部で正力と中曽根の役割を問題視する言論はありますが、いまは菅内閣と東電批判に的を絞ったほうが 無難ということでしょう。

藤原: 実はいまの菅内閣は隠れ中曽根政権 と言ってもいい。その象徴が与謝野馨です。
与謝野は東大卒業後、中曽根の紹介で日本原子力発電に入社している。彼はウラン利権についての仕事をした後に、
中曽根の秘書官を 経て政治家になり、科学技術委員や通産相を 歴任している。
彼は中曽根の後継者を自負し、 原発建設の国策を受け継いでいる中曽根直系 ともいえる人物。
そんな与謝野を、増税を実 現したいばかりに菅首相は経済財政担当相として招聰した。

岡田: 彼は筋金入りの原発推進派の政治家 と言われています。今回の事故では「神様の 仕業だ」とボケをかましました。

藤原: 自民党時代には『民主党が日本経済 を破壊する』という本を書き、民主党政治を罵倒していたくせに、
餌に釣られ民主党政権 の大臣になっている。

岡田: そんな与謝野に重要な大臣のポスト を与えた、菅首相の政治感覚には理解し難い ものがあります。

藤原: 与謝野を経済財政担当相に任命した菅直人は、松下政経塾系統の政治家を軸にして、民主党の名の下に中曽根政治を復活させた。
しかも、中曽根の腰巾着と言われた京大の高坂正尭教授の愛弟子で、教授の指示で松下政経塾に入ったのが前原誠司だ。
前原は小泉や安倍を上回るネオコンかぶれだが、前原や政経塾系の議員に影響された菅直人は、対米追従政治を推進している。
この点、ブッシ ュのプードルと言われた英国のブレア内閣の体質を連想させる。
菅内閣には松下政経塾系の大臣が四人もいる。国政に政経塾系の議員が三〇人もおり、
地方の首長や議員にも進出している点は、かつての創価学会現象の再現ですよ。
だから、
福島原発の爆発の直後に与謝野の首を切り、 菅首相が原発の中止を宣一言したうえで、
無能な松下政経塾系を追放していたら、歪んだ政治からの脱却が可能でした。


*6 名前:藤原肇 投稿日: 2011/10/11(火) 09:07:14

隠れ中曽根内閣だった無能な菅内閣が行き詰まりの中で崩壊し、それに代わって同じ政経塾人脈の野田政権が生まれ、
松下政経塾で洗脳された政治家による、反動的なネオコン内閣が日本の政治に復活した。
こうした状況を相似象で正しく捉えるためには、二十年ちかく前に出版になったが絶版になり、
「宇宙巡礼」のサイトの『書店』で辛うじて入手が可能な、『平成幕末のダイアグノシス』をどうしても熟読吟味する必要がある。

なぜならば、日本のメディアで裏社会と考えられている固定観念として、暴力団、、半島という三つのグループに加えて、
世界では常識になっているホモ人脈を考えない限りは、複雑怪奇なスキャンダルの解明はできないという論証が、
この本において日本で唯一の形で展開されているからである。

その考証は第六章の『アメリカから読んだリクルート事件の深層』という記事であり、
これはロスの『加州毎日新聞』紙上に連載したもので、ほんの出版当時にはジャーナリズムに注目された。
その結果の成果の一つが経済誌の関心を集め、『告発された中曽根政治の舞台裏の真相を再検討する』
と題した第一線記者座談会になり、現場を取材して熟知したプロによる議論を通じ、私は驚くべき事実の数々を教えられた。

だが、土台を提供し座談会の契機を与えた新聞記事は、どういうわけか「宇宙巡礼」の貴重なアーカイブである『記事』には、
管理人の手違いからか収録されていない状態が続いている。こんな重要な情報が公開されないということが、
隠れ中曽根内閣の菅内閣や松下政経塾内閣の登場に、関係していたとしたら残念至極なことといわざるを得ない。
記事は『平成幕末のダイアグノシス』に収録されているので、それを元に三組の記事として公開されれば、
今の日本の危機的な状況を理解する上で、最も教訓的な歴史の証言として、貴重なメッセージを日本人に提供するものと思われる。
その復元作用が望まれる所以である。
ホモ人脈の件は新聞記事が収録された段階で論じるが、
核武装のための大量の原発建設に関しての第八章の記事は、「ニューリーダー」1993年4月号の記事として『記事』で読める。

それは福島原発の爆発による中曽根大震災の背景に、核武装論者の中曽根や国家主義者たちによるプルトニウム蓄積の狙いがあり、
原発や水爆を作って核武装やミサイル装備を目指して、原発を沢山作りスパコンで実験抜きの核武装を目指す危険な野望があった。



ということで、その復元を「マヨの本音」でやっておるわけです、

一部抜粋ですが、

◆http://blog.goo.ne.jp/palinokuni
マヨの本音  2011年11月09日~
日本人が知らない闇社会            

説明しだすと非常にややこしいことになるけど、とりあえず今日からしばらくの間、
藤原肇先生の著書「平成幕末のダイアグノシス」(1993年5月初版 東明社)から、
その第六章 「アメリカから読んだリクルート事件の深層」をお届けします。
本から手入力で打ち込むため、やや時間がかかり、数回に分けて掲載することにします。


☆第六章 アメリカから読んだリクルート事件の深層


歴史の証言 リクルート疑惑(その1)


▼「罠」を読む

内容的に幾らタイムリーでも数年前に発行された本だと、ほとんど誰も思いだそうとしない場合が多いことからして、
これは首肯できる好説明である。
その典型的な例が一九八六年に講談社から出版された「罠」(東郷民安著)という題名の本だ。
副題に「殖産住宅事件の真実」とあるこの本のまえがきには
「私が本書を刊行した目的は、とくにこれから大企業に成長しつつある未上場会社の経営者諸賢に対する、
迂闊にも張り巡らされた罠にまんまとはまってしまった私の苦い経験からの忠告のためである」とあって、
まるでリクルート社の現在を予想したような文章が印象的である。
しかも第三章の「運命の岐路」には新聞記者や東京地検特捜部検事たちに見落とせない、
株を使った錬金術の手口が活写されている。


一一五頁の「会がはじまり中曽根や木部代議士の挨拶が終わって間もなくのことだった。中曽根が、
うしろに手をついて体をそらせるようにしながら、顔だけ私のほうにむけて、なにやら小声で話しかけてきた。
『今度君の会社は株を公開するそうだね、その機会に、私にひと儲けさせてくれないか。実は今は名前をいえないが、
ある有力なスポンサーが金を出してくれると言ってるから、それを使い株式公開を利用して政治資金を作りたいんだ。
なんとか協力してくれないだろうかぜひ頼むよ』とか、その一ヵ月後には
『このあいだ頼んだ資金造りについて、ぜひとも協力してもらいたい。総裁選ともなると、
二十五億円くらい準備しなければならないんだよ』」と言われ東郷民安は
「彼が本気で殖産住宅の株式公開を利用して政治資金つくりをしようと考えているのだ
ということを、その時改めて知った」と告白している。そして、
一一四頁には、野村証券からの話として、「規定上、個人に割り当てうる最高額は五千株までだから、
中曽根先生個人には百万株を割当たることはできない。そこで、表面的には法人割り当ての形をとる必要がある。
この形をとって、中曽根先生が資金を法人名義口座に払い込めば、新株式は先生のものになる。
そして、先生が時機を見て、それを売却すれば相当の金額を手にすることができる。
ついてはそれに必要な法人の名義貸しを殖産住宅の取引関係会社で引き受けてもらいたい」との要請を受けるのだが、
ここに二匹目のドジョウをリクルートで狙ったパターンが浮かび上がっている。

▼株と秘書名義を使った中曽根流の錬金術

より意味深長な記述は第四章の「祭りのあと」の」「中曽根の取り分五億円の処置」に書かれている。
一四四頁から一四五頁にかけての記述は
「十月五日、野村証券から中曽根割り当て分百万株の売却代金が、何の連絡もなく突然、榎本の口座に振り込まれてきた。
このやり方は私も首をかしげざるをえなかった(中略)早速、私は中曽根の所に行き、金額の詳しい説明をすると同時に、
中曽根に渡せる分(五億円)をどのようにしたらいいのかの指示を仰いだ。
『今すぐ必要な金ではないから、君の所でもう少し預っておいてくれないか』この中曽根の返事には私は少々腹が立った。
彼が拝むようにして頼んできたので私としても非常に無理を重ねて、やっとここまで漕ぎ着けたというのに、
いざ金ができると、このようなそっけない返事である。あまりにも身勝手すぎる話ではないか。
『とんでもない。君の金を僕のほうで預かるなどというのはとうていできない』そう言って、私はきっぱりと拒絶した。
『そうか。だったら上和田の名で預金しておいてくれないだろうか』上和田というのは中曽根の秘書の名前である」とあり、
ここには秘書の名前を使った中曽根流裏金作りと、それまで金にガツガツしていた中曽根が五億円に大喜びしない状況が描かれている。
しかし、その翌朝の十月六日には三井銀行銀座支店において、上和田秘書官と日本学術会議事務局長の名義を使った口座が開設され
中曽根の政治資金としての五億円は預け入れられるのである。

この殖産住宅事件と今回のリクルート事件を、青年時代の一時期にフランスに滞在して、
レヴィ・ストロース流の神話の構造分析や、ジャック・ラカン流の深層心理の構造解析の洗礼を受けた構造主義者としての私が
眺めるならば、状況の背後に潜んでいる基本構造を、疑獄のモデルとして抽出が可能になる。

東郷民安が五億円を中曽根に渡す以前に、中曽根はその金額をはるかに上回るだけのものを入手済みであり、
それは日本のジャーナリズムや検察当局が追求し得なかった
ロッキード事件にまつわる対潜哨戒機P3Cがらみの収賄であることは、ほぼ確実であると言えるのではないか。

二匹目のドジョユを狙っただけに中曽根は殖産住宅のやり口を繰り返し、
構造疑惑の一端を氷山の一角として露呈したようである。
公判維持のためにはまず物的証拠が必要だ、という先入観に支配された検察当局や事件記者たちは
物的証拠という捕物帳レベルの伝統思考のまわりで右往左往しているだけである。しかし、
現代における知能犯罪のやり口や国家権力を総動員して役人を手駒のように使う政治業者たちの悪行を、
状況証拠の蓄積を突破口にして一掃するだけの気概と勇気を持ち合わせないなら、
社会の道義心の低下が経済力を根底から損なう結果をもたらすことを教えている。
かって伊藤検事総長が「巨悪は眠らせない」という名言でマスコミの拍手喝さいを受けた時に、
発言の狙いが中曽根にあると噂されたが、腰の座らない検察当局に対して警察官僚は
密かに嘲笑の声を漏らしたと伝えられている。
検察官たちが検事総長の遺言を看過し「秋霜烈日」ということばを戯れに愛しょうし続けるなら
日本列島に生きていく次の世代の多くは、正義とはいったい何を意味するものかについて、
まったく理解できない人間になり果ててしまうと思わざるをえないのである。

倒錯精神の危険

専制政治というものは全体主義であり、
帝国主義、民主主義、社会主義、そして自由主義という好みの名前で幾ら自分を飾りたてようと差異はなく、
権力者による専横が続いている限りは基本構造を支配する腐敗体質が政治体制を特徴づけることになる。

特に日本のように一党による権力支配が四十年以上も永続すれば、幾ら自由や民主を名乗ろうとも
悪い風通しの中で支配機構の空気はすえたものになる。そして官僚機構の上層部が供応と共同謀議の慣れで
バランス感覚を喪失して放免集団化して、権力の持ち駒として飼いならされてしまうと自浄機能が全く動かなくなる。


こうした状況においでは、エリート集団が異常精神の持ち主によって構成されることを
人類の歴史は末法時代や世紀末現象として教えているが、現在の日本を支配しているのがこの狂の時代精神である。


そのことを拙著「アメリカからの日本の本を読む」(文芸春秋刊)の一五六頁から次の頁にかけての部分で
「そして今、空洞化する産業界とカジノ化した経済環境の中で狂気と呼ぶしかない(円高)に振り回された日本では
ナルシスト集団の饗宴の日々が司祭政治として中曽根時代を特徴づけたのである。国際化への派手な掛け声とは裏腹に
孤立化への度合いは強くなり、自閉症的な人びとが好んだエリート主義は
自由社会圏における経済競争を激化させたというのが新体制時代顛末である。また、
生の様式としての男の友情がひとつの時代精神を構成したこともあり、
中曽根首相の私的諮問グループに結集した学者の八割が、倒錯精神によって特徴づけられる人材だったという事実。(中略)

さらにこの時期に三島文学に傾倒した外国の文学者たちが大挙して日本にコロニーを作り、
友情に結びついた海軍賛歌の静かなブームの中で情念の美学が文学界に浸透した。

同性愛が時代精神を彩るにしても、このことばは現代最大のタブーである。そうである以上、
倒錯精神やナルシズムをキーワードにして世界史や現代史の謎に挑み
閉ざされた秘密結社の扉を開く鍵にしたらよい」と書いた。

現代における最大のタブーに挑んだが故にその頭目から暗殺命令がでるかもしれない、
大変きわどい章句を含んだ本書が出版された時、私はちょうど秋の東京を訪れていたが、
折しもリクルート事件が燃え上がっていた。そして宮沢叩きがマスコミ界を賑わせていたが、
私の読者であるジャーナリストの多くはこの事件の本質が単なる株のバラまきだとは
拙著を読み抜いていれば考えなかったはずである。
先の引用部分のメタファーを一読しただけで、第二臨調や中曽根首相の私的諮問委員グループに結集した
異常精神に支配されたエリートたちがリクルート事件に関係していたと予想できる。
それも国鉄、日本航空、電々公社などの国有財産を利権化し、鳴り物入りで大宣伝した民活のカモフラージュの陰で
収穫物を仲間のうちで分かち合おうとしたときに、川崎市という権力の周辺で発覚した収賄事件の余波から
思わぬ疑獄構造が露呈してしまったのだ。また、そうである以上は第二臨調や首相の私的諮問委員グループの顔ぶれが、
最終的に企みの配役として舞台に姿を現すことになる。
「中曽根ファミリー」(あけび書房刊)に登場する二一四の諮問機関や審議会の顔ぶれを丹念にクロスチェックすれば、
その全貌はたちまち明らかになるはずである。

また、偶然ともいうべきか、私の東京滞在のある日のことだが、親しくしている日本のエスタブリッシュメントの家庭で、
禁裏にも近い人を訪問して拙著を贈呈したら、本の内容について話に花が咲いた。
中曽根政治と倒錯趣味についての話題になった時に奥方が
「そういえば、お友達の家でアルバムを見せてもらっていたら、中曽根さんが長い髪を垂らして女装している写真がありましたのよ。
そこで皆で、中曽根さんて変わった趣味をお持ちなのねって噂したんです。それもカルメンのいでたちでして
実に板についておりましたわ・・・・」と教えてくれた
が「フォーカス」あたりが耳にしたら大喜びしそうな情報だ。

そういえば、何年か前に「週間朝日」だったか「サンデー毎日」だかの記事で笹川良一が似たようなものを保管している
という発言をしたのを読んだ記憶がある。
火のないところに煙りが立たないのだろうが、学生時代の仮装行列ならともかく、
こういった病理学に属すような良くない趣味を国政のレベルにまで持ち込まれたのでは、
一億二千万の日本人はたまったものではない。


政界と財界を巻き込んだリクルート事件に関連して、これから次々と姿を現すナルシストたちは、
ある意味では気の毒な異常精神の持ち主かもしれないが、こういった腐りきった倒錯趣味や
疑獄への不感症を国政のレベルから一掃しない限りは日本に明るい未来は訪れないのではないか。


私は構造地質学の学位をフランスの大学でもらったが、学士入学した文学部は中退だったし、
ファシズムやナチズムの歴史や異常心理について学んだのは、政治学部や医学部のフリーの学生としてだった。
それにしても政治の中に異常心理や倒錯趣味が紛れ込むような国がいかに悲惨な結果を招来するかについては、
ナチスの歴史を通じて徹底的に学びとったつもりだ。

そこで提案になるのだが、ロッキード事件やリクルート疑惑の追及を担当する東京地検特捜部の犯罪分析スタッフとして
異常心理に精通した精神病理学の専門家を加え、
世紀末の日本を地獄につき落としかねないエリート犯罪への対策を整えていただきたい。

政治家たちの選良意識と倫理感覚がなくなっている以上、もはや歯止めになるものとしては犯罪病理学を徹底習得することと、
児童心理学的なアプローチが役に立つと思うからである。


▼代議士の分身としでの秘書


株式の上場を利用して巨大な政治資金を作る錬金術は、中曽根康弘が最も得意にしていたやり口
それは東郷民安の「罠」という本に詳述されている。そのものズバリの賄賂を受け取ると
田中角栄のように収賄罪で御用になるから、コロンビアやシシリー島の犯罪シンジケートの手口をまねて
不正に入手した汚れた金をクリーニングするのである。
また、老獪な政治業者として熟知するノウハウは、秘書をつかってその名義で取引することで、
そうすればいざという時に秘書に全責任を負わせて自分は責任を逃れることができる。
しかも秘書は雇い人だから使い捨てが可能でいくらでもボロ雑巾のように使ってポイである。


▼千里を走る政治家の悪事


アメリカ人のエコノミストの友人は「日本の兜町は株式市場ではなくてカジノだ」と言ったが、
私も同じ意見で三流市場のデンバー並だと思う。
いずれ東京市場は大ガラに見舞われNTT株も三十万円くらいのレベルで落ち着き日経ダウも三桁台になることだろう。
その時に汚れた日本の大掃除をする瞬間だと悟り、西方浄土の方角に立った大きな虹が
限りなく透明に近い白光で包まれていると気づいたのではあまりにも情けないといえないであろうか。



歴史の証言 リクルート疑獄(その2)

▼事件を囲むタブーの砦


▼造船疑獄の教訓

それまで明電工事件や撚糸工連疑獄などで、中曽根がらみのスキャンダルを追った特捜部が、
政治権力の圧力のために途中で挫折させられ、当時の伊藤検事総長の巨悪発言を空手形にしている。だから、
未公開株のリストまでが現れたので、法治国家の番人の面子を賭けるラストチャンスとして、
検察は追求せざるを得なくなった。なにしろ、株式上場の株分けを使った賄賂工作は、
政界、財界、官界、学界、言論界などを巻き込んで、日本全体が金狂いに陥っていることを露呈した上に
陰湿な地下の結社集団を浮上させたからである。


▼政界におけるセイジごっこ

高島易断神聖館の高島龍峰館長は首相時代の人相をみて、目の冷たさにはずる賢さが現れていると喝破しているので、、
中曽根のやり口は意図的だったに決まっているが、
私的諮問機関を悪用して、彼一流のやり方で議会制度を骨抜きにするクーデターを試みたのが、
中曽根時代の政治を特徴づけた。乱造私的諮問委員会の実態だったのである。
有能な頭脳を動員してよりよい国政を実現するのなら、プレーン政治も悪くはないだろうが、
エストロゲンで体がふっくらと丸みを帯び、首相好みの餅肌の中年学者や評論家を集めて、
セイジごっこに現を抜かされたのでは、納税者としてはたまったものではないのである。
  
▼三島事件の教訓

思いつきに従ってその場逃れに終始して、自分だけは常にいい子でいようとする中曽根政治の実態は、
同じ自民党でも古手の政治家たちには、胡散臭さを強く感じさせて他のである。
彼らはダテに国会議員をしてきた訳ではなく、永年に亘って築いてきた党の存立基盤を損なうものに対して、
お目付役として時には立派に機能するのが、自民党のオールドリベラリスト議員の良いところでもあった。

彼らが教訓的な例として明確に覚えていたのが、一九七〇年(昭四五)十一月の三島事件である。
イタリーの民族的英雄で詩人だったガブリエレ・ダンヌンルィオに憧れ、学習院の文学少年時代から死の瞬間まで、
徹底的なコンプレックス心理を持って模倣に徹して詩人に献身した余りに、
遂には本格的な性倒錯者の仲間入りをした三島は、イタリーの永遠の恋人に焦がれ死にをした。

同時に、彼を裏切った日和見主義者への面当てとして、しかるべき地点を死に場所として決定すると、
彼は愛刀の「関の孫六」を使って自刃したが、そこが市ヶ谷の自衛隊東部方面総監部だったのは、
中曽根康弘が防衛庁長官だったからである。

中曽根は文官的な宦官学者を私兵に仕立てて、日本の議会制度をいびり殺そうと試みて、
日本の民主主義が死の苦しみで足掻くのを、首相官邸の中で快感として味わったらしいが、
武力蜂起によるクーデターを指向した三島の倒錯の美学は、それに十年も先だって楯の会という私兵集団を組織して、
玉砕戦術に死の快感を感じていたのだ。戦争の推進力を一種の性的妄想と理解した三島は
政治とエロスとの関係を戦いの場で一体化して、絶対者への服従にマゾヒズムとサディズムを感じ、
その種の突きつめた狂気をナルシズムに体現していた。

共通の倒錯精神を持つ中曽根は三島の戦法に口では共鳴し、物心両面から支援をしたといわれている。しかし、
それはアメリカからの外圧に虐げられ、日本国が呻吟し産業界が悲鳴を上げたのを放置し、
却って被虐的な快感を楽しんだだけでなく、平和国家として蘇った戦後日本に対しては、
総決算と称して苛め加虐的な快感に陶酔していたが、
これは中曽根流のナルシスト的なSM趣味に基づく友情の一種かもしれない。


それは政治家として日本国に対しての裏切りだが、ナルシストとして自分だけが可愛い中曽根にとっては、
自分のために他のあらゆるものが犠牲になるのは、矛盾ではないし痛くも痒くもないのだ。
だから配下の陸将補が三島の決起に呼応して、自衛隊員を引き連れて参加するのを内諾していたのに、
責任をとるのが怖くなった風見鶏の中曽根は、土壇場で翻意すると三島を裏切ったと言う人が多い。


だから、三島の死は片割れに裏切られた情死であり、残ったほうは位人臣を極めて宰相の印綬を手に入れ、
官房機密費を使って茶坊主遊びを楽しむこともできた。
そのお仲間が昔取った杵柄の海軍の中級士官出身の財界人や官僚とか、
権力に擦り寄る心の卑しい小姓志願の学者だとしたら、政治がまともに機能するはずがないのも当然だろう。

しかも、首相という公的な立場と政治権力を利用して、公的な国家の私物化が進み、
自称国家主義者が国家を食い物にする時、そこに亡国の音が響き渡ることになるのである。



▼東京のベルリン化と国家機密の流失


こういったメンタリティの背後には異常心理が潜み、茶坊主的な取り巻きをプレーンに使ったのと同じで、
倒錯的な仲間意識に支えられた共同感覚と、密室政治の陰湿なパターンが読み取れる。
現に、中曽根首相を取り巻いている新聞記者の多くは、同じ特派員仲間でも眉をひそめる趣味の持ち主で、
有楽町の電気ビルのエレベーターの中でも、男同士で手を握り合っているタイプに属しているそうである。

外国の諜報機関はこのタイプの人間を送り込み、重要な国家機密を盗み出すことが多く。
それはMI6やCIAのケースでよく知られているが、最近ではモサドが活用する手口として有名だ。

そして、日本人はこの手口に余りにもナイーブであり、中曽根内閣の周りに群がっている人間には、
この種のいかがわしい者が特に多いという話を、東京に行くたびに読者の特派員たちから聞かされたものである。

一九三〇年代のベルリンは放埓な悪習が蔓延した都市で、手軽に享楽を味わえる放蕩の町として、
倒錯趣味の人間を相手にした施設や出版物が氾濫し、不倫と贅沢趣味が時代精神になっていた。
同時に、国家の最高指揮者のヒトラーが倒錯趣味で、ナチスの組織が異常精神に支配されていたから、
支配と服従を体現するサディズムとマゾヒズムが政治を情念とヒステリーで彩っていた。

それに似た異常興奮の熱気に包まれたのが、中曽根時代の東京の雰囲気であり、
このお祭り騒ぎの享楽と投機熱を求めて、奇妙なコスモポリタンが日本に集まったし、
同類の日本人がメディアの上で浮かれたのである。


このような倒錯人脈のルートを通じて、国策を決定する上で重要な多くの国家機密が、
外国筋に流れたのではないだろうか。

それは戦時中のゾルゲ事件の教訓からしても、十分に予想することが可能であるのは、
審査基準のない諮問委員会の中に外国の下請けもいて、首相官邸は言うに及ばず赤坂や紀尾井町でも、
待合での密談や霞友会館での会合の内容は、たちまちその筋のネットワークを通じて流れ、
よその国のデータベースに組み込まれてしまい、日本の安全は損なわれてしまうことになる。

奇妙な趣味が権力と癒着して時代精神が狂えば、首相官邸での決定や国家機密に相当するものが、
責任ある地位にいる者たちの見識の欠如で、価値ある情報として他国に大盤振る舞いになったり、
代償と引き換えに便宜と置き替っても、少しも不思議なことではない。

それと全く同じパターンが国内で実行され、自民党の執行部とリクルート社の間で露見し、
政府委員の地位や政策決定の取引として、株のばら撒きの形でスキャンダル化したことを思えば、
未だ露見していない悪質な不正の数々が、よその国の各種組織との間に存在してもおかしくない。
現に中曽根内閣の閣僚や自民党の執行部のほとんどが、何の罪悪感もなくリクルート社や江副から金や株を貰い、
国の知的所有権や便宜を切り売りしているのだ。これは自衛隊の機密漏洩とは重大性で桁違いであり、
末永陸将補事件の何万倍もの打撃を国家に与えている。こういう乱行による国家機密の切り売りを、
昔の人は売国行為と呼んだはずだし、たとえ現金ではなくて株券で受け取ったにしても、
背信が民族の運命を根底から損なう以上は、これは売国行為そのものだと言わざるを得ない。

スパイ防止法が必要だと騒ぎたてる議員が多いが、体制の中枢にいる首相や閣僚が国益を切り売りし、
それを私益に還元しているのだとしたら、一体どうやってそれを防ぐというのだろうか。


国家の中枢部から機密が流れ出し、権力者のほとんどが倫理観を喪失していることは、亡国現象の最たるものであり、
いくら資金を投入して軍事力を強化しても、内部から腐っていく以上は救いがない。

この内部を腐食する国家の敵が、極左勢力のテロリストだと考えて、
日本の警察機構を公安警察主導型に改造したのだが、気がついてみたら敵は本能寺にあって、
国家を食い荒らしていたのは権力者たちで、首相以下の代議士や高級官僚が供応や買収で頂かれていたのだ。
そして、六〇年安保以来の過去四半世紀にわたって、ひたすら公安と警備の増強に励んできた結果、
逆に警察の刑事部門は弱体化してしまい、三億円事件、グリコ・森永事件を初めにして、
犯罪面での無力さは目立つばかりである。それは警察官僚が権力志向になり、出世と支配力の魔力に捉えられてしまい、
本当の公安と安寧の意味を忘れてしまったからである。


▼警備警察が果たした特殊な任務


それに、後藤田機関と呼ばれる警察の情報網を使えば、中曽根についての珍聞奇聞が幾らでも集まったから、
真夜中の事務所で鬘を前に悦に入る光景や、キャンパスだけでなく体に絵具をぬって、
得意にシャンソンを口ずさむ報告を受けるたびに、目白台の大将はさぞ胸糞悪い思いした下に違いない。

中曽根の最大の欠点は軽率な点であり、それを作家の平林たい子は「中曽根という人はカンナ屑のようにペラペラ燃えすぎる」
と形容しているが、思いついたら突っ走って我慢が出来ないから、それを慌て者は中曽根の実行力と錯覚してしまうのである。
後藤田にとって最も気がかりだったのは、中曽根の複雑で奇妙な交友関係であり、
友達との付き合いになると前後の弁えが無くなるから、首相好みの餅肌秘書官を牽制するために、
警官から選び抜いた屈強な人間を張り付けたが、問題は中曽根が住んでいる野球の長島から借りた家だった。

世田谷区上北沢の長島邸は鉄筋二階建てだが、長島が巨人軍の監督を降ろされた秘密は、
試合に勝利するために有能な選手を結集して、彼らを戦力として上手く指揮しなければならないのに、
長島にはそれが困難だったのが原因だそうである。

政治のように汚れているビジネスとは違い、野球は病的な悪癖に対して実に厳しいものがあり、
人気稼業にはスキャンダルが致命傷だから、それがゴシップ化しないように苦労した話を、
かつて読売のトップから聞いたことがある。それでも、王監督による巨人軍はファンの満足を勝ち取って、
読売は売り上げを落とさないですんだのだった。
その後としては、長島は自分の性格に似つかわしいモデル稼業に転身し、
駅に並ぶ商品ポスターに不思議なスマイル写真を連ねて、モナリザ張りの謎の微笑を投げかけているが、
心理学者の平安女学院の上野千恵子助教授の説だと、あれはナルシストの寂しい微笑だということになるらしい。
中曽根も長島もともにナルシストの傾向が強く、素人向きで力量を懸念されている二人だから、
つまらない噂は摘むのが最良だというわけで、別の側面からのスキャンダル予防工作も進み、
商法改正を機会に後藤田の統制が厳しくなった。そして、この方面の情報は完全にカットされて、
政権担当時代は大きなボロを出さずに済んだのに、リクルート事件で江副や真藤だけでなく、
株を受け取っていた顔触れのリストから、小姓人脈や側近グループの名前が続々と登場してしまった。


▼鬘趣味を江副の女装七変化


文芸春秋社から出版した「アメリカから日本の本を読む」の中に、
私は「日本ではナルシスト集団の饗宴の日々が、司祭政治としての中曽根時代を特徴づけた。(中略)
中曽根首相の私的諮問グループに結集した学者の八割が、倒錯精神によって特徴づけられる人材だったという事実」
といった指摘をしておいた。すると、これを東京に行って話題にした時、日本の最上流の家庭の奥方が教えてくれた話に、
中曽根が長い髪を垂らして女装している写真があり、それがカルメンの姿だったという情報だったから。
このエピソードを「加州毎日」新聞の記事に書いたところ、情報誌の「インサイダー」が日本国内に紹介した。
そのために、日本から国際電話が沢山かかり、週刊誌や新聞記者と情報を交換し合ったが、
多くのジャーナリストやルポライターが注目し、中曽根、江副、鬘という奇妙な組み合わせに関心を持って、
わざわざ高い国際電話を使ったり、中にはロスまで取材に来た人まで出現した理由は、
ここに突破口があると感じたプロとしてのカンがあったからだろう。


それにしても問題はまだ色々と残っているのであり、児玉誉士夫、三島由紀夫、小佐野賢治、長嶋茂雄、瀬島龍三、
江副浩正、高坂正尭などの中曽根康弘を囲んでいる顔ぶれには、将来の或る時点で精神病理学の専門家の手によって、
詳しい分析が行われた時に初めて明らかになる、実に興味深い共通の病症例が観察できるそうである。

江副は物心身の全領域で中曽根と真藤の稚児役であり、それは日本のエスタブリッシュメントの、
歪んだ部分の小姓とピエロ役を演じていたが、リクルート事件で一番分かり難かったのは、
株のやり取りと利益金の保管を秘書が関与して、当事者達は一切知らないというパターンの横行である。しかし、
議員や経営者の年間給与を上回る金額を、卑しい目つきで金脈漁りに明け暮れ、
パーティー券を売り歩く人々が知らないわけがない。
それは元議員秘書たちを取材すれば明らかになるが、秘書の役目は雑用担当の男の女中である。
万一の時はご主人の身代わりとして、罪を背負って切り捨てられるが、時には。名代役を果たす責任も与えられている。
秘書は一種の女房役だから、繊細な配慮にたけている必要と、主人の代理役として見せる決断力も要り、
秘書役に向いた人材は二重人格と倒錯精神が重要である。

こうして、主人と秘書の間に奇妙な友情が芽生え、けじめの訓練ができていない人間だと、
そこから奇妙な倒錯感情に支配されて、遂には生死をともにしかねないほどになり、泥沼の愛人関係に発展してしまう。
これは封建時代の殿様と小姓の関係と共通で、支配と服従の複雑な二重関係から、
サディズムとマゾヒズムが共存になるのであり、軍隊やヤクザの感覚と共通だと言われている。
そして、こういう異常な心理状態が支配的になると、狂態が常態として罷り通って、
何が異常だかわからなくなってしまうのである。


親しい友人で国会議員の経験が長い人の話だと、自民党議員の三割は秘書官と議事愛人関係にあり、
それが拡大すると派閥の愛憎関係に転化するから、派閥は政治とエロスが一体になったものだそうだが、
果たしてこの話は本当なのだろうか。



問題は「倒錯の系譜」、今だ健在? やに思えることなのですよ。

あぁ、おぞまし、おぞまし。



雪虫やⅣ

2011-11-12 10:35:44 | Weblog
 画は合成で、

 左、小村 雪岱(こむら せったい)

   1887年(明治20年)~1940年(昭和15年)

   大正~昭和初期の日本画家、挿絵画家、装幀家。
            
            &

 右、伊藤 若冲(いとう じゃくちゅう)

   正徳6年(1716年)~寛政12年(1800年)
 
   江戸時代中期の京にて活躍した「奇想の画家」      作



  ともに「寒山拾得図」です。


☆晴れ、明け方寒かった。

巧言令色に騙されぬようにw  有志議員は民主党を離党すべし!

直ちに「新党結成」に向け走りだすべし、

◆http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/2336ebf044387f4b1118c525bad8684b
暗黒夜考~崩壊しつつある日本を考える~ 2011年11月12日
◎【TPP問題】 TPPへの「交渉参加」ではなく「事前協議」? 
 ~野田首相による”確信犯”的詭弁~

より抜粋、

「この”詭弁”ぶりは一体、何なのだろうか?」

10日に予定されていた「TPP参加表明」を1日延期して、本日、
”腐れドジョウ”野田佳彦が「TPP参加に向けた”事前協議”に入る」との表明をおこなった。

ハッキリ言ってこれは”詭弁”も甚だしい話である。

TPP反対派の急先鋒として、先頭に立ってTPPに反対してきた山田前農水相が
「”交渉参加”表明でなく”事前協議”表明に留まりホッとした」とコメントをしたようであるが、
「こんな”言葉遊び”に騙されて、お前は馬鹿か?」と言ってやらねばなるまい。

ついでに言えば、内閣不信任案決議における迷走ぶりや、”地元”である玄海原発再稼動にダンマリを決め込んで
すっかり株を落とした感の強い原口一博元総務相に至っては、
「事前協議に留まったことで、我々反対派の主張が100%通った」と勝利宣言をしているが、トンだお笑い草である。
小鳩体制時には期待を持たせる存在だった男も、やはり根っこは松下政経塾出身らしく、
見事なまでの腰砕けっぷりである。


「交渉参加」ではなく「事前協議」の何が問題なのか?

それは、つい先日、以下のエントリーにてコメントしたとおり、手続き論として、
日本がTPPの交渉に参加するためには、アメリカ議会の議会承認が必要であり、
その承認には半年間もの期間を要する点である。


即ち、そもそも論として、正確には、今すぐにTPPの交渉に参加することは手続き上不可能であり、
今できることは「交渉参加に手を挙げる」ことだけということである。

野田佳彦は、あたかも反対派の声に配慮して「参加表明を見送った」かのようにコメントをしているが、
事の真相は、アメリカ他の参加国の議会承認を得るべく「正式に手を挙げる」ことをもって、
”事前協議”と表現しただけのことである。


※参考「TPP推進派『早期に参加して有利な条件を獲得すべき』との主張のウソ」
http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/1d1e41aea2b69d5f6ae06f22ac977686


先日のエントリーでもコメントしたように、
「今更、日本が”参加表明”をしても、来夏にまとまる予定のルール策定作業に実質的には加われない
可能性が濃厚である」というのが実態なのである。
したがって、本日の野田首相の記者会見内容は、TPP参加を前提とした承認申請であり、
実質的な「参加表明」に等しいと解してよいであろう。


堂々と「参加表明」することなく、最後までこのような姑息な”言葉遊び”を弄して、
議員連中や国民を騙さんとする”詭弁”をおこなう野田佳彦という男は、
ここ最近の低俗な総理大臣らの中でも、トップ級の”悪人”と断じてよいであろう。

更に、舌の根も乾かぬうちに野田佳彦は、同会見後、早速に官邸にて、
”ジャパンハンドラー”の重鎮の一人であるキッシンジャーに「TPP参加」の成果報告をするという
”二枚舌”ぶりまで発揮したのであるから呆れたものである。


また、この際であるから、野田首相の会見の中で、以下の通り、
いくつか激しい違和感を覚える内容があったことも付け加えておきたい。

「分厚い中間層によって支えられる安定した社会を再構築する」

「貿易立国として今日までの繁栄を築きあげてきた我が国が、
現在の豊かさを次世代に引き継ぎ、活力ある社会を発展させていく」

まず、”分厚い中間層”という言葉であるが、この男は一体いつの時代の話をしているのであろうか?
「一億総中流」など、とっくの昔に崩壊しており、今や一握りの富裕層と大多数の下流層というのが実態である。

”分厚い中間層”などもはや日本には存在せず、時代錯誤も甚だしいコメントである。

更には、”現在の豊かさを次世代に””活力ある社会を発展させる”とのコメントについても、
まったく実感できないものである。
現在「豊かさ」を感じている国民などまずもっていないことは自明であり、
「今の日本社会にそもそも”活力”などない」のが実情である。

これらの”空虚な言葉”の羅列により、一層、野田首相の会見内容を聞いた際の「苛立ち」が増幅した次第である。


兎にも角にも、本日、事実上の「TPP参加」宣言がなされた訳であり、今後、我々国民は、
如何にして”アメリカの魔の手”を避け、如何にして生き延びるかの術(すべ)を考えてゆかねばならないであろう。


小村 雪岱、二枚目、



「湯浴み?」です。


野豚のルーツwに絡むのだが、一言で言えば「おぞましい」ねぇ。

「闇の真実」というやつですが、なかなか根深いものがあるようですな?

「マヨの本音」http://blog.goo.ne.jp/palinokuni で紹介された記事です、

ちっと長いが、

◆http://fujiwaraha01.web.fc2.com/fujiwara/article/zaikai111102.html
『財界にっぽん』2011年11月号
藤原肇・本澤二郎が語る日本の現在と未来
 -松下政経塾政権のスタートとその真相-


本澤 実は今日、僕は一番最初に聞きたいことがあるんです。日本人に聞いてもなかなか分からないことなんですが、
   今年は外国へは一度、上海にしか行ってないんです。それで秋から暮れにかけて一度行きたいと思っているんです。
   ところが、今、超円高にもかかわらず格安のチケットが全然、格安じゃない。確かにガソリンも高騰したまま。
   しかし、超円高がそれをカバーしているはずなんですが燃油サーチャージとかいってべらぼうに高い。
   このカラクリが何なのか。恐らく石油業界も含めていろんな状況を上手く利用して
   相当ボロ儲けしているのではないかと疑っているのですが、残念ながら僕は経済が分からないので(笑)教えていただきたい。

藤原 カラクリがあるところよりも、日本経済は完全に死に体ですから円高還元をするゆとりがないのです。ただ、一見、
   金があるように見えるのは、企業がホールディング会社になって、
   例えば武田製薬が1兆円以上のスイスの会社を買収したりしているが、あれは自分の金ではない。
   ファンドの金を動かしているだけで虚飾にすぎない。
   経済の話は後半に譲って、今年の民主党の代表選挙の結果、松下政経塾の一期生が首相になったことについて、
   あなたから教えてもらわなければいけない (笑)。というのも、
   僕はこの国に来た時には新聞・テレビは一切見ないことにしている。
   余計なゴミが入っているので一週間滞在して外国に行くと、元に戻るのに三週間、三倍の時間がかかってしまう。

本澤 それは正解ですよ。僕も新聞を読むのを止めて七~八年になります。読むと訳が分からなくなってしまう。
   一般国民を誑かす内容なんですね。その結果、今年の代表選で野田(佳彦)が代表になった。
   つまり、野田総理大臣をつくるために海江田(万里)を叩きまくった。
   それで見事に 〝どじょう内閣″ができ、〝よいしょ記事″ を書きまくっている。
   それまで野田は財務大臣として何もしていないばかりか、円高に対して4兆円も市場介入しても全然効果なし。
   彼は落第生ですよ。その落第生をここ数日間、新聞・テレビは褒め称えた記事を流している。

藤原 松下政経塾から初めて首相が生まれたことはとてつもない大変なことだと僕は思う。

本澤 そうですね。

藤原 これはまさに1980年代に中曽根が首相になった時、日本にファシスト革命が始まると、
   非常に危機感を持ちましたが、それに匹敵する危機感を持っている。

落第生首相が誕生

本澤 藤原さんの先見の明は凄いですよ。正直なところ、僕は1972年中ごろから中曽根番の記者をやってまして、
   ある意味で中曽根を側面から支援していた。
   当時、彼の最大の弱点は、青年将校上がりで軍国主義思想の持ち主ですから財界の支持が全くなかった。
   それで「経済界にもっとテコ入れしなければ大成できませんよ」とか
   「土光(敏夫)さんを頂点とする経済界が今一番願っていることは行財政改革だから、
   行政改革を必死にやれば財界と仲良くなれますよ」みたいなことを、僕なんか教えていた方なんですよ。
   そんなことで彼がいざ総理になった頃まではまだ安心していた。
   ところがワシントンに行ったとたんに土下座して「日本は不沈空母です」と。
   ソ連と戦争をしても日本は大丈夫ですよみたいなことをレーガンの前でやっちゃった。
   それで愕然とし、以来、反中曽根になった。

藤原 そうですか。僕は1970年代から中曽根は非常に危険な人物とみていた。
   特に福田(越夫)内閣が誕生した時に、ある雑誌に『60年安保とファシスト革命の失われた鎖の輪』というタイトルで、
   福田内閣はファシスト革命の中間点と位置づけ、その後のファシスト革命を中曽根がやると書いた。
   実は私、ファシズムの勉強をするためにヨーロッパに行った。ファシズムとナチズムに関しては日本で最も勉強した一人です。

本澤 そうですか。僕はすっかり油断していたんですね。

藤原 しかし、松下政経塾内閣ができたことについて、日本ではあなたが一番危機感を持っており、
   その辺りの背景をいろいろお聞きしたい。

本澤 松下政経塾は、これはまさにメディア戦略の成果といえます。
   多くの国民が尊敬している 〝経営の神様″ が創った政経塾ということで僕もそれにだまされていた人間の一人で、
   当初は悪いイメージはまったくなかった。ところが、十年位前から「はてな?」となってきた。
   民主党内で彼等OBが中枢を占めるようになってから、話す内容、行動が可成りファシスト的で、調べる必要があると思った。
   調べていくと、松下幸之助が70億円で塾を立ち上げている。
   僕は政治に影響力を行使できる巨大企業を 〝財閥″ と呼んでいるが、したがって、塾は松下財閥そのもので、
   その財閥の政治部門です。その一財閥の政治部門が政権を牛耳っているというのは、戦前、戦後を通して初めてのことです。
   かつて財閥は侵略戦争をやり戦後解体されたから、彼等はじっと沈黙して目立たないようにしていた。
   今は財閥から初めて経団連会長が出ていますが、ともかく一財閥が日本の政権を牛耳ったというのは、
   空前絶後の非常事態といえる。最初は市民派ということで菅内閣を傀儡で使っていたが、
   今度は正真正銘の一期生が総理大臣になった。

藤原 実は、僕は松下政経塾というかPHPとは30年以上の長い付き合い歴史がありました。

本澤 えー、その辺のことを詳しく聞きたいですね。

藤原 PHPは僕がエネルギー問題に詳しいということで、「VOICE」 の副編集長が読者だったこともあり、
   「創刊号を出したから 21世紀問題について、寄稿して欲しい」と言ってきた。
   そこで記事を書く暇はないが、21世紀は老人問題が大事だから、対談ならOK」と返事してある作家と対談した。
   そうしたら、2000年の12月号まで25年以上も、航空便で毎月アメリカまで送ってきた。
   凄い資金量と工作能力だと手の内が良く分かったが、 PHP研究所は若い研究者を「VOICE」にスカウトして、
   次に「諸君」や「正論」に送り込む役割を演じていたのです。

本澤 PHPは松下政経塾の司令塔で、「VOICE」はその機関誌ですね。

藤原 その通りです。それから五年後くらい経った時に、PHPの総帥の江口克彦という人が、帰国する時に会いたいと連絡して来た。
   そして、彼が京都から出てきて対談をしたが、この段階で外国のジャーナリストから江口という人が、
   松下幸之助の隠し子だという話を聞いていたのです。

本澤 その話は僕も聞いたことがある。まさに幸之助の側近中の側近なんでしょうね。
   だからPHPが政経塾の指令塔で、前原や野田らに対して指令が出ている。

カルト集団PHP

藤原 彼に会った時、いつも雑誌を送ってくれていることのお礼を述べた後、僕の目から見ると、
   毎号松下幸之助の記名記事が載っているが、5~6人の若い人が書いていることはすぐに分かる。
   どうして松下さんの隣りに若い人を育てるためにも名前を載せてあげないのか、といった批判的なことを言ったら、
   神様を批判する藤原は危険人物ということで、対談はボツになった。

本澤 そうですか。

藤原 それでもVOICEは30年近くも、毎号送ってきましたね。

本澤 江口氏とは今も交流はあるのですか。

藤原 ないないー。
   僕は松下幸之助が政経塾を作った段階で、外国の諜報機関の人物から、
   松下幸之助が青山にマンションを借りてある男を住まわせ、その母親が一緒に住んでいるが、
   その母親は松下のオンナではないという話まで取っていた。
   その若衆宿が松下政経塾の始まりだったとか。

   しかも中曽根内閣の時に京都大学の高坂正尭教授が政府委員会の委員長や委員を数多くやっていた。

本澤 そうですね。

藤原 彼が東京に出てきた理由は男漁り。この情報も外国の諜報機関の連中からです。

本澤 (驚きながら) そういうことっだったのですか。

藤原 米国というより世界では、諜報機関においては強請るタネはホモ人脈が当り前になっている。

本澤 ほうー。

藤原 高坂の弟子が前原でしょう。

本澤 そうです。前原は高坂教授に言われて松下政経塾に行ったと言われています。

藤原 高坂はエイズで亡くなっていて、京都では知る人ぞ知るですが、日本のメディアは一切報道していない。
   実は、中曽根政権時代に海軍短現人脈が目立ち、男の友情が取り沙汰されたことがある。
   男の友情は秘密を守る口の堅さに由来し、情報関係における歴史のキイワードです。
   『スパイキャッチャー』などを読めば、ホモ人脈が重要な役割を演じていて、
   KGB,MI6,CIAといった諜報機関を支配していた。
   そのことは『平成幕末のダイアグノシス』の中にヒントとして書いて置いた。

   だが、日本の皆さんは、日本の裏社会のことは暴力団、、カルトの3つしか言っていないが、
   もう一つホモというのがある。
   これは世界で通用する言葉だが、日本では分かっていても表には出てこない。


本澤 いや、全然分からないですね。

藤原 それは今、日本にはろくな情報機関がいないからだ。
   25年位い前は有楽町の電気ビルに優秀な外国の新聞記者、情報機関がいっぱいいたが、
   そういう連中から情報を取ると全部出てくる。しかし日本人の記者は、
   外国の情報機関を相手に情報を採れる人がいなかった。だから僕は今から30年前に石油事業を止めて
   フリーランス・ジャーナリストをやり始めた。

本澤 しかし中曽根さんはかつて著名な女性金庫番がいましたからそういう世界にいるとは思えない。

藤原 いやいや、両刀使いがいっぱいおり、むしろそれが当り前。
   最近、岩瀬達也が『新潮45』に松下幸之助のことを少し書いているが、
   彼は奥さん以外の女性のことにふれているものの、他の女性ではなく
   若衆を相手にする世界には触れていないのが惜しかった。つまり、
   松下政経塾があってPHPはある意味、幸福○△党と同じでカルトといえる。

本質は改憲軍拡派

本澤 今のお話は何か分るような気がする。僕も政経塾を取材するまではPHPのことは分からなかった。
   取材を進めていくと本丸はPHPで、そこから永田町へ指令が出ると、今の国対委負長のように自民党にもOBがいるから、
   民主、自民双方に指令が届く。ですから政経塾は絶対に超保守から外に出ない。実際、民主と自民それ以外にはいない。
   特に調べていくと、心配になってきたのは、われわれ流に言うといわゆる改憲・軍拡派。戦争に加担する側、
   軍事産業とのつながり、前原が特にそうですね。それとワシントン右派とのつながりが非常に強いことが分かった。
   リベラルでは全然ない。前原はもちろん、野田もそうです、野田は最近、韓国で大騒ぎになったが、
   A級戦犯は戦争犯罪者ではないといって、怒りをアジアからくっていますよね。基本的に可成り偏向思想の人たちだ。
   だから僕は非常に心配なんです。

藤原 そうした心配については日本を離れて外で見ていると、クリントン大統領も学んだワシントンの
   ジョージタウン大学の中にある戦略国際問題研究所
   (センター・フォー・ストラテジック・アンド・インターナショナル・スタディーズ=CSIS)。
   ここは実は、ナチス思想のアメリカ版ゲオポリティークスの砦です。
   ジョージタウン大学はアメリカにおけるカトリック教会及び、イエズス会創設の最古の歴史を持つ大学で、
   日本ではそのヴァチカンのお目付け役としての上智大が、東京の中心の四谷にある。
   そこには日本の反動思想の扇動者の渡部昇一とか、保守思想の大家だった篠田雄一郎教授が輩出している。

本澤 小泉元首相が、英語が得意というだけの理由で可愛がっていた女性議員(猪口邦子)もそうでした。
   小泉チルドレンの一番手で、初当選してすぐ大臣になった。上智大の教授でその後、復職した。

藤原 上智はマッカーサー時代から占領軍の後押しがあり、あんな良い場所を確保している。
   そういう意味でCSISは、世界戦略の中心になっているが、そこに実は、
   京セラの稲盛和夫(稲盛財閥)が5億円(6億5千万ドル)を提供して理事に納まっている。

本澤 (驚いて)そうですか。

藤原 だから稲盛の関係で京都は皆CSISに行く。

本澤 松下政経塾もですか。

藤原 いえ、政経塾だけでなく、小泉進次郎もCSISの日本部長をやっていたマイケル・グリーンのラインでそこに入っている。

本澤 成る程-。

藤原 だからアメリカの対日戦略の拠点としてのジョージタウン大学は注目しなければならない。
   もう一つは、英国のアメリカ支配としてのコロンビア大学。進次郎はコロンビア大学からCSISに入っている。
   だいたい彼はコロンビア大学に入学できる力はなかったのに枠外で入った。
   ジェラルド・カーチス教授というジャパン・ハンドが一役かった。
   カーチスは日本に来て、大分県の佐藤文生の選挙を密着取材して「代議士の誕生」を博士論文に仕立てて
   日本通として認められるようになったが、実力的には? がつくような人物で、しかし、奥さんのみどり夫人が優秀だった。

本澤 日本人ですか。

藤原 もちろん。アメリカの対日関係者の奥さんは、ほとんどが日本人ですよ。

本澤 成る程-。

藤原 奥さんが優秀だと、その男は出世する(笑)。ライシャワーもそうで、ハル夫人は松方財閥のお嬢さんでした。
   とにかく日本の女性は凄いですよ。世界のいろいろな国で奥さんになってるから、
   子どもができればその子は対日専門家になる。
世界のことを知らないからそういうことを調べた日本人はほとんどいない。
   もっとも、そうしたことを書くと人脈を断たれるのでアメリカにいる間だけは、危ういという理由もあって僕も書かなかった。

本澤 対談に先だっての雑談で、藤原さんが日本はアメリカの属国ではなく、属領だとおっしゃったがよく分かりますね。

藤原 なぜ属領かというと、例えばマイケル・グリーン。彼は大臣でも政府の高官でもない。CSISの日本部長だった。
   しかも、アメリカの対日要求を反映させるためのエージェントにすぎない。
   それにタコ入道のアーミテージだって国防次官補の属僚に過ぎません。
   もうひとつ、アメリカの重要な大学としてジョーンズ・ホプキンス大学がある。
   この大学はワシントンに高等国際研究所を持っており、そこのサナイエル・セイヤー教授の手引きで、
   1954年に中曽根が初めてハーバード大の夏期講座に参加した。その前にセイヤーはCIAのアジア太平洋部長だった。
   それが縁で中曽根はCIAとつながった。ただ、中曽根は正力みたいなおっちょこちょいと違い、
   コードネームももたないからアメリカの隠れエージェンシーとして出世するのに成功した。

本澤 秘密の代理人みたいなものですね。

藤原 そうそう。中曽根はそれで首相になれたわけですが、結局、ジョーンズ・ホプキンス大学の系列でもって
   ハーバードのキッシンジャーのゼミに出席して、そこで洗脳されて、原子力の重要性をたたき込まれた。
   帰国後は、彼の伝記を読むと、手柄話として自分が原子力予算をつけたことを書いている。


本澤 そうですね。

藤原 正力がスパイになった同じ時期に、中曽根もアメリカに協力していたことがはっきりする。
   アメリカには外交官になる大学が2つあります。ひとつはジョージタウン大学で、外交官になるための学部がある。
   もうひとつは、ハーバード大学とタフト大学が共同で、外交官になるための大学院大学を持っている。
   そこの大将が日本大使になると予測が流れたジョセフ・ナイ教授です。

本澤 あ~、ジョセフ・ナイ。成る程ねー。

藤原 その事ひとつとっても、日本にはアメリカに対する研究機関がひとつもないから、本当の情報を知る人がいない。

本澤 特にアメリカの情報はまったくないですね。

藤原 アメリカにいる時には、僕もそんなことは書けない(笑)。だから適当にぼかしてヒントだけは書いてるから、
   分かる人には分かるんですが、日本人は自分で考えて絵を作る才能が残念ながらない。
   答を書いてやらない分からないわけですね。
   だから書評で飯を食っている立花隆や佐高信などは、私の本は敬遠して書評しようとしない。
   日本には謀略史観というのがあって、やれロックフェラーがどうだ、フリーメイソンがどうだとか
   出鱈目を書いているのを皆んな読んでいる。やはり自分でフィールドワークをしなければだめだ。

本澤 確かにそうだ。

藤原 取材をして、あるいは事件を知っている人が死ぬまで絶対に話さないというのを聞き出す能力が必要だが、
   そういう能力を持った新聞記者がいない。皆んなサラリーマンだし、下手に書くと消されてしまう。
   しかし、今回出した『生命知の殿堂』は世界で最初のカミトロニクス書籍で、従来の紙の本と電子本を組み合わせて、
   情報を行間と遠近法で読み解くようになっている。だから、パソコンで開くと、
   そういう記事が全部出ており、紙には書けなくても2~3年先には世界中の半分はカミトロニクスになると思う。

稲盛財団が資金を

本澤 今の話と関連すると思うが朝日新聞の阪神襲撃事件で記者が殺されましたよね。
   事件の犯人が「俺がやった」と言って出てきてその後、週刊新潮に2~3回連載された。
   しばらくすると俺が犯人だという人物の核心は、自分は頼まれてやったんだと。
   頼まれた先はCIAであると仄めかすわけですよ。
   そうすると途端に週刊新潮が謝罪文を載せて、その本人は分けの分からない形で死んじゃうわけです。
   僕は完全に消されたと思っているんですが、それで何んとなく、CIAはますます日本では恐怖の対象にされてしまう。

藤原 CIAというのはわれわれ自由人と違って、役人として優秀な人が多く知識を一杯持ってる。
   しかし、実際に自分でフィールドワークしてやっている人は本当に少ない。
   例えば「CIAは何をやったか」を書いたベアーみたいな人物はやはり組織の硬直性に愛想を尽かして辞めている。
   官僚組織と優秀な人とは合わないからですね。官僚組織にいるのは頭が良く日本の役人と同じで、
   退職金を一杯もらい、天下りするという人が多い。
   そのことはさておき、CSISの話に戻すと、例えば、国務長官のヒラリー・クリントンとかブレジンスキーとか、
   あるいは、国防副長官をやったリチャード・アーミテージのように、
   アフガン戦争の時にパキスタンに行き大統領に向かって
   「協力しなければパキスタンを石器時代に戻してしまうぞ」と脅すような、倣慢な奴が集っている。
   ただ、ここで何故、稲盛がCSISに基金を提供して、CSISの中に
   「アブジャイア・イナモリ・リーダーシップ・アカデミー」を作ったことに触れる必要がある。
   アブシャイヤーはCIAと関係の深い諜報の専門家で、レーガン時代にNATOに大使として派遣され、
   ミサイル問題に精通していることで知られている。しかも、
   CSISはナチスの生存圏の思想を作った、ハウスホーファーの思想を米国に輸入する目的で、
   イエズス会のジョージタウン大学に作られたシンクタンクとして、地政学に基づく世界戦略を展開している。
   松下政経塾-稲盛財団-ナチスの親衛隊の思想という、こんな不気味な構図が見え隠れしており、
   ヒムラーが作った親衛隊の組織構成は、イエズス会を手本にしていることは良く知られ、
   近代化がゲシュタポを育てた事実が気がかりです。
   また、ハウスホーファーという人物は、日露戦争の頃に日本に駐在武官として来ているが、
   彼はドイツの地政学者でミュンヘン大学の教授だった。その弟子が副総統になったルドルフ・ヘスであり、
   彼はヒトラーの『わが闘争』の口述筆記をしただけでなく、メッサーシュミットで英国に飛んだ奇妙な行動をしているが、
   ヘスは渾名が「お嬢さん」でホモとして知られている。
   そういう流れを辿っていくと、ナチスの分派が日本に流れてきて、松下政経塾になり、稲盛財団になる。
   こういう大変な状況が起きていることを、日本で書けるジャーナリストがいない。
   日本では松下政経塾の首相が誕生したという程度の扱いだが、これは大変なことなんですよ。

本澤 外交面でも外交戦略面でも当然、影響が出てきますね。

藤原 野田という男が最初に現われてきたが、これからはアメーバーのような奇妙な連中がぞろぞろと現われてくる。

本澤 稲盛がね……。我々には稲盛のイメージは悪くなかったのですがね…。


(一部敬称略・以下次号)


小村 雪岱、三枚目、



「もみじ葉?」です。


こんな没落一途の国と「ブロック経済」、しかも「関税自主権放棄」なのですから、

常軌を逸しておる、気違い沙汰ですよ、

◆http://uskeizai.com/article/234633792.html
アメリカ経済ニュースBlog  2011年11月11日
アメリカ過去最大30億ドルの地方政府 財政破綻

米アラバマ州ジェファーソン郡が、30億ドル(約2300億円)の債務を抱え連邦破産法の適用を申請した。
米国で過去最大の地方政府の破綻となる。(WSJ Japan)

最大の敗者は、ジェファーソン郡の最大の債権者であるJPモルガン・チェース。
これからじわじわと地方政府の破綻が続けば、その影響は金融機関に影響を与える。

これからアメリカの地方政府の破綻が多くみられることになるでしょう。
イタリアやギリシャのように、国や地方政府はいとも簡単に債務を積み上げてしまった。

あまりにも簡単に融資されたので、今となっては膨大な債務が積みあがってしまった。そして、
どの地方政府も、返済が不可能な状態なりはじめているということだ。

たとえ、デフォルトという最悪な事態にならなくても、
地方政府の財政支出は大幅に削られ公務員や公共工事の予算がカットされる緊縮財政が取られる。

これからさらに厳しい不況が訪れる可能性が高い。