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NHK記者主幹 大越健介氏により演題「何も知らない自分を知る」にてお話を聴いた。

2019年07月01日 06時51分02秒 | こころに響く話、気になる言葉

日本産業カウンセラー協会 全国研究大会in神奈川が先月6月8日、9日おこなわれ参加した。初日の基調講演で、NHK記者主幹 大越健介氏により演題「何も知らない自分を知る」にてお話を聴いた。

大越健介氏は、現在サンデースポーツ2020のキャスターを務めている。一方、東大野球部でピッチャーを務めていた氏は初めての東大野球部より日本代表に選ばれ、後の大リーグホームラン王マーク・マグアイアをレフト前ヒットに「抑えた」ことが自慢と紹介されている。

大越氏によると、報道人として政治から文化、スポーツまで全てに長けることはできない。何も知らない自分を知るところから、この世界にすんなり入ることができた。妙にわけ知り顔で取材対象の前を素通りするのではなく、ちゃんとひっかかるべき所にひっかかり、愚直に問いを発することが大事だと思うようになったという。

たとえば、ひきこもりと呼ばれる人達。孤立する社会の中、その人にとっては自宅こそが「安住の地」であるのかも知れない。人を「ひきこもり」という記号で見ない。そう記号化した時点で、知ったつもり、思考停止状態となる。人には多様性がある。そこからの想像力、自分の中の余白を持つことが大切ではないか。

つまり、自分は無知であると自覚し続けること。分かったふりをしないこと。それは報道の仕事のみならず、人生全般にとっても大事なことではないかと。

大越氏は日本女子ソフトボールの取材をするにあたり、ピッチャーの投げた球を実際に受けて体感するという。女子ソフトボールの最速は北京オリンピック金メダリスト上野投手。この121㎞というスピードは体感速度でいうと、160㎞以上とも言われている。いくら野球の経験があると行っても、58歳の身には厳しいのではと思う。

氏の発言を想像すると、そのスピードを体感することで何かと感じるだろう。早いスピードを体感することで、選手達との会話も弾むだろう。

野球を知っている、さまざまなスポーツを知っている。そこで終わらせるのはなく、相手の懐にはいっていくことで視聴者と共有できる番組をつくりたいではないか、氏の本気さを感じるともに、等身大の仕事人としての志を垣間見た思いである。

スマホなどで簡単に情報が検索でき、簡単に答えが手に入る時代だからこそ、体感する、わかったつもりにならないこと、立ち止まって考えることが大切ではないか。それがこの講演を聴いて学んだことである。


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