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これからの生き方、働き方を考える。(WE10)

2021年02月14日 07時16分27秒 | キャリアコンサルタント
これからの生き方、働き方を考える。



(データから見るいま)
■出生率:1949年:269万人、1973年:209万人、2020年:84.7万人
■100歳以上の人口:1963年:153人 2020年:80,450人
■医療費:60-64歳 平均18万円、65歳~ 平均72万円

少子高齢化、年齢を重ねるごとに医療費も増えていきますね(-_-)

ベストセラーになったリンダグラッドンの『ライフシフト100年時代の人生戦略』(東洋経済新報社、2016年)の中で、リンダ・グラットンとアンドリュー・スコットは、100年人生を生き抜くために無形の資産を身に付けることを勧めています。

それは
(1)生産性資産:仕事の生産性を高め所得を増やすのに役立つスキルと知識
(2)活力資産:肉体的・精神的健康的な家族関係
(3)変身資産:変化に対応できる柔軟な態度と人的ネットワークの三つで、言い換えれば、稼ぐ力、生きる力、変わる力だと言えます。

不確実性に富んだ時代に、長期化した人生を安心して幸せに暮らすには、変化する状況に適応する能力を身に付けなければならないのですね。

仕事にエンゲイジするには、ある程度長期的な目標を立てることが大事です。たとえば、車の運転ではカーナビで行き先を指定しないと、ルートを見つけることはできません。行き先が決まって、初めてルートと所要時間を計算することができます。

運転するときも、目の前の景色だけを見ていると車の動きは安定しません。遠くと近くの両方を見ないと車の動きは安定しないのです。この会社でこんな仕事や役割を担ってみたい、あんな先輩になりたい・・・など、目標を持つことが大切です。