ギャラリー酔いどれ

売れない絵描きの世迷い言&作品紹介

ゆく夏にⅤ

2008-08-21 11:00:52 | Weblog
  画は Alfred Sisley 

  アルフレッド・シスレー

  1839-1899 /イギリス(フランスで活動) /

  印象派  作


 「ヴィルヌーヴ=ラ=ガレンヌの橋」です。



☆今日も雨、涼しいというより寒い。

さて、華国鋒死去とのこと、

福田赳夫内閣と1978年に日中平和友好条約を締結したわけです。

◆http://www.melma.com/backnumber_45206_4196373/
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
    平成20年(2008年)8月18日(月曜日)

華国鋒元国務院総理、元軍事委員会主席が危篤
 「共産党は腐りきっている」と批判し続けた骨の髄までの共産主義者
________________________________________________________________

この人の名前を聞くと何故か懐かしい。
華国鋒は毛沢東の庶子。1920年代、
湖南省で農民運動を展開していた毛沢東が「桃」という女性に産ませた。
戸籍上は「蘇祷」と名乗った。
革命成立後、華国鋒は湖南省書記に抜擢され、その後、
同省公安部長を歴任後、中央政界へ。副首相、
軍事委員会主席とトントン拍子に出世してゆく。
周恩来病没直後には首相代行をつとめた。毛沢東の子供ゆえに、である。

歴史的役割は、毛沢東がいまわの際に華を呼んで
「君がやってくれるのなら安心だ」と遺言した
(と言われるが、これは伝説になった)。
華国鋒は直ちに軍をおさえていた葉剣英、党をおさえていた李先念と計り、
四人組を逮捕。
1976年、華政権が成立した。

だが華国鋒政権には「これ」という特色がなかった。
ヴィジョン欠落、戦略性が希薄な人物だからであろう。
まじめな性格らしく謀略に疎く、やがて!)小平に巧妙に利用されて
「使い捨て」られた。

華は舌鋒鋭く共産党幹部を批判することで有名で、
「中国共産党の正当な担い手は農民と労働者ではないか」と言い続けた。

こうも言った。

「権力を掌握した後、いったい中国共産党は何をしたのか。
腐敗、利権、人民への圧政、司法の独断運用、人権無視、
権力の乱用ぶりを目撃していると、嘗ての国民党と同じであり、
現在の国民党のほうはもっと進歩しているではないのか」。

2001年に華国鋒は中国共産党を脱党したと伝えられたが、
昨年の第十七回党大会に人民服で出席し、白髪が注目された。
ヒナ壇中央最後列の右端に座ったのが印象的だった。

この第十七回共産党大会で「次期総書記」と目される男が最終日に登場する。
習近平である。それを事前に知っていたら華はなんと言っただろう?
習はところで、七月初旬に香港を訪問したが、驚き桃の木は、
香港政庁がこの人物を胡錦濤よりも上位に扱ったことだ。
香港ワンチャイの豪華ホテルを貸し切りとして一般客を閉め出したのだ。
警備も胡錦濤のときより厳重にして次期指導者にごまをすった。

華国鋒は次の発言をしているという。 
「いまの共産党は腐れ切っている。利権をむさぼるだけの政党に成り下がって、
その改革も出来ない胡錦濤よ、権力を手放して党から去れ、
と書簡を送ったとされる」(博訊新聞網、8月17日付け)。

重病説が14日から飛び交い、華国鋒は北京医院に入院。危篤という。
懐かしき人物を思い出した。

(註 桃は女偏。「蘇祷」の祷は「金」編です)



日中国交回復で日本に利益がありましたかね?

支那には画期的な利益をもたらしました、政経ともに。

当時は凄まじいマスコミ等の工作一色でした、国交回復の大合唱。

まんまと嵌められましたね、近年はかなり洗脳は醒めてはきましたが。

「疫病神」です、油断は禁物。後ろ手に刃物ですよw

◆http://d.hatena.ne.jp/satoumamoru/
2008/09/19
領土保全は防衛の第一歩

<略>

大東亜戦争の敗因は、大まかに言えば「航空戦力」と
「海軍戦力」の喪失により、
制空、制海権を失ったからであり、
その結果沖縄はじめ島嶼防衛の任についていた陸軍は
玉砕を強いられた、といっても過言ではない。

「日本防衛の基本は『日本の海』を守ることにあり、
それには海域を守るだけでなく、その上空、
何よりも世界第6位の海域の根拠となる島嶼、
簡単に言えば離れ島の防衛である」

「陸上部隊の数を大幅に減らし、北海道中心の部隊配置を改めて、
陸上部隊を離島に配備するとともに、小規模でも海上・航空の部隊と
統合作戦出来る機動力のある部隊を編成する必要がある。
何よりも隣国に気兼ねすることなく、周辺海域とその上空を防衛する
海上戦力と防空戦力の思い切った拡充を断行する決断が
日本政府の喫緊の課題である。敵が上陸してきた時では遅いのだ」
と平松氏は力説した。

グルジアは陸続きだったから、ロシア軍の戦車が侵攻してきて
グルジア国土を蹂躙した。島国・日本の場合は、
国内に潜伏する「外国勢力」の一斉蜂起や、それに賛同する親○○派などは、
警察と陸軍部隊の対象であろうが、国土を侵略してくる戦力は、
平松氏が言うとおり、空軍力と海軍力であろう。
台湾防衛に関して台湾高官と侃々諤々の討論を重ねたのもそこにあった。

沖縄勤務時代、各種の図上演習や実動演習を実施したが、
「沖縄本島を除いて、それらの島嶼に自衛隊の実働部隊は駐屯していない
(平松氏)」ので、戦力運用に苦労したものだが、
島嶼防衛上戦力を発揮すべき空軍・海軍力の基盤の防衛には、
やはり陸軍は必要である。

平松氏は「陸上部隊の数を大幅に減らして」と書いたがそれは無用で、
むしろ空自と海自の戦力を増強すべきである。
現役、予備役を含めた総兵力と総人口の比率は、ロシアが14・8%、
韓国が10・6%、中国、インドが0・2%、米国は0・8%だが、
我が国は”中国並み”の0・2%にも満たない人的戦力である。
平和国家日本では「軍拡」が不可能であるというのならば、少なくとも、
陸自部隊を削減した分を海・空自に転用する、つまり、
その昔陸自のナイキ部隊が空自に編成替えになったように、
茶色の制服を「黒か空色に」着替えるほうが良い。ただでさえ、
24万の制服組だけでこの国を守ることは困難なのだから・・・。

◆http://www.n-shingo.com/cgibin/msgboard/msgboard.cgi
眞悟の時事通信
ここ数日のこと、そして心にしみて感謝していること

<略>
十九日は、衆議院安全保障委員会による対馬視察に参加した。
対馬は、日本の国境防衛の最前線である。
政治がこの防衛に関心を持つのは当たり前である。

<略>

とは言え、海洋国家日本における国境の島防衛のモデルとなるべき対馬には、
「ヘリや艦艇という移動手段のない陸上自衛隊対馬警備隊」と
「船のない海上自衛隊対馬防備隊」と「飛行機のない航空自衛隊基地」がある。
このことは視察参加委員全員の印象に残ったであろう。

特に、対馬という国境の島において、
船のない海上自衛隊基地があるということは、
日本は「平和ぼけ」で国家防衛の戦略はありませんと
周辺国に先行自白しているようなものである。国益上ゆゆしき状況である。

<略>


対米追従・外交丸投げの弊害がむきだしです。

「死神」の親分がいよ々御臨終?

◆http://blog.livedoor.jp/nevada_report/
2008年08月21日
金融危機情報(もはやとまらない暴落)

フレディマック -22.06%(終値 $ 3.25)
ファニーマエ  -26.79%(終値 $ 4.40)

この2社はいまや日々20%を超える暴落を演じており、
しかも出来高は2社とも2億株を超えており、
物凄い売り物が殺到していることが分かります。

冗談半分で毎日20%以上下がっていけば4日間で100%安となる
と話していたここともありますが、
いまやこの冗談が冗談と取られなくなってきています。

もはやこの2社は金融株としての【信用】はなくなってきており、
このままいけば500兆円以上の債券が事実上の紙切れになりかねない
事態に陥ってきています。

また、【リーマン】が50億ドルもの資金調達に失敗したとも言われており、
金融市場ではこの金曜日には何かが起こるのではないか、
という噂がくすぶっています。

いまや、金融市場は何が起こっても不思議ではない状況になりつつあります。



そんな断末魔の「死神」様にいつまで御奉公するつもりかね?

◆http://www.amakiblog.com/archives/2008/08/20/#001088
2008年08月20日
新テロ給油法延長問題に頭を悩ます自民、公明、民主、各党

福田首相は18日の政府・与党連絡会議で、
インド洋での給油活動が非常に大事だとして、
新テロ給油法の延長にあらためて意欲を示した。

私は19日の各紙に報じられた福田首相のこの言葉を知って、
やはり福田首相も対米追従を最優先する凡庸な自民党政治家だと思った。

同時にまた、いい度胸だ、と思った。

なぜならば、新テロ給油法の延長にこだわることは
政権延命のためには決して得策ではないからだ。

インド洋への給油を始めた頃と今とでは
その必要性に対する説得力はまったく違う。

「テロとの戦い」は国際貢献だ、と繰り返す政府の叫びとは裏腹に、
イラクからアフガン、パキスタンへと
戦場が移動しつつある「テロとの戦い」は、
もはや完全に米国とイスラム原理主義との戦いになりつつある。

イランと米国、イスラエルの戦いに至っては、
戦いそのものが世界を不幸にする。そんな戦いは、
協力するどころか、阻止しなければならない無謀な戦いだ。

おまけに、ガソリン価格の高騰で国民は悲鳴を上げている。
米国の戦争に協力するよりも国民生活を優先しろ、という声は、
誰が聞いてももっともだ。

国民生活優先、消費者保護を掲げているのは福田政治ではなかったか。

そう考えていくと、この新テロ給油法の延長問題は、
福田首相にとってまことに頭が痛い問題である。

ところが、頭が痛いのは福田自民党だけではない。公明党は、まさしく今、
「生活優先の党、平和の党」なのか、とその真贋を問われている。

ただでさえ矢野元委員長弾圧問題、
政教一致違憲問題を追及されようとしている公明党、創価学会である。

ここで参院野党が否決した新テロ給油法延長をまた強行再可決する
自民党に同調すれば、今度こそ公明党は平和の党を捨て去ることになる。

すでに公明党は、ブッシュの侵略戦争に加担し続けてきた。
その烙印が公明党、創価学会に与えた影響は大きかったと思う。
再び自民党と一緒になって新テロ給油法延長に賛成するようなことになれば、
こんどこそ致命的となろう。

ところが、笑い話のようであるが、自公を追い詰める立場に立っている
野党第一党の民主党も、この新テロ給油法の扱いに頭を痛めているのだ。

審議拒否ばかりを繰り返していては国民にそっぽを向けられるとばかり、
民主党は今度の臨時国会では、中国ギョーザ問題や消費者庁設置問題などで
審議や対案で応じる戦法に切り替えるという。

ところがこのインド洋給油問題についてだけは審議拒否を貫くというのだ。

なぜか。

それは安全保障問題、対米外交については、
民主党の亀裂は埋まるどころかますます分裂、迷走しつつあるからだ。

審議に応じたり、対案を出そうとすれば、
たちまちその矛盾が露見し党が解体するからだ。

党首の小沢氏自身が、国連決議最優先主義という奇妙な持論を展開した。
つつかれれば憲法9条違反である。
 
だから下手に審議するよりも、反対を叫んでいるだけのほうが楽なのだ。

けだし安保政策は民主党の最大の弱点なのである。

世界からみたらおよそどうでもいい、この新テロ給油法延長問題が、
日本国内では最大の政争、政局になっているところに、
この国の政治のピントハズレぶりがある。

ついに自民党内部の中で、新テロ給油法の延長が危うくなれば解散・総選挙だ
(中川秀直元幹事長)などと、いう発言まで飛び出した。

どこまでズレていくのだろうかと思う。



時代の大きな潮目にきているわけです。

大混乱目前でしょうね。 米帝、支那の崩壊が迫っている。

とりあへず、よりましな政権を構築するしかないわけです。

危機管理が出来る体制へ。 自公では無理です。